”月”を使ったスペイン語の表現

今日からいよいよ9月。空が特に美しく晴れ渡って住んで見えるのが9月中旬から10月上旬といわれ”十五夜”のお月見もこの時期ですね。
”月が一年で一番美しい季節にちなんで、スペイン語で”月(Luna)”をつかった表現をまとめてみました。
ぜひ、お月見しながら覚えてしまってください^^

■ Estar en la luna
直訳すると”月にいる”、となりますが、実際に月にいるわけではなく、(対象となる人物が)”ぼーっとしている、あるいは他の事を考えていたりして気持ちがその場所にない状態”を表します。

たとえば、家を出てからしばらくして他の事に気を取られていて鍵をかけたかどうか覚えていないので、すぐに確認して戻ったときは家をでたとき”Estaba en la luna”といえます。
また質問をされたけれど、他の事をかんがえていて質問が理解できないときも”Esta en la luna”の状態です。
同じ意味の表現に”Estar despistado”カジュアルな口語表現だと”Estar empanado”があります。

■ Perdir la luna
“月を頼む、オ-ダ-する”。ピザや値は張りますが、車でも、オ-ダ-しで代金を払えば調達可能です。ただ”月”はいくらお金をはらったところで調達してもらうことは不可能です。このことから”手に入れることが不可能なもの”を意味します。
特に恋愛関係でよく使われる表現で、片方が相手に無理なお願いばかりするようなときに”le está pidiendo la luna”といわれることが多いです。

■ Quedarse a la luna de Valencia
”バレンシアの月とともに過ごす”聞いただけだと全くなにを意味するのか分からない表現ですが、”期待していたものが、達成できなかった/手に入らなかった”ことを意味します。
なぜバレンシアの月なのか、は歴史に基づいているようです。中世のころバレンシアの町は塀で囲まれていて、塀のドアは決まった時間に閉じられていました。なので、ドアが閉まる時間に間に合わなかった住人は家に戻ることができず月明かりとともに夜を過ごす羽目になります。”入れると思っていたけれど、間に合わなくては入れなかった”ことから”月と夜を過ごすことになった”から由来して”期待したものが達成できなかった”という表現になりました。

■ estar de buena luna/estar de mala luna
毎日満ち欠けをし、変化が激しい月の様子は、変わりやすい人間の感情と共通する点があると、きっと誰かがおもいついて出来上がった表現が”estar de buena luna/estar de mala luna”です。”Esta de buena luna”は”機嫌が良い状態”(同意語は”Estar de buen humor”
”Estar de mala luna”は”機嫌が悪い状態”(同意語は”Estar de mal humor”となります)

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スペイン語学習を加速するちょっとしたコツ

巷には”毎日30分聞き流すだけで話せるようになる…”とか”3週間でペラペラに話せるようになる”といった
”努力をせずに語学を習得できる”ことを謳った方法もいろいろあるようですが・・・。

(毎日聞いていれば聞き取りはできるようになるかも知れません、ただ”聞く”能力と”話す”能力”は別なので聞いているだけでは絶対話せるようになりません。なぜなら、私自身が毎日カタラン語を耳にする環境に置かれていて理解はできるようになったものの、話すことを練習していないので13年間たっても全く話せないからです。)

モチベーションを落とす言い方になってしまうかも知れませんが(ウソはつきたくないので)やはり、”使えるレベル”のスペイン語会話を習得したいと思うのであれば日々の学習と練習は必須です。語学の習得はよほど語学習得能力に長けている人以外はコツコツ”積み重ね”以外の方法ではあり得ません。
ただ、”積み重ね方”も”効率のよい”方法はもちろん存在しますので”スペイン語の習得”の速度を少し上げてくれる方法をいくつか紹介させていただきますね。

■ スペイン語の単語を覚えるときのコツ

私たちの脳はひとつのことを覚えるよりも、均一性(共通点)を持った5-7つの事を覚える方が効率よくできるそうです。
なので単語を覚える際、分類してグループ分けをしてみましょう。

たとえば”Profession(職業)”
-Camarero/Camarera(ウェイター/ウェイトレス)
-Profesor/Profesora(教師)
-Medico/Medica(医師)
-Abogado/Abogada(弁護士)
-Secretario/Secretaria(秘書)
-Cocinero/Cocinera(調理人)

といった感じで一つのテーマを決め、単語のグループを作ります。
一単語を覚えるのにかける時間は45秒から一分。少し休んでから次のグループへ。一日に覚えようとする適切な単語の数は35から40だそうです。

■ スペイン語の単語を覚えるコツ2

”絵””イラスト”を使って覚えると、頭に入りやすいです。なぜなら日本語を介せずイラストを認識することでダイレクトにスペイン語が頭に入ってくるからです。
少し古いテキストではあるのですが、イラストでスペイン語単語が覚えられる参考書などもあるので一冊持っておくと便利です。(改訂版がでることを祈りつつ・・)

いっそイラストスペイン語

■ 単語を覚えるコツ3

まずポストイットを用意します。ポストイットの表面に覚えたい単語の説明を書き、裏面に単語を書いておきます。そのポストイットを目に付きやすい場所たとえばスマホケースの上などにはっておき、みるたびに単語を思い出そうとしてみてください。一日の終わりには、きっと単語が頭に入っているはずです。”コツ1”と合わせていくつかの単語でやってみると効果的です。

■ スペイン語の動詞をマスターするコツ

単語を覚えるコツ1と少し共通する部分もありますが、動詞を一つ一つ覚える代わりに、反対の意味の動詞をセットにして覚えると覚えやすくなります。たとえば
-ir / Venir (行く/来る)
-buscar/ Encontrar (探す/見つかる)
-Subir/Bajar(のぼる/降りる)
-Encender/ Apagar(電気をつける/消す)
などです。新しい動詞に遭遇したらその逆の意味を持つ動詞を探して一緒に覚えてしまいましょう。

■ スペイン語の動詞をマスターするコツ2

不規則動詞を除き、動詞の活用はある一定の規則があります。たとえば一人称(Yo)に続く動詞は”O”で終わることが多いです。
Yo camino(私はあるく)/Leo(読む)/Como(たべる)など。規則性にもいくつか種類があります。まずは規則性を持った動詞からマスターしてしまいましょう。スペイン語にははっきりいって不規則動詞が多すぎるのですが(苦笑)これはネイティブですら間違えることもあるので焦らずその都度覚えていけばよいです。まずは規則のある動詞からマスターして”動詞の活用”に免疫ができると不規則動詞も頭に入りやすくなります。

■ スペイン語の読解力を上げるコツ

スペイン語の文章を読んだ際に必ず¿Quién?(誰が) /¿Dónde? (どこで)/¿Cuándo?(いつ) /¿Qué? (何をしたか)の要点を自分なりにまとめる癖をつけること。とくにDELEを受験なさる方の読解の訓練にはぴったりです

以前紹介させていただいた”スペイン語の習得を確実に加速する、最強の独学方法”を合わせると学習も大幅スピードアップ!?
ぜひお試しください!^_-☆

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スペイン料理についての7つの誤解

日本でも、以前に比べるとスペイン料理を食べられる場所が増えているようで、ところどころに”バル”の表示をみかけるので
スペイン料理も市民権を得てきているようでうれしく思います。
その反面、スペイン料理やスペインの食習慣に関しての実際とは違うステレオタイプもあるようで、いろいろなところで耳にする
”スペイン料理に関する7つの誤解”をまとめてみました。

1.”タパス”は”料理の一種”である
レストランの表示にも”タパスレストラン”と使われることが多いので誤解されがちではあるのですが、”タパス”は”料理の種類”(たとえば、カタルーニャ料理、魚料理…など)ではなくてどちらかといえば”料理の量”を意味します。
もともと”タパス”が意味するのは魚、肉、パスタ…どんなお料理でも、飲み物と一緒に出てくる小皿料理のことです。(アンダルシア地方などでは飲み物を頼むと”おまけ”として一品タパスがついてきます。)

2.パエリアはスペインを代表する食べ物である。
パエリアは”バレンシア地方”の郷土料理です。もちろんスペインのどの地方でも食べることはできますが、元祖の”バレンシア風パエリア”は魚介類が使われていません。

ではスペインを代表する食べ物は?”トルティーヤデパタタ(スパニッシュオムレツ)”です。トルティーヤ デ パタタは、マドリッドでもバルセロナでもセビリアでも作り方は同じ。全てのスペイン人が子供のころから親しんでいるスペインの”国民食”です。

3.スペイン人はランチでいつもアルコールを飲む
ランチセットにワインやビールなどのアルコールがついてくるので、”スペイン人は普段からランチの時もアルコールを飲んでいる”と
のステレオタイプもあるようですが・・・。もちろん、平日でもランチのときにワインを飲む人やビールを飲む人もいますが(そして午後に通常通り仕事をしていれば、そのことで特に仕事に戻った際にとがめられることはありません。)ほとんどの人が水やその他の清涼飲料を飲んでいるのが普通です。金曜(スペインの会社は金曜は午前中で終わることが多いです)やバケーション中は例外でお昼からアルコールとともにゆっくりランチの時間を取る場合が多いようです。(やっぱりアルコール好きなのですね…^^)

4.スペイン人はサングリア好き。
スペインで一番飲まれているアルコール飲料はワインとビールです。もちろんサングリアは’観光客専用の飲み物”というわけではなくスペイン人も時々飲むことはありますが、スペインでは必ずしも人気のあるのみものではありません。実際のところ、ジントニックのほうがサングリアより人気があるほどです。
スペインの”十八番”的なのみものといえばやはりcañas(一気に飲み干せるぐらいのグラスに入ったビール)かワインです。

5.昼食は長い時間をかけてたくさん食べる。
スペインに来られた方は”Menu del dia(本日の定食)”の量の多さに驚かれた方もいらっしゃるかも知れません…。実際のところ週末はゆっくり(2-3時間)かけてたっぷりの昼ごはんを食べる習慣はまだまだ残っていますが、平日においてはかつての長い昼休みの習慣は急速になくなってきています。サンドイッチを軽く食べて一時間で仕事に戻る、という日本でよく見られるような昼食スタイルもだんだん増えてきているようです。

6.スペイン料理はスパイシー?
”スペイン語つながり”で”スペイン”と”メキシコ”がよくごちゃまぜにされるようで…。バルセロナのおみやげ屋さんでもよくメキシコのマリアッチがかぶっているカラフルな帽子を売っているのを見かけます(し、実際にかぶってい歩いている観光客もみかけます^^;)
が、ほとんどのスペイン人はあまり辛いものがすきではありません。スペイン料理で唯一辛いものといえば”ときどき辛いししとうが混ざっている”Pimientos de Padrón”(ししとうの唐揚げ)のみです。

7.スペイン料理はヘルシーな地中海料理
スペイン料理はオリーブオイルを多用し、農業大国なので常に新鮮な素材で調理されているのことは事実ですが…。
一般的に揚げ物が多かったり、高カロリーな煮込み料理もたくさんあるので必ずしもヘルシーかどうかは疑問符がつきます。
ただ素材に恵まれているので食文化が豊かで、それぞれの地域がその土地の郷土料理にとても誇りをもっているので、”スペイン料理を食すること”が訪れる人にとって旅の醍醐味になっていることは間違いない事実です。(ただくれぐれも食べ過ぎには注意…してください)

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”使えるスペイン語習得”のコツ:あなたのスペイン語学習それで大丈夫?

年の初めからスペイン語学習を始めた方はそろそろ手ごたえを感じ始めている頃かとおもいます。
ただなんとなく”全く上達していない”ような気がする場合、
使用しているテキストや学習法を見直してみる必要アリ、かもしれません。

私自身、日本でもスペインでも幾度となく”挫折してはやり直し”を繰り返しスペイン語を習得したので
経験をもとに”スペイン語学習チェックリスト”を作成してみました。
少しでも参考になれば幸いです。

■ 自分のレベルにあったテキストを使用していますか?
全くゼロから継続してスペイン語を学習なさっている方にはあてはまりませんが、
スペイン語を以前勉強したことがあって、またあらためて取り掛かってみようと学習を始められる方は
現在のレベルに見合っていないテキストを選んでしまい、難しすぎるように感じられて学習が続かないことも。
できればスペイン語の知識を持っている人にレベルチェックをしてもらうのが理想的ですが、周囲にアドバイス
ができる人がいない場合は、”少し易しすぎるかな”と感じられるくらいのレベルのテキストから始めると
徐々に自信もつき、忘れていた単語や文法も学習が進むにつれて思い出すことができるのでお勧めです。

■ 問題集のついたテキストを選んでいますか?
文法解説書やフレーズ集、ハウツー本を読みあさるのもいいですが、”スペイン語力アップ”に効果があるのは
自分で手と頭を動かサなければいけない”問題集”です。
読み物系の参考書は、圧倒的に読みやすいので目を通すと勉強をした気になってしまいますし、必ずしも目を通すことは無駄ではありませんが、それらの本で身につけた知識を問題集などで試してみないことには”勉強のふり”で終わってしまいます。

■ 学習時間は少なくとも30分は確保していますか?
語学習得のためには”短時間でもいいから毎日コツコツ勉強をする”ことは必須です。ただ”短時間”といってもはっきり言って10分や20分では短すぎます。確かにそれぞれ忙しい毎日を送っていらっしゃるとは思いますが、勉強の為の30分を確保できないほど優先順位が低いのであれば”スペイン語習得”の目標達成はほぼ不可能に等しいといわざるを得ません。(スペイン語を身につけたいなら、という前提です。たまに気分転換のために習っているというのであればこれは当てはまりません。)

■ 時間があるときにまとめて勉強しようと思っていませんか?
”覚える”ためには週末にまとめてやるよりも毎日30分やっているほうが効率が断然よいです。たくさんに学んだことを一度に覚えることは不可能ですし、毎日継続することによって忘れにくくなるからです。働いていたりすると平日は時間がとりにくく、週末に後回しになりがちですが、学習の効率を考えるのであれば毎日30分(可能であれば一時間)継続するべきです。

■ ひとりで頑張ろうと思っていませんか?
”継続して学習する”ことはそれだけでもモチベーションを維持するのが困難です。
行き詰った時に質問したり、上達を励ましてくれる講師や仲間がいるとモチベーションの維持がしやすいです。
スペイン語は比較的学習者が多くないので、なかなかスペイン語を勉強する仲間を見つけることはむずかしいかも知れませんが
ペースメーカーとしてレッスンに通うことは、随時客観的に自分のレベル確認もできまたモチベーションアップに効果的です。

■ 文法の勉強ばかりやっていませんか?
私たちのほとんどが”文法に重点を置いた英語学習”を義務教育で受けたことが原因かとは思うのですが、
”文法”にこだわりが多い学習者の方が意外と多い気がします。
ただ実際にスペイン語を使う場面においては、”文法用語”を知っていることは何の役にも立ちません。
重要なのは”文法事項が実際に使える形で頭にはいっているか”です。

”学習そのものが好き”という方を除いては(笑)
”スペイン語をいつか使えるようになる”ことを目指して学習していらっしゃると思うので、
目標達成のために無駄な遠回りをしていないか、チェックの目安としてお使いください。^^

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スペイン語レベルアップ実践法(2):一人でもできる”スペイン語実践”

文法などをテキストやレッスンで学んで、暗記して…一通りマスターしたら
次は”実際に使ってみる”。自分の頭で考え、応用を利かせて使ってみることによって本当の意味で”習得”することができます。

”実際にスペイン語を使ってみる”となると会話の相手なしではできないのでは?と思いがちですし、
特に日本でくらしていると、レッスン以外でスペイン語を使う機会はほとんどないというのが現状だと思います。

”学んだこと”に応用を利かせるの方法として、お手軽にできて手っ取り早いのが”問題集を解く”。
独学でできますし、自身の“弱点”もわかり学習の指針が得られます。

当レッスンで使用しているテキストにももろん、別冊で問題集があり
レッスンに合わせてそちらを使うのもよいですが、

日本語での解説のある問題集も下記のように色々出ているようです。

■ スペイン語力養成ドリル2000題
http://amzn.to/2ohbu2G

なんといっても圧倒的に問題数が多いです。2000問。
初心者から中級者向け。スペイン語を始めたばかりの人は学んだ項目の練習・習得用に、中級者にとっては復習と弱点の把握に役立つ一冊です。

■ 極める! スペイン語の接続法ドリル
多くのスペイン語学習者を挫折へと導く(笑)”接続法(Sujuntivo)”のみを扱った問題集。
”習うより慣れろ”的な構成で日本語訳はついていませんが、圧倒的な問題稜と豊富な例文でこの一冊をこなし終えると確実にスペイン語をレベルアップした実感が得られることは間違いなしです。

■ CDブック 基礎徹底マスター! スペイン語練習ドリル

まずは文法事項を学習してから、確認のために練習問題を解くというスタイルのドリルです。入門、初心者の基礎固めに向いているドリルです。会話のリスニング問題を収録したCDもついているのでリスニングアップにも。
問題集の中では比較的取り組みやすい部類の一冊です。

■ こんなとき、どう言う? スペイン語表現力トレーニング (NHK出版CDブック)
http://amzn.to/2nzyg8X

”既成のフレーズを覚える”のではなく、これまでの学習で習得した単語や文法を使っていいたいことを伝える”表現力”を鍛えることに重点を置いた問題集です。なのである程度スペイン語の基礎固めができているレベルの方向きではあります。練習用のCDもついており実際に”口に出して表現する”練習ができるものポイントです。

どのテキストも”独学”のよきお伴としてスペイン語のレベルアップをしっかりサポートしてくれるものばかりです。
それぞれのレベルに合わせて、”倣うより慣れろ”、レッスンで学んだことをアウトプットする機会して活用してみてください!

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”スペインの最も美しい村”2017年に選ばれたのは…

世界遺産の数ではイタリア、中国につぎ世界第三位のスペイン。
とくに文化遺産に恵まれ、大都市を訪れると必ずいくつかの世界遺産に遭遇します。

そして”世界遺産に登録”までとはいかなくとも、大都市の周辺には
スペインらしさであふれた小さな美しい村がいたるところに点在しています。

そんな”まだ知られていないスペインの美しい村”の魅力を伝えるために設立されたのが
”Los pueblos más bonitos de España”協会です。

文化と歴史そして自然の美しさにあふれた”スペインが誇るべき最も美しい村”の認定
そして認知促進を行っています。

”最も美しい村”の基準は
– 人口が15000人以下であること。
– 建築あるいは自然遺産を保有していること

この基準を満たしたうえで、協会の専門家たちが村を訪れ認定許可の判断を下します。
現在”スペインの最も美しい村”として登録されているのはわずか44の村のみ。

そして2017年、あらたに13の”最も美しい村”がリストに追加される予定です。
そのうち6つほど、スペインの代表的な都市から比較的足を運びやすい村をピックアップしてみました。

ぜひ、スペインを訪れた際には旅のルートに加えてみてください!

Chinchón,(マドリッド)
マドリッドから44キロ離れたところにある小さな村。15世紀から17世紀にかけて建設された木造のギャラリーハウスに囲まれたPlaza Mayor(中央広場)が特徴的な美しい村です。

Capileira, (アンダルシア、グラナダ)
スペインで最も有名なスキーリゾート”Sierra Nevada”のおひざ元にある人口約550人の小さな白い村。アンダルシアに特徴的な白い家と細い路地がめぐる美しい村です。グラナダから一日3便バスが出ています。

Puebla de Sanabria, (カスティーリャ・レオン、サモラ)
ポルトガル、ガリシア、レオンの3つの地区の境界線近くに位置する豊かな自然に恵まれた村。山がちな地形であることから独特の文化を発達させその影響が色濃く残っています。

Villanueva de los Infantes(カスティーリャ・ラ・マンチャ、シウダ・レアル)
ミゲルセルバンテスの”ドンキホーテ”の故郷であるとされ(この”故郷に関しては諸説あり、有力な候補の一つだそうです)最初のフレーズ”. “ ラマンチャ州のどこか、名前すら覚えようとしなかったとある場所…”の”とある場所”とされる村です。

Fornalutx, Mallorca, Balaeric Islands
地中海・バレアレス諸島マヨルカにの山間部にある村。赤っぽい色の石畳で覆われ、ほとんどの家の窓は緑色にペイントされた
”古き良きヨーロッパの田舎町”を連想させてくれる美しい町です。村はオレンジ、レモンの木が至るところに植えられ、山側には1000年を超えるオリーブの森林も残っているそうです。

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ガチで比較!スペイン語個人、グループレッスン独学…一番適した学習法とそれぞれのデメリット克服方法

スペイン語を学ぼう!そう思い立った時まず迷うのが“どの学習法を選ぶか”
昨今では個人レッスンでもグループレッスンでも、無料あるいは通常よりは安い値段で
お試しレッスンを受講することがほとんどの場合可能なので、どのレッスンを受けるかを決める前にまずは試してみることをお勧めします。ただ、一度の体験レッスンでは判断しきれない部分もあるかと思いますので、それぞれの学習方法について、メリット、デメリット、どんな人に向いているか、そしてデメリットの克服方法を思いつく限り(笑)あげてみました。

■ 個人レッスン
メリット
ほとんどの場合時間が選べる
講師を選ぶことができ、講師を変えることが比較的容易。
場所の融通がきくことが多い(オンラインの場合以外でも、個人レッスンだと講師がレッスンの場所の融通を利かせてくれる場合が多いです。)
自分のペースで学習を進められるので効率よく上達できる。
実際に話す量が多い

デメリット
料金は比較的高い
一人なのでモチベーションを維持するのが難しくなる場合がある

こんな人向き
仕事などの都合で自由になる時間が限られがち
スペイン語を早く身につける必要がある
他人と自分を比較してしまう傾向があるので自分のペースでやりたい。

デメリットの克服法
一人で学習していて”モチベーションを維持するのが難しい”と感じられるときは、フェイスブックなどソーシャルメディアのスペイン語学習のグループに入るのも一つの方法です。同じようにスペイン語を学習している人たちと意見を交わすことができやる気の維持に役立ちます。
また料金に関しては確かに個人レッスンのほうが一回一回高い傾向にありますが、グループレッスンに比べ効率よく学ぶことができる傾向があるため”スペイン語習得にかかる投資のトータル”と考えた場合には総合的にみると安くつく場合もあります。

■ グループレッスン
メリット
料金は比較的安い
グループなのでお互いに励まし合うことができモチベーションを維持しやすい
レッスン外でもグループのメンバー同士で会話の練習ができる

デメリット
時間が選べない
講師が選べずいったんコースが始まると通常は講師を変えることができない。
レッスンの進み具合がグループのメンバーに大きく左右される
実際に話す量は少ない。

こんな人向き
グループ内でも積極的に発言ができる
上達を特に急いでいない
比較的時間に融通がきく
一人だと挫折してしまいそうだと感じる

デメリットの克服法
比較的時間に融通が利くのであれば、行動範囲を広げ色々な語学学校を当たってみて、”自分にあった学校/講師”を納得がいくまで探してみることをお勧めします。またせっかくグループで勉強する機会があるので、”グループ内ではスペイン語で会話する”などレッスン外でもスペイン語を使う機会を設けると、グループレッスンのデメリットである”一人一人のスペイン語の会話の量の少なさ”を補足することが可能となります。

■ 独学
メリット
自分のペースで学習できる
無料あるいは低価格の教材がそろっている。

デメリット
学習の継続・ペースの維持が難しい
上達しているのかしていないのか判断できない
会話の練習をするのが難しい

こんな人向き
スペイン語を習得するにあたって明確な目的と期限がある
絶対”スペイン語を習得する”という強い意志がある
暗記などの地道な作業が苦にならない

デメリットの克服法
“独学”でのの語学の習得は3つの中で最も困難な方法かと思います。(個人的にはスペイン語以外にもその他の言語でも何度もチャレンジしましたが未だに成功したことがありません…^^;
“会話の練習”は独学ではほぼ不可能なので”会話の習得”を目指すのであれば、スペイン語圏に居住するという方法を除いて、レッスンの受講が必須となってきます。(あるいはどうしても無料や格安にこだわるというのであれば“ラングエージエクスチェンジという方法もありますが、相手は語学講師ではないのであくまで”会話することになれるための練習”となることが多いです。)

■ 結論
短期間で結果を求めるならやはり一番適しているのは”個人レッスン”です。
グループレッスンは、”楽しくゆっくり同じ目的をもったひとたちと学びたい”人向けなのでやはり”スペイン語習得の効率”という点では一般的に個人レッスンよりは劣る傾向があります。
”強い意志”に自信があるのであれば”独学”が一番コスパの面ではいいかとは思うのですが、やはり完全に一人でやるとなると
モチベーションの維持がかなり難しい部分があると思います。

特に一つのレッスンスタイルにこだわらず、グループレッスンを補うために個人レッスンを一時的に組み合わせてみたり、同じ目的をもった”スペイン語仲間”と知り合うためにしばらくグループレッスンを受講したり、また独学にときどき個人レッスンを組み入れてみたり…。

レベルと自分のスペイン語のステージに合わせてそれぞれのレッスンのメリットを最大限に生かす形で組み合わせていくのが結局のところ
最も”効率がよい”スペイン語習得法かと思います。

少しでもみなさまのお役にたちますよう!

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スペイン人の”理解しがたい”7つの習慣

”考え方や習慣”はもちろん国によって違うもの。
スペインと日本、意外と共通点は多いのですが、全く正反対の部分もあり、そんな”正反対”にあたる、そして長年たってもなかなか理解しがたい”スペイン人の習慣”をいくつかピックアップしてみました。

1. ひたすらうるさい
日本では特に公の場では大きな音をたてたり、大きな声で話しをすることは”マナーに反する”ととらえられがちですが
、スペイン人は”とにかくうるさい”(笑)。バル、レストラン、バス、地下鉄ととにかく大きな声で話しています。(ちなみにスペインでは
地下鉄の中で携帯電話で会話をすることは禁止されていません)

2.”夜”が始まるのがかなり遅い。
スペインに旅行に来られた方は気がつかれたとは思いますが、ほとんどのレストランでの夜の開店時間は8時半から9時です。(8時半にいってもガラガラのことが多いです。)普通の家庭では夕食が10時ということも珍しいことではないです。ちなみに週末は
これに拍車がかかり、11時、12時ごろから夕食をとりにレストランにやってくる人たちもめずらしくないです。

3.お祭りに命をかける
負傷者が出ない年はなく、ときには重症者も出す”牛追い祭り”、バルセロナでのお祭りには恒例の”Corre Foc”もあんなに派手に花火を振り回しながら歩いてやけどしないかといつもひやひやさせられます。少々の傷や危険もお祭りのためならスペイン人はいとわないようです。

4.午前中11時になると職場にだれもいなくなる。
”一日5回食事を取る”といわれているスペイン人ですが、11時は”朝ごはん休憩”の時間帯です。ほとんどの職場でみなそろって朝ごはんを取るためにバルにでかけるため、この時間帯に電話をかけてもつながらないことが多いです。

5.夢は”公務員になること”
いったん資格をとり、ポジションを得ると一生仕事が保障されている公務員(Funcionario)お給料は決してよくはないですが、残業もなく、職種によっては年に2-3カ月の休暇を取ることもでき、どれだけ怠けていても解雇されることがないので、いつの時代もスペイン人の憧れの職業No.1です。

6.列に並んで待つことができない
”列の順番待ち”がなかなか苦手な人たちのようで、どこに行っても必ず、列に横入りしようとする人を見かけます(苦笑)。
ただ最近は、”長い列ができやすい場所”、郵便局や役所関係などは、順番がシステムで管理されるようになりかなり”横入り”も減りました(ほっ)

7.みなが同じタイミングに同じことをすることを好む
8月の”国民全員休暇”、クリスマス直前の”かけこみのクリスマスの買い物”など、みながそろって同じ時期に同じことをする傾向が強い気がします。とくに8月の一カ月はほとんどの企業が皆揃って休暇。旅行をするのもこの月の飛行機代はかなり上がりスペイン国内のホテルも満室かつ料金は普段よりかなり高め。かつて8月は暑すぎて働けなかった、冷房がなかったころからの習慣なのかもしれませんが、昨今、冷房さえあれば8月でも普通に働ける! 交代で有給を取ればいいのに…と毎年思ってしまいます。

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スペイン語を確実に上達させる6つの方法

語学習得の道のりは決して平坦ではありません。また終わりが見えないながーい道のりでもあります。(むしろ”終わりがない”といったほうが適切かも知れません。
色々な学習方法があり、それぞれのライフスタイルや得て不得手によって”適した学習方法”や”学習のスピード”は異なるものの、
学習者に共通して”効果が上がる”学習方法を紹介させていただきますね。

まずは、最も効果的、これなしではほぼ語学習得は不可能

■ レッスンを受ける。
独学で頑張っていらっしゃる方もいらっしゃるようですが、やはり特に”話す”ことは練習相手が必要、かつ、正しい文法の知識をもち間違いを指摘してもらうことによって会話力がブラッシュアップされていきます。たとえスペイン語圏に住んでいたとしてもレッスンなしでは(母国語習得の過程である幼児期は例外ですが・・)スペイン語を習得することはほぼ不可能かと思います。
そして一番効率のよいのはやはり”マンツーマン”のレッスンだといえます。

■ ランゲージエクスチェンジをする
ある程度会話ができるようになれば、場数をこなし’話すことになれる’ことが上達への近道です。
ポイントは”共通の話題を持った相手を探すこと”。でないと話題探しに苦労して時間を有効活用できないことも…
またあくまでラングエージエクスチェンジなので、相手は語学の先生ではないのであまり期待しすぎず”話す練習をする場所”として活用すること。またどちらかの言語に偏ってしまわないように事前にちょっとしたルールを相手と決めておくのもよいかも知れません。

■ スペイン語でテレビをみる
一番効果があるのは”字幕付きのニュースやドキュメンタリー”を見ることです。最近は映画などでも字幕モードにできたりするので
映画をみるとき、字幕は日本語にせずスペイン語にしてみてみましょう。手元には分からない単語を調べられる電子辞書も欠かさずに!

■ スペイン語を話す友達を作る
若干ハードルが高くはなってしまいますが、ラングエージエクスチェンジなどを通じてスペイン語を話す友達作る。そして彼らの集まりに参加させてもらったりすると、日本に居ながらにしても”スペイン語にどっぷり”な状態になります。(地域によっては教会でスペイン語のミサを行っていたりするので、そのような集まりに参加するのもよいかも知れません)レベルに関係なく”スペイン語しか聞こえずかつ通じない状況”に身を置くことはまずリスニングの勉強になりますし、よい刺激にもなります。

■ スペイン語でなにか好きなことをやる
昨今はYoutubeなどでいろいろな習い事のビデオを見ることができるので、”スペイン語でスペイン料理を作ってみる””スペイン語でヨガをやってみる”、”スペイン語でギターのひき方を勉強してみる”などいろいろなことにチャレンジできますね。好きなことなら楽しく続けられスペイン語力もアップ!

■ アプリを活用する
以前の記事でも紹介させていただいたDuolingoのほかスマホで空き時間を活用してスペイン語を学べるアプリケーション。特に退屈になりがちな文法の習得に効果的です。お試しあれ!

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2017年スペインで注目のお祭りはコレ!

一年をとおしてどこかでなにかしらお祭りがおこなわれているスペインですが、
同じお祭りでも若干開催日が違ったり、またスペインに今年旅行を計画されている方の少しでもお役にたてばと思い(せっかくなので、旅行中お祭りに遭遇できれば旅の思い出も増えますね!)

2017年のスペインの主なお祭り予定表を作成してみました。参考にどうぞ!
まず年の一番最初を飾るのは
1 2月のCarnaval(カーニバル)/2月の最終週(28日)
今年は2月の最終の週が”Carnaval”の週にあたります。世界的にはブラジルのリオのカーニバルが有名ですが、スペインでもかなり大規模なカーニバルを行う都市も。特にカナリア諸島、テネリフェ、アンダルシアのカディスのカーニバルは盛大なことで有名です。
リオのカーニバル、とまではいかずともスペインの各都市でカーニバルが行われます。

2. 3月のlas Fallas(バレンシアの火祭り)/3月15日から19日まで
ユネスコの世界遺産としても登録されスペイン三大祭りのひとつでもあるバレンシアの火祭り。大工の守護聖人である聖ジョセフを祝うためのお祭りです。数か月かけて作られるNinot(巨大な木製のオブジェ)達は期間中バレンシアの町を華やかに彩り、最終日に一斉に燃やされる様子はまさに圧巻です。

3. 4月のSemana Santa(イースターパレード)/4月9日から16日
イエスキリストの復活を祝うイースターの祝日。スペインの各都市で期間中はパレードが行われますが、中でもセビリアのパレードは規模が大きく国内外からパレードを見るためにたくさんの人が訪れます。

4. 4月のFeria de Abril(フェリアデアブリル)/4月30日から5月7日
こちらもスペイン三大祭りの一つ、Semana Santaの後、約2週間にわたってセビリアで行われるお祭りです。
期間中は町のいたるところにCaseta(イベント用のテント)が設置され、フラメンコの衣装をきれいに着飾った人々が夜な夜なタパスやワインを楽しみつつセビリャーナスを踊り明かします。

5.5月のPatios de Cordoba(コルドバのパティオ祭)/5月2日から14日
1921年より受け継がれる”中庭コンテスト”コルドバでもっとも美しいPatio(中庭)を競い合うお祭り。期間中は美しく花や噴水で飾られた個人宅の中庭が一般公開されます。

6. 6月のLa Batalla del Vino(リオハのワイン祭り)/6月29日
毎年6月29日、リオハで行われる”Batalla de Vino(ワイン戦争)”の名前を持つお祭りで、白い衣装に赤いネッカーチふをみにつけるのがこのお祭りのルールです。会場となる Hermitage of San Felices de Bilibio にたくさんの人たちが集まり文字通り、ワインをかけあい”ワインまみれ”になるお祭りです。

7.7月のSan Fermin(牛追い祭り)/7月6日から14日
ヘミングウェイの小説で世界的に有名になったスペインの中部地方、パンプローナで行われ世界中から参加者があつまる”牛追いまつり”。
期間中は毎朝8時より”Encierro”と呼ばれる牛追いが行われ、18歳以上であればだれでも参加できるそうです。(毎年負傷者がでることでも有名ですが・・^^;)

8.8月のLa tomatina(トマト投げ祭り)8月30日
バレンシアから40キロ離れた小さな町 Buñolで行われる”トマト投げ祭り。この時期は世界中から街の住民以上の人がお祭りに参加するために訪れるそうで、”世界最大の食べ物投げ合い祭り(笑)だそうです。参加者は四〇〇〇〇人にも上ります。

9.9月のLa Merce(バルセロナのメルセ祭)/9月24日
バルセロナの旧市街の守護聖人であるメルセを祝うお祭り。期間中はカタルーニャ地方の伝統芸能(人間の塔、Correfocなど)が連日催されるほか、旧市街の広場を中心に国内外のミュージシャンなどによるコンサートも行われます。バルセロナで一番大規模なお祭りです。

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