スペイン語の動詞”Echar”をマスターする(1)

スペイン語には他の単語を合わせると全く違った意味になる”VERBOS MAGICOS”が存在します。具体的には Dar Llevar tenerなど最も基本的な動詞です。
”Verbos Magigos”の一つがEcharです。日本語に直訳すると”投げる、ほおり投げる”のような意味なります。

この動詞”Echar”はおそらく本来の意味として一単語で使われるよりも、他の単語と合わせて熟語として使われる方が多い動詞です。
以下、会話に頻出、(実際これらの表現を耳にしない日はないです)する”Echar”を使った言い回です。もちろんまだまだ沢山ありますが
少なくともこの6つはマスターしておいてください。

■ Echar una mano
Manoは”手”という意味の単語です。直訳すると”手を投げる”なんとなく直訳の意味からもイメージしやすいかとは思うのですが”助ける、手を貸す”という意味です。

■ echar de menos
”(とあるものがなくて)さみしく思う、です。たとえば”Te echo de menos”は”あなたがいなくてさみしく思う” ”Echo meno de la comida japonesa”(
日本食を恋しく思う)という感じで使われます。同じ意味でも南米ではこの表現の代わりに”Extranar”という動詞が使われることが多いです。

■ Echar un vistazo
Vistazoは”さっと見る”という意味の単語です。”チェックする、ちょっと確認をする”のような意味で使われることが多いです。たとえば”Estoy teniendo problema con mi ordenadorn,Puedes echar un vistazo?”(パソコンでトラぶっているんだけれど、ちょっと見てくれない?)というような感じです。
ちなみにインフォーマルな状況で使われる表現です。

■ Echar lena a fuego
”日に薪を投げ入れる”という意味で、もちろんそのままの意味で使われることもありますが、(ただ今の時代田舎にでも住んでいるかバーベキューでもしない限りなかなかない状況ではありますが)薪を投げ入れるとさらに火が燃えることから”物事の状況をさらに悪化させる”という意味です。

■ echar la culpa a…
Culpaは”原因”、(たいていの場合ネガティブな状況や結果の)という意味です。Echar la culpa a….は”…のせいにする”という意味です。たいていの場合、”責任をなすりつける”のような意味で使われます。
例)El nino echa culpa de su mal comportamiento a su profesor( その子供は自分の態度の悪さを教師のせいにしている)

■ echar a perder
”なにかの状態を悪くさせる”また食品などに用いて”腐らせる”という意味です。同じ意味のスペイン語に”Estropearse”があります。
“Si no pones la leche en la nevera, se va a echar a perder”(牛乳を冷蔵庫に入れないと腐ってしまうよ)
というように用います。

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ワールドカップのスペイン語フレーズ

ワールドカップ前半戦、日本チームも健闘中で大いに盛り上がっていますね!
時差の関係でどうしても試合が夜中になってしまうので、体調管理だけはくれぐれもご注意を・・・。

前回の記事でワールドカップのニュース(とくにスペインチームのニュース)をスペイン語で追いかけることができるメディアを紹介させていただきましたが、

スペイン語で楽しむワールドカップ2018

サッカーが国民スポーツのスペイン(そしておそらく南米も)には日常会話で用いられるサッカーにちなんだスペイン語表現も数多くあります。
そのうち代表的なものをいくつか紹介させていただきますね。ワールドカップを楽しみつつ一緒に覚えてしまってください(若干こじつけ・・・)

■ No meter un gol ni al arcoiris
”Arcoiris”は”にじ”のことです。ご覧のように空一面にかかるにじは大きく、サッカーのゴールに例えるとかなりシュートをいれるのが簡単なゴールに見えます。その”にじのコール”にもゴールをきめられないというのは”ありえない、不可能”な状態や状況を意味している表現です。

■ No da pie con bola
”足にボールが届かない”、ボールをけり損ねてしまうと、敵にボールを奪われ、挙句の果てにはゴールを決められてしまうことも…。日常会話でこの表現が使われる場合は”運の悪いことが立て続けに起こる”という意味の表現です。
todo sale mal

■ dar un bano
”Dar un bano”、シャワーを浴びる?お風呂に入る?と意味を取り違えてしまいそうな表現ですが、意味は”Ganar mostrando una clara superidad(圧倒的優位に相手を負かすこと”です。”、敵に水をぶっかける・・的な意味があるのかも知れません。
またどのチームのサポータも試合の際は、”Que de un bano a los rivales(敵を大差で負かしますように)”と思っているに違いありません。

■ Salir a por uvas
これは特にPortero(ゴールキーパー)に対する表現です。”El portero ha salido a por uvas”は”ゴールキーパーが危険を承知でゴールを開けてしまうこと”です。”Salir a por uvas”はかつてのワイン畑のぶどうの盗難に由来する言い回しで泥棒たちは危険を覚悟で”Salir a por uvas”(ブドウを盗みにでかけた)”ことから”大きな危険を冒して行動を起こす”の意味です。

■ Lo importante es participar
日本にも同じ言い回しがありますね(笑)”参加することに意義がある”。競技型のスポーツではなく参加型のスポーツでよく言われます。実際2008年のユーロカップ、2010年のワールドカップ以前のスペインチームは今のように強くはなかったので”Lo importante es participar”はサポーターたちのお決まりの文句だったそうです(笑)

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旅の”サバイバル”スペイン語(2)道に迷ったときに使えるフレーズ

以前、“旅行のためのスペイン語”の前にやるべきこと で
”旅のスペイン語”というものは実は存在しない・・決まったフレーズだけ覚えても実際のところあまり役に立たない
と以前書かせていただきました、が、旅行にトラブルはつきものです。(それがときには楽しくもあったりするのですが)

旅のトラブルナンバーワンはなんといっても”道に迷う”こと。
迷った時はスマートフォンの地図アプリが道案内をしてくれるので大丈夫・・・ではなかったりします。
地図アプリも間違えることがあります。私自身なんどもバルセロナで経験しています^^;、アプリで調べた行き方の通り道が工事中で通れなくてぐるぐる回って目的日たどり着けず…ということは実際しょっちゅうです。15年暮らしても迷うことはあります。
旅行中、初めての土地勘のない場所で道に迷うと、予想外のトラブルに巻き込まれてしまう可能性もありますので
地図通りに進んでも目的地が見当たらない場合は、手遅れになる前にさっさと道を尋ねましょう。
道を尋ねる際は相手に対して敬語にあたる”Usted”の形式を使うことをお勧めします。
そのほうが相手に与える印象もよいです。
(ちなみに特に犬の散歩をしている人は街の通りなどにはくわしい傾向があるので、なるべく犬を連れている人に尋ねるようにするとよいかもしれないです。)

まず最初に
Disculpa,podria ayudarme?(ディスクルパ、ポドリア アユダ-ルメ?/すいません、助けてもらえますか?)
のフレーズで相手に断りを入れます。スペイン人は基本的にみな親切なので、立ち止まって耳を傾けてくれるはずです。

次に
“Donde esta(目的地)?” (ドンデ エスタ・・?”目的地”はどこですか?)

また道を教えてもらった際に相手の回答を理解するために次の単語は最低限覚えておきましょう。
場所を見つけるのに役立つはずです。

derecha(右)/ Izquierda (左)
Todo recto (まっすぐ)
Gira (曲がる)
Sigue (進む)
Hasta…(…まで)
Mete (中に入る)
en la siguiente calle (その次の道に)
a lado de… (…のとなりに)
En frente de… (…の前に)
Detrás de…(…の後ろに) / Delante de…(…の前に)

英語でやり取りするほうが安心と思う場合はまず
Habla ingles? (アブラ イングレス?/英語を話しますか?)

特に昨今は若い世代の人たちで英語を話せる人が増えてきています。(とはいっても都市部限定ではありますが・・・)

道を尋ねてみて、やっぱり解らない場合は早々にタクシーに乗りましょう。タクシーでは多くの場合
”(行き先の住所)Por favor” 
”ポルファボール”と行き先の住所を伝えれば完了です。道の名前の発音に自信がない場合は住所のメモ書きを渡しましょう。
その場合、似たような道の名前が結構あるのでスペルはきっちり確認してください。

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スペインでタクシーに乗る際のスペイン語フレーズ

マドリッドやバルセロナの大都市では交通の便も発達していて地下鉄や近郊電車などの公共の交通手段で、たいがいの場所に行くことができますが、それ以外の都市、セビリアレベルの観光都市でもまだまだ公共の交通の便がかなりよいとは言えない部分があります。

まだ地下鉄が発達していない都市では公共のバスが住民の足代わりになってはいるのですが、地元の地理を把握しておらずまた、スペイン語ができないとなかなか使いこなすのが難しいです。また停留所間の距離も短いので目的地につくまでに時間がかかることもあり旅行者にとっては便利な乗り物とは決して言えないかと思います。

そんなときに便利なのがタクシーです。スペインのタクシーは日本のタクシーに比べると料金も割安ですし、サービスの質も他の海外の国に比べると比較的良い方だと思います。(これまでいろいろな国でタクシーにのってきましたが、ドライバーの人は親切な人がほとんどでいsたし、ぼったくりに合う確率が他の外国に比べると少ないです。)
個人的には、留学のためにたった一人でバルセロナ空港に夜中に到着し、その当時は空港バスもなかったのでおそるおそるタクシーにのったところ、親切に荷物をトランクまで運んでくれ全く言葉は話せなかったもののまったく不安を感じさせることなくホテルまで無事届けてくれた”バルセロナタクシー原体験”があるので、とくにバルセロナのタクシーの印象は良いです。

公共の交通よりも目的地に早くつきますし、運転手もおしゃべり好きな人が多いのでスペイン語の練習にも!?ぜひスペインにいらっしゃった際は下記を参考にしつつ、タクシーをうまく活用してみてください!

■ スペインのタクシー基本情報
日本と違って初乗りの料金があるわけでなくまたメーターの刻みが早いです。(5セント刻みぐらいでメーターが上がっていきます。)
信号まちをしている間もメーターが上がっていくので(おそらくエンジンの馬力の強さ?によってメーターの刻む速度がきめられているのかも?)メーターの刻む速さに”料金がえらいことになるのでは・・・”と若干焦るのですが日本に比べると料金は良心的ですのでご心配なく。
またドアは自動ではないので自分で開閉しなければならないのと、トランクなどの荷物は別途で料金(1-3ユーロ)かかることもあります。

■ スペインのタクシーの捕まえ方
ホテルや主要駅・空港などにはタクシー乗り場があり通常タクシーが常駐しています。タクシー乗り場がある場合は一番先頭にとまっているタクシーにのります。
流しのタクシーを拾う場合は緑色のライトの点滅している(Libre”空車”の意味です。)タクシーを探し大きく手を振って止まってもらいます。(かなり大げさにジェスチャーをしないと止まってくれない場合もあるので注意です。)

■ タクシーに乗る際に使えるフレーズ
まずタクシーに乗ると

¿a dónde le gustaría ir? 
¿a dónde le llevo?

と行き先を尋ねられます。

Me gustaría ir (地名あるいは住所):(地名あるいは住所)に行きたいです。

あるいは

A (地名あるいは住所)por favor: (地名あるいは住所)までお願いします。

と伝えます。

またどれくらい時間がかかるか尋ねたいときは

¿cuánto tiempo tarda en llegar?(到着するのにどれくらい時間がかかりますか?)

と尋ねてみましょう。

またスペインのタクシーの運転手さんは話し好きな人が多いので、話しかけてみるのもよいかも知れません。

到着地についたら
¿cuanto cuesta? (いくらですか?)

と料金を尋ねます。
タクシーの運転手さんへのチップは義務ではありませんが大きな荷物がある場合やそれ以外の場合でもお釣りなどはチップとして残しておくのが暗黙の了解です。
その場合は
“Quédese el cambio”(おつりは取っておいてください)

と伝えます。

基本的には”行きたい場所を伝える””値段を聞く”この二つのフレーズを覚えておけばタクシーに乗ることができますしたいていの場合それで事が足ります。

旅行の際はぜひ、限られた時間を有効かつようするべく、うまく他の交通機関と組み合わせてみてください!
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数字を使ったスペイン語の表現

スペイン語の会話にかなりの頻度で登場する”本来の意味とはことなる表現”。なじみがないと相手の言っていることが理解できず
会話が成り立たなくなってしまうこともあるので、ひたすら覚えるのみ!です。

今回は”数字を使った”スペイン語の表現です。

■ ser un cero a la izquierda;
”左側にあるゼロになる”は数学から来た表現です。数学においては0を左側においても、たとえば20の左側にゼロをおいて020としても数字の価値は変わりません。右側に0をおくと価値が増えるのとは対照的です。このことから”ser un cero a la izquierda”は”役に立たないもの””存在感影響力がないこと”を意味します。

■ cada dos por tres;
”Cada dos por tres””3回のうち2回”は文字通り”高い頻度で繰り返し行われること”を意味します。またその”頻度の高さ”を強調するために使う表現でもあります。たとえば最近では”las independisitas hacian manifestaciones cada dos por tres”(独立派はしょっちゅうのようにデモをしていた)という感じの使い方をします。

■ ser/haber cuatro gatos.
”4匹の猫(がいる)”は”予想していたよりも賑わっていない様子”あるいは”ほとんど人が集まっていない様子”を表す表現です。イベントやなにかの集まりの様子を表す時に使う表現で”Ayer fui a un evento y solo habia cuatro gatos” あるいは”Ayer fui a un evento y eramos cuatro gatos”のように使います。どちらも”昨日でかけたイベントには、ほとんど人がいなかった”の意味を表します。

■ ser más chulo que un ocho;
”Chulo”は見た目が良い”という意味の口語表現ですが、”(主語)es un chulo”となる場合意味合いが変わり”(主語)が傲慢、高飛車”という意味になります。”
ser más chulo que un ocho”は後者の意味合いで使われる場合が多いです。
ただ、”だれかが綺麗に着飾っている”という場合に使われることもあり、これは昔マドリッドの8番のトラムが、マドリッドで一番大規模なお祭りサンイシドロ祭に綺麗に着飾った人たちを運んでいたことから来ているそうです。

■ mantenerse en sus trece;
欧米では不吉な数字とされている13ですが、mantenerse en sus trece(13の位置を維持する)は”(ある間違った意見に)こだわって他の人に意見に耳を傾けない”という意味です。同義語は“ser un cabezón” / “ser un cabezota”.(直訳すると”大きな頭”で日本語の”意思頭”に相当する表現です。)

■ cantar las cuarenta.
直訳すると”40を読み上げる”ですが意味するのは”叱る、注意する”という意味です。(間違いを正すという意味での”叱る”です)
たとえば小さな子供がなにか危険なことをしそうになったときに、親が”Canta las cuarenta”で子供の間違いを叱って教育をします。

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スペインでしか通じないスペイン語会話フレーズ(1)

スペイン語は話される場所によって表現や単語はかなり違ってきます。
とくに表現に関しては文化的な要素も含まれてくるので、スペイン語ネイティブでも国籍が理解できないものもあります。

下記いくつか”スペインでしか通じないスペイン語表現”を紹介させていただきますね。
(逆に、これらの表現を使っている人はスペイン人か、スペインでスペイン語を学んだ人だなということに気がつきます・・。)

■ Ponerse las botas
”ブーツをはく”。これは”食べ物を食べすぎる”あるいは”なにかをやりすぎる”という意味です。この表現の由来はもともとはブーツ(通常は革でできている)をはくことができるのはかつては裕福な人たちの特権だったことから、”ブーツ”が”裕福”を結びつけられて”ものをたくさん持っている””たくさん食事を食べる”という表現に発展したそうです。

■ Hay ropa tendida
”洋服が干しっぱなしになっている”。スペインではよく見かける風景(とくに学生のシェアアパートなどでは日常の風景です)ですが、”そこにそのままにしておくべきではない状況”にちなんで”内緒にしておくべきことを聞くべきでない人が聞いている”状況を表す表現だそうです。

■ No hay tu tía
スペイン語ではよくあることなのですが、もともとは違う単語で作られていたフレーズがもっと簡単な同じ音の単語に置き換えられ、そちらのほうが書くのも簡単なので、最終的に残ってしまう、(日本語ではあまりみかけないので説明がいまひとつしにくいのですが)
この”No hay tu tia(あなたのおばさんはいない)”はそのような表現の一つで、もともとは”No hay atutia” (“atutia”は何にでも効果のある特効薬の意味)だったものが”No hay tu tia”になりこのフレーズが”何にでも効果のある特効薬なんて存在しない”という意味のフレーズになりました。

■ Hacer la pelota
”ボールを作る”のはスペイン(とくに会社などの組織で)よく見かける風景です。実際にボールを作るのではなく”自分に利益をもたらしてくれる人にお便じゃらをつかう”という意味です。ただそれほど嫌みのある表現ではなく、冗談混じりで親しい人に使ってもネガティブなニュアンスでとらえられることもない、日常会話に頻出する表現です。

■ Salvarse por los pelos
日本語に”危機一髪”という言い回しがありますが、それとよく似た表現です。”間一髪で助かる”という意味です。

■ Otro gallo cantaría
スペインの母親やおばあちゃんのお気に入りの表現だそうです。”もし違ったやり方でやっていたら、別の結果がでただろう”という意味です。とくに”・・・すべきだった”と子供をお説教するときにぴったりの表現かも知れません。

■ La ocasión la pintan calva
”チャンスを逃すな”という意味の表現です。日本語の表現にも”チャンスの女神には後ろ髪がない”というものがありますがそのスペイン語バージョンです。ギリシア神話のチャンスの女神は”Ocasion”という名をもち、後ろの部分には髪がないそうです。”チャンスは目の前にあるときにつかめ過ぎ去ったらもう手に入れることは不可能だ”という意味です。

日本語でも同じ表現があり、少し意外でした。
もちろんこのほかにもまだまだたくさんありますので、別の機会に紹介させていただきます。

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レストランで使えるスペイン語フレーズ2

レストランで使えるスペイン語フレーズ:その1
では、”レストランに予約をいれる”から”レストランでオーダーを入れる”までの定番のスペインフレーズを紹介させていただきました。

さて、いよいよオ-ダ-を終えて一安心、いよいよ食事が運ばれてきます。
食事の途中、ウェイターに尋ねたいことがあるときは、まず

– ¡Perdone!/ ¡Disculpa!(すいません:どちらのフレーズでもよいです)
と声をかけてみましょう。

追加で何かを頼みたいときは
– ¿Podrías traer más (ここに pan, agua, vino…など持ってきてほしいものの名前をいれます), por favor?

また、メインを食べ終わってデザートを頼みたいときは
-¿Me puede traer el menú de los postres? (デザートのメニュー表をもってきてもらえますか?)

■ 食事が終わった後のフレーズ

レストランにもよりますが、ある程度のレベルのレストランであればお会計は食事をしたテーブルで行うのが通常です。(レストランによっては食事のあとにレジに自分で出向いて払わないといけない場所もあります。)

– ¿Me puede traer la cuenta, por favor? あるいは ¿la cuenta, por favor?(お勘定をもってきてもらえますか?/お勘定をお願いします。)
とウェイターに告げ、レシートを持ってきてもらいましょう。

カードで払いたい場合は

– ¿Se puede pagar con tarjeta?(カードではらえますか?)

また支払いを別々にしたい場合は
-¿Se puede pagar por separado?(それぞれで支払うことはできますか?)

とたずねます。

またお店を出るときは、

– ¡La comida estaba muy buena!(とてもおいしい食事でした)

– Muchas gracias, muy amable. (親切にどうもありがとう)

と一声かけてレストランをでましょう。

■ 番外編:万が一レストランでトラブルがあった時のフレーズ

ないに越したことはないですが、万が一レストランでちょっとしたトラブルにあったときのフレーズ。

食事がなかなか出てこない時、スペインでは日本よりも待ち時間が長いのが一般的ですがあまりにも時間がかかり過ぎている場合
忘れられている可能性もあるのでウェイターに

– Llevo mucho rato esperando (長い間まっているのですが・・・)

と伝えてみましょう。

また、頼んだものと違うものが出てきた場合は

– Perdone, esto no es lo que he pedido (すいません、これは頼んだものではないのですが)

食事が冷たすぎるときは

– ¡La comida está fría! (食事が冷たいです。)

と伝えましょう。

また最後の最後の手段にはなりますが、ウェイターの態度に問題がある場合は

– ¿Puedo hablar con el encargado?(ホール責任者の方と話せますか?)と申しでてみてください。そのような状況にならないのが一番のぞましいのですが、スペインのレストランはウェイターのサービスの質にもばらつきがあることが多いので念のため。

最低限、以上のフレーズを頭に入れておけばレストランはサバイバルできるはずです^^

Espero haber ayudado y que aproveche!
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レストランで使えるスペイン語フレーズ:その1

旅行の際の楽しみの一つが”食事”。最近バルセロナでは以前に比べると英語が通じる場所が多くなってはきていますが、
やはり現地の言葉でひとこと添えるとお店の人も嬉しいようです。
また大都市以外の場所ではおそらくレストランではスペイン語しか通じないと覚悟を決めたほうがよさそうです^^;
ということで万が一のときのための”レストランでのサバイバルフレーズ”
覚えられそうになければ、メモをしてレストランのお供に^^

■ 予約を入れる際
近頃はインターネットで予約ができるレストランも増えてきていますし、ホテルのレセプションでお願すれば予約の代行
をしてもらえることも多いですがたとえば直前に予約を入れたいときなどの場合に使えるフレーズです。

-¿Tienen alguna mesa libre?
(空いている席はありますか?)

回答が”Si”であれば

– Me gustaría reservar una mesa para X personas.:Xの部分には予約を希望する人数を入れてください。
(X人分にテーブルを一つ予約したいのですが)

最後に予約を希望する時間と自分の名前(あるいは代表者の名前)を伝えます。

-La reserva sería para este a las(時間) . La reserva va a nombre de (名前)
(予約は今日の…時のためのものです。予約者の名前は…です。)

で完了です。

レストランに時間についたら
-Tengo una reserva con el nombre de (名前)
(…の名前で予約をしています。)
と伝えれば席に案内してもらえます。

■ オ-ダ-をする際
さて、レストランに到着し、着席したらいよいよオ-ダ-です。
まずはウェイターに

– ¿Puede traer la carta, por favor?
(メニュー表をもってきてもらえますか?)と伝えてメニューをもってきてもらいましょう。

あるいはお昼の時間帯(おおよそ13時30分から3時30分くらいまで)であればほとんどのレストランで”el menú del día”というランチセットがあります。
-¿ Tienes el menú del día?
(お昼の定食はありますか?)
– ¿Puede decirme cuál es el menú del día?
(どれがお昼の定食か教えてもらえますか?)

とたずねると、別でランチセットのメニューがある場合は持ってきてくれます。

またその他の場合でお勧めを訪ねたいときは

– ¿Me recomienda algún plato?:(なにかお勧めはありますか?)とたずねてみましょう。

オ-ダ-するものがきまったら
– ¿Perdone, me puede tomar nota?(オ-ダ-を取ってもらえますか?)とお願いします。

スペインのレストランでは通常 飲み物(bebida)/前菜(Primero Plato)/メイン(Segundo plato)/をオ-ダ-します。
-De primero tomaré…(前菜は…をお願いします)
-De segundo tomaré…(メインは…をお願いします)
-Para beber tomaré…(飲み物は…をお願いします)
のフレーズを使います。
ちなみに飲み物のメニューはワインリスト以外にはないレストランもありますので、アルコール以外の飲み物がメニュー表に書かれていない場合でも頼んでみましょう。メニューに書かれていなくても水(Agua)/炭酸水(Agua con Gas)/コカコーラ(Coca cola)/コカコーラライト(Coca cola light)/ファンタオレンジ(Fanta naranja)はおいてあります。

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”月”を使ったスペイン語の表現

今日からいよいよ9月。空が特に美しく晴れ渡って住んで見えるのが9月中旬から10月上旬といわれ”十五夜”のお月見もこの時期ですね。
”月が一年で一番美しい季節にちなんで、スペイン語で”月(Luna)”をつかった表現をまとめてみました。
ぜひ、お月見しながら覚えてしまってください^^

■ Estar en la luna
直訳すると”月にいる”、となりますが、実際に月にいるわけではなく、(対象となる人物が)”ぼーっとしている、あるいは他の事を考えていたりして気持ちがその場所にない状態”を表します。

たとえば、家を出てからしばらくして他の事に気を取られていて鍵をかけたかどうか覚えていないので、すぐに確認して戻ったときは家をでたとき”Estaba en la luna”といえます。
また質問をされたけれど、他の事をかんがえていて質問が理解できないときも”Esta en la luna”の状態です。
同じ意味の表現に”Estar despistado”カジュアルな口語表現だと”Estar empanado”があります。

■ Perdir la luna
“月を頼む、オ-ダ-する”。ピザや値は張りますが、車でも、オ-ダ-しで代金を払えば調達可能です。ただ”月”はいくらお金をはらったところで調達してもらうことは不可能です。このことから”手に入れることが不可能なもの”を意味します。
特に恋愛関係でよく使われる表現で、片方が相手に無理なお願いばかりするようなときに”le está pidiendo la luna”といわれることが多いです。

■ Quedarse a la luna de Valencia
”バレンシアの月とともに過ごす”聞いただけだと全くなにを意味するのか分からない表現ですが、”期待していたものが、達成できなかった/手に入らなかった”ことを意味します。
なぜバレンシアの月なのか、は歴史に基づいているようです。中世のころバレンシアの町は塀で囲まれていて、塀のドアは決まった時間に閉じられていました。なので、ドアが閉まる時間に間に合わなかった住人は家に戻ることができず月明かりとともに夜を過ごす羽目になります。”入れると思っていたけれど、間に合わなくては入れなかった”ことから”月と夜を過ごすことになった”から由来して”期待したものが達成できなかった”という表現になりました。

■ estar de buena luna/estar de mala luna
毎日満ち欠けをし、変化が激しい月の様子は、変わりやすい人間の感情と共通する点があると、きっと誰かがおもいついて出来上がった表現が”estar de buena luna/estar de mala luna”です。”Esta de buena luna”は”機嫌が良い状態”(同意語は”Estar de buen humor”
”Estar de mala luna”は”機嫌が悪い状態”(同意語は”Estar de mal humor”となります)

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使えるスペイン語表現:感情を表すスペイン語フレーズ

スペイン人はおしゃべりが大好きで、感情表現がとても豊かです。また”思っている事を顔に出す”傾向が強いので
感情を表す表現は、スペイン語の日常会話に頻出します。それゆえ”感情に関する表現”はかなり数多く存在するので
少しづつマスターしていきましょう。
まずは第一弾から、使用頻度がかなり高い表現をピックアップしてみました!

■ Estar mosqueado
Moscaは”蠅”を意味する単語です。”estar mosqueado”は”蠅が自分の周りをうるさく飛び回っているので少し機嫌がわるい”時に似たような感情を表します。たとえば、物事が自分が思っているように行かなくて少し落胆したときなど、”怒る”ほどではありませんが”気分をがいされた”といった感じのときに使われる表現です。

■ Estar como una moto
直訳すれば”バイクのような状態”、スピードを出して走るバイク二のっているときは、とてもナーバスで落ち着きがない気持ちがすることから、たとえばコーヒーを飲みすぎたとき(笑)や何かに対して緊張して”落ち着くことができない”状態のときに使う表現です。

■ Quedarse de piedra
”石のようになる”日本語でいうところの”(びっくりして、ショックで)固まる”と同意義の表現です。予想外の出来事にどういう風に反応したらよいかわからず無言や無表情になってしまうことです。

■ Como nino con zapatos nuevos
”新しい靴をはいた小さな男の子のように”わくわくして、期待にあふれた感情の表現です。なにか新しい発見をしたとき、新しいものを手に入れたときの嬉しい気持ちを表しています。

■ Aburrirse como una ostra
”Ostra”は牡蠣のこと。”牡蠣”が実際のところ退屈しているのかどうかは私たちのみぞ知るところ…でなぜスペン人が”牡蠣”を退屈しているものの代表としたのかは謎ですが”Aburrirse como una Ostra”は”牡蠣のようにとても退屈している”という意味です。

■ Estar hasta las narices
日本語で”鼻につく”という表現がありますが類似の表現で、”estar harto(イライラさせられる)”の感情がさらに強くなったときに使われる表現です。日本語でいえば”これ以上我慢できない”が最も近いかと思います。

■ Como unas castanueras
Castanueras(カスタネット)はどんな演奏(鳴らすことしかできませんが…^^;)の仕方をしても陽気な音しか出すことができない楽器です。このことからcomo unas castanueras (カスタネットのように)は”喜びに満ち溢れている””嬉しくて仕方がない”様子を表す表現です。

■ Estar hecho un flan
ゼラチン状で”食べられることを恐れるかのように”震えるプリンにたとえて”何かについてかなり怯えている、恐れている”様子を表す表現です。

■ Con el jesus en la boca
私たちはなにかに対してとても不安な時に、宗教に頼る傾向があります。そのことに由来して、直訳すると”イエスキリストを口に入れている”状態は、”とても心配していて不安な状態”を意味します。

■ Estar de un humor de perros
犬は普段は、飼い主にとても忠実でかわいらしい動物なのですが、この表現では犬が機嫌が悪い時、吠えたり、威嚇したりする場合に焦点が当てられているようで、”Estar de un humor de perro(犬のような機嫌だ)”は“攻撃的になるほど機嫌が悪い状態”を意味します。

■ Ponerse como una fiera
“Fiera”は”危険な野生動物”という意味です。”Ponerse como una fiera”は”かなり機嫌が悪いので近づかない方がよいような状態”を意味します。

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