”スペインの最も美しい村”2017年に選ばれたのは…

世界遺産の数ではイタリア、中国につぎ世界第三位のスペイン。
とくに文化遺産に恵まれ、大都市を訪れると必ずいくつかの世界遺産に遭遇します。

そして”世界遺産に登録”までとはいかなくとも、大都市の周辺には
スペインらしさであふれた小さな美しい村がいたるところに点在しています。

そんな”まだ知られていないスペインの美しい村”の魅力を伝えるために設立されたのが
”Los pueblos más bonitos de España”協会です。

文化と歴史そして自然の美しさにあふれた”スペインが誇るべき最も美しい村”の認定
そして認知促進を行っています。

”最も美しい村”の基準は
– 人口が15000人以下であること。
– 建築あるいは自然遺産を保有していること

この基準を満たしたうえで、協会の専門家たちが村を訪れ認定許可の判断を下します。
現在”スペインの最も美しい村”として登録されているのはわずか44の村のみ。

そして2017年、あらたに13の”最も美しい村”がリストに追加される予定です。
そのうち6つほど、スペインの代表的な都市から比較的足を運びやすい村をピックアップしてみました。

ぜひ、スペインを訪れた際には旅のルートに加えてみてください!

Chinchón,(マドリッド)
マドリッドから44キロ離れたところにある小さな村。15世紀から17世紀にかけて建設された木造のギャラリーハウスに囲まれたPlaza Mayor(中央広場)が特徴的な美しい村です。

Capileira, (アンダルシア、グラナダ)
スペインで最も有名なスキーリゾート”Sierra Nevada”のおひざ元にある人口約550人の小さな白い村。アンダルシアに特徴的な白い家と細い路地がめぐる美しい村です。グラナダから一日3便バスが出ています。

Puebla de Sanabria, (カスティーリャ・レオン、サモラ)
ポルトガル、ガリシア、レオンの3つの地区の境界線近くに位置する豊かな自然に恵まれた村。山がちな地形であることから独特の文化を発達させその影響が色濃く残っています。

Villanueva de los Infantes(カスティーリャ・ラ・マンチャ、シウダ・レアル)
ミゲルセルバンテスの”ドンキホーテ”の故郷であるとされ(この”故郷に関しては諸説あり、有力な候補の一つだそうです)最初のフレーズ”. “ ラマンチャ州のどこか、名前すら覚えようとしなかったとある場所…”の”とある場所”とされる村です。

Fornalutx, Mallorca, Balaeric Islands
地中海・バレアレス諸島マヨルカにの山間部にある村。赤っぽい色の石畳で覆われ、ほとんどの家の窓は緑色にペイントされた
”古き良きヨーロッパの田舎町”を連想させてくれる美しい町です。村はオレンジ、レモンの木が至るところに植えられ、山側には1000年を超えるオリーブの森林も残っているそうです。

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スペイン人の会話に頻出度”高”抑えておきたい10の口語表現

どの言語にも、単語の組み合わせを理解するだけでは理解しがたいこなれた”言い回し”は存在します。
簡単な単語の同士の組み合わせである場合がほとんどのなのですが、意味がチンプンかんぷん。
(ちなみに”意味がちんぷんかんぷん”はスペイン語では”Me suena Chino”と言います。)

ほとんどのこのような口語表現はスペイン語のレッスンのテキストには載っておらず、実際の会話で
身につけていくしかないのが少しやっかいなのですが、スペイン人の日常会話でよくつかわれる10の口語表現を
まとめてみました。

1. Montar un pollo
Montarは”乗り物に乗る”あるいは”何かを組み立てる”、Polloは”鶏”なので
直訳すると”鶏を組み立てる”??と全く意味をなさないフレーズですが、
意味するのは”おおきな議論を始める(あるいはそのネタを生み出す)”です。

2.Estar chupado
Chuparは”なめる”(あめのチュッパチャプスはこの単語に由来する名前です)Chuparの受動形ではあるのですが、
会話では全く別の”成し遂げるのが簡単”の意味を表します。”Esta chupado”は”おちゃのこさいさい”といった感じです。

3.Salvarse por los pelos
直訳すると”髪の毛のおかげでたすかった”。この表現はもとの表現からは想像がつきやすい意味で”ぎりぎりのところでアクシデントを回避することができた”という意味です。

4.Ponerse las Botas
”ブーツを履く”という意味で実際そのまま使うこともあるのですが、もうひとつの意味は”おいしいものをたっぷり味わう”です。
かつて革のブーツは裕福な人しか手に入れることができなかったことから由来する表現だそうです。

5. El quinto pino
“5番目の松の木”という意味ですが、”とても離れた場所にある”を表す表現です。
もともとはマドリッドの Paseo Pradoに植えられた松の木、一番目の木はアトーチャ駅の近くに、5番目の木はほぼ町のはずれにあたる場所に植えられてたことから由来する表現だそうです。

6.Apaga y Vamonos
どうしようもなくつまらないものを見たときや聞いたときに”もういいよ”のような意味で用いる表現です。直訳すると”電気を消して、去ろう”なのでなんとなく意味するところは似ているかも知れません。

7.Hacer el agosto
“割のいい仕事をすること”という意味の表現です。たとえばクリスマスの時期のおもちゃ屋さん、バルセロナでいえば、サンジョルディの日の本屋さんは ”esta haciendo el agosto”です。

8. Hacerse el sueco
”わかっているのに理解していないふり、ボーっとしているふりをすること”という意味です。”Sueco”とは”スウェーデン人”という意味ですがもともとは”Soccos”というかつての道化師たちが履いていた靴を意味する言葉をスペルを間違えて表現に使ってしまったというオチのある表現です。

9.Llevarse el gato al agua
”猫を水で洗う”・・・といって連想するのは?猫は一般的に水が大嫌いなのでかなり難しいことが想像できますね・・。
”Te llevas el gato al agua”は”難しいことを成し遂げる(この場合は2人称)”という意味で特に、頑固な人を説得したり、口の立つ相手を議論で説き伏せたりしたときに使う表現です。

10. Tener mucho morro
”Morro”は”顔”という意味です。”たくさんの顔をもっている”、日本語でいうところの”面の皮が厚い”と同じ”厚かましい”という意味を表します。”Tener mucha cara”も同じ意味です。

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