がんばれニッポン!オリンピックのスペイン語(上級編)

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8月5日からブラジル、リオデジャネイロで絶賛開催中の2016年度オリンピック。
日本は順調に獲得メダル数を伸ばし大健闘中のようで、嬉しい限りです。

オリンピックで登場する国名の中には、”オリンピックのときにしかおめにかからない”ようなものもあり…
これは言語かわれど、スペイン語でも同じです。

日本語では基本的に”国名+人”をつければ国籍を表現することができるので、比較的簡単ですが
スペイン語でgentilicios (主に、属性国籍などを表すための形容詞)やtopónimos (トポニーム、地名、地名に由来する名前)
とよばれるこれらの表現はネイティブでも”正確な表現がはっきりわからない”ということがよくあるようです。

今回は中でも”ネイティブもよく間違える”国籍表現をまとめてみました。

■ Brazil (ブラジル): ”ブラジル人”を意味する単語としてbrasileño と brasilero の両方が文法的に正しいと認められています。どちらかといえば南米では brasilero がよくつかわれるようです。

■ Estados Unidos(アメリカ合衆国);文法的にもっとも適切な表現はestadounidenseです。ただスペイン語汎用辞典ではestadunidense,という綴りも正しいと認められています。また別の言い方としてnorteamericanoが使われることもありますがこの場合は、カナダ人、メキシコ人も含みます。時々使用されるamericano/americaは文法的には正しい単語ではないそうです。

■ Gran Bretaña(英国):Gran Bretañaは正確には北アイルランドを除いた地域の名称となりますが、国籍の名称は北アイルランドも含めbritánicoとなります。

■ India(インド): hindúが用いられることもあるようですが、推薦されるのはindioという形容詞です。ただhindúも必ずしも間違いではなくインドのみならず、インドを含むパキスタン、バングラディシュ、スリランカなどの”Indostán”と呼ばれる地区の形容詞として一般的に使用されます。

■ México/Méjico(メキシコ)
MéxicoとMéjicoどちらの綴りも文法的には正しいそうです。ただスペイン語汎用辞典によれば”México”のほうがもともとの言語の由来に基づいたもので、本来の発音に近いものだそうです。

■ Finlandia (フィンランド)
Finés / finlandésが”フィンランド人”という意味で用いられることがあるようですが、正しくはfinlandésは”フィンランド人”、”Finés” はフィンランド語を意味します。

これはひとつひとつ覚えるしかなくなかなかややこしいのですが・・・・初心者の方はまずは国籍を説明するときは
” de (国名)”
たとえば

“el chico de brazil”(ブラジル人の男の子)
”La gente de Estados unidos”(アメリカの人々)

の表現で乗り切り(笑)、
ネイティブでも間違えることが多い表現なので上級者の人は徐々にマスターしていきましょう^^

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