スペイン語ができると得する仕事その3:在日大使館勤務

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

これまでスペイン語ができると得する仕事をいくつか紹介させていただきましたが、
日本にいながらにして、”ほぼ海外勤務”である”在日大使館勤務”、はスペイン語の語学能力が最も問われる仕事の一つといえます。

実際、大使館内は治外法権であり、職員も本国から派遣されてきた方がほとんど。仕事の進め方なども極めて本国のやり方に近く仕事で使われるのはその国の言葉のみという場合が多いようです。なので採用条件としては、当該する国の母国語となる言葉の高い語学力が求められます。

在日大使館、というと普段生活している上ではあまりお世話になることがないので
(入国や留学などの長期滞在の際にビザが必要な場合、手続きでお世話になるくらいかと…)
実際どんな業務を行っているのか若干イメージはわきにくいかも知れませんが、
在日大使や公使付きの秘書や通訳などのスタッフのほか、管理部や政治部、大使館の規模によっては広報部、文化部、商務部など、さまざまな部署があり、派遣されてくる外交官に日本の情報を伝えたり、その国の文化を日本に紹介することが主な業務となります。
概して、その国と日本と友好・信頼関係の構築に貢献する仕事といえるかと思います。

なぜスペイン語が在日大使館勤務に有利かというと、ほかの言語に比べるとスペイン語を公用語(母国語)としている国が圧倒的に多いため。

スペイン語を母国語としている国、つまり在日大使館でスペイン語が公用語になっている国は約20カ国。
日本と比較的関係が強いメキシコなどは大使館以外にも商工会議所なども存在するようです。またスペインなどはスペイン政府観光局のオフィスが日本にも存在しています。

まず高いスペイン語の語学力は業務を遂行する上では必須。そのうえで各業務に応じた職務経験や専門性が求められる場合がほとんどで
採用は中途採用という形式が多いようです。ここでも”英語に比べて圧倒的に学習者が少なく、堪能な人も少ないスペイン語”が話せると
かなり採用の上で有利になるはずです。

即戦力が求められるため、不定期に求人募集を出し、職務経験のある中途採用で一定期間契約という採用方法が一般的。さらに、自身の強みとなるスキル・経験を持っていると有利です。(あえて言えば会話程度の英語ができることもプラスのようです。)

求人は、ポストに空きが出た場合大使館のホームページで募集される場合がほとんどなので、勤務希望の大使館などがあれば定期的に求人情報をチェックするとよいかも知れません。

他の言語に比べると、対象となる大使館の数も多く求人数も多いことが予想されるので、(かつ、スペイン語をマスターしている人数は英語などに比べるとずっと少ないです)チャンスの確率は比較的高め。

スペイン語、ラテン文化にどっぷりつかった仕事をやってみたい!でも海外就職は少しハードルが高そう・・・という方にはぴったりのお仕事です。

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

コメント