目指すは”スペイン四大祭り”!?トマティーナの由来とは

目指すは”スペイン四大祭り”!?トマティーナの由来とは

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スペインの三大祭りといえばセビリアの”Feria de Abril”,
パンプローナの”San Fermin(牛追い祭り)そしてバレンシアのLas Fallas(火祭)ですが、
近年国際的な人気と知名度が高まっているバレンシア地方Bunolの”Tomatina(トマト投げ祭り)”。

街のの守護聖人を祝うお祭りの一環として毎年8月の一番最後の水曜に行われるこのお祭り。
人口約一万人のBunolの街にこの時期は世界中から四万人の人がお祭りのために集まります。

スペインのお祭りは宗教的な行事から派生したものがほとんどですが、
このお祭りのは1945年にさかのぼり、”お祭りの期間中に始まった”とあるハプニングか起源です。

街の中心広場でお祭りを見ていた一部の若者たちが、
自分たちもパレードに参加しようとパレードを行っている人たちと競り合いを始め、
たまたま近くで売られていた野菜スタンドのトマトを敵に向かって投げ始めたのがそもそものきっかけ。

その次の年も同じ日に今度は各自トマトを持参し投げ始め警察沙汰の大騒動に。
その次の年は禁止されたものの、やり方を変え地域の人たちによって”トマト投げ”は受け継がれていきました。
1957年地元の警察によってトマト投げが全面禁止になった時には”トマトのお葬式”が催され、デモも起こったほど。
ことを大きく見た地元の権威たちが1959年、開示時間やトマトを投げる時間に制限を設けるなど
”一定の規則を守ること”を条件に”トマト投げ”の再開を許可しました。

1980年からは市庁によって主催される正式な行事となり、
1983年スペイン国営テレビのドキュメンタリーで知名度を上げ、
その後は国際的な知名度人気も高まりあまりにも多くの人が訪れるようになったため
(最高の年で45000人)2013年より安全面などを考慮の上、トマト投げは22000名限定のの有料チケット制となりました。

お祭りが大好きなスペイン人。
さすが大騒ぎのチャンスは逃さないようです(笑)

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