ここ数年、日本でもスペイン料理の知名度があがり、
タパスバルも以前よりずっと見かけるようになって、嬉しい限りです。
スペイン料理といえば”パエリア”のイメージが強いようで、
どのスペイン料理店にもあるようですが、
(もちろん、スペインでもよく食されている料理ではありますが
正しくはバレンシア地方の料理です)
今年の8月、スペインの保険会社アリアンツグローバルアシスタンス
によって6万人のスペイン人を対象に行われた”好きな料理”に関する調査の結果、
は少し日本でよくみかけるお料理の顔ぶれとは異なるようです。
さて、数ある(そしてどれもおいしい^^)スペイン料理の中で
スペイン人が”トップ7”に選んだスペイン料理とは・・・
まず7位
アラブに起源をもつムルシア地方の代表的なスイーツ。
シトラスを卵、牛乳と小麦粉を混ぜたもで挟みをオリーブオイルで上げ、
砂糖とシナモンをまぶしたシンプルなお菓子(だそうですが、聞いているだけで胃もたれが・・・^^;)
このお菓子は、”Cafe de olla”と呼ばれる、コーヒー豆を鍋で炊き込み
レモンの皮とシナモンを少し添えたコーヒーといただくのが伝統的なムルシア地方の習慣だそうです。
6位 Quesada Pasiega (カンタブリア地方)
こちらはもともと中世に起源を発するといわれているカンタブリア地方の典型的なスイーツ。
発酵させた牛乳にバター、小麦粉、砂糖、卵を前シナモンとレモンを少し添えたもの。
チーズケーキに似たスイーツです。
5位 Tortilla de patata
やっとここで日本でも名の知れたタパスの一品が登場。
スペインのどの地方のバルでもお目にかかれるまさに”スペインを代表する一品”
あげたポテトを、よくかき混ぜた卵で包んだボリュームたっぷりのスパニッシュオムレツ。
(玉ねぎを入れたバージョンもあり)レシピのシンプルさも人気の秘密かも知れません。
ただ実際はバダボスから始まった”バダホス料理”との一節も。
5位から7位はスペイン人の甘党を裏付けるような結果でしたが(笑)
残りの4つの料理は、そしてスペイン人が”一番好きな料理とは?”
次回のポストに続きます!
スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪