スペイン語学習3つの難関

スペイン語学習3つの難関

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スペインのとある語学学校での受講生を対象にしたアンケートによると、
スペイン語学習の際に最も難しいとされるのは

1. /rr/ y /x/の音の発音
2. 動詞の活用
3.SerとEstar

だそうで、国籍違えど・・やはりみなつまずくところは同じのようです^^;

1. /rr/ y /x/の音の発音

母国語によって、難しく感じられる音は違ってくるようですが、日本人にとってダントツに難しいのは”R”の発音、特に”R”で始まる単語や”RR”の発音は巻き舌にしないと該当する音がでないのでなかなか難しいようです。
その他、イタリア語を母国語としている人にとってはXの発音、英語を母国語とする人にとってはIとYの発音の使い分けが難しいそうです。

”RR”の発音に関しては、まずはゆっくりと舌の位置を確認しながら練習し、徐々にRRを使った色々な単語を自然の早さで練習していく
という方法が効果的です。日本語にはない音なので(R自体が日本語にはない音ですね)最初は難しく感じられるかも知れませんが、発音のための口の動かし方を練習すれば、思っているよりも(見た目よりも?!)発音は難しいものではありません。

2. 動詞の活用

スペイン語は他の言語に比べ、動詞の活用が多い言語だといえます。
とくにA2レベル以上になると、この”動詞の活用”に躓いて挫折してしまわれる方も残念ながら多いです。
中でも不規則動詞の多さと、過去形が数種類あることが難しさのネックとなっているようです。(フランス語やイタリア語には同様の過去形が存在しますが、英語とドイツ語においては過去形は一種類です。)

攻略方法は、”覚えてたくさん使う”しかないのですが、
まずは日常でよく使うなじみやすい単語から不規則活用を練習して徐々に単語を増やしていく
たとえば”Ir(行く)”は代表的な不規則動詞ですが、使う機会が圧倒的に多い単語です。

3.Ser y Estar

A1レベルからC1レベルまで、”Ser”と”ESTAR”の使い分け方はスペイン語学習者そして教える側にとっても悩みの種です。
意味的には同じ意味を表す同士であり、なかなか使い方を極めるのが難しいのですが
一つのポイントとしてはEstarは一時的な状態を表す時、Serは恒常的な状態を表す時に使う、というものがあるようですが
それだけでは説明がつきかねる例がいくつかあります。
少し中級向けの説明になりますが、もうひとつの使い方のポイントとしては”Serは原因となる働きかけ、Estarはその結果の表現に使う”

たとえば
Ella es muy activa por eso esta siempre ocupada.
(彼女はとても活動できだからいつも忙しい)

El es feliz y siempre esta de buen humor
(彼は幸せでいつも機嫌がいい)

最初からいつかは乗り越えなくてはならない(笑)”スペイン語の難関”、心の準備をしておけば怖くない?!
ほとんどの学習者が躓くポイントでもあるので、なかなか身につかないからといって”やっぱり自分にはスペイン語は向いていない”とは思わず、じっくりと取り組んでいきましょう。
逆の言い方をすればこの3つのポイントをマスターすればスペイン語は攻略したも同然です。Animo!
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