厳しい寒さはこれで乗り切る!スペインの冬の伝統料理

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栄養たっぷり(こってり!?)でカロリー高めものが多いスペイン料理は、寒い季節にぴったりのものが多いです。

その中でもスペインの各地方で何世代にもわたって引き継がれてきている”冬のお料理”を
紹介させていただきますね。
冬季限定、地方限定のものもあるのでもしスペインにいらしたときに見かけられたら
食べのがしなく(^_‐)☆

1. Callos a la madrileña

Callos a la Madrileña
Callos a la Madrileña

牛の胃の部分をチョリソやモルシージャ(血のソーセージ)とともにゆっくりと鍋で煮込んだお料理です。
トウガラシで味付けをされている場合が多くそのため赤っぽい色をしています。もともとはマドリッド発祥の
料理ですが、スペイン全土のバルやレストランの定番料理です。

2. Cocido
cocido-gallego

スペインの冬の定番料理の一つでどの地方でも、若干名前や使う素材は違うものの見つけることができる一品です。
一般的には、ひよこ豆、牛肉、鶏肉、豚肉、モルシージャ(血のソーセージ)、チョリソ、トマトやニンジンといった野菜の煮込みが
短いパスタの入ったスープやパンとセットで出てくることが多いです。

3.Escudella catalana
escudellacatalana

カタルーニャ地方発祥の冬のスープ。野菜とお肉、ブティファラ(松のみの入ったソーセージ)ジャガイモ、ひよこ豆などを煮込んだスープに大きな”Pilota(カタルーニャ語で”ボール(Pelota)”という意味)と呼ばれる肉団子が入っています。
とくにカタルーニャ地方ではクリスマスの食卓の定番料理で、クリスマスバージョンには大きなカタツムリの甲羅に似た形をした”Galet”というパスタがはいっています。

4. Patatas a la riojana
patatasriojanas

ジャガイモ、チョリソ、ししとうを煮込んだシンプルな料理。もともとはリオハ地方の農夫たちが主に食していたジャガイモとししとうの煮込みにある日チョリソを入れてみることを思いつき、”たまたま”出来上がった一品だそうです。ちょっと日本の肉じゃがをほうふつとさせますね^^
現在では、スペイン中のどこのバルでもみかける(とくに本日のランチ”Menu del dia”の一品にあることが多いです)スペイン料理を代表する一品でもあります。

5. Sopas de ajo
sopa-de-ajo

もともとはコーヒーとともに食する朝食の一品だったお料理。かたくなったパンをにんにく、ししとう、肉を煮込んだスープで煮込み卵を入れたものが一般的です(卵がスープの暖かさで料理された状態になります。)地方によってスープの具は異なり、バスク地方ではタラ、リオは地方ではトマトやピーマンなども加えます。

6. Marmitako
marmitako
マグロ漁の盛んなカンタブリア地方発祥の料理。ジャガイモ、玉ねぎ、トマトをマグロとともにゆっくりと鉄鍋で煮込みます。
もともとは長期の漁に出掛ける漁師たちがよく料理していた一品だそうです。当時は色々な魚を使って料理されていたのですが、
現在はマグロのみで料理されています。

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