トランプ大統領も止められない!これからもアメリカでスペイン語が注目され続ける8つの理由

トランプ大統領も止められない!これからもアメリカでスペイン語が注目され続ける8つの理由

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

2016年、世界中をあっと驚かせたニュースの一つがアメリカ大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利でした。
アメリカの国益のために、メキシコからの移民を阻止することを公約の一部としていることが関係しているのか
就任後、早速ホワイハウスののホームページからスペイン語のページが消えてしまったことはちょっとした話題となり
(実際のところは”変更中’らしいとのこと)スペインの教育省の大臣までもがこの事実に対して苦言を呈しました。

しかしながら現在アメリカでスペイン語を母国語としている人口は全体の17%にも上ります。
いくら大統領が変わり、たとえ政策が”スペイン語の使用”に対して風当たりの強いものになったとしても
(現段階ではそこまでには達していないようですが)
今後もアメリカにおける’スペイン語の重要性’は変わらないどころかますます増してくるであろうと考えられています。

アメリカ合衆国においてはすでに”スペイン語を母国語とする”ヒスパニックはアングロサクソン(英語を母国語とする人たち)
についで人口が多い人種です。
政治の世界においても、共和党の代表となるべくドナルドトランプ氏と争ったMarco Rubio氏やTed Cruz氏はスペイン系の名字を名乗り、スペイン語を話します。またフロリダ前知事であるJeb Bush氏(ブッシュ大統領の家系)の配偶者はメキシコ人で彼自身も流暢なスペイン語を話します。

そのほか・・
1. スペイン語を母国語とする人の数は、スペインより(約4700万弱)もアメリカ合衆国(5500万)のほうが多く存在している

2. アメリカで外国語を学ぼうとする60%の人たちがスペイン語を選択する予定でいる。現在約800万人の”スペイン語学習者”がアメリカには存在する。

3.アメリカのヒスパニック人口の購買能力は12億ドルとされ、スペイン語を公用語とする国のうちにおいてはスペインのみがこの数字を上回る。

4. セルバンテスセンターの調査によれば、アメリカのスペイン語を話す人の数は増加し続け、2050年には1億3200万人に上ると予想される。スペイン語はアメリカ合衆国で”最も話される言語”になる。

5. 2000年から2010年にかけてアメリカ合衆国でスペイン語を話す人口は3530万人から5500万人にまで増加した。

6. アメリカ合衆国の30以上の都市ですでにヒスパニックが人口の過半数を占めている。カリフォルニア州サンタアナ(78,8%)、サリナス (75%), ポモナ (71%)、テキサス州のラレド (95,6%), ブラウンズビル (93,2%), マクアレン (84,6%) 、エルパソ (80,7%)
人口の64%がヒスパニックであるマイアミではレストランや商店で”英語が通じます(Se habla inglés)”という看板を見かけることも珍しくない。

7. アメリカではスペイン語を話せることによって、労働市場での価値が10%上がることが調査で明らかになった。

8.直近に行われた大統領選では2540万人のヒスパニック人口が選挙に投票した。

ということで・・ホワイトハウスのホームページも早急にスペイン語版の変更を終えたほうがよさそうですね。
”スペイン語の世界征服”はトランプ大統領にも止めることができなさそうです。

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

コメント