スペインの父の日”3月19日”そのちょっと変わった由来とは?

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日本では6月の第3日曜と決まっている父の日。
もともとのアメリカで始まった習慣でアメリカでも日本と同様6月の第3日曜と決まっているようですが
、スペインでは毎年3月19日の父の日。

3月19日はスペインでは大工の守護聖人である”サンホセ”を祝う祝日でもあります。
スペインの父の日の由来は、1948年に、マドリッドのある教師が、”母の日に嫉妬する”父親たちの声を聞き入れ、生徒の父親たちにも
感謝の機会を持とうと学校で彼らが主役となる祝事を始めたことがきっかけとされています。行事は当時はミサ、生徒たちの手作りによるプレゼント、子供たちによるお遊戯だったそうで、若干日本でも小学校で行われるような現代の”父の日”の行事に似ているかも知れませんね。
”父の日”の日にちはキリスト教の宗教的な意味合いから、
イエスキリストの父であり、進行深く謙虚で働き者の理想の父親像として知られる”ホセ”を祝う”サンホセ”の日に制定されたそうです。
ただこの日は、バレンシアを除いては特に祝日とはされていません。(バレンシアは火祭りの最終日となるため祝日にあたります)

スペインの父の日は、他のスペインの祝日と同様、家族全員があつまり、特にこの日は、お父さんだけでなく”おじいちゃん”あたる人たちを囲んで食事をするのが一般的なようです。
小さな子供たちはお父さんやお爺ちゃんに学校で作った手作りのプレゼントを渡します。その他の父の日のプレゼントとしてはネクタイが一般的だそうです。

”母の日に嫉妬した”(笑)お父さんたちの訴えによって制定されたスペインの父の日。
由来と時期は違うものの、お父さんを囲んですごす習慣自体は日本ととても似ているかもしれませんね。

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