日本で一番有名なスペインのスイーツといえばおそらく。
濃厚なチョコレートに、油で揚げたチュロというドーナツの細いようなお菓子を浸して食べる”チョコラテコンチュロス”。
マドリッド地方などでは典型的な朝ごはんとして食されているようで、
朝からこんな甘くて濃いものを食べてしまうスペイン人、その甘党ぶりが半端ないことは理解にかたくないですが、
スペインのご当地スイーツ、チョコラテコンチュロもに負けず劣らずの”濃さ”。です日本ではありえないこの味ぜひスペインにいらしたときはチャレンジしてみていただきたいです。(まさに”味わう”ではなく”挑戦”といった感じです・・^^:)
まずは春の季節限定のこの2品
Torrijas
”スペイン版フレンチトースト”?硬くなったパンを牛乳かワインに浸しておきとき卵を通して揚げたお菓子です。砂糖とシナモン、はちみつをまぶして食べるのが一般的です。
カルナバルから、復活祭(Semana Santa)の間にあたる”Cuaresma”(復活祭に備えて心身を浄化する時期)の期間の食べ物とされています・・が、浄化どころが、消化もなかなか大変そうな濃いお菓子…です^^:
Pestiños
アンダルシア地方で復活祭(Semana Santa)の時期に食される伝統的ななお菓子です。
”小麦を油で揚げる”揚げがしはプリンと並んでスペインの国民的スイーツなようで、このPestiñosもその一つ。
小麦、アニス、白ワインを混ぜたベースを油で揚げたドーナツのアレンジ(?)に砂糖をいっぱいまぶしたお菓子です。
そしてスペインの国民的デザートたち?!
Flan
スペインの国民的デザート(笑)Flan(プリン)。タパスではないのにほとんどのバルにも必ず手作りFlanが常備されています。
卵と牛乳、レモン、キャラメル材料は日本のプリンと同じで、バルやレストランで食べると手作りなので素朴な感じでおいしいのですがその甘さは容赦ないです。
また国民的デザートだけあってスーパーにいくと、カフェ、チーズ、コンデンスミルクを使ったプリン(もっと甘いのが好きな人がいるのですね・・・^^:)などいろいろな種類のものを見かけます。
Tarta de la Abulera
直訳すると”おばあちゃんのケーキ”。典型的なスペインの”誕生日ケーキ”で、生クリームとチョコレートが何重にも重なったケーキです。クキーでできたスポンジはミルクあるいはワインに浸されているのでしっとり。(個人的には、チョコレートの味も感じられないほど甘いものが多いので苦手なケーキだったりします。)
Crema catalana
日本人の私からするとカスタードをそのまま食べているようにしか思えないお菓子なのですが(それもおそらく日本のカスタードの軽く2倍のお砂糖は入っていると思います。味が微妙に違うので)。もともとは18世紀にシスターたちがプリンを作ろうとして失敗したことから生まれたデザートだそうです。通常少しシナモンの風味が利いていて、プリントはことなりカラメルソースの代わりにお砂糖の焦げたものが表面に乗せられています。
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