スペインでの結婚式でのマナー

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‘ジューン・ブライド‘という言葉があるように、世界各国で6月は結婚式が多く行われる月でもあります。
スペインにおいてもそれは同様のようで、気候のよい5月半ばから6月にかけては‘結婚式シーズン‘です。

日本においてはいろいろな‘結婚式のマナー‘が存在しますが、
‘ゆるーい‘スペインにおいてもやはりいくつかの‘マナー‘が存在します。

もしいつかスペインで、あるいはスペイン人の結婚式に呼ばれる際にはぜひ参考にしてみてください。

■ ドレスコード
その他の国と同様‘白‘のドレスを着るのは新婦のみとされているので、白のドレスは避けること。
また昼間の結婚式には短めの丈のドレス、夜の結婚式には長めの丈のドレスが好まれるようです。(これは必ずしもそうでなければならないというわけではないです。)
スペインにはまだまだ‘カジュアルウエディング‘というのは珍しく、結婚式に呼ばれたゲストはめいいっぱい着飾ります。
男性も正装が求められ、ダークな色合いのスーツにネクタイというのが一般的です。

■ アクセサリ―や髪型・メイクアップ
スペインの結婚式では呼ばれた側もかなり気合をいれて着飾ります。なのでアクセサリーもかなりきらびやかで華やかです。
また新郎新婦と同様ゲストも‘最も美しい‘ことを求められるので、この日の為に美容院などでプロに髪型やメイクアップを依頼するのが通常です。

■ 贈り物
かつては、新婚生活の為のプレゼントをゲストが用意するという形が一般的でしたが、昨今では結婚の際のお祝いは‘現金‘
が最も一般的となってきています。新郎新婦がゲストに送る結婚式の招待状に銀行口座の情報があり、ゲストが短いお祝いのメッセージとともにその口座にお祝いを振り込むという形です。金額は少なくとも結婚式の食事代をカバーできる金額、広りあたり平均で75ユーロから100ユーロ程度が平均です。

■ 座席
アメリカやイギリスの結婚式と比べるとスペインの結婚式は招待客の数がかなり多くなる傾向があります。結婚式には、家族、遠くの親戚、友達そして時には近所の人たちなども招待されています。
教会での式は一番前の列は家族の為の席となっており、ほとんどの場合招待客の多い結婚式においてはそれぞれが着席する場所が最初から決められています。

■ 披露宴
まずはアペリティブから始まり、立食形式で楽しめるシーフードやハムなどさまざまな種類のものがそろいます。
そのあとは、前菜、メイン、デザートと続き、ワイン、ビールとたくさんのアルコール…。
延々と続く‘典型的なスペインの食事‘に似た光景が広がります。通常食事は夜10時前後に開始し、2-3時間続きます。

■ Sobremesa
これはスペインの結婚式の特徴的なイベントです。ディナーのあとの‘中休み‘的な位置づけでダンスが始まる前にウェディングケーキを食べながらコーヒーやお茶を飲んで一息です。

■ ダンス
新郎新婦がダンスを披露し、そのあとその家族がダンスを始めるとゲストたちもそれに続きます。ダンスタイムは翌朝まで続くことも珍しくありません。

スペインの結婚式が翌朝6時にチュロスとチョコレートで〆を飾る・・というのはよくあることです。

スペインのそれぞれの地方によって、習慣は異なるようですが、どこでも大切にしているのは、新郎新婦、家族、ゲスト
皆が‘結婚式を楽しむこと‘。
スペインらしいといえばとてもスペインらしいかもしれません^^

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