“正真正銘”のスペインバル”を見分ける方法

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最近あまりバルセロナでみかけなくなった典型的な”バル”。
おしゃれなカフェやこぎれいなレストランは増えたのですがさみしい限りです。

そもそも”正真正銘のスペインバル”とはどんなものなのか、見分け方のポイントはこちらです・・・

1.テレビがなぜか音なしの状態でついている
テレビではニュースが流れているのに(字幕付きで!)なぜか全く違う音楽がながれてきて・・・画像と音が全く一致していません。
ただサッカーの試合のときだけは画面と音が一致します。

2.カウンター越しの壁に地元のサッカーチームの旗が飾られている

3.目立つ場所にハムが飾られている

4.なぜか音が響くような作りになっている。:
”にぎやか(うるさい?)であればあるほどよい”のがスペインバルらしく、壁は平らで、カフェマシーンの音、お皿の音、ウェイターの叫び声全てが壁に反射して2倍になるようになっているそうです。

5.ランチをたのむとかごに入ったパンがすぐに出てくる

6.新聞を比較するにはパーフェクトな場所。:
全国紙、地方紙、地域紙、スポーツ紙とさまざまな新聞が通常置かれています。

7.ビネガーがたっぷりかかったミックスサラダが出てくる。
ちなみにトマトはごく薄です。

8.特定のビールあるいは清涼飲料水メーカーの立て看板が立っている。

9.スロットマシーンと煙草の販売機がある;煙草はバル内ですうことはできませんが・・・

10.外看板に書かれた”Menu del dia(本日のランチ)”に必ずスペル間違いがある。:
スペル間違いがないならそれは”バル”ではなく”こじゃれた小料理屋”です。

11.観光地には英語に翻訳されたタパスの看板がかかっている: 
正確なさより”創造性”を追求した力作です。

12.メタル製の机と椅子がテラスに置かれている:
夏はメタルがやけどしそうになるほど暑くなることもあるのですが、それもテラス席の醍醐味のようです。

13.タパスと菓子パンが一緒にカウンターのガラス容器に並べられている:
トルティーヤ、サラダ、チュロ、クロワッサンと出せるものはおやつもおかずも一緒に並べておきます。

14.創造力にあふれたフレーズのかかれたポスターが飾ってあることがある。
それらしく書いてあるものの、よく読んでみるとあまり意味のないものがほとんどだったり・・・。

15. Plato combinadoが置いてある。:フライドポテト(あるいはお米)、目玉焼き、カツ(こちらではMilanesaとよばれています)、サラダが一つのお皿に盛りつけられたPlato combinado. Menu del dia(今日の定食)が気に入らなかったときのオプションです。

最近は減っていく一方ですが、かなり適当でツッコミどころ満載で愛嬌たっぷりの”スペインバル”。
数はすくなくなりつつあるものの、これからもずっと街のオアシスとして存在し続けてくれることを願います。^_-☆

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