スペイン語でめぐる”El camino de Santiago(サンティアゴ巡礼)”

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イエスキリストの12使徒のひとりである聖ヤコブの墓が発見されたともいわれがあり
ローマ、エルサレムと並ぶキリスト教の世界三大聖地のひとつである、スペイン、ガリシア地方の
サンティアゴ デ コンポステーラ。

1000年以上の歴史を持つ聖地への巡礼道は”El camino de santiago(エル カミ‐ノ デサンティアゴ”あるいは”El Caminoエル カミ‐ノ)”と呼ばれ、現在はキリスト教徒に限らず世界中から巡礼に参加する人が訪れます。

特に夏場は、長いバケーションを利用してヨーロッパからの参加者が増える期間でもあります。

巡礼のルートはいくつかありますが、各ルートの平均は800キロメートル。なかなか参加するのに覚悟のいる道のりでもあります。
(何年かにわけて少しづつ…という巡礼の仕方もあるそうです。)

スペインファンなら一度は挑戦してみたい?El Camino。
関連する単語をまじえつつ、いつか参加できる日のために入門編…です。

最終目的地であるSantiago compostela の大聖堂(Cathedral)はかつて聖ヤコブ(Santiago El mayor)のお墓があった場所であるとされます。カテドラルはサンティアゴ デ コンポステーラの旧市街とともに1985年にユネスコの世界遺産(Patrimonio de la Humanidad por la Unesco)に指定されています。

巡礼にはいくつかのルートがありその中でも最も巡礼者が多いとされる”フランスの道”Camino de Santiago Francésとフランス国内の巡礼のルートはユネスコの世界遺産指定を受けています。

そのほかヨーロッパ内では、イギリス、ドイツ、オーストリアにもサンティアゴの巡礼ルートが存在しています。

巡礼に参加するにあたってはまず、Credencial del peregrino(巡礼手帳)を入手します。この手帳は巡礼ルートにある宿泊所(Alberge)や教会(Iglesia)で入手できるそうで、巡礼のルートで立ち寄った場所でスタンプをもらっていきます。この手帳は、
巡礼の途中の宿泊先などで巡礼者であることを示すための証明となります。

巡礼者(Peregrino)たちは巡礼の途中、公共の宿泊所(Alberge publico)や個人の善意によって運営されている宿泊所(
Alberge privado)を利用することができます。値段はおおよそ一泊3-7ユーロ、場所によっては寄付のみのところもあります。
(もちろん、普通のホテルにもとまれます!)

また数世紀前から巡礼者((Peregrino)であることの目印として使われているのがホタテ貝(vieira )です。ホタテ貝はガリシアの海岸沿いの特産物の一つであり、巡礼者たちは旅の間持ち物の見える部分に結び付けるなどして巡礼中であることを印として用います。

巡礼ルートをこなし最終目的地である Santiago compostelaに到着した巡礼者(Peregrino)たちには La Compostelaと呼ばれる証明書が発行されます。この証明書を得るためには、最低でも徒歩で100キロメートル、自転車で200キロメートルルートをこなすことが条件とされます。巡礼手帳におされたスタンプなどの証明を基にして発行され、現在では年間で100000枚以上、100カ国以上の人々に証明書が授与されているそうです。

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