日本に持って帰りたいスペインの7つの習慣

日本に持って帰りたいスペインの7つの習慣

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日本とはあまりにも違いすぎて最初はとまどったものの、
慣れてしまうと”日本でもこうだといいのにな”と思う習慣もたくさんあります。

もともとスペイン人は”あまり仕事が好きな人たちではない”イメージがあるように思いますが裏を返せば、そのおかげで
仕事の合間の休憩がしっかり取れたり(しかも長い)、休みがとりやすかったりします。
また家族との時間をとても大切にします。

これからこのままであってほしい、そして日本にも持って帰りたい!と思うスペインの7つの習慣は・・・

1.Sobremesa
食事とくに昼食の後のながーいおしゃべりの時間には実は名称があり”Sobremesa”と呼ばれています。デザートを食べ終わった後でもすぐに席を立たず30分から時には数時間(週末や祝日など)、デザートワインやお茶、コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみます。
会社などでも通常昼休みは一時間30分から2時間なので平日でもゆっくり食事をたのしみ、食事の後のおしゃべりを楽しめます。

2.Siesta
スペイン人にとって昼食は一日で一番大切な食事なので、家に帰って食事をする人もいます。特に夏においては昼の2時から3時は一番暑い時間帯で何をやっても効率があまり上がらないので、食事のあとに20分ほどの軽い昼寝をしてから仕事に戻る人もいます。
実際食後の時間帯はだれにとっても眠くて仕事の効率が悪い時間帯でもあるので、思いきって寝てしまい、リフレッシュして仕事に戻と逆に生産性もあがるような気がします。

3.Asuntos Personales
Asuntos Personalesは訳すると”個人の事情”。スペインの会社では、仕事の前に子供を学校に送っていかなければならなかったり、また家族が病気になったりした…などの”家庭の事情”に職場はかなり寛容です。”家庭の事情”のために始業時間をずらしたり、または一日お休みを取らなければならない場合も”後ろめたさ”のようなものは感じていないようで、周りの人たちも協力的です。

4.時間に寛容
“スペイン人は時間にルーズ”というのは耳にされたことがあるかと思います。最近は前ほど気にならなくなりましたが、この国では”約束の時間はあってないようなもの”です。ただ感じるのは”時間にルーズ”というよりは”時間を守る”がスペイン人にとって優先順位が低いのかなという気がします。”時間を遅れないように”とストレスを感じることはないですし、こちらが時間におくれても”だらしがない””礼儀がない”という風に思われることもないので、とても楽です。

5.日曜の午後は家族の時間。
典型的なスペインの家庭では日曜に家族、(多くの場合親戚一同)集まってながーい昼ごはんを食べるのが習慣です。スペイン人にとって”日曜の午後”は”家族のためにとっておく時間のようです。

6.えんえんと続くご近所さんたちの夕暮れ時の会話
スペインにはところどころに小さな広場(Plaza)や道に並んだベンチをよく見かけるのですが、夕方になるとご近所さんたちが広場やベンチに集まって延々と長話が始まります。スペインでは地域の人たちとの結びつきが強く、アパートなどでは隣に住んでいる人はもちろん、ほとんどの場合は同じ建物に住んでいる人たちはみな顔見知りです。

7.お休みはしっかり取る
日本ではほとんどもお店が年中無休ですが、スペインでは基本的にお店は日曜日は閉めなければならないことが法律で決められています。(日曜お店を開きたい場合は別途許可を得る必要があります。)レストランは例外で日曜も営業の許可があるのですが多くのレストランが日曜の夜から月曜にかけて休みを取ります。またスペインの会社では有給休暇が3週間あり、みな例外なくきっちりと取得します。

もちろん、”スペイン人が日本から持ってきてほしい習慣”も逆にありますので、またあらためて紹介させていただきます^^

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