数字を使ったスペイン語の表現

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

スペイン語の会話にかなりの頻度で登場する”本来の意味とはことなる表現”。なじみがないと相手の言っていることが理解できず
会話が成り立たなくなってしまうこともあるので、ひたすら覚えるのみ!です。

今回は”数字を使った”スペイン語の表現です。

■ ser un cero a la izquierda;
”左側にあるゼロになる”は数学から来た表現です。数学においては0を左側においても、たとえば20の左側にゼロをおいて020としても数字の価値は変わりません。右側に0をおくと価値が増えるのとは対照的です。このことから”ser un cero a la izquierda”は”役に立たないもの””存在感影響力がないこと”を意味します。

■ cada dos por tres;
”Cada dos por tres””3回のうち2回”は文字通り”高い頻度で繰り返し行われること”を意味します。またその”頻度の高さ”を強調するために使う表現でもあります。たとえば最近では”las independisitas hacian manifestaciones cada dos por tres”(独立派はしょっちゅうのようにデモをしていた)という感じの使い方をします。

■ ser/haber cuatro gatos.
”4匹の猫(がいる)”は”予想していたよりも賑わっていない様子”あるいは”ほとんど人が集まっていない様子”を表す表現です。イベントやなにかの集まりの様子を表す時に使う表現で”Ayer fui a un evento y solo habia cuatro gatos” あるいは”Ayer fui a un evento y eramos cuatro gatos”のように使います。どちらも”昨日でかけたイベントには、ほとんど人がいなかった”の意味を表します。

■ ser más chulo que un ocho;
”Chulo”は見た目が良い”という意味の口語表現ですが、”(主語)es un chulo”となる場合意味合いが変わり”(主語)が傲慢、高飛車”という意味になります。”
ser más chulo que un ocho”は後者の意味合いで使われる場合が多いです。
ただ、”だれかが綺麗に着飾っている”という場合に使われることもあり、これは昔マドリッドの8番のトラムが、マドリッドで一番大規模なお祭りサンイシドロ祭に綺麗に着飾った人たちを運んでいたことから来ているそうです。

■ mantenerse en sus trece;
欧米では不吉な数字とされている13ですが、mantenerse en sus trece(13の位置を維持する)は”(ある間違った意見に)こだわって他の人に意見に耳を傾けない”という意味です。同義語は“ser un cabezón” / “ser un cabezota”.(直訳すると”大きな頭”で日本語の”意思頭”に相当する表現です。)

■ cantar las cuarenta.
直訳すると”40を読み上げる”ですが意味するのは”叱る、注意する”という意味です。(間違いを正すという意味での”叱る”です)
たとえば小さな子供がなにか危険なことをしそうになったときに、親が”Canta las cuarenta”で子供の間違いを叱って教育をします。

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

コメント