2017年に新しく”スペイン語認定”された単語一覧

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2017年も残すところあとわずか、クリスマスを目前にRAE(Ral Academia Espanola スペイン王立アカデミー:スペイン語の標準を規定している組織)が新しい3000の単語を追加し正式に”スペイン語単語として認定しました。

これまで頻繁に使っていた単語も実はスペイン語の辞書にはのっていなかったかも?
以下今年正式にスペイン語認定された単語の一部を紹介します。

■ un montón de
”たくさんの”を強調した表現として使う”un montón de”。この言葉を耳にしない日はないといってもいいほど会話に頻出する言葉なのですが、辞書にはのっていない”口語”でした。今年ようやく”スペイン語”としての認定を受けたようです。

■ perritos falderos
ほんの20年まえまではほとんどの飼い犬が狩猟犬か番犬で、家族のようにかわいがる対象として犬を飼うという概念自体がスペインで新しいせいか”Perro falderos(愛玩犬)という言葉はスペイン語の辞書には存在しませんでした。PerritoはPerroの愛称で特に小さい犬を意味する単語です。

■ El vallenato
コロンビアの民族音楽の一種で、スペインのクラブなどでよくかけられる音楽です。かなり前からスペインに存在するのですが、単語自体は今年やっと”スペイン語認定”を受けました。”Jazz”という単語が認定をうけたのもつい数年前のことなので文化に関連する単語が正式に”スペイン語単語”として認められるのには時間がかかる傾向があるようです。

■  Los táperes

なぜ複数形なのかは疑問なのですが、複数形で辞書に登録された”タッパー”を意味する”Taperes”(ローマ字読みでタぺレス、スペイン人にはこんな風に聞こえているようです・・)

■ El hummus
ひよこ豆のディップ”ウムス”はスペインでも人気の料理の一つ。スペイン料理ではありませんが、最近のヘルシーブームも相まって、多くのレストランでみかけるようになり、正式に”スペイン語”として認定されました。

■ El humor británico (y el inglés)
実際はどうなのかはさておき、スペイン語の辞書に加わった”ブリティッシュジョーク”ということばは”皮肉、嫌味に満ちたジョーク”だそうです。イギリス人のユーモアセンスはスペイン人にはお気に召さないようです。

■  Las puntualidades británica, inglesa y germánica
”イギリス人のような時間に対する正確さ”、形容詞が”germánica“の場合は”ドイツ人のような時間への正確さ”を意味し”厳格に時間を守る、遵守する”の意味で辞書に登録された言葉です。”Puntualidad Japonesa”が辞書に登録されるのもそれほど先でもないかも知れません。

社会環境の変化も少し垣間見える”新語”たち。新しい言葉が3000も追加されあらためて言語は日々進化しているものなのだなぁと感じずにいられません。さて2018年はどんな単語が加わる一年になるのでしょうか・・・

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