スペイン流”新年の7つの習慣”

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スペインには新しい年を迎えるための”お正月”はなく、とくに日本のように新しい年を迎えるために家を飾り付けたり…という習慣も”初詣”的なイベントもないのですが(あえていえば12月31日、大みそかに新年を迎えるための盛大なパーティーを行うのが一般的です。)新しい年をさらに良いものにするために”幸運を呼ぶ”といわれる習慣はいくつかあるようで…その効果は如何に?!

せっかくなので、2018年にむけてぜひ”スペイン流の新年のゲン担ぎ”お試しください^_-☆

まずはスペイン国民のほとんどが大みそかに同じことをするこちらから・・・

1.12月31日の大みそかの12回の鐘の音にあわせて12このぶどうを食べる。

年が明ける直前に、12回鐘がなりひびき(あるいはテレビで実況中継をされるのをみつつ)その鐘の音とともに12個のぶどうを食べると
来るべき年には幸運がやってくるとされています。が、この習慣ははっきりいってなんの根拠もなく、(苦笑)1909年に、取れ過ぎてしまったぶどうを売るためにレバンテ地方の農家が思いついて広めた習慣だそうです。

2,新しい赤い下着を身につけて新年を迎えると幸運がやってくる。
赤は幸運や豊かさをもたらしてくれる色であるといういわれがありますが、同時に中世では”血”や”悪魔””魔女”を連想させる
色として表だって身につけることはタブーだったそうです。そのために下着として身につける習慣ができたようです。

3.元旦にレンズ豆の料理を食べる
”Lenteja(レンズ豆)は”豊かさ”のシンボルとされ、元旦にレンズ豆を食べると成功と幸福を手に入れることができるといういわれがあります。

4.一年間にあった悪い出来事をすべて紙に書き出して燃やす
火でもやすことは”浄化”の意味をもつとされています。(古い家具を燃やす夏至のお祭りサン・ファンや、バレンシアの火祭りなどスペインのお祭りには”火”を用いるものが多いです。)こうすることによって、ネガティブなエネルギーが浄化され新しい年にひきずらないように悪い出来事を本当の意味で終えることができるとされています。

5.新年の金運をよくするためには
大きめの額のお札(100ユーロ、200ユーロあるいは500ユーロ札)を右靴にいれ、元旦が始まるときに手にもつと一年中お金に困らないといわれています。また別のバージョンとして乾杯をするカヴァやシャンパン、シードルに金色の指輪を入れるというものもあります。
一年のはじめをお金とともに迎えると一年中お金に困らないといういわれから来ているそうです。

6. 元旦にトランクを持って家の周辺を回る
この儀式をすると新しくやってくる年に旅行をたくさんする機会に恵まれるそうです。新年の鐘が鳴っているときに
トランクを家の外に出すという別のバージョンもあります。スペインだけでなく南米でもよく行われる新年の”ゲン担ぎ”だそうです。

7.新年第一日目は”機嫌良く”過ごす
元旦の日だけは言い争ったり誰かに腹を立てたりせずにいい気分で過ごすことによってネガティブなエネルギーの流れをたち、新年にやってくるよい出来事を迎えることができるといわれています。

日本に居ながらにしてできる”ゲン担ぎ”もあるのでぜひお試しを!

2018年が皆様にとってさらに飛躍の年となりますよう、来る年もどうぞよろしくお願いいたします。

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