スペイン人が”戸惑う”7つの習慣

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所変われば…で当然のことながら日本ではごく当たり前、あるいは他の欧米の国ではあたりまえなので”スペインでも当たり前だろう”と思いこんでいる習慣が、スペインでは”マナー違反”にあたることも。スペイン人はもともとかなり寛容な人たちなので”マナー違反”したところで
それほど気にかけることはあまりありませんが・・・誤解はできれば避けたいもの。

下記いくつかスペイン人が”え?!”と思ってしまう7つの習慣をあげてみました。

■ 仕事をしながらの食事
日本にいたころは、昼休みもデスクで電話番やメールをしながら食事…というのは珍しくもなくもちろん”マナー違反”などでは決してなかったのですが、”食事の時間”をとても大切にするスペイン人にとっては”ありえないこと”のようです。以前のように”シエスタ込みの2時間の昼休み”は減りつつあるものの、食事の時間はきっちりとり(最低でも勤務時間中に2回)、移動しながらなどの”ながら食い”はどちらかといえば”マナー違反”ととらえられるようです。(ただ何事においてもゆるい人たちなので、別に道でものを歩きながら食べていてもとくに白い目で見られるということなどはありません。気にも留めません・・・)

■ チップの習慣
他の欧米諸国と異なり、スペインには基本的にチップの習慣はありません(受けるサービスの質があまり良くないということも関係しているのかもしれませんが^^;)”チップは置かない”が基本で、自分が良いサービスを受けたと思えばお釣りのうちの小銭を少し残す、が通常なので多めのチップを残すとスペイン人にびっくりされることも。(もちろんお店の人は喜びますが・・・)

■ 丁寧過ぎる態度
スペイン人は基本的に”雑”な人たちです(苦笑)。話し方も、目上の人や年がかなり離れた人(年上)、上司に対してすら2人称(Tu)で話すので当初若干戸惑いました。(日本では上司や先輩にため口は、よほど親しくない限り失礼にあたりますし気分を害する人もいます。)
なので、ことあるごとに”すいません”といってしまう日本人、たまたまちょっとぶつかってしまったり、ほんの少しだけ遅刻したり・・・の行動は不思議に映るようです。

■ お酒を飲みすぎる
ランチのときに”ワインか水”の選択肢が基本となっているスペイン人にとって”アルコール”は水同然。なので”飲みすぎる”こともあまり
ありません。バルセロナでもだいたいのばあいよって大騒ぎしてるのは地元の人というよりは観光客が多いです。

■ 時間をきっちり守る
ほとんどのスペイン人にとって”20分前後の遅刻”は”遅刻”とはカウントされません。なので少々の遅刻で遅れた相手の謝罪がなくとも流しましょう。逆にこちらが少々遅れても相手は気にすることはありません。文化的に”時間を守ること”の優先順位が低いので、”時間のルーズさ”に関しては話題にしないのが一番です。

■ 誕生日は散在の日!?
スペインでは”誕生日の人”が招待した人にごちそうするのが基本です(日本とは逆です。)なので、友達が誕生日会を開いてくれることは期待せず(笑)自分で開催して、お代も基本は自分もちです。招待された人は代わりに誕生日プレゼントを持ち寄ります。

■ シエスタの習慣
スペインというと”食後の昼寝”のシエスタが結び付けられることはまだまだあるようですが・・・実際のところここ数年、”シエスタ”の習慣は姿を消しつつあります。10年前に比べると昼休みの時間帯(午後2時から4時)に開いているお店も多くなりましたし、企業などでは昼休みの休憩時間は1時間半のところがほとんどです。実際OECDのレポートによればスペイン人はドイツ人よりも職場で過ごす時間が長く、生産性の低下の関係が疑われており、勤務時間中の休憩時間を短縮する(昼休みを短くする)動きが手出てきているようです。”古き良き?!”習慣がなくなっていくのはさみしい気もしますが、シエスタは徐々になくなりつつある習慣なのかも知れません。

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