”家族”に関するスペイン語表現

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スペイン人は家族を大切にする、とはよく言われます・・し、事実です。

なにか行事があれば必ず家族で集まりますし、仕事よりも”家庭の事情”が必然的に優先されます。
(やや”働かないためのいいわけ?”と突っ込みたくなる時もありますが)以前、日本の”単身赴任”の話をしたときに”スペインではあり得ない”といわれました。転勤もしかり、です。

そんな”家族愛”のせい?!か”家族”に関する色々なスペイン語表現が存在し、もちろん日常会話で頻出するものも。
下記、ぜひとも覚えておきたい”家族に関する表現”を紹介させていただきますね。

320. Expresiones familiares

Ser el primo 
”Primo”は”いとこ(男性形)という意味ですが、冠詞が変わると意味が変わります。
本来の”従兄”という意味で使いたい場合は”Mi primo”や”Tu primo”など単語の前に所有を意味する冠詞をつけます。
”El primo””Ser el primo”の場合は意味が全く異なる”だまされやすい””なんでも信用する人”の意味となります。

ser un hijo de papa
直訳すれば”父親の息子”ですが、あえて”Papa”を加えたことによって”甘やかされている人”あるいは仕事などにおいては”コネを使って
仕事や地位を手に入れたので実力が追い付いていない人”と少し皮肉を込めた意味で使われます。

tio bueno / tia buena

Tio/Tiaはそれぞれ”おじさん””おばさん”の意味ですが、スペインではおじさん、おばさんでない人も”Tio””Tia”と呼びます。特に親しい間柄の場合は”Amigo(友達)”の意味で、”Que tal? tio!”のように使われることが頻繁にあるので、”Tio/Tia”という呼び方をされても、おじさん/おばさん扱いされているわけでは決してないのでご心配なく。
同様に Tio bueno は”かっこいい、ハンサム”、Tia buenaは”綺麗、スタイルがいい”というほめ言葉です。
ただBuenoを前に持ってきた”Buen tio’は”性格の良い人”という意味になり使われ方が全く異なってくるので注意です。

No tener abuela
”自分のことを過大評価している人”を意味します。Abuela(おばあちゃん)はスペインも日本もかわらず、孫かかわいくてほめちぎり甘やかす存在です。”そのような存在がいないので自分で自分をほめている”という解釈からきた表現です。

Sacar de madre
日本語に直訳すると???と意味をなさない表現ですが、意味は”邪魔をする、疲れさせる、問題を生じさせる”状況や人物を意味する表現です。たとえば ”Al aprender espanol, a mi me sacan de madre las congugacion de verbos”(スペイン語を勉強するのに動詞の変換であきらめそうになる)といった感じです。

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