スペイン流酷暑のしのぎ方

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今年は日本各地厳しい暑さが続いているようです。
スペインもバルセロナは6月末までは例年になく涼しかったものの、単に夏の訪れが遅れただけだったようです。

毎日の気温の高い日が続いています。日本に比べると湿度は低いので(といってもバルセロナはスペインの中では湿度が高い方なので比較的日本と似ています)
特に太陽の日差しがスペインでは日本より強いのか…日差しが一番強い時間帯は外出もはばかられるほどです。
逆に太陽が沈むとかなり涼しくなるのはありがたいのですが…。

日本にも負けず劣らずの暑さのスペイン、
スペイン人流”酷暑のしのぎ方”とは?色々なスペインの雑誌で紹介されていた”Como combatir el calor(どうやって暑さとたたかうか)”を集めてみました。

■ ブラインドを下ろす
スペインでは昼間なのに窓のブラインドを下ろしている家を結構見かけます。こちらで暮らし始めた当初は不思議だったのですが、(防犯の面でも逆に泥棒に”内は留守にしています”と言っているようなものなので)特に夏の間はブラインドを下ろしておくと太陽の光が家の中に入ってこないので気温が上がりません。
昼間から家の中がうすぐらーくはなってしまいますが、暑さには変えられず…です。

■ 公園で過ごす
バルセロナには市内に、旧市街近くのシウタデリャ公園、サンツ駅すぐ横の繊維工場の跡地が公園になったパルケ・インドゥトリアル、そしてモンジュイックの丘など、少し歩けば木陰を見つけられる場所にあふれています。またマドリッドにも中心街にレティーロ公園があり、スペインは都市部にも必ずいくつかの公園があります。実際真夏日でも森に入ると涼しいのと同様、猛暑日でも公園の芝生の上はひんやりして、大きな木の下は長時間いても暑さを感じません。

■ ひんやりとしたものを食べる。
そうめんやざるそばはスペインにはないので…(笑)サラダやフルーツ、水分の多い野菜など。また夏はスペイン料理ではガスパチョ、も有名ですね。色々な野菜が取れる冷たいスープ、オリーブオイルやパン粉もはいっていてカロリーもしっかりとれるので夏バテ防止に効果がありそうです。
バレンシア発祥のオルチャータ、もお芋をベースにしたミルクのようなドリンクで栄養がしっかりとれます。気温が上がり始めると青汁スタンドのごとく、街のあちこちでオルチャータスタンドを見かけるようになります。

■ ショッピングセンター、デパートに行く
買い物を誌に行くのではなく単に”涼みに行く”だけの場合も多いようです(笑)。お店には人はまばらでもカフェはフードコートは大混雑はよく見かける風景です。

■ 何もしない(シエスタ・・・)
バルセロナでは次第に見かけなくなりつつある習慣ですが、夏の時期気温がかなり高くなる南部のアンダルシア地方では、暑さのため物理的に外にでるのが危険だったり、仕事の効率が極端に悪くなるのでこの時間は休憩時間にせざるを得ないという場合もあります。

■ 水のある場所で涼をとる
気をつけてみるとスペインの街には日本の街に比べて噴水が設置されている場所があちこちあったり、ある程度の大きさの公園であれば池や水場があります。
暑い日は子供たちは水辺で遊んだり、(いちおう”入るな”とは書いてありますが…^^;)木陰に座って噴水を眺めながら涼をとったり。街のあちこちにある”水のある場所”は夏の暑さ対策の一つのようです。

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