英語についで着々と世界征服を進めるスペイン語、
ヨーロッパでも勢力をましつつあるようです。
EUの公式の調査機関のひとつユーロバロメーターがイギリス、フランス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、ドイツ、デンマーク、スイス、イタリア、オーストリア、ハンガリー、スロバキア、ポーランド、エストニア、ブルガリア、ギリシアの15歳から30歳を対象にした調査によれば, “これから学んでみたい言語”の一番人気は”スペイン語”だそうです。
その次に人気があった言語が”ドイツ語”。これはスペイン語が話されているスペインと(当然のことながらネイティブなので”スペイン語を学びたい”とは思わないので^^;)とポルトガルで学びたい人が多く、ヨーロッパ全体で2番人気なのが”ドイツ語”と”フランス語”
その次に人気があるのが”ロシア語”でキプロスで学びたい人が多いようです。
このデータを基にして、言語学者であり数学者であるチェコ人のJakub Marian氏がこのデータをもとに地図を作製してみたところ、
こんな感じになりました
↓
スペイン語の人気が圧倒的なのがかなりはっきりと見えます。これからはEU県内でもスペイン語を学ぶ人が多くなっていきそうです。
スペイン語の未来は明るい!
ちなみにアメリカのスペイン語地図は現在このような感じになっています。
この地図を解読すると
‐アメリカには現在オフィシャルの数字で5800万人スペイン語圏出身者がおり、これは国内総生産の15%に当たる。
‐ちなみにこの国内総生産は一つの国と仮定すると世界第9位の経済国となる。
‐5800万人のうち4200万人はスペイン語ネイティブでありさらにそれに加えてアメリカには800万人のスペイン語学習者がいる。
(スペイン語学習者の数は日本の6万人と比べると150倍・・・”スペイン語熱”のスケールの違いを見せつけられます。)
‐アメリカ国内だけでも約800のスペイン語新聞が出回っており、スペイン語での書籍の出版の売り上げは年間で 1.200 millones de dólares anuales (965 millones de euros) に上る
なお、このアメリカにおける過熱する”スペイン語学習需要”を受けてインスティチュートセルバンテスも、公的な機関との協力をさらに進めています。
トランプ政権の影響は多かれ少なかれあるようですが、今後もアメリカでの”スペイン語話者人口”は伸びていくことが予想されます。
スペイン語の世界征服は、まだまだ続きます…次のターゲットはアジア!?