もっとスペイン人らしく発音するコツ

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スペイン語の発音はいくつかの限られた特徴的な音を除いては、基本的にはローマ字読みと同じ発音なので、日本人にとっては発音しやすいです。
基本の発音は日本語にはない”L”と”R”、とくにRの巻き舌をマスターしてしまえばほぼ通じます。

基本はマスターしたので”もっとスペイン人ぽい発音をめざしたい”ならばこちらの音に注意してみてください。

■ Dの発音

発音そのものは全く難しくない”D”ですが、”発音のされ方”に若干バリエーションがあります。
Dの音が単語の最後や単語のシラバスの最後に来る時に、Dの音自体の発音が別の弱い音にすり替えられることがあります。”Z”や”T”にすり替えられることが多いです…
たとえば
‐Madrid(マドリッド):通常は”マドリッド”ですが、”マドりッツ”と”Z(セタ)や”T(テ)”の音に近い発音をするネイティブは多いです。。
‐Davud (ダビット);通常の発音は”ダビッド”ですが、”ダビス””ダビッツ”のように発音する人は多いです。

また”ado/ada”で終わる単語の場合”D”の音が発音されない場合があります。
よく使われる単語の一つ、Cansado (疲れた);通常はローマ字読みそのものの”カンサード”ですが、ネイティブは”カンサーオ”と”D”の発音を省略することがよくあります。
Ocupado (忙しい)Tomado(飲んだ、とった)なども同様でず。

しかしながら上記の二つの発音は、”カジュアルな場面”限定でもあるので、状況をみつつ”ネイティブっぽい発音

■ Xの発音

Xの文字を含む単語には”topónimos”と呼ばれる昔からの発音方法をそのまま受け継いでいるものがあります。
代表的なものが
Mexijo (メヒコ)
Texas  (テハス)
でこれらの言葉は“X”を”J”として発音します。

■ 二つの音が並んだ場合の特別な発音の仕方
音の並び方によっては、連続する二つのシラバスを一つの音として発音する場合もあります。スペイン語が”世界で最も早く話される言葉のひとつ”である理由の一つはこの”まとめて発音!?”にあるともいわれています。

たとえば、母音の音同士が続いた場合;

Que has hecho?(なにをやったの?)は
実際発音すると”ケ アセチョ”とSとEの音がつながって”セ”の音のように発音されます。

Va a venir un amigo (友達がやってくる)
実際発音すると‶バァ ベニール ウン アミーゴ)で“a”の音のうちの一つが省略されているように聞こえます。

もう一つのパターンとして、子音で終わる単語と母音で始まる単語が続いている場合

las amigas de mi madre (お母さんの友人)
はひとつひとつ発音すると”ラス アミ―ガス デ ミ マドレ”は実際は”ラ サミーガス デ ミ マドレ”とSとAが一つの音のように発音されることが多いです。

Por ahora no necesito nada (いまのところ何も必要ない)
は単語をひとつひとつ発音すると (ポル アオラ ノ ネセシタ ナダ)ですが、実際は Por とAhoraを重ねて ”ポラオラ”のように発音されます。

ちなみにこれらの発音はあくまで”基本的な発音をマスターしていること”が前提ですので、まずは基本の発音をしっかり習得してくださいね。

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