間違い恐怖症に陥った時に思い出すべきこと(スペイン語編)

間違い恐怖症に陥った時に思い出すべきこと(スペイン語編)

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スペイン語をマスターすべく奮闘している際に、つきものなのが”間違い恐怖症”。

”うまく話せないんじゃないか”とか、”自分のスペイン語はまだまだだからここで話すべきではない”と
スペイン語が出てこなかったり、会話のチャンスなのに遠慮してしまう…。そんな経験をなさったことがある方は少なくないかと。
というのが私自身、この”間違い恐怖症”に陥り、長らく授業で全く発言しない、クラスメートと話せない…というドツボにはまってかなりつらい経験をしたからです。

今は、冗談ぬきで、スペインでサバイバルしていくうえで”間違い恐怖症”にはまっている余裕はありません、(苦笑)ゆえに間違っていようが相手に無視されようが、そして相手がどうおもうなんかちっとも考えずに(そんなことをいちいち考えていたら、この国ではやっていけません)スペイン語を話していますが、というか話さざるを得ない状況におりますが、

あの長ーいくらーい”スペイン語間違い恐怖症”のトンネルから抜けたきっかけは、こんなことに気が付いたからです…。

■ スペイン人は思ったより話をきいていない(というかほとんど聞いていないし全く覚えていない)

スペイン人は基本的に”しゃべることが大好き”な人たちです。おそらく自分が話したいあまり、あまり人のいうことを聞いていません。(笑)
そしてこっちのいったことは全く覚えていません。(相手に伝えたことは”覚えてくれているだろう”とは期待せず、大切なことは必要な時にその場で伝えるようにしています)
このことに気が付いてから話すこと自体がとても楽になりました。

■ こっちが間違って話していることにほとんど相手は気が付いていない(きいてないから)

そして、聞いていないのでこっちがちょっと文法を間違えたり、単語を言い間違えてもおそらく気が付いていないです。
語学学校以外の場所でそこまで注意深くこちらの言っていることを聞いてくれるスペイン人にいまだにあったことがありません(笑)

■ ネイティブでも間違える

そして私たちもときどき”てにおは”を間違えたりするように、ネイティブだって間違えます。”あれ、この動詞のConfiguracionなんだったっけ?”とか言ってる場合もありますし、スペルにかんしては、”ローマ字でそのままかくだけやのになんで間違ってんの”とつっこみたくなるくらい間違いが多い人もいます。

■ スペイン人はスペイン語をはなしてくれることをうれしく思っている

かつてに比べるとスペインでも英語がだいぶ通じるようになってきたように思えます。
それでもスペイン人の知り合いはみな”日本語とは全く何も似通ったところのないスペイン語を学んで話してくれることはとてもうれしく思う”と、
言ってくれます。(スペインで何年くらしても全く言葉を学ぼうとしない某国の方々がたくさんいらっしゃるせいもあるのかもしれませんが・・・個人的にはとくにそれを悪いとは思いません、ひとつのサバイバル方法ではあるので。ただスペインの人にしてみれば、”じゃあなんでスペインで暮らしているんだ”と感じるのかなとも思ったりします。)

■ コミュニケーションにおいて話の内容が占める割合は最大でも40%、

これ一つで会話力20%アップ!?‘伝えるために言葉と同じくらい大切なこと

でも触れましたが、
”コミュニケーションにおいて実際の言語が占める割合は多く見積もって4割。残りの6割は、表情やジェスチャー、声のトーン”
実際、”自信をもって堂々と話す”ことは”話そのもの”よりも大事なのです。”話しているスペイン語の文法の正しさ”の重要度は会話においてはかなり優先順位が低いです。
だから動詞の活用を間違えようが、男性名詞と女性名詞を使い間違えようが、根拠はなくても”自信”をもって話すことのほうが大切なのです。

間違っても大丈夫、それよりも”これが私のスペイン語!”と堂々と話すことが上達への最短距離です^^
Animo!

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