スペイン語が使えると得する仕事(4):メーカー

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少し前にいくつか紹介させていただいた”スペイン語を使ってできる仕事”

スペイン語ができると得する仕事その1:外務省在外公館派遣員

スペイン語ができると得する仕事その2:外務省専門職員

スペイン語ができると得する仕事その3:在日大使館勤務

政府関係の仕事が続きましたが、もちろん一般企業でも”スペイン語を使える仕事は意外にたくさんあります。
スペイン語は”世界で第2番目に母国語者が多い言語”、経済圏の規模は大きく進出を志す企業は多いです。

これから日本国内の人口が減少していくことは確実なので、特に製造業分野の企業は日本国外への進出は死活問題といっても過言でないくらい重要です。
スペイン語を話せる人材は英語に比べるとかなり少なくなるので、採用の際に”スペイン語が話せる”ことは大きなアドバンテージになることは間違いないです。

■ スペイン語を使うメーカーでの仕事
-海外営業
まず、海外進出を目指すメーカーが、進出の一歩として行うのが、現地での販売ルートを探したり、提携企業を探したりといった業務です。このような仕事を行うのが”海外営業”のポジションです。日本と進出先の国をいったりきたり、多くの場合長期にわたって進出を目指す国に滞在をすることにもなります。

-現地事業所とのコーディネート業務
事業拠点を構えた際に、現地で事業所の代表などを雇う場合も多いです。(スペインの場合はビザ取得の関係もあり、小規模なメーカーの場合、事業所の代表はスペイン人であることも多いです。事業所の設立は比較的短期間でできても、日本から人を派遣する場合に労働ビザの取得に時間がかかるためです。)その場合、現地の従業員と日本側との仕事のやりとりを管理する役割を担うポジションです。海外営業の仕事に比べると出張などは少ないですが、日々現地事業所とのやり取りを行う必要がでてくるため、高い語学力が求められます。

-現地工場管理
進出先の輸出入に関する法律や、関税、また輸送にかかるコストなどから、多くのメーカーは現地に工場を持っています。(あるいはコストが安いことから、現地工場で製造したものを日本に輸入する場合もあります)工場での製造業務は現地の従業員が行いますが、管理のポジションは日本から派遣される場合が多いです。このポジションは日本の数年間の勤務を経てその後現地での勤務となる場合がほとんどです。

-現地子会社のマネジメント
大企業の場合は、長年国内で勤め実績を上げた管理職ポジションの人が現地に派遣されるケースもありますが(その場合語学サポートとして派遣先でアシスタントを採用します)、中小企業の場合は中途採用で、すでに語学スキルも含めた必要なスキルを持ち合わせている人材を採用し、日本での比較的短期間のトレーニングののち現地の管理ポジションとして派遣されるのは珍しいケースではないです。

■求められるスキルとは?
B2(大学の授業を問題なく受けることができるレベル)レベルの高いスペイン語が求められ、採用の際にはかなり有利に働くほか、”日本企業とスペイン語圏の進出先をつなぐ架け橋”になることが求められるポジションのため、進出国の文化に対する理解や異文化への順応度の高さも求められます。
スペイン語を話せる人材を探しているメーカーの求人は以下のようなサイトに掲載されています。
インスティチュート セルバンテスの求人ページ(政府関係の求人も多いです)
https://tokio.cervantes.es/jp/job_board.htm
求人大手サイトの”Indeed”
思ったよりもスペイン語の求人が多く少しびっくりしました・・

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