南米のスペイン語とスペインのスペイン語の違い:文法編2〈過去形〉

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以前何度かこのメルマガでも取り上げさせていただいた

‘南米のスペイン語とスペインのスペイン語の違い‘

まだときどき、お問い合わせで質問をいただいたりすることあるので

久しぶりに続きです・・。

今回は文法編。

‘点過去形‘と‘過去完了‘について

文法的に説明をしますと・・・

具体的には、

〈点過去〉

Ayer comi paella con unos amigos.

(昨日、何人かの友達とパエリアを食べました)

〈過去完了〉

Hoy he comido pallea con unos amigos

(今日、何人かの友達とパエリアを食べました)

一般的に過去完了はスペインでは

‘今日あった出来事‘や‘経験‘などを説明するときに使われます。

ただ南米のスペイン語では、この Haber+(動詞)do

の形をとった‘過去完了‘は使用頻度がかなり低いようです。

経験から言ってしまい、データに元ズいたものではないので、

若干、偏りがあるかもしれないことを覚悟して、あえて言えば

私の南米の友達が過去完了を使ってるの聞いたことありません・・・^^;

(ちなみに国籍は主にMexico, Peru…が多いかな・・・・)

大学に通い始めた当初、クラスメートのメキシコ人4人とフラットシェアをしていて

スペインのスペイン語というよりメキシコのスペイン語にどっぷりつかっていた私は

いまだにその頃の‘点過去‘しか使って話さない習慣が抜けず

‘点過去‘を多用してしまう癖があるのですが、

(特に疲れた時・・そのほうがいちいち‘いつどれを使って・・・‘と

考えずに済む・・というなんと横着な^^;)

‘南米のスペイン語を話すねーどこで覚えたの?‘

と初対面の人に言われたすることが結構ある(笑)ので

(ちなみに、南米には足を踏み入れたことは一度もありません・・)

やはり、南米のスペイン語では‘点過去‘が‘過去形‘のスタンダードとして使われている模様。

いつ‘点過去‘の表現を使っていつ‘過去完了‘を使って・・と

規則のようなものを分析し始めるときっとメルマガ10回分くらいになってしまいそうなのでまた別の機会に。

ただ、この‘どちらをいつ使うか‘は、発音やアクセントと同じように

授業というよりも周りの人が話しているのをたくさん聞いているうちに

感覚として身に付いた、というのが本音です。

(また、そんないい加減なことを・・・と突っ込まれてしまいそうですね・・スイマセン・・)

なので、リスニング教材などを使って学習する際、アクセント発音だけでなく

ふたつの過去形の使われ方などにも少し気をつけて聞いてみるといいかもしれませんね。

ちなみにウノドストレスのYoutubeチャンネルにもいくつか

‘スペインのスペイン語‘で録音されている会話音源をアップしていますので

活用してみてくださいね。

と、文法の話題を書き始めると、かなり墓穴を掘ってしまうことに気がつきました(苦笑)

‘こんないい加減な文法の知識しかなくてもスペイン語でコミュニケーションはとれるようにはなる‘

の少なくとも、反面教師になれればいいかと・・・(さらに、苦笑・・ですね。)

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