バルセロナはスペインじゃない?

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スペインは州の集合体で
日本が多くの都道府県からできているのと同じような感覚なのですが

ただ日本と若干違うのが

ひとつひとつの州の個性がとても強く、

みんな実はひとつの国家として独立したがっている、ということ。

州によっては普段は全く別の言語を使っているところもあります。

スペインでつかわれている言語に関しては以下のリスニング教材も参考に。

(上級向けではありますが・・・)

http://youtu.be/K7h50NhYYOg

‘方言‘というレベルではなく、

バスク地方に行かれた方は気がつかれたかもしれませんが、

バスク特有のEuskadiはスペイン語よりロシア語に近いような

読解不可能な文字が並んでいます。

バルセロナのあるカタルーニャも、

公用語はカタルーニャ語とスペイン語

ここ10年ほどは移民が急激に増えたので、スペイン語(カステリャーノ)

を耳にする機会も増えましたが、

少し前までは電車やバスのアナウンスなんかは

カタルーニャ語オンリーだったり・・

そして言葉だけではなく、ほかのスペイン人からは‘カタラン`と呼ばれる

カタルーニャの人たち。

少し気質もちがうようで・・

スペイン人からみたスペイン人のステレオタイプ

‘カタルーニャ人のあるある‘はこんな感じだそうです。

■スペイン人のくせにとってもシャイ(言い方を変えれば保守的)

スペインでは道で見知らぬ人と会話が思わず弾んで・・・

はよくあることらしいのですが、

カタルーニャ地方では、結構な頻度でスルーされてしまうそうです。

(悲しい・・・)

■ ほかのスペイン人からケチだと思われている

‘A la catalana(ア ラ カタラナ)という言葉があるのですが、

‘Pay Dutch‘

(なんでも割り勘にするオランダ人の節約ずきな性質を指す表現)

という言葉と同じ意味で用いられています。

実際カタルーニャ人がいつも割り勘か、というとそうでもない

(し、とくにケチだとも・・・)

ただ、カタルーニャ地方のバルでは、

ほかの地方のバルと違って飲み物に

タパスのおまけがついてこないことから来ているそう。

たしかにアンダルシアなんかに行くとバルでビールを頼むと

小さいタパスがついてきますね^^。

■ スペインなのにスペイン語を話せない人がいる

公立の学校などでは授業はすべてカタルーニャ語で行われ。

スペイン語は`第二カ国語‘として教えらます。

なので、郊外の小さな村なんかにいくと、

学校の授業以外ではスペイン語を話す機会がないそうで、

‘カステリャーノ(スペインのスペイン語の呼び名)が出てこない‘

という人は意外にいるようです。

■ カタルーニャ語を方言だというと異常に怒る

違う言語とはいえ、共通点が多い

‘スペイン語‘と‘カタルーニャ語‘

単語なんかも似ていて、

実際の違いといえば

‘標準語‘と‘関西弁‘の違いくらいなんじゃないかと思うのですが、

口がすべってカタルーニャ語を‘Dialect(方言)‘だよね

とカタルーニャの人にいってしまったら・・・おそらく

そのあとはかなり冷たい扱いをうけることに・・(汗)

とはいえバルセロナでは生粋の`カタルーニャ人‘は本当にすくなく

上記の‘あるある‘なども、冗談のネタになる程度。

バルセロナ出身の講師に

‘実際はどうなの?‘とたずねてみられるのも面白いかもしれません^^

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