南米のスペイン語とスペインのスペイン語ってどう違う?<文法編1>

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以前、少しだけ南米のスペイン語とスペインのスペイン語の単語の
使われ方の違いを説明させていただいたのですが、

実際、文法も少し違いがあるようです。

というのも南米で使われているスペイン語には、
二人称複数(あなたたち)にあたるVosotrosが存在せず
代わりに、スペインのスペイン語では敬語に近い言い回しにあたる二人称複数のUstedes
が使われるようです。

存在しないので、使わないのは当たり前なのですが・・・
そのせいか、南米のスペイン語がやたら丁寧に聞こえたりします^^;。

またUstedesは動詞の活用が三人称複数のEllos(彼ら)やEllas(彼女たち)
とおなじなので、南米流ですと覚えることがひとつ少なくてすみますね(笑)

ただスペインでは日常会話においては
このUstedesの形はほとんど使われることがなく、Vosotrosが使われる場合がほとんどなので
やはりひとつ覚える動詞の活用が増えることになってしまっても、身につけておいたほうがいいです。

スペインでよく目にする光景で、
あきらかに10代にしか見えない若者が、よそのおじいちゃん、おばあちゃんにむかって
敬語形を使わないので話しているのは、カジュアルすぎる気もして
いまだにとても違和感があるのですが・・・
きっと文化の違いなのでしょうね。

逆に敬語形のUstedesを使って話すと”無理に距離をとろうとしている”と思われてしまうこともあるようで、
私自身も、いまだに違和感を感じつつも、できる限り二人称複数をつかうときは”Vosotros”を使っています。

特に初対面の人などと話すとき、
いきなり”タメ口?”をきいているような気がしてすごく抵抗を感じてしまうのですが・・・。
まだまだ修行が足りないようです(苦笑)

文法に関しては過去形の使われ方にも若干違いがあるようですのでまたの機会に
説明させていただきますね。

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