スペイン人の夏休みは長い、は本当か?

スペイン人の夏休みは長い、は本当か?

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スペイン人といえば
シエスタ、長い夏休み

’休みが大好き’
のイメージを持たれていることが多いようで、

(また講師たちも夏季に休暇をいただく講師が多く
ご不便をおかけしてしまいまして本当に申し訳ありません。)

確かに、ほとんどのスペイン人が
’夏休みの長期休暇のを一年中楽しみに
しながら働いてる’というのは過言ではないと思います。

スペインでは法律で年に4週間のお休みが義務づけられており
(正社員の場合)
日本と違って、”有給は消化するのが当たり前”で
周りの人との兼ね合いや、
引き継ぎなどもほとんど考慮されない
(会社によっては、8月は閉めてしまうところも・・・)
ので最初のころはかなりあせりました。

ただ近年、経済状況があまりよくなかったこともあってか
普通の会社員の場合だと1カ月丸々お休み、
ではなく夏に2週間、年末やセマナサンタに
残りの1週間ずつ休暇を分けるというパターンが増えてきているようです。

とはいえ、

学校の夏季休暇は
7月の最初から9月の半ば(実質的には6月の最終週より)

教員の休暇は7-8月の2カ月間
(日本のように夏休みに先生は学校に出勤することはほとんどないです。)

やっぱり長いですよね・・・^^;

ちなみに、休暇の日数(有給休暇と祝日の数の合計)をデータでみてみると、

スペインは年間合計39日
日本は年間合計37日

で実は2日ほどしか変わりがないのですが、

なんと消化率がスペインの場合は100%(ちなみに日本は50%)

↓こちらの記事を参考にしました。(各国の比較もあるので、興味深いです)
http://diamond.jp/articles/-/66508

30日間もお休みすると、仕事に戻りたくなくなるんじゃないかと思ってしまいますね。

実際”ポスト夏休みシンドローム”にかかる人がいるようで
長い休みの上に、休みが始まるとなかなか働く気が起きず
プチ鬱に・・・(苦笑)

休みの長さはスペインはトップであることに変わりはないのですが(笑)
長い夏休みはスペインに限った事ではなく
ヨーロッパは全体的に夏の間は
1カ月前後の休暇を取る国が比較的多いです。

ちなみにお隣のフランスも
スペインと同様年間39日の休暇、
有給消化率100%

ちなみに週の労働時間は35時間なので
(スペインは40時間)

実はスペインより上手?

よく
” No vivimos para trabajar Trabajamos para vivir”
(働くために生きているんじゃなくて、生きるために働くんだ)
といわれるのですが、

どちらかといえば
”Trabajamos para vacaciones”のほうがより正しい気もします・・。

大学を卒業する時、
社会人になったらもう長期で旅行ができなくなると
旅行を人生の一番ノ楽しみにしていた私は、
そこはかとなく悲しい気持ちになったりしたのですが、

スペイン人にとっても学生時代の3カ月のお休みが
1か月に減ってしまうのは、
”休みが人生の生きがい”なスペイン人にとっては
やっぱりとても悲しいものなのかしらと思ってみたり。
(なんと贅沢な・・・)

どちらにしてもメリハリは大切!

お忙しいとは思いますが、日本もお盆の時期
お休みの方はゆっくりとはねを伸ばされてください!

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