スペイン人”オタク”がみたニッポン

2020年の東京オリンピックを控え、

円安などの影響もあって数年前にくらべても
日本を訪れる海外からの観光客は増えたと思います。

実際、知り合いになるスペイン人で
”日本にいったことがあるよ!”という人は増えました。

そして、”日本にいってみたい!”あるいは
”これから日本に行く!”という知り合いのスペイン人に
ちょっとした”日本と日本文化入門”として
お勧めしているのがこのブログです。

”Kirai- Un geek en Japon”
www.kirainet.com

ドラゴンボールを見て育った
日本在住のスペイン人エンジニア
ヘクトルが出会ったいろいろな日本の出来事や風景が
愛情をもったツッコミとともにつづられています。

日本に住んでいると当たり前のことが
スペイン人にとってはとても不思議だったり

たとえば、私もスペイン人の友達に
日本を案内する時に絶対聞かれる
・・
『どこでも眠る人たち』

http://www.kirainet.com/japoneses-durmiendo-22/
(バージョン22ですww)

起きていてもスリに狙われるバルセロナの地下鉄では
考えられないことです・・。

『Kawaii注意書き』

http://www.kirainet.com/senales-simpaticas/

以前スペインから来た友達が、
やたら注意書きの写真を撮りまくっていたことを思い出しました。
かわいらしい動物が登場するのが珍しかったみたいです(笑)

ブログなので、語彙のレベルは比較的やさしめで
記事ひとつひとつの文章量も多くなく
なにより写真が多いので
初心者の方でも辞書を片手に
楽しみながら読めると思います。

スペイン語圏の人に
日本のことや日本文化を説明するのに
役立つボキャブラリーが満載ですし、

スペイン人にとって”日本”はこんな風にみえるんだなー
と視点を知るにもとても役に立つブログです。

実はこのブログ、
「世界で最も読まれている10大スペイン語ブログ」にもランクインし
”Un geek en Japon”として出版されています。

日本では残念ながらスペイン語版は入手不可能なようなのですが

日本語にも訳されていて

『コモエスタ・ニッポン!
~世界で最も読まれているスペイン語ブログのひとつは日本ガイドだった』

http://goo.gl/B2voA4

英語版は(こちらはキンドルでも読めるよう)

A geek in Japan

http://goo.gl/ZL0MqO

スペイン語のブログはちょっとまだ難しいかな・・という場合は
まずは日本語で読んでみてから、
スペイン語のブログにチャレンジ!
(そのほうがおそらく内容は理解しやすいかと思います。)

思わず爆笑・・の記事多数^^

このブログがインバウンドの観光客の増加に
大いに貢献していることは確信の限りです(笑)

スペイン人の夏休みは長い、は本当か?

スペイン人といえば
シエスタ、長い夏休み

’休みが大好き’
のイメージを持たれていることが多いようで、

(また講師たちも夏季に休暇をいただく講師が多く
ご不便をおかけしてしまいまして本当に申し訳ありません。)

確かに、ほとんどのスペイン人が
’夏休みの長期休暇のを一年中楽しみに
しながら働いてる’というのは過言ではないと思います。

スペインでは法律で年に4週間のお休みが義務づけられており
(正社員の場合)
日本と違って、”有給は消化するのが当たり前”で
周りの人との兼ね合いや、
引き継ぎなどもほとんど考慮されない
(会社によっては、8月は閉めてしまうところも・・・)
ので最初のころはかなりあせりました。

ただ近年、経済状況があまりよくなかったこともあってか
普通の会社員の場合だと1カ月丸々お休み、
ではなく夏に2週間、年末やセマナサンタに
残りの1週間ずつ休暇を分けるというパターンが増えてきているようです。

とはいえ、

学校の夏季休暇は
7月の最初から9月の半ば(実質的には6月の最終週より)

教員の休暇は7-8月の2カ月間
(日本のように夏休みに先生は学校に出勤することはほとんどないです。)

やっぱり長いですよね・・・^^;

ちなみに、休暇の日数(有給休暇と祝日の数の合計)をデータでみてみると、

スペインは年間合計39日
日本は年間合計37日

で実は2日ほどしか変わりがないのですが、

なんと消化率がスペインの場合は100%(ちなみに日本は50%)

↓こちらの記事を参考にしました。(各国の比較もあるので、興味深いです)
http://diamond.jp/articles/-/66508

30日間もお休みすると、仕事に戻りたくなくなるんじゃないかと思ってしまいますね。

実際”ポスト夏休みシンドローム”にかかる人がいるようで
長い休みの上に、休みが始まるとなかなか働く気が起きず
プチ鬱に・・・(苦笑)

休みの長さはスペインはトップであることに変わりはないのですが(笑)
長い夏休みはスペインに限った事ではなく
ヨーロッパは全体的に夏の間は
1カ月前後の休暇を取る国が比較的多いです。

ちなみにお隣のフランスも
スペインと同様年間39日の休暇、
有給消化率100%

ちなみに週の労働時間は35時間なので
(スペインは40時間)

実はスペインより上手?

よく
” No vivimos para trabajar Trabajamos para vivir”
(働くために生きているんじゃなくて、生きるために働くんだ)
といわれるのですが、

どちらかといえば
”Trabajamos para vacaciones”のほうがより正しい気もします・・。

大学を卒業する時、
社会人になったらもう長期で旅行ができなくなると
旅行を人生の一番ノ楽しみにしていた私は、
そこはかとなく悲しい気持ちになったりしたのですが、

スペイン人にとっても学生時代の3カ月のお休みが
1か月に減ってしまうのは、
”休みが人生の生きがい”なスペイン人にとっては
やっぱりとても悲しいものなのかしらと思ってみたり。
(なんと贅沢な・・・)

どちらにしてもメリハリは大切!

お忙しいとは思いますが、日本もお盆の時期
お休みの方はゆっくりとはねを伸ばされてください!

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大晦日に続く、一大イベント‘San Juan‘スペイン各地では…

お祭りが大好きなスペイン人。
地域ごとにいろいろなお祭りがありますが、

とくに大晦日と、
夏至のお祝いにあたる
‘San Juan(サンファン)の日‘6月23日の夜は
スペイン全土で盛大なお祝いをします。

バルセロナのあるカタルーニャ地方では、コカと呼ばれる菓子パン
(平たいパンに、ドライフルーツなどが飾られたもの)とカヴァ(カタルーニャ地方のスパークリングワイン)
で御祝いするのが一般的で

この夜は、いろいろな場所で盛大に花火が挙げられ、一年で一番長い夜を楽しむ…という感じです。

例のごとく(^-^;)、このお祝の仕方、地方ごとに異なるようで…

バルセロナでもこの日の夜はかなり盛り上がるのですが、
まだまだ上手がいるようです。

たとえば

■ アリカンテ
スペインの中でももっとも盛大に行われるSan Juanのお祭りで、

バレンシアの火祭りと同様100体近くの人形がお祭りの期間中

アリカンテの街に飾り付けられ、6月24日一斉に燃やされます。
国際的にも知名度を増しているアリカンテを代表するお祭りです。

■ ガリシア
元来の‘San Juan`のお祭りの伝統に忠実なガリシア。
24日になると、各地で‘Hoguera(焚火のようなもので、‘清めの火‘といわれ
古くなった家具などを燃やすことが多いようです)がたかれ、

このHogueraを9回飛び越えると
幸運がもたらされるとされています。

とくにコルーニャ市のHogueraが有名で、
町中にたくさんのHogueraがたかれ

Sardinada(イワシ祭り?
バルセロナでもときどき行われるのですが焼いたイワシをふるまう行事です。)
や花火なども盛大に行われ、

国内外からたくさんの人が訪れて盛り上がりを見せます。

■ アンダルシア
アンダルシア地方では、

布でできた人形(JuanilloやJuasと地区によっていろいろな呼び方をされているようです)
をHogueraで燃やす習慣があります。

人形に願掛けをして、燃やすと願いごとがかなうといわれています。

海に面した都市が多いせいか、Hogueraは海岸で行われることが多く、

12時になると海で目を濡らすと清められ幸運が訪れるという不思議な習慣も。

同じ起源から由来するお祭りでも各地によって
全くお祝の仕方が違ったり、
バルセロナでは23日24日のみがお祭りですがガリシアやアリカンテは一週間ほどつづくよう。

各講師にサンファンのお祭りについて尋ねてみるのもよいかもしれませんね!

(ときにスペインの話でもりあがるのはモチベーションアップにもなるので、
根をつめすぎず、ゆっくり着実に、息抜きもときどきは忘れずに!)
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バルサチャンピオンズリーグ優勝 とその後・・・

今年は、FCバルセロナシーズン通してかなり調子がよかったようで。

先週末に行われたチャンピオンズリーグでもユベントスをやぶり、優勝。

今シーズン通じて3つ目の‘チャンピオン‘の座を獲得しました。

ちなみに三冠王はスペイン語で‘tricampeonato‘だそうです。

翌日には、バルサの選手によるパレードが行われ、11年こちらで暮らしている私でも、

パレードをみるのはまだ2回目(か3回目、)

正直あまり興味がないのではっきり覚えていないのですがパレードのせいで
交通渋滞にまきこまれてしまったのがそれくらいの回数かと(苦笑)。

先週の日曜も、バルセロナ市民全員集合!の勢いでバレードのルートには人だかり。

かなり盛り上がったのですが・・・

しかしいつも不思議に思うのが、翌日は‘まるで何もなかったのような静けさ‘なのです(笑)

日本だと、野球チームなんかが優勝するとスポンサーや地元の企業が
‘優勝セール‘を盛大におこなったりで余韻もつづくのですが、
(‘優勝セール‘とかやってくれるとサッカーファンでない私も
バルサを絶対応援しますwww)

優勝パレードの残骸すらきれいさっぱり清掃されていました(笑)

ただ、もちろん大いに盛り上がりを見せたチャンピオンリーグ。

せっかくなので、この機会をスペイン語学習に役立てないと!(笑)
と思い、チャンピオンズリーグ関連の記事をいくつか
紹介させていただきますね。

長さもそれほど長くなく、単語の難易度も高くないので
ぜひチャレンジしてみてください。

地元の新聞ではこんな風にかかれてるんだ、とか
日本には伝わらない裏話もあったり?

■ 地元紙が選ぶ、チャンピオンズリーグのベスト5ゴール!

https://goo.gl/xn4z7U

■ 宿敵‘レアルマドリード‘は‘バルサ三冠王‘のその時・・・

https://goo.gl/SqIAmw

■ バルサに幸運を運んでくれたのはクロネコ??

https://goo.gl/TFZNix

■ 優勝パレード中にネイマールが食べていたものとは・・

(日本だとありえないですが・・^-^;)

https://goo.gl/LzREjl

もっと読みたい!というかたはこちらの‘チャンピオンズリーグ特集‘をどうぞ!

https://es.eurosport.yahoo.com/futbol/champions/

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スペイン人の夏のお伴、爽やかスペインカクテルの作り方

日本は一足お先に暑い日が続いているようですが・・

日本に負けず劣らず、暑さの厳しいスペイン。

暑さで体力を落とさないように、
`夏仕様‘のお料理もいろいろ

冷たいスープ(そして栄養たっぷり!)の`ガスパチョ‘などはみなさんもご存じかと思います。

おなじみのトルティーヤデパパタ(スパニッシュオムレツ)も実は冷やして食べてもとてもおいしいのです!

そしてスペイン人にとっては欠かせないアルコール^^(レストランでは昼から‘ワインか水か?‘
と聞かれるお国柄ですので・・・)

やはり‘夏仕様‘で爽やかかつめちゃくちゃ簡単
(難しいことはできない人たちなのでww)そしておいしい!

スペインのカクテルの作り方を紹介させていただきますね。

まずは、ビールとともにこの時期の定番

■ Clara (クララ)

ビールとレモンソーダ(ファンタレモン)を混ぜたカクテルです。
作り方はビールとファンタレモンを1:1の割合でまぜるだけ。
ビールの苦みが和らぎ、レモン風味で爽やか。口当たりがよいので飲み過ぎ注意!

■ Tinto de verano (ティント デ べラ―ノ)

アンダルシア地方でよく飲まれているカクテル。

赤ワインを炭酸飲料(セブンアップ、サイダーなど)でわりレモンを添えてできあがり。
割合は、お好みで。1:1 あるいは1(赤ワイン):2(ソーダ)という感じです。

■ Agua de Valencia (アグア デ バレンシア)

バレンシア発祥のカクテル。バレンシアらしく新鮮なオレンジジュースを使ったカクテルです。
材料は オレンジジュ-ス、カヴァ、ジントニック、ウォッカ
上記の順に 2:2:1:1 の割合で混ぜるだけ。

‘口当たりの良い、でも強い‘カクテルなので、強いアルコールが苦手な人は
オレンジジュ-スとカヴァだけでも十分おいしいです。

ポイントは‘おいしいオレンジジュースを使うこと‘本場バレンシアではしぼりたてのオレンジを使うそうです。

■rebujito レブヒート

アンダルシア地方のお祭りなどでよく飲まれるカクテルです。
材料はシェリー(ドライシェリー)と炭酸飲料(セブンアップ、サイダーなど)

ドライ・シェリーをタンブラーに注ぎ、炭酸飲料で満たして軽くかきまぜてできあがり。
(割合は1:1でも1:2でも)
お好みでミントやライムを添えるとさらにすっきり!

比較的手に入れやすい材料で基本は‘混ぜるだけ‘ですぐにできてしまうおいしくて爽やかなカクテル。

どれも口当たりがよく飲みやすいので、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を!!!

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こんなに簡単!スペイン一シンプル?!なパエリアの作り方。

連休中、個人的にはひとごみが異常に苦手なので、‘国民の祝日‘はいつも近場で済ませていたのですが、

私のような方もいらっしゃるかと思い(笑)

家で楽しめる‘スペイン‘^^パエリアの作り方簡単バージョンをちょこっと紹介させていただければと思います^^

ご存じのとおり、パエリアはスペインの家庭料理なので、
家ごとにレシピが違うといってもいいほど、たくさんのレシピがあるのですが、

中でも‘もっとも簡単‘なものを紹介させていただきますね。

まず

材料:

にんにく、パプリカ、いか、えび(お好みで鶏肉でも)、

トマト、グリーンピース、塩、白ワイン、オリーブオイル、サフラン

米、魚介類のだし汁(シーフードスープストックをお湯でといたものでOK)、水

1.パエリア鍋(深めのフライパンでもOK)にオリーブオイルをたっぷり入れて油をあたためる

2、いかを十分に水をきって一口大の大きさにきる

3.にんにくといかを十分にいためる(焦げない程度に)

4.水分を十分に切ったパプリカを切る

5.パプリカをいたまったいかに加え、塩を加え炒める

6.トマトを小さくきる

7.野菜といかがいたまったらトマト、サフラン、を加えさらにいためる

8.すべての材料に日がある程度火がとおったら白ワインをくわえる。

9.お米を加える。

10.魚介のだし汁(魚介のスープストックを水でといたもので代用もできます)水、を加える

11.お米に少し火が通るのをまち再度少し塩を加える

12.最後、エビ、グリーンピースをくわえ約15分間炊き込んだら出来上がり!

さらに詳しい作り方はこちらのビデオでどうぞ!

パエリアの作り方のビデオは本当にたくさんあるのですが、スペイン人の主婦(と思われる)方がつくったアットホーム
な雰囲気のビデオ。

ゆっくりと、丁寧にかつちょっとしたコツなども、加えながら作り方の説明してくださっています。
`あ、スイッチ入れ忘れてたわ・・・しったかぶり(Chica lista)ね・・‘
とときどき一人突っ込みをもナイスです^^

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Las fiestas acaban de comenzar! ゴールデンウィークに訪れてみたいスペインのお祭り

本格的に暖かくなってくると、スペイン各地でお祭りがひっきりなしに開催されます^^

バルセロナでも、各地区ごとのお祭り‘Fiesta Mayor`がぼちぼちと始っているようです。
(これも10月の半ばくらいまで、どこかの地区で交代で行われているような感じです。)

もしかしたら、ゴールデンウイーク、スペイン旅行を計画されている
方もいらっしゃるかと思い、ゴールデンウイークとその前後に行われる大きなお祭りをいくつか紹介させていただきますね。

スペインのお祭りはほんとうに盛りだくさんで楽しいのでぜひ時間を割いて行ってみる価値あり!です。

まずは

■ Feria de Abril (セビリア)

きっとスペインに興味がある方ならご存知のお祭り。
一番大きなものはセビリアのものですが、アンダルシア地方全体のお祭りです。

街の至る所にCaseta(小さなテント)が設置されセビジャーナスを踊ったり、コンサートを楽しんだりしながら

タパスとおいしいお酒とともに夜明かし・・の一週間です。

詳細は、
(スペイン語の練習にもなるのでぜひ目を通してみてください!)

http://visitasevilla.es/es/Feria-de-Abril

バルセロナでも、かなり小規模ではありますが、毎年行われています。
(例年Forumという海沿いの会場で行われています。)

詳細は

http://goo.gl/aPdrZW

■ Batalla de las flores (コルドバ)

コルドバのお祭りシーズンの開催を告げるイベント。

期間中カートやワゴン車が旧市街パレードし、フラメンコの衣装を着た女性たちが観客に花びらや花を投げかけ
名前のとおりの春らしいお祭りです。

Index

■ Los patios de cordoba(コルドバ)

世界遺産にも指定されているお祭りで、パティオ(中庭)の美しさを競うコンクール。
ゼラニウム、カーネーション、ジャスミン、春の花たちで美しく飾られたパティオは
一般公開されこの時期は訪れることができます。

もちろん期間中はフラメンコのコンサートをはじめとしてさまざまなイベントが行われます。

http://www.turismodecordoba.org/patios-de-cordoba.cfm

■ Temp de flors (Tiempo de flores/ジローナ)

期間中はジローナの街のいろいろな場所、歴史的な建物からおしゃれな現代風アートギャラリーまで
が花で飾りつけられます。

飾り付けもなかなかのもの、この季節にしか味わえない色彩や花の香りを思う存分楽しめるお祭りです。

http://www.gironatempsdeflors.net/cat/index.php

(カタルーニャ語です。‘Castellano`のボタンをおすとグーグル翻訳が・・^-^;さすがGirona)

■ Feria del caballo(へレス)

アンダルシアの王立馬術学校もあり、馬の生育が盛んなへレス。

約一週間の間、会場に飾り付けられた馬たちや馬車が練り歩いたりと馬に関する
さまざまなイベントが行われます。

同時に街のいたるところにCasetaが設置されセビージャナスを踊ったり、タパス、シェリー酒
で盛り上がります。

http://goo.gl/W5pIOX

お祭りに参加するたびに

‘その情熱をもっとほかのところにも・・”と

思ってしまうほど(笑)気合いがはいるスペイン人。

どのお祭りも期間中はコンサートをはじめとして
ほとんどのイベントが無料。

有名なアーティストのコンサートも無料だったりします^^
ぜひみなさまにも一度体験していただきたいです。

この連休スペインにいらっしゃるかたはぜひ

ルート変更(休暇を伸ばして!?)
お祭りを訪れてみてくださいね!

きっと、やみつきになってまた戻ってきたくなります( ^_-)☆

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スペイン一有名になったセシリアおばあちゃんは今・・・

さて、少し前になってしまいますが、

インターネットなどを通じてあっというまに拡散され

日本でもいろいろなニュース番組でとりあげられるまで話題になった

『変顔のキリスト』

覚えていらっしゃいますでしょうか・・・

ザラゴザの近くの小さな村ボルハが世界中から注目を浴びた
村にとっては‘大事件‘だったに違いありません。
(スペインでも連日ニュースをにぎわせました)

2012年のスペインこの人なしでは語れません・・・

スペインのワイドショーにも登場して独占インタビューを受けたセシリアさん

(ちょっと長めで速度も速いのでかなり上級者向けですがチャレンジしてみてください!)



実は波乱万丈な人生を送ってきた彼女。
お友達も応援に登場(なんともスペインらしい・・・)

良心から壁画の修復をこころみて、その修復があまりにも原型と違いすぎ
‘絵がへたくそ‘のレッテルを張られてしまったセシリアさんでしたが・・。
(確かに、修復されたキリストはキリストというよりはお猿さんのようでした・・・>-<)

実は、絵がへたくそというのは大いなる偏見だったようで、
変顔のキリスト騒動がひと段落ついた去年、ボルハで個展を開いたようです。

https://youtu.be/73UF2V3-izs

そして、セシリアさんいわく‘修復の途中‘だったキリスト、壁画の修復は終えることができませんでしたが、

彼女の書いたキリストの絵はワインのラベルにもなったよう

https://youtu.be/RALAEThLf-I

(どちらのビデオも、スペインのニュースの映像です。ぜひリスニングにチャレンジしてみてくださいね)

絵がへたくそだなんてとんでもない、独自の作風でなかなかの腕前です^^。
壁画自体はそれほど価値の高いものではなかったらしく‘変顔のキリスト‘で一躍有名になったボルハ、

だれも訪れるのことなかった忘れられかけた教会にたくさんの観光客が訪れたので、

セシリアさん、勝手に修復を試みたことを逆に感謝されるべきですよね。

それほど価値が高くないとはいえ、文化遺産の修復を個人が勝手にやってしまえるという
なんともスペインらしいゆるい空気から生まれた`喜劇‘でした。

なんだかんだいって大騒ぎしていた村の人たちもセシリアおばあちゃんの個展ではうれしそうに彼女のことを
応援しているようで、ほほえましいですね。

さて、2015年、第二のセシリアおばあちゃんは現れるのか・・

大いに期待です^0^

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寒い日には暑苦しいフラメンコをどうぞ!

スペインで暮らす前はご多分にもれず
‘スペイン=フラメンコ‘のイメージが強かったので、

スペイン人はみんなフラメンコ踊れるのだろうくらいに思っていたら、なんのことはない・・。

まず‘フラメンコを習いたい‘といったら‘え?なんでそんなものならうの?‘と
‘そんなかっこ悪いものならうんかい‘と暗にいいたげなリアクション、多数。
(↑おそらくこれは`バルセロナ‘という若干特殊な土地柄もあるのかもしれません、)

そして、スペイン語がだんだんとわかるようになり、
フラメンコの歌詞もわかるようになってきて
なんとなーくそのリアクションの理由が理解できるような・・

つまるところ…
‘フラメンコの歌詞、めちゃ暑苦しい‘

スペインではどちらかといえば
日本でいうところの`演歌‘の位置づけなようです。

フラメンコに限らず、
一般的にスペインの歌謡曲の歌詞は暑苦しいです。
‘え、それは、どう考えてもストーカーじゃ・・・‘
みたいな歌詞もありますし(笑)

ただフラメンコの歌詞はさらに輪をかけてこゆーくて、暑いです。
なのでみんなフラメンコのCante(カンテ/歌い手)は
つらそうな顔してうたっているのですね…。

でもだからこそ`スペインを代表する芸術‘としての深みを追及できるのかと。

そんなスペインを代表する‘芸術‘を、
カンヌをはじめとし、国際的な賞を獲得した多くの作品を手掛ける
スペインを代表する映画監督カルロス・サウラが独自の視点でとらえたドキュメンタリー

`フラメンコ・フラメンコ‘

スペインを代表する一流のフラメンコアーティストが一堂に登場。
日本でも有名なホアキン・コルテスや
サラ・バラスなどトップのフラメンコダンサー
スペインでは2010年に上映されたので、故パコ デ ルシアも登場しています。

ダンスもさることながら、選曲もかなりレベルが高いです。

スペインのあつーい熱気にどっぷり浸れる作品となっていますので、
寒い日にぜひご覧になって温まってください(笑)

もちろん、スペイン語の学習には大いに役にたつ素材です。
言っていることが分からなくてもリスニングの練習になりますし、
何度か繰り返し見ているうちに、理解できるプラス記憶に残るフレーズもあるはずです。

ということで、温まりながらスペイン語も上達^-^
この季節にピッタリの映画

こたつに入りながらゆっくりどうぞ!

カルロス・サウラ 映画『フラメンコ・フラメンコ』トレイラ―

『フラメンコ・フラメンコ』DVDはこちらから
(アマゾンのページに飛びます)

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新年に幸運をもたらす12粒のぶどうはどこからやってきた?

日本の大晦日の除夜の鐘、に負けると劣らず?

スペインでも新年は‘ 12Campanada`
12回の鐘の音とともに明けます。

一番有名なのはマドリッドのPuerta del Sol (プエルタ デル ソル)で
例年、テレビ局からスペイン全土にこのPuerta del Solの年明けの様子が生中継(紅白歌合戦並み?)

そして、‘新しく来る年に幸運をもたらす‘といわれていて、おそらく‘これを大晦日にやらないスペイン人はいないだろう‘くらいに浸透しているのが
この12の鐘の音に合わせて12粒の葡萄を食べる習慣です。

一見、簡単にできそうに聞こえますが、秒を刻む鐘の音に合わせながら葡萄を一粒 一粒食べるのは至難の業です。

だいたい途中で前の一粒が食べ終わらず、鐘の音とずれてしまって終わり・・・で‘あーあ‘とちょっと新年一番残念な気持ちになってしまうのですが(笑)

この‘幸運をもたらす‘といわれている習慣。一年に幸運をもたらすといわれているくらいなのだからよほど崇高な由来があるに違いないと,勝手に思い込んでいたところ

実はこの習慣の由来は・・・

まずはこの音源でチェック!

比較的ゆっくりで単語のレベルもそれほど高くないので

ぜひチャレンジしてみてください。

そして回答は・・・

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ワイン農家が葡萄を作りすぎてしまってどうしようかと困っていたところ、
この売り方を思いつき、あまりにも人気が出てそのまま習慣づいてしまった。
とのこと。

え?由来は‘ブドウ屋さんの作り話‘?若干脱力。

なんとも‘スペインらしい‘といえばスペインらしいのですが、
だったらがんばって鐘の音とともに葡萄を完食してもあんまり意味ないか・・

と思いつつ。

でも周りの圧力に負けて(笑)やはり今晩もがんばって葡萄と格闘することになりそうです。

ではみなさま Feliz nochevieja y Feliz 2015!!!

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