いよいよDELE、講師たちが口をそろえる合格の秘訣とは・・

あさって11月22日はいよいよDELEですね。

この日のために準備なさってきた受講生の方、みなさん、しっかり準備もなさって、

それぞれ目指されるレベルに合格するだけの実力はお持ちだと確信をしておりますので、

日ごろの実力を発揮していただけますようお祈りしつつ・・・。

DELEは大学受験などと違って一発勝負ではなくどちらかといえば

これまでの学習の成果を客観的に測るための位置づけに近いと思います。

そして講師たちが口をそろえて言うのが、

‘Depende de la suerte`

‘運にもよる‘

特にDELEのレベルがあがると、設問の対象となるテーマや範囲がかなり広くなってきます。

この間も少し講師と雑談をしていたのですが、たとえば、私自身は

マーケティングやビジネスの勉強はスペイン語でやってきたのでこの分野に関して少しくらい込み入った話になってもついていくことはできます。

ただ逆に、DELEでもときどき設問の対象になる科学や歴史のテーマになると

まったくもって???なのでこのテーマに関する問題が出れば合格の確率は下がります。

(や、きっとチンプンカンプンなので、合格は無理かと・・・^^;)

はっきりいって、すべてのテーマに精通することは無理です。

なのでまずは試験前、試験の結果にこだわる気持ちは横に置き^^

リラックスして、試験そのものに楽しみながら取り組めばTodo sale perfecto! だと思います。

最後に、

La suerte favorece solo a la mente preparada
(Isaac Asimov)

幸運は心の準備をしてるものの味方をする(イサック・アシモフ)

La buena suerte no es casual, es producto del trabajo.
(Emily Dicknson)

幸運は偶然ではなく、努力のたまもの(エミリー・ディケンソン)

なので、きっと受講生のみなさまは幸運にめぐまれます(^_-)☆

Buenas Suertes!!!

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DELEのライティングで”正しく書く”と同じくらい大切なこと

次回のDELEの試験が11月22日ということで受験を予定なさっている方は

ラストスパート、受験勉強に忙しくしていらっしゃるかと思います。

DELEはどちらかといえば、小手先のテクニックの通用しない総合的なスペイン語力を判断する試験
なので、準備といえば‘コツコツとスペイン語の勉強を継続すること‘しかないのですが

スペイン語の力を伸ばすと同時にやはり‘DELEの問題形式‘をこの時期あらためて試験前にきっちりと頭に入れておく必要があるかと思います。

特にライティングにおいては、鍵となるのが

字数制限

時間制限

いくら文法的に正しい文章が欠けていてもこの2つを守れないとパスすることができません。

試験のラストスパートのこの時期とくに以下の点に意識して準備をなさることをお勧めさせていただきます。

■ 字数の感覚をつかむ。

それぞれの設問に字数制限があります。

制限された字数内でどれくらいの内容のことを書くことができるのか、

練習を重ね感覚をつかんでおいてください。

■ 制限時間を意識する

DELEの公式の問題集にもかかった時間をメモする欄がありますが、それぞれ

‘設問を理解するのにどれくらい時間がかかるのか‘

‘(書くための)アイデアをまとめるのにどれくらいかかるのか‘

‘実際書くのにどれくらいの時間が必要か‘

をある程度、各自把握することが大切です。

■ フォーマットになれておく

DELEのライティングの回答形式にはある程度決まったパターンがあります。

(手紙、記事、レポート、メールなど)

それぞれの形式で書くときに必要な要素やフレーズがあります。それらをきっちりと頭にいれることで実際に書く際の時間の短縮にもなります。

(そしてこれらは日常生活でも役に立つので覚えて損はないです!)

ライティングに関しては講師も添削という形でサポートをさせていただいているのですが

やはり‘練習量‘に勝る対策はありません。

添削を通じて‘正しい書き方‘を指導することはできても‘字数や時間の感覚‘はさすがに教えることはできないので

各自、練習量を通じて身につけていただく以外は方法がないので・・(残念ながら・・・)

字数や制限時間を感覚的に把握することができれば試験当日もリラックスして取り組むことができます。

最後、いつもこれだけは何とかしてくれ・・・と思わずにいられないのですが

・・・・DELEのレベル、レベルごとの飛躍感が半端ないです。

かなり飛んでます^^;

ひとつ上のレベルに合格するのに、みっちり勉強して半年から一年の期間が必要ではないかと

(日本で準備した場合、です)

なので、あまり合格・不合格にとらわれず、各分野のスコアを伸ばすことをまず目的にされるとよいかと思います。

どの部分が自分の強みか、前回と比べてどの部分の得点が伸びたか

客観的に自分のスペイン語力の伸びを測れるのは学習のモチベーションアップにもなりますね。

ではみなさまラストスパート、皆様頑張られてください!

Les deseo Mucha suerte!

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DELEは一日にして成らず

サービスをスタートさせてからしばらくは

私自身DELEを受験したことがなかったこともあり

試験官の資格を持つ講師たちに

DELEに関してはすっかりまかせていたのですが、

最近、DELEに関していろいろと調べ始め

あらためて思ったこと。

‘英語のレベル認定の試験よりずっとレベルが高い‘

DELEのオフィシャルサイトでは

各レベルの目安は以下のようになっています。

A1: Acceso(入門)

A2:Plataforma (基礎レベル1)

B1:Umbral(基礎レベル2)

B2:Avanzado(上級)

C1:Dominio Operativo Eficaz(精通)

C2:Maestría(熟練)

以上はDELEのサイトからそのままお借りしたものですが、

なんとも抽象的すぎてよくわからない説明です(汗)

なのですべてのレベルの試験問題に目を通したうえで、

独断と偏見で、このDELEサイトのレベルの目安を

わかりやすくしてみました。

A1: スペイン語で簡単なコミュニケーションができる。

0から始めてスペインに滞在して3カ月集中コースを受け終えた程度のレベル

A2: スペイン語で日常会話ができる。

スペインに滞在して集中コースを約6カ月程度のレベル。

B1: スペイン語で少し込み入ったテーマでの会話、コミュニケーションができる。

B2 :ネイティブと問題なくコミュニケーションができる。

スペインの企業で働くのにも十分なレベル。

C1:政治やビジネスなど難易度の高いトピックに関しても

コミュニケーションが問題なくできる。

C2:ネイティブよりもスペイン語に長けている(笑)

すべてのレベルの試験に目を通して思ったのは

各レベルの間にかなり差があり、

A1 を合格したから3カ月後の試験ではA2というスムーズなものではない、という印象でした。

レベル間の差がかなり開いています^^;(とくにA1とA2)

スペインで試験準備をしているならまだもう少し勉強のペースもつかみやすいかもしれないとは思うのですが

日本で、対策をするにあたっては、
対策というよりは

本当に日々のきっちりとした学習の積み重ね
がなによりも一番の合格への近道のように思えました。

や、近道ではないか・・・。

(TOEICのようにマークシートでもないので小手先のテクニックも通用しそうにありません・・・^^;)

なので、あせらずにのんびりと構え

スペイン語学習を楽しみながら、

予習復習を怠らずにレッスンを続けていく。

DELEは一日にして成らず!

でもだからこそ上達を感じられる楽しみもあるのかもしれないなと思います。

私自身は日本でスペイン語を学ぶ、ということに

挫折してしまっているので、

(そしていまだにスペイン語があまり読めない>-<) 頑張っている皆様に本当にいつも頭が下がる思いです。 あらためて、Muchas surestes para sus examenes! 無料体験レッスンはこちらから https://www.123esp.com/register.html スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

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ぶっちゃけDELEって何の役に立つの?〈その2〉

前回の

ぶっちゃけDELEって何の役に立つの?〈その1〉

https://www.123esp.com/wordpress/?p=379

からの続きとなります。

3.就職や留学に有利になることがある。

まず、スペインに語学留学以外で留学しようとする場合、
入学の条件としてもとめられるのが‘DELE B2‘

(もちろんスペイン語を母国語としない留学生のみへの条件ですが)

英語圏の大学や大学院に留学するときにTOEFLXX点が必須となるのと同様です。

単なる語学留学ももちろん良いとは思うのですが、やはり
なにか専門的な知識やスキルを磨くことができる留学のほうが、

留学後の進路にも有利です。
そんな‘語学以外の留学‘への‘必須条件‘となるのがDELEです。

そのほか、スペイン語を生かした職業を目指す場合も、
総合的なコミュニケーション力を証明するものとして

DELE認定を持っていることは有利です。

日本ではまだまだどちらかといえば‘マイナーな言語‘に見られがちですが
(私の大学では、第2カ国語の選択肢にすらなっていませんでした。^^;)
英語、中国語の次に世界で話されている人口が多いスペイン語。

実際アメリカのいくつかの都市ではすでにスペイン語でも

十分生活に困ることがないという話すら耳にします。
これからますますビジネスの国際化が進んでいく中で、

言語としての重要性も高まってくることが考えられます。

↓ちなみにちょっとタイムリーな記事。

最近は第二外国語に‘スペイン語・ロシア語‘を選択する人が、

時代の流れて増えているとか…

http://blogos.com/article/85405/

海外で就職、とまではいかずとも、

国際化の波はいろいろな意味で避けられないものであるはずなので
(2020年には東京オリンピックもやってくることですし…)

同じ資格を取るのであれば、
やはり日本以外でも通用する資格をとっておいたほうがつぶしがきくと思います。

4. トータルに自分のスペイン語のレベルを知ることができる。

今はもしかしたら形式が変わってしまったかも知れませんが…。

日本で英語のレベルを測る目安として、企業で多く取り入れられているTOEIC.
私が受験をしていたころは、

リスニングと文法の選択肢の問題で構成されていました。
なので、‘まったく話せなくても高得点を取ることは可能‘。

もう遠い昔のことすぎて忘れてしまいましたが(笑)、
英検も似たようなものだった記憶が…
英検は2級までアメリカに行く前にとりましたが、

いざ行ってみると全く話せなくて泣きました。(本気で)

その点DELEは、‘読解力‘‘作文力‘リスニング力‘‘スピーキング力‘を測る
4つのパートに分かれ、すべての分野で
合格の一定の基準を満たさないと認定がおりません。

なので、‘DELE認定をもっているけれど話せない‘ということにはなりません。
たとえ入門レベルのA1でも‘話せないと合格できない

‘トータルにスペイン語でのコミュニケーション力が試される試験です。

また、自分が4つのパートのうち

どのパートが得意でどのパートが苦手かを試験を通じて知ることができるので
その都度の学習の目安にもなります。

余談になってしまいますが…
ふと、今回DELEの模試をいろいろと試していて、

自分のスペイン語の読解力の低さを再認識。

おそらくこのままだと一生スペイン語をまともに読めないままかもしれないので、
(とにかくスペイン語を読むことに苦手意識があり、

いままで、可能な限り避けてきたつけ…です。反省。)

ここで奮起して、DELEでも受けてみようかと(笑)も思っております。

ちなみにB1の読解問題はすでにかなり難しく感じられました…

(10年もスペインにいるのに…いかに自分のスペイン語が‘サバイバルスパ二ッシュ‘であるかを思い知らされます…)

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ぶっちゃけDELEって何の役に立つの?〈その1〉

DELE(外国語としてのスペイン語検定試験)

という試験が存在していることを知ったのがつい数年前。

とくにスペインで生活するためのコミュニケーションでは
全く必要がないので、

‘はたしてDELEってなんの役に立つんだろう?‘と思い、

(そしてスペイン語を学んでいらっしゃる方の中にも
同じ疑問を抱かれた方もいらっしゃるのではないかと感じ)

少し調べてみることに。

試験はあまり好きではないのですが(むしろその逆)
思っていたよりも、つぶしがききそうなDELE。

そんな、DELEのメリットとは?

1.スペイン語学習を継続のペースメーカーとモチベーションの維持
それぞれの方がスペイン語を学んでいくにあたって、目標があるかと思います。

たとえば

‘スペインにサッカー留学をしたい‘
‘本場スペインでフラメンコを習いたい
‘スペインが大好きなのででいつか暮らしてみたい‘(これはかつての私)
など。

ただ、夢や目標が広大であればあるほど(笑)、継続をしていくためのモチベーションの
維持が難しく感じられることも。

そして‘本当に自分のスペイン語は果して上達しているのだろうか…‘と
疑問に思えてきたり…。

そのためにも定期的に‘試験に合格する‘という短期目標を定めると、

各レベルごとに習得しなければならない単語や文法、
ライティングスキルや会話力の基準が決められているので
体系的に学習が進められます。

試験に合格することによって上達も感じられるので
モチベーションの維持という意味では非常に効果的です。

(ただ合格しなかったからといってとくに上達していないというわけではなく、
単に少しだけ基準のレベルに届かなかったというだけですので、深く考えず再チャレンジです。)

2、国際的に認められている資格である

日本の企業や学校では、英語力を測る基準としてTOEICが用いられているところが多く、
私自身も、学生のころや社会人になってから、
必死でTOEICの勉強をしていた記憶があります。

必死で得点をあげ、意気ようようと履歴書に書き込んでも・・・
はっきりいって、通用するのは日本だけ。

スペインにはTOEICは存在しないので、どれたけ高得点でもスペインの履歴書には‘書かないほうがマシ‘
(履歴書を見る採用側にとってはTOEICがなんのことだか全くわからないので)

就職どころか、留学する時でさえも、ほとんどの外国の大学ではTOEICの点数は英語力の証明にならないので
TOEFLを受け直してください、といわれてしまうでしょう。

ちなみに、TOEFLはTOEICとは全く問題形式も傾向も違う試験なので、また一から勉強しなおし・・・です(すでに経験をもって実証済み。涙)

対照的にDELEはスペイン国外でも、100カ国以上で実施され、
スペイン教育文化スポーツ省(日本でいう文部省)に認可された`外国語としてのスペイン語のレベル認定‘であり、
国際的にも広く認められています。

なので、日本国内だけでなく、もちろんスペインでもそして多くのヨーロッパ諸国…
少なくともセルバンテス文化センターが在する国では通用する国際的な資格です。

まずは2つ、

次回では更なるメリットをおつたえさせていただきます!
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