信じる者は救われる?スペインの迷信

”茶柱がたつといいことが起こる”や四つ葉のクローバー…、世界的に共通のものもありますが、国や文化特有のものが以外と多い
“迷信”。
時には知らずとして相手の気分を害してしまうことも?!
スペイン特有のちょっとかわった”迷信”をまとめてみました。

■ 左足から建物にはいると縁起が悪い
左足から建物に入ると不幸をもたらすとされ、知らずにそうしてしまった場合は3回十字架のマークを繰り返せばリセットされるそうです。

■ 黄色は悪運をもたらすことがある
黄色は勝負事に悪い結果をもたらす色とされ、試験の日や仕事の面接のときには避けるべき色だとされています。またプレゼントも黄色の洋服は避けた方が無難です

■ 新年に幸運をもたらすぶどう
大みそかの日、新しい年のおとずれを祝って鳴らされる12回の鐘の音ともにブドウを食べると新年に幸運をもたらす、とされています。
ただ実際のところは、ある年にアリカンテ地方でブドウが獲れすぎてしまい、それを売るために即席でつくった言い伝えだったそうで・・・。でも未だに大みそか用のぶどうとしてアリカンテ産のものを売る果物屋さんは多かったりします。

■ サボテンは魔よけ
スペインの窓際にサボテンが飾られているのをよく見かけるのですが、
ごれはサボテンが窓から入ってこようとする悪い気を追い払ってくれるという迷信からだそうです。

■ 先のとがったものは縁まで切ってしまう
スペインでははさみやナイフなどを送ることは縁を切ることにつながるので、
友達や家族にはさみやナイフなどを贈るのは縁起が悪いとされています。特に結婚式の贈り物としてキッチン用品などを送るときは気をつけたいですね。

■ ベッドに帽子を置くと縁起がよくない
かつて”髪には悪魔が宿っている”という信仰があったことから、スペインでは”帽子をベットの上におくと縁起が悪い”とされています。
髪に宿っている悪魔が帽子をつ立ってベッドにやってきて寝ている間に不幸をもたらすと考えられているそう。
スペインでは誰かの家などを訪れるときは念のため帽子はちゃんと帽子掛けにおくことを忘れずに

■ 鞄を床におくと全財産を失う
という迷信から、スペインでは鞄は椅子の上に置く習慣があるそうです。
ただ確かに目の届かないところに鞄をおいてしまうと、
特に外出の際はスリの標的になる確率はかなり高いのでこれはまんざら迷信ではないような・・

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スペインにはサンタクロースがいっぱい?

宗教とあまり関係のない日本でもすっかりイベントとして定着しているクリスマス。
この時期はイルミネーションやクリスマスの飾り付けで街もとても華やかですね^^。

スペインにとってはクリスマスは宗教的な意味合いでも一年で一番大切な行事のうちの一つ。
大きな通りのみならず、街中にクリスマスイルミネーションが飾り付けられ一年で一番のにぎわいを見せます。
クリスマスのメインイベントである”プレゼントを贈る習慣”はもちろんスペインでも健在なのですが
必ずしもサンタクロース(Papa Noel)が運んでくるわけではないようです。

さて、スペインで子供たちにクリスマスプレゼントを運んでくれるのは…

■ Los Reyes Magos

サンタクロースよりもスペインで人気者?(プレゼントをもってきてくれるので)は
Los Reyes Magos(東方の三賢者)。1月6日、賢者の日の前夜にプレゼントをもってやってくるとされています。
バルセロナでは1月5日の夜、バルセロナ港に三賢者を乗せた船が到着し、三賢者の到着を祝う盛大なパレード(cabalgata de Reyes Magos)が街をあげて行われます。
毎年子供たちにとってもとても楽しみなイベントです。

reyesmagos

■ Cagatio
カタルーニャ地方とアラゴン地方では、クリスマスの直前に購入した木の枝をクリスマスまで育てる習慣があり、クリスマスになると
この木がお菓子を出してくれるようにとたたく習慣があります(イタッ>-<)。この木の幹(Cagatio)は家を守ってくれる御守りのような意味もあり、カタルーニャ地方のクリスマスマーケットではクリスマスに欠かせないオブジェとして人気のアイテムです。

cagatio

■ Apalpador

ガリシア地方の東部の山からやってくる炭鉱夫”Apalpador”は、不思議な力を持っているとされています。
古い上着をはおり、パイプをくわえてベレー帽をかぶりしゃれっ気のない地味いでたちをしていますが、24日と31日におなかをすかせやせ細った子供たちに栗をプレゼントしたり贈り物を届けるために山から下りてきます。

apalpador

■ Olentzero
いつも酔っ払っていて、素朴で食べることと飲むことが大好きなナバラ地方とバスク地方の”Olentzero”
普段は森の奥ででひっそりと”炭づくり”に従事していますが、クリスマスの日の夕方に子供たちにプレゼントを届けにやってきます。

olentzero1

それぞれの地域の特徴や逸話に基づいたオリジナルのサンタクロースたち。
サンタクロースの数だけ贈り物がもらえる?!スペインの子供たちはラッキーですね^_-☆

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スペインの”ハロウィーンスイーツ”レシピ:Panallets de Cafe

日本でも近年はかなりの盛り上がりをみせているハロウィーン。

スペインでは本来は仮装の習慣はありませんが(とはいえ、やはり最近は仮装パーティは主流になりつつありますが)

翌日の11月1日は”Dia de todos los santos”といってなくなった方の魂を迎える祝日。
前夜である10月31日は、この日のためのスイーツをいただく習慣があります。

地方によってスイーツは異なるのですが、

スペイン各地のハロウィーンスイ-ツはこんな感じです

『Truco o trato?スペインのハロウィーンスイーツ』

バルセロナのあるカタルーニャでハロウィーンスイーツとしてもっとも代表的なものは”Panallets(パナジェッツ)”
この時期、ケーキ屋さんのウインドーをいろいろな種類のPanalletsがにぎわしています。

そして実は作り方は意外と簡単。日本で手に入る材料でも十分できておいしい!のでぜひおためしください(^_-)☆

【Panallets de Cafe(コーヒー風味のパナジェツ)】

■ 材料(4人分)

-ポテト 125グラム(じゃがいもでも、サツマイモでも。サツマイモを使うと甘みが増します)
-アーモンドパウダ-175グラム
-砂糖 145グラム(スペイン人はかなり甘党なので、おそらくこの半分の量でも十分かとは思います。お好みに合わせてどうぞ)
-小さく刻んだレモンの皮
-インスタントコーヒー10-15グラム(これもお好みで少し多めに加えるとカフェの風味が増します)

■ 作り方

1.ポテトをゆでるか、レンジで温め皮をむく

2.ポテトにアーモンドの粉、砂糖、刻んだレモンの皮を混ぜる

3.よくまざったらインスタントコーヒーを加える。

4.インスタントコーヒーがまんべんなくまざったら、2時間置く。

5.ペーストをお好みの大きさ・形に丸め、160-170度にあたためたオーブンで7-8分調理すればできあがり!

↓作り方のビデオはこちら(スペイン語バージョンです)


ちなみに、コーヒーをチョコレートに置換えるとお子様向けのチョコレートのパナジェっツのできあがりです。

主な原料はお芋とアーモンド、お砂糖を控えれば(サツマイモで作ればお砂糖なしでも甘いかと)
ヘルシーで自然なスイーツ。

Truco o trato?(いたずらかお菓子か?)

ハロウィーンキャンディの代わりとしてもぜひお試しください!

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スペイン人が選ぶ”ベスト7”スペイン料理とは?(5位-7位編)

ここ数年、日本でもスペイン料理の知名度があがり、
タパスバルも以前よりずっと見かけるようになって、嬉しい限りです。

スペイン料理といえば”パエリア”のイメージが強いようで、
どのスペイン料理店にもあるようですが、
(もちろん、スペインでもよく食されている料理ではありますが
正しくはバレンシア地方の料理です)

今年の8月、スペインの保険会社アリアンツグローバルアシスタンス
によって6万人のスペイン人を対象に行われた”好きな料理”に関する調査の結果、
は少し日本でよくみかけるお料理の顔ぶれとは異なるようです。

さて、数ある(そしてどれもおいしい^^)スペイン料理の中で
スペイン人が”トップ7”に選んだスペイン料理とは・・・

まず7位 

Paparajotes murcianos(ムルシア地方)

paparajotes-murcianos

アラブに起源をもつムルシア地方の代表的なスイーツ。
シトラスを卵、牛乳と小麦粉を混ぜたもで挟みをオリーブオイルで上げ、
砂糖とシナモンをまぶしたシンプルなお菓子(だそうですが、聞いているだけで胃もたれが・・・^^;)

このお菓子は、”Cafe de olla”と呼ばれる、コーヒー豆を鍋で炊き込み
レモンの皮とシナモンを少し添えたコーヒーといただくのが伝統的なムルシア地方の習慣だそうです。

6位 Quesada Pasiega (カンタブリア地方)

quesada

こちらはもともと中世に起源を発するといわれているカンタブリア地方の典型的なスイーツ。
発酵させた牛乳にバター、小麦粉、砂糖、卵を前シナモンとレモンを少し添えたもの。
チーズケーキに似たスイーツです。

5位 Tortilla de patata

tortilla_patatas

やっとここで日本でも名の知れたタパスの一品が登場。
スペインのどの地方のバルでもお目にかかれるまさに”スペインを代表する一品”
あげたポテトを、よくかき混ぜた卵で包んだボリュームたっぷりのスパニッシュオムレツ。
(玉ねぎを入れたバージョンもあり)レシピのシンプルさも人気の秘密かも知れません。
ただ実際はバダボスから始まった”バダホス料理”との一節も。

5位から7位はスペイン人の甘党を裏付けるような結果でしたが(笑)
残りの4つの料理は、そしてスペイン人が”一番好きな料理とは?”

次回のポストに続きます!
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目指すは”スペイン四大祭り”!?トマティーナの由来とは

スペインの三大祭りといえばセビリアの”Feria de Abril”,
パンプローナの”San Fermin(牛追い祭り)そしてバレンシアのLas Fallas(火祭)ですが、
近年国際的な人気と知名度が高まっているバレンシア地方Bunolの”Tomatina(トマト投げ祭り)”。

街のの守護聖人を祝うお祭りの一環として毎年8月の一番最後の水曜に行われるこのお祭り。
人口約一万人のBunolの街にこの時期は世界中から四万人の人がお祭りのために集まります。

スペインのお祭りは宗教的な行事から派生したものがほとんどですが、
このお祭りのは1945年にさかのぼり、”お祭りの期間中に始まった”とあるハプニングか起源です。

街の中心広場でお祭りを見ていた一部の若者たちが、
自分たちもパレードに参加しようとパレードを行っている人たちと競り合いを始め、
たまたま近くで売られていた野菜スタンドのトマトを敵に向かって投げ始めたのがそもそものきっかけ。

その次の年も同じ日に今度は各自トマトを持参し投げ始め警察沙汰の大騒動に。
その次の年は禁止されたものの、やり方を変え地域の人たちによって”トマト投げ”は受け継がれていきました。
1957年地元の警察によってトマト投げが全面禁止になった時には”トマトのお葬式”が催され、デモも起こったほど。
ことを大きく見た地元の権威たちが1959年、開示時間やトマトを投げる時間に制限を設けるなど
”一定の規則を守ること”を条件に”トマト投げ”の再開を許可しました。

1980年からは市庁によって主催される正式な行事となり、
1983年スペイン国営テレビのドキュメンタリーで知名度を上げ、
その後は国際的な知名度人気も高まりあまりにも多くの人が訪れるようになったため
(最高の年で45000人)2013年より安全面などを考慮の上、トマト投げは22000名限定のの有料チケット制となりました。

お祭りが大好きなスペイン人。
さすが大騒ぎのチャンスは逃さないようです(笑)

ガスパチョだけじゃない!夏に効くスペイン料理

夏至も過ぎ、だんだんと日の入りが早くなっていっている(様な気がする?)ものの、
暑さはこれからが本番。

スペインは地中海気候なので、日本よりずっと湿気は少ないのですが
日差しはかなり強く、南部アンダルシア地方では連日40度まで気温が上がり
”起きているのさえしんどいほど暑く”なります。

(なので8月の長い休暇というのはある意味筋が通っているのかもとも思います。
8月は”なにもしたくなくなるほど暑い”日も多いので・・)

やはり暑さの厳しい日本でも、暑い時期の食べ物として、冷えたお蕎麦やそうめん、冷麺など
色々ありますが、

スペインにもいろいろな”夏季限定料理”が。

レストランなどではこの時期しか食べられないものもあるので、ぜひスペインに夏いらした際の
参考になればと思います。

■ Escallivada(エスカリバーダ)
カタルーニャ地方やバレンシア、ムルシアなど地中海に面した地方で夏によく食される、
”冷たい焼き野菜”。トマト、ナス、赤ピーマン、玉ねぎなどをオーブンでしっかり焼きあげた後、皮をむき
冷蔵庫で冷やしてオリーブオイルと塩(おこのみでにんにくを少し)でいただきます。
トーストの上に載せたり、アンチョビと一緒に食べるのも一般的です。

■ Esqueixada de bacalao ( エスケシャ‐ダ デ バカラオ)
カタルーニャ地方の代表的な料理のひとつで、
タラと小さく切ったトマト、玉ねぎ、ピーマン(緑、赤)と黒オリーブを混ぜた タラの冷製サラダです・
ドレッシングの代わりにオリーブオイルとワインビネガーでさっぱりと。

■ Salmorejo(サルモレホ)
アンダルシアのコルドバを発祥地とする冷たいスープ。トマトベースで味はガスパチョににているのですが、材料にパンが使用されているためスープというよりもピューレに近いような濃い食感が特徴です。
ハムによく合います^^

■ boquelones en su vinagre(ボケロネス エン ス ビナグレ)
タパスのうちの一つとしても人気のある”白アンチョビの酢漬け’。イワシを白ワインのビネガーとオリーブオイルにつけたものです。
酢の酸味が効きさっぱりとしていて、揚げ物が多いタパスの中でも人気の料理です。

■ Melon con Jamon
ハムの名産地として知られるアンダルシアの夏の代表的な料理(”料理といっていいのか…というくらい簡単なのですが^^;)
やはり夏が旬のフルーツである”メロン”に、ハモンイベリコをのせると、メロンの甘さとハモンイベリコの塩味が絶妙にマッチします。冷たいビールにとても合う一品でアンダルシア地方では”海の家(Chiringuito)”での定番料理です。

夏ならではの材料を生かし、簡単にできそうなものがほとんどなので(やはり暑いと料理もしたくなくなるのでしょうか…)
スペインにきたら!とは言わず日本でも暑い時期の料理のレパートリーとしてもぜひお試しください^_‐☆

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スペイン中が夏の訪れを祝う日、 サンファンの由来とは?

6月24日は、スペインはサン・ファンの祝日、
前日の23日はNoche de San Juan
と呼ばれ、大みそかに負けず劣らず、
”夏のクリスマス”として
この一年で一番夜が短い日を
盛大に祝う習慣があります。

もともとはキリスト教徒にとっては”聖ヨハネの誕生日”の祝日。
(イエスキリスト誕生の半年前でもあります)
それが、キリスト教受容前に行われていた
夏至の時期のお祭りが結びつき盛大にお祝いが行われるようになったそう。

このサンファンのメインイベントは”焚火(Hogera)”

このたき火によってこの日から弱くなっていく太陽
(夏至を過ぎるとだんだんと日が短くなっていくので)
にさらなる力を与える儀式の意味があるそう。

また”清めの火”の意味もあり、
地域によってはこのたき火で古くなった
家具などを燃やすところもあるそうです。

サンファンのお祝いの仕方はスペイン各地それぞれのやり方があるようですが

https://www.123esp.com/wordpress/?p=710

ここバルセロナでは、街のいたるところで花火が上がり、
”Coca de San Juan”とよばれるスイーツと
冷えたCava(スパークリングワイン)でお祝いをするのが
一般的です^^

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世界タパスデーってどんな日?

来る6月16日は”世界タパスデ-”
(el dia Mundial de la tapa)

たいそうな名前がついているので

スペインの有名なシェフの命日?
タパスを発明した人の誕生日?

かと思って調べてみると

スペインの代表的な食べ物
”タパス”をプロモートするために

“タパス、そしてタパスを食べること
(スペイン語でtapear”)はスペインの食文化、
ひいてはスペイン社会そのものの特徴で
あることからその価値を国内外に提供するべきである”

という意図のもとに
スペインの観光や職に関する5つの協会
の協力のもとにできた”Saborea Espana”いう団体が
勝手に決めた、単なる商業的なイベントです。^^;

(ちなみに去年までは9月29日に
行われていたのですが今年から6月に。
おそらく夏休み前に大きな仕事はかたずけてしまおう、
ということなのだろうとは思うのですが^^;)

概して、スペインのお祭り、イベントは
喧嘩のトマト投げがきっかけでお祭りにまで
発展してしまった”トマト投げ祭り”など

あいまいなきっかけで生まれたお祭りも
結構あるので
それに関しては深追いしないことにして(苦笑)

この日を記念して国内はもちろん、
スペイン国外20カ国でもさまざまなイベントが行われます。

日本では、スペイン料理レストランを対象に
”タパスコンクール”も行われる予定です。
https://tapas.spaincampaign.jp/

さて”日本一のタパス”となるのはどのレストランのどのタパス?
と気になるところですね^^

その他、イベントのスケジュール詳細などは
こちらから

http://www.spain.info/ja/world-tapas-day-tokio/

ちなみに、意外と日本に手に入る材料で
かんたんに作れてしまうタパスも。

レシピ本はほとんどの場合、写真が多く
文章もシンプルなものが多いので
スペイン語をよむ練習にもぴったりです。

スペイン語のレシピ本、電子書籍としても
何冊か発売されているようですので紹介させていただきますね。

■ Tapas: Nuestras 100 mejores recetas en un solo libro

■ Cocina para fiestas: Nuestras 100 mejores recetas en un solo libro

スペイン語レシピをみながら、タパス作りにチャレンジ
はスペイン語もスペイン料理もマスターできて
一石二鳥ですね^_-☆

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スペイン人にまつわるステレオタイプを検証してみた(2)

スペイン人が持たれがちな”
ステレオタイプ”について検証その2です。

食べ物や生活習慣など、
”ステレオタイプ”と”事実”
には、かなりの開きがあったりします・・。

■ 典型的なスペインのたべものといえばパエリア

日本のスペイン料理レストランに行くと必ずある”パエリア”。
スペイン料理ときくと”パエリア”を思い浮かべる方も多いのでは。
もともと、パエリアは”バレンシア州”を代表する料理。
それぞれの地方がそれぞれの郷土料理があります。
もしどの地方でもみつけることができる”スペインを代表する料理”と呼べるものがあるとすれば、
間違いなく”トルティーヤデパタタ(スパニッシュオムレツ)でしょう。

検証結果;本当とはいえない

■ 闘牛はスペイン人の間で人気がある。

”闘牛とフラメンコ”はスペインの国芸のようなイメージを持たれているかもしれませんが、
スペインの中でもカタルーニャ州やカナリア諸島では闘牛は禁止されています・
一方まだまだアンダルシア地方などでは根強い人気があり
好き嫌いに関しては”ひとそれぞれ’といったところです。
(スポーツでいえば、サッカーのほうが人気があります)

検証結果;必ずしも本当ではない

■ いつもサングリアをのんでいる
実際のところ、ほとんどのスペインはサングリアより、ワインやビールを好みます。
どちらかといえばサングリアはスペインを訪れる外国人の好みの飲み物のようです。

検証結果;事実とは異なる。

■ スペイン人は信仰心が深い
バルセロナのアイコンとさえいえるほど有名になったサグラダ・ファミリア(まだ未完成ではありますが・・)をはじめとして
スペインのほとんどの都市には、立派な教会がいくつもあり、セマナサンタ(復活祭)など
宗教的な行事が盛大に行われる傾向がありますが、実際のところ毎週ミサにでかけているのは
国民のたった13%です

検証結果;事実とは異なる。

■ とてもお祭り好きである。
トマト祭り、牛追い祭り・・・
”どんなことでもお祭りのネタになる”といわんばかりに
スペインのカレンダーはお祭りであふれています。(そして命がけ(笑)
実際、一年を通してどこかの地区で”その土地の守護聖人を祝うお祭り”が一年を通しておこなわれています。

検証結果;そのとおり!

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スペイン人にまつわる”ステレオタイプ”を検証してみた(1)

スペイン人といえば、

陽気でのんびりしていて、騒がしくて、なまけもの・・・
(”シエスタ”のイメージからでしょうか?)
一般的にはこんなイメージをもたれているかと。

ただ実際暮らしてみると、
”あれ?思っていたのと違う”という
場面に遭遇することもしばしば、
スペイン人が持たれがちな”
ステレオタイプ”について検証してみました。

■ スペイン人はなまけものである。
のんびりと仕事をして昼はゆっくりとご飯をたべ昼寝をする。
スペイン特有の”シエスタ”の習慣から、
スペイン人は仕事に関しても”なまけもの”
のイメージをもたれることが多いようですが、
実際”労働時間”を見ると38.4時間。
ヨーロッパでは”もっとも長い”国のうちの一つ、
で”勤勉”なことで知られるドイツ(37.7時間)を超えています。
(”生産性”となると別の話になりますが・・・・^^;)

検証結果:必ずしも本当ではない

■ スペイン人はやかましい
スペイン人は本当におしゃべり好き。
そして確かに声のボリュームが大きい。
バルやレストランで、隣の人の話し声が気になって
落ち着いて食事ができなかったり
会話がさえぎられたり…ということはしばしばです。
あまりにのやかましさに、
NGOといくつかのレストランによって
”Comer sin Ruido”(静かに食事をしよう)
というキャンペーンが立ち上げられるほど、
キャンペーンの進捗はいかに・・。

検証結果:本当

■ スペイン人の時間帯はかなりずれている
スペインではレストランがランチ営業を始めるのは13;30分、
夕食は20;30分が一般的です。
ちなみにこの時間帯にレストランをおとずれても
まだガラガラの場合がほとんど。
スペイン人の家庭の昼食の時間は2時、
そして夕食は9時から10時が平均的です。

スペインに訪れられた方はその”ズレ”に最初は戸惑うことも・・
(ちなみにほかのヨーロッパの国は日本とほとんど同じ時間帯です)
検証結果:本当

■ スペイン人はみなフラメンコが好き

もともとはスペイン南部、
アンダルシアでロマ族によって生み出された”フラメンコ”。
もちろん、その伝統はしっかりと引き継がれていますが、
バルセロナのような北部の都市では
”生粋のフラメンコ”を見ることができる場所を
見つけるのはなかなか難しかったりします。

検証結果:必ずしも本当ではない

その他のステレオタイプに関しても
検証引き続きしてまいります^^

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