国が変わればジェスチャーも変わる

‘似ているけれどなんだか微妙に違う‘

のは行事だけでなく、会話の時にスペイン人が多用する

ジェスチャーやしぐさもしかり。

正しくは‘同じだけど意味が違う‘、かもしれません。
スペイン人は会話のとき、ほんとうにジェスチャーをよく使います。

じっとしながら話せないようで
全身で話してている感じです。
(や、そこまでしないと聞いてもらえないのかも・・・)

会話でよくつかわれるジェスチャーをメルセデスが
ビデオにしてくれましたので、見てみてくださいね。

日本で使われているものと似たものもあるかも?
ジェスチャーやしぐさは、意味をちゃんと捉えていれば
コミュニケーションをスムーズにしてくれます。

ただ文化が違うと、意味づけが変わってくる場合も多々あるので
逆に‘勘違い‘や‘誤解‘の原因になってしまうことも。

たとえば、ビデオの中のジェスチャーでいえば
小指のジェスチャーなんかは、
日本では‘ゆびきり‘を思い浮かべてしまうような・・。

会話の時のしぐさ、でも
たとえば相手の目をずっとじっと見てはなしていると
日本だと勘違いされてしまうかも?(苦笑)

逆にスペインでは相手の目を見て話さないと
失礼にとられることもあったりします。

これはほんの一例ですが、
‘日本だとあり得ないよなこれ・・・・‘
っていうちょっとしたしぐさは、
ほんとにしょっちゅうです。

(ただまったく悪気はないのです)

彼らにしてみればきっと逆もしかり、だとは思いますが^^;

もちろん言葉を学ぶことも大切ですが、
ジェスチャーは‘スペイン人との会話では
かなーり重要な役割を果たす(笑)‘ので

レッスンのとき、講師の何気ないジェスチャーを観察して
意味を尋ねてみるのも面白いかもしれません^-^

というか実際、スペイン人と会話をするときは
思い切り派手に動かないと
‘おとなしくて面白くないひと扱いされてしまう

可能性大・・です。

なのでスペイン語をマスターするうえで、‘ジェスチャーのマスター‘
は‘避けて通れない道‘と考えてくださったほうがいいかもしれません(笑)

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南米のスペイン語とスペインのスペイン語の違い:文法編2〈過去形〉

以前何度かこのメルマガでも取り上げさせていただいた

‘南米のスペイン語とスペインのスペイン語の違い‘

まだときどき、お問い合わせで質問をいただいたりすることあるので

久しぶりに続きです・・。

今回は文法編。

‘点過去形‘と‘過去完了‘について

文法的に説明をしますと・・・

具体的には、

〈点過去〉

Ayer comi paella con unos amigos.

(昨日、何人かの友達とパエリアを食べました)

〈過去完了〉

Hoy he comido pallea con unos amigos

(今日、何人かの友達とパエリアを食べました)

一般的に過去完了はスペインでは

‘今日あった出来事‘や‘経験‘などを説明するときに使われます。

ただ南米のスペイン語では、この Haber+(動詞)do

の形をとった‘過去完了‘は使用頻度がかなり低いようです。

経験から言ってしまい、データに元ズいたものではないので、

若干、偏りがあるかもしれないことを覚悟して、あえて言えば

私の南米の友達が過去完了を使ってるの聞いたことありません・・・^^;

(ちなみに国籍は主にMexico, Peru…が多いかな・・・・)

大学に通い始めた当初、クラスメートのメキシコ人4人とフラットシェアをしていて

スペインのスペイン語というよりメキシコのスペイン語にどっぷりつかっていた私は

いまだにその頃の‘点過去‘しか使って話さない習慣が抜けず

‘点過去‘を多用してしまう癖があるのですが、

(特に疲れた時・・そのほうがいちいち‘いつどれを使って・・・‘と

考えずに済む・・というなんと横着な^^;)

‘南米のスペイン語を話すねーどこで覚えたの?‘

と初対面の人に言われたすることが結構ある(笑)ので

(ちなみに、南米には足を踏み入れたことは一度もありません・・)

やはり、南米のスペイン語では‘点過去‘が‘過去形‘のスタンダードとして使われている模様。

いつ‘点過去‘の表現を使っていつ‘過去完了‘を使って・・と

規則のようなものを分析し始めるときっとメルマガ10回分くらいになってしまいそうなのでまた別の機会に。

ただ、この‘どちらをいつ使うか‘は、発音やアクセントと同じように

授業というよりも周りの人が話しているのをたくさん聞いているうちに

感覚として身に付いた、というのが本音です。

(また、そんないい加減なことを・・・と突っ込まれてしまいそうですね・・スイマセン・・)

なので、リスニング教材などを使って学習する際、アクセント発音だけでなく

ふたつの過去形の使われ方などにも少し気をつけて聞いてみるといいかもしれませんね。

ちなみにウノドストレスのYoutubeチャンネルにもいくつか

‘スペインのスペイン語‘で録音されている会話音源をアップしていますので

活用してみてくださいね。

と、文法の話題を書き始めると、かなり墓穴を掘ってしまうことに気がつきました(苦笑)

‘こんないい加減な文法の知識しかなくてもスペイン語でコミュニケーションはとれるようにはなる‘

の少なくとも、反面教師になれればいいかと・・・(さらに、苦笑・・ですね。)

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私がおばさんになっても・・・・

バルセロナで暮らして今年で10年目、

いくら10年たったといえどやはり

あまりにも違いすぎる文化のゆえ、

毎日、が楽しい(そして楽しくない^^;)勘違いと空耳アワー(死語!?)の連続だったりします。

いつまでたっても、‘単語の意味取り違え‘や‘言い間違い‘

を連発し、周りの失笑を買ったりしておりますが・・・。

思わず、苦笑せずにいられなかった、スペインに来たばかりのころの

‘大勘違い‘。

スペイン人の友達と集まったある日のこと・・・。

仲の良い友達の一人があうなり、

‘Tia, Que tal, como va todo?`

え、Tia・・・って?

Tiaはスペイン語では‘おばさん‘の意味です^^;。

ちょっと仲良くなったからっていきなり‘おばさん‘扱するんかい!

と、ほんとうに‘おばさん‘に片足を突っ込みそうになっていた年齢の私は(笑)

友達の失礼さに、その場固まってしまいました・・・。

ただ、よくよく会話を聞いているとこの‘Tia(おばさん)‘っていう呼び方。

みんな頻発してる・・・。なんて失礼な人たち・・・。

失礼な友人たちに、その日はドン引き。

ただ、ショックから立ち直れず、後でそっと、スペイン語の先生に聞いてみると、

`Tiaは親しい友達をよぶときのカジュアルな愛称だよ‘

と教えてくれました。(ほっ)

でもやっぱり気になって、いろいろな場所で‘Tia‘がどんな風につかわれているか
耳をダンボにして観察(聴察?)してみると。

どちらかといえば、10代から20代後半の人たちが頻繁に使っている
友達へカジュアルな愛称として使われていることがほとんど。

自分の耳で何度も何度も確認して
‘あーよかった‘と胸をなでおろした次第です(笑)

女性なら‘Tia(おばさん)`

男性なら‘Tio(おじさん)‘

は会話では、本来の意味というよりも‘Tu(二人称)‘の代わりに親しみをこめて使われる
呼び方です。

なので、スペインで‘おばさん‘‘おじさん‘呼ばわりされても、気を悪くなさらぬよう・・・。

(というか実は逆、だったりするのです。あくまでカジュアルな口語なので、

20台前後の年代の人たちの間で使われることが多いので。)

ちなみにメキシコでは恋人のことを(特に男性が彼女のことを)

‘Mi Vieja`(私の年寄り)と呼んだりするので。

日本語に訳するとこの上なく失礼に聞こえますが^^;

ほんと文化によっていろいろだな・・・と思います。

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友達よりも大切な人!? Mi amigoと amigo mioの違い

バレンタインにちなんで・・・
せっかくなので恋愛がらみのネタ?です。(笑)

言い方は違っても、同じ意味の

Mi amigo (私の友達)

Un amigo mio (私の友達)

どちらの言い方も文法に間違いはありません。

ただ、普段よく耳にするのはどちらかといえば

Un amigo mio

こっちのほうが、言葉の数も多いし、長いし、言いにくそうなのになぜ?

シチュエーションや話相手によっては

‘Mi amigo`は
ただの友達ではなく‘特別な友達‘

つまり‘友達以上恋人未満‘な存在を意味することがあるらしいのです。

(私のスペイン語の先生は、はっきりそう言いきっていたので、それ以来
念のため‘Un amigo mio`の言い方をいつも使うようにしています。
勘違いは困るので…^^;)

ウノドストレスの講師たちにもたずねてみたところ

講師にもよるのですが、やはり

Mi amigoは特別な友達の意味とまではいかなくても
Un amigo mioよりは親しみのある友達を意味することがあるかもしれない、

とのこと。

ちょっとしたニュアンスの違いではありますが、
心に留めておくといつか役に立つこともあるかも?!

(スペイン人、嫉妬深いので色恋沙汰に巻き込まれると修羅場です。
なので誤解はないにこしたことはありません>-<。
この話はまた別の機会に(苦笑)

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南米のスペイン語といっても・・・

実は去年のニューイヤーズイブ、

飛び入りで友人のレストランのパーティに参加させてもらい、

なかなかインターナショナルなメンバーで、

メキシコ人の友達、

ニカラグア人の友達の友達

ペルー人の居合わせたお客様(笑)

インターナショナルというよりラテン・・・ですね^^;

勢いよくスペイン語が飛び交っていたのですが、

やっぱりそれぞれ話すスペイン語が違う・・・。

個人的には、ニカラグア出身の方と話をするのは初めてで

向こうは私のいってることは分かっているようだったのですが

向こうのいってることが半分くらいわからない(かなり汗)

そして久しぶりにあったメキシコ人の友達たち。

あらためて、

ゆーっくり独特のアクセントのメキシコのスペイン語ってかわいいなー^^

と思いました。

(彼女に言わせると、スペイン人のスペイン語は早すぎて時々分からないそうです。)

メキシコのスペイン語で一番好きな言葉は

Ahorita(アオリータ)

スペインのスペイン語だと‘Ahora(今)‘に当たる言葉なのですが

メキシコのAhoritaは

‘今‘じゃない‘今‘(笑)

‘Ahorita Vengo‘(いま行くから、の意味)

といわれると、

‘あ、これは時間かかりそうだからゆっくりいこ‘と反射的に思います。

いろいろな国のスペイン語を耳にしながら、

南米のスペイン語と一言でいってもやっぱり、いろいろだなぁ・・と

あらためて思いつつ

でも、速さはどうも‘スペインのスペイン語‘が一番のようなので(笑)

とりあえず、カスティリャーノ(スペインのスペイン語の呼び名)で鍛えておけば、

リスニングは、大丈夫・・・・かも?

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“Tu” o “Usted”? “アナタ”の謎に迫ります

日本語に訳せばどちらも二人称となる

”Tu‘”(あなた)と”Usted(あなた)”

文法的にはUstedは敬称にあたるのですが,

ただ実際、どう使われいるかといえば・・・

スペインにおいてはこのUstedは日本の敬称のように使われることは
ほとんどありません。
(スイマセン、またややこしいことをいってしまいました^^;)

極端な言い方をすれば、”覚えなくても大丈夫”くらいの頻度でしか
会話の中に登場することはないかもしれません。

私自身、スペイン語が少しわかるようになったころ
お店の人が私(お客の立場)に向かって決してUstedの人称を使わないので

“私ってそんなにお金持ってなさそうにみえるのかな・・”と悩んだこともありましたが(笑)

よく観察してみると、私以外のお客さまにも”Tu”で話している、とちょっと安心。
日本だと、どんな場所にいっても定員さんがお客さまにタメ口はちょっとありえないですが(苦笑)

ただ働き始めてからも、ボスはおろか社長に対してもみんなタメ口。
これはちょっと抵抗がありましたが・・・特に顰蹙をかっているわけでもなさそうでした。

・・ということは・・・Ustedっていつ使うんでしょう?
うーん。個人的には抵抗があるので、初対面の人や、自分より明らかに年上の人には
Ustedを使って話すのですが、

どうも”なんかこの外人へんなしゃべり方するな”的な反応をされるので(汗)
そろそろ使うのをやめようかと思っています。

ただ南米ではまたマナーが違って、逆にUstedが使われることが多いようです。
(かといって”Tu”で話すのが失礼というわけではないと思います。)

とくに南米で話されるスペイン語には二人称複数のVosotros(あなたたち)が存在せずUstedes(スペインのスペイン語では二人称複数の敬称)が代用されているので
そのせいもあるのかもしれません。

これから、ときどき、”こんなややこしいスペイン語の使い方があるけど実際どうなの?”のような質問にもメルマガで答えていければと思っております。
(もちろん、講師たちの協力を思いっきり頼りにいたします^^)

なので、どうしても腑に落ちない・・・ということがあればご遠慮なく

hola@123esp.com

までお問い合わせくださいね!
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南米とスペインのスペイン語について

お問い合わせでもよくあるのが、

南米のスペイン語とスペインのスペイン語の違いについて。

はっきりいわせていただきますと・・・

”違います。”

国によっては、本当に同じ言葉なの?と疑いたくなるくらいの

違いがあったりします。

まず、南米のスペイン語の文法はスペインのものに比べると

過去形など簡略?されているように感じます。

私自身は、スペイン以外のスペイン語圏はキューバにしかいったこと

がないのですが、バルセロナは南米からの移民がとても多い街なので

独断と偏見で”どれくらい違う”かを1-5で評価させてもらうとすれば・・

5.(理解ほぼ不可能)

アルゼンチン

独特のイントネーション、強いアクセント、読み方の違う音・・

スペイン語ではなくてイタリア語のほうが近いんじゃあないかと疑ってしまうほどです・・。

(というか歌っているように聞こえるのは私だけかな・・・)

4.(難易度高)

ベネズエラ、ドミニカ、コロンビア

アルゼンチンほどではないものの、かなり独特の特徴的なイントネーション。

かなり手ごわいです(笑)

3. (難易度中)

ボリビア、グアテマラ エクアドル チリ

難易度5や4の国ほどではないものの、

やはり国ごとの強めの独特のアクセントとイントネーション、

単語などがあり、慣れるのには少し時間がかかるかもしれません。

2.( 難易度低)

キューバ(おそらく他の中米の国もこのレベルに属するかと思います。)

スペインのスペイン語よりもやわらかい感じがする発音なのですが、

お国柄なのかキューバ人の人はみなゆっくり話す傾向があるように感じます(笑)。

なので難易度は低めです。

おそらく周辺のコスタリカやホンジュラスも似ているのではないかと・・

(もしご存知の方がいらっしゃれば教えてください!中米は未開の地(笑)です。)

1.( ほぼ問題なく理解可能)

メキシコ ペルー

もちろん、それぞれの国の特徴はあるもののスペインと同様、

ひとつひとつの単語を比較的しっかりとした発音で話す傾向があるので

慣れれば聞き取ることはそれほど難しくないです。

私の独断と偏見なので・・・みなさまもご意見もお待ちしています!

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