スペインがもっと解って生きたスペイン語も学べる4つのTVプログラム

スペインといえば真っ先に思いつくのが”フラメンコ””パエリア””世界遺産”…気候がよく食べ物もおいしいく
ヨーロッパでも最も人気のある観光地でもあるスペイン。
ただ日本のメディアを通じてあるいは短期間の旅でみえるのはどちらかといえば”スペインのよいところ”のみ
。旅行などで、スペイン人と知り合う機会はあるかもしれませんが、”実際のスペイン人の生活”はなかなかみることができません。

私自身もスペインで暮らし始めて今年で13年目、暮らし始める前に思い描いていたと実際の暮らしには大きな隔たりがあります。

そんな、日本にいては知ることのできない”スペインの現実”を映しスペイン社会への理解を深めてくれ、かつドキュメンタリーなので生のスペイン語を学ぶことができる4つのTVプログラムを紹介させていただきますね。
(ちなみに、スペイン語は、アクセント早さがそのままなのでどちらかといえば上級者向きになります。)

■ Comando Actualidad
さまざまなテーマを扱った”現代のスペイン”のテーマを扱うドキュメンタリープログラム。
それぞれのテーマに関して深く切り込んでおりそれぞれの回が興味深い番組に仕上がっています。

番組のサイトから過去の放映をビデオで視聴することもでき、それぞれのページに簡単な内容説明がされています。
またビデオなので、聞き取りにくかった部分は巻き戻し(?)あるいは再視聴できるので便利です。また”Subtitulo(字幕つき)”を選ぶとスペイン語で字幕が表示されるのでリスニングに自信がない人はまず字幕にチャレンジしてみましょう。

http://www.rtve.es/alacarta/videos/comando-actualidad/

■ Salvados
スペインでもっとも影響力のあるジャーナリストそしてオピニオンリーダーの一人Jordi Evoleが、スペインの時事問題の”渦中の人物(Salvados)”にインタビューを行ったり、スペインの社会問題に切り込んだりしていくスペインの人気TVプログラム

http://www.lasexta.com/programas/salvados/mejores-momentos/
youtubeで”Salvados programa completo”で検索するとその他の回も視聴することができます。

■ Españoles por el mundo
スペインを出て異国でくらすスペイン人のドキュメンタリー。スペイン人の視線で訪れるさまざまな国は言葉が理解できなくても、
見ているだけでも楽しめます。もちろん日本の回もあります。

過去の番組は、番組のサイトからビデオで視聴することができ、スペイン語字幕オプションもあるので教材としても活用できます。
http://www.rtve.es/television/espanoles-en-el-mundo/

■ Un pais para comersela

”スペインの食文化”に焦点を当てたドキュメンタリー。スペインの俳優たちがさまざまな地方を訪れ、それぞれの土地の”名物料理”を紹介する番組です。

過去の番組を視聴できるページは下記のリンクです。最近放映されたものにはスペイン語字幕オプションがあります。
http://www.rtve.es/alacarta/videos/un-pais-para-comerselo/

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スペイン映画入門にぴったりの”不朽の名作”7選

”映画を見ること”は立派な語学学習の一環です。
リスニング力を鍛える、ボキャブラリーを増やす、発音の練習のためシャドーイングのお手本にするなど色々な方法で活用することができます。
DVDなどで見る場合はスペイン語字幕モードにできるのでさらに学習用としては便利です。

ただ”スペイン映画”といってもかなりの種類のものがあり、かつ日本の映画館では上映されないものがほとんどなので
なかなか”どれを見るか”決めるのが難しいところ。

好きな女優さんや俳優さんで選ぶというのも一つの方法ですが、
スペイン国内外で高い評価や映画賞を受賞した”不朽の名作”を数点紹介させていただきますね。
映画選びの参考になれば幸いです^^

■ Abre los Ojos(Open Your Eyes)/1997年: 国際的にも高い評価を得、ハリウッドで”バニラ スカイ(2001年)”としてリメイクされたサスペインス映画。女優ぺネロぺ・クルスはオリジナルでもリメイク版でもヒロインを演じています。

■ Todo Sobre Mi Madre(All About My Mother)/1999年:アカデミーの最優秀外国映画賞を獲得したスペインの巨匠ペドロアルモドバル監督による作品。舞台はマドリッドとバルセロナ。アルモドバル監督の独特の世界観が顕著に表れている名作です。

■ El Espíritu de la Colmena(The Spirit of the Beehive)/1973年:日本でも1999年に上映され、邦題は”ミツバチのささやき”。舞台となるのは1940年代のカスティーリャ地方内戦直後のスペイン。フランコの独裁政治が終わりを告げる数年前に制作されたこの映画には、フランコの独裁政治に対する批判的なメタファーがちりばめられているとも言われています。

■ Los lunes al sol(Mondays in the Sun)2002年:“この映画は一つの真実の物語に基づいているのではなく1000の真実の物語に元ズいています”と始まる映画。産業構造の変化についていけず大量に解雇された人たちの暮らしにスポットライトを当てたコメディドラマ。舞台はガリシア地方のVigo(ビゴ)。2003年にスペインのオスカーであるGoya賞を受賞。主演のハビエル・バルデムもGoyaの主演男優賞を受賞しました。

■ Hable Con Ella(Talk to Her)/2002年:ペドロアルモドバル氏が2度目のアカデミー賞を受賞した作品。ゴールデングローブ賞も受賞。国内外の多くの映画評論家から高い評価を受けるサスペンスドラマ

■ El Laberinto del Fauno(Pan’s Labyrinth)/2006年:邦題は”パンス・ラビリンス”。スペイン・メキシコ・アメリカ合作のダーク・ファンタジー映画。日本のマンガや特撮映画、ロボットアニメに影響を受けたといわれるギエルモ・デル・トロ監督の作品。2006年アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)をはじめとし67の映画賞を受賞し、その他に58の賞にノミネート。2006年のトップ10映画にも多数の批評で選ばれている作品です。

■ Los Santos Inocentes(The Holy Innocents)/1984年:スペインの”古典の名作映画”のうちの一つに挙げられる作品。
フランコの独裁政治下のスペインの田舎町(エクストラマデューラ)での厳しい現実を描いたドキュメンタリータッチの映画。

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