スペイン語速攻攻略のコツ(2)目的達成に手段を選ぶ必要なし!

スペイン語を勉強する目的は”テキストを終えること”?それとも”スペイン語を話せるようになること”ですか?

スペイン語に限らず、語学の学習一般にいえることではあるかと思うのですが、学習をしているうちに”勉強そのもの”が目的になってしまって、当初の目的の”スペイン語を話せるようになる”がすっかり忘れ去られているというケースをよく見かけます。”レッスンを何年も欠かさず続けているのにほとんど話せるようになっていない”なら、一度これまでのやり方は自分にあっているのか、立ち止まったほうがいいです。”テキストを進めていくこと”と”上達すること”は必ずしも同意義ではないです。

教科書通りのやり方ではなく自分に最適なスペイン語学習方法を見つけることが大切

■ ”基礎”にこだわらない、
極端な話、基礎の基礎であるアルファベットの読み方があやふやでも、スペイン語を話せるようになります。実際の発音にはあまり関係がないからです。
基礎の基礎でも、なかなか頭にはいってこない、覚えられないことはだれにもあります。だからといってスペイン語が上達しないというわけではないのです。過去形の活用がうまくできないならとりあえず、現在形と未来形だけで会話をどんどんすればいいのです。会話をたくさんしているうちに、過去形の文章をたくさん聞いているうちにいつかは使えるようになります。使えるようになってから文法を確認して、きちんとした文法で話せるように練習すればいいのです。

■ ”順番”にこだわらない、わからなかったら飛ばす。
テキストは一応、学習項目が順序づけてあり、順番に勧めていくように構成されていますが、あくまで目安であり、順番に勧めていく必要は必ずしもないです。
特にスペイン語を始めたばかりのころは、自分がやりたいと思った項目から進めていって全然かまわないです。(特に最初のころは行き詰りやすいですし、行き詰まりがスペイン語をやめてしまうきっかけになることが多いのでそれを避けるためにも)。自分ができること、興味を持てそうな項目から始めできることを増やしてから、難しそうなことに取り組むやり方で全然かまいませんし、”今はどうしてもできそうにない”と思ったら、とりあえず次のテキストにすすんで、あとから前のレベルのテキストに戻ることもできます。
義務教育のカリキュラムでも受験勉強でもなくあくまで目的は”スペイン語でコミュニケーションがとれるようになること”。自分に一番適した順序で学習を進めればよいですし、その順番はもちろん自分で決めていいのです。

■ 全部できるようになることにこだわらない、行き詰ったらほかのことをやる、そのうちにできるようになる
スペイン語でコミュニケーションが取れるようになるには、”話す 聞く 読む 書く”の4つのスキルが必要です、が、人それぞれ、得て不得手は当然のことながらあります。
”楽しく取り組めること”、”なかなかやる気が起きないこと”もあるはずです。とりあえず特に学習を始めた最初の段階では、”楽しく感じられること”、”興味がわくこと”を優先し、”スペイン語でできること、マスターしたこと”を増やすことに重点を置きます。やり易いことができるようになってからのほうが、苦手分野にも取り組みやすくなっているはずです。

最終目的は”スペイン語でコミュニケーションをとれるようになること””話せるようになること”です。
そのやり方は一人ひとり違っても全然かまわないのです。自分が一番やり易く、自分にとって最も効率の良い順序を優先してさくっとマスターしてしまいましょう!

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ゼロから始めて速攻でスペイン語を習得するコツ

義務教育で中学・高校と勉強した英語ですら話せるようになっていないのに、知識もまったくなくて聞いたことすらないスペイン語、勉強したところで話せるようになるのか?
・・・スペイン語に興味を持たれても、そんな風に思えて”やめとこ”と思われても仕方ないとは思います・・。
が、率直に言えば全くゼロからでももちろん話せるようになります!
当レッスンでも全くのゼロから始められて続けられた結果早い方は1年前後である程度会話ができるようになり、テキストを使用せずに会話のコースに切り替えられていらっしゃいます。
(ちなみに、日本語ができる講師もおりますが、レッスンはすべて基本的にスペイン語で行っております。)

自らの経験も踏まえつつ、(私自身がスペインに来たばかりのころは本当に英語がまったくといっていいほど通じず、スペイン語ができないと日常生活がままならなかったのでなるべく早く身に着ける必要がありました)短期間でスペイン語を身につけたい方はスペイン語学習に取り組む際に下記を心がけてみてください。

‐可能な限りスタートダッシュ
スペイン語を始めたばかりの時は、”続くかどうかわからないし、最初はゆっくり・・”と思われるかもしれません。しかし残念ながらその心構えでは必ず挫折してしまいます。(スペイン語に限らずそのほかの外国語の習得においても)、やると決めたら、”スタートダッシュ”をかける、一定の期間毎日レッスンを受ける。思い切って一週間スペインにいって語学学校で集中レッスンを受ける…。最初が肝心です。なぜならばとくに最初はスペイン語そのものになじみがないので”学んだすぐ後に忘れる”のが当然です。この状態でたとえば一週間に一度だけレッスンをうけていても全く進歩は期待できません。スペイン語学習を始めた当初に集中的にスペイン語に触れることによって、スペイン語そのものになれることができ学習内容も定着しやすくなります。”スペイン語に慣れてきたかな”と感じられるくらいの基礎ができるまで(個人個人によりますが、学習を始めて約2-3か月後くらい)できる限り学習に時間を割くことをお勧めします。

‐復習よりは予習。レッスンの前に必ず予習を
ゼロから始めた場合、当然のことながらテキストに出てくる単語は全く分かりません。レッスンの時間を有効に使うためにも、レッスンの前にわからない単語は自分で調べておく、練習問題などもできる限り回答しておく。そうすることによって、レッスンの時間をより有意義に使うことができます。”レッスン前に独学でインプット、レッスンでは自分で学んだことを実践しアウトプット”が理想的です。

‐レッスン中にわからない単語があればその場すぐ調べる

レッスン中に、わからない単語があれば、”後で調べよう”と思わずにすぐに意味を確認する癖をつけます。実際に使われている場面で覚えるほうが、個別で覚えるよりも定着しやすいです。
余力があれば、レッスン後に新しい単語を復習するのおすすめですが、できなくても”わからない単語をすぐ調べる”を繰り返していくと少しづづ”わからない単語”が減ってきます。

‐頼りになる参考書を一冊確保する
行き詰った時、疑問を解決してくれる一冊があると心強いです。あまり文法に時間をかけすぎることは個人的にはお勧めしませんが、特に”どうしても理解できないと前に進めない”という方には”文法の辞書”として丁寧に文法を説明してくれるテキストはマストです。

『NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで』
は細かく文法事項が網羅されていて頼りになる一冊です


-とにかくインプットあるのみ!

特に学習を始めたばかりのころは、できるだけ早く”スペイン語そのものになれることができるかどうか”が学習のスピードに大きく影響します。
意味がわからなくても、単に聞き流すだけでも全然いいのでスペイン語でラジオを聞いたり、音楽を聴いたりしてみてください。

何よりも”できるだけ早くスペイン語に慣れる・なじむ”ことがポイントです。”スペイン語免疫(笑)”ができてしまえば、学習自体も楽しくなりますのでとりあえず最初は思いっきりスペイン語にどっぷりつかってください^^

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間違い恐怖症に陥った時に思い出すべきこと(スペイン語編)

スペイン語をマスターすべく奮闘している際に、つきものなのが”間違い恐怖症”。

”うまく話せないんじゃないか”とか、”自分のスペイン語はまだまだだからここで話すべきではない”と
スペイン語が出てこなかったり、会話のチャンスなのに遠慮してしまう…。そんな経験をなさったことがある方は少なくないかと。
というのが私自身、この”間違い恐怖症”に陥り、長らく授業で全く発言しない、クラスメートと話せない…というドツボにはまってかなりつらい経験をしたからです。

今は、冗談ぬきで、スペインでサバイバルしていくうえで”間違い恐怖症”にはまっている余裕はありません、(苦笑)ゆえに間違っていようが相手に無視されようが、そして相手がどうおもうなんかちっとも考えずに(そんなことをいちいち考えていたら、この国ではやっていけません)スペイン語を話していますが、というか話さざるを得ない状況におりますが、

あの長ーいくらーい”スペイン語間違い恐怖症”のトンネルから抜けたきっかけは、こんなことに気が付いたからです…。

■ スペイン人は思ったより話をきいていない(というかほとんど聞いていないし全く覚えていない)

スペイン人は基本的に”しゃべることが大好き”な人たちです。おそらく自分が話したいあまり、あまり人のいうことを聞いていません。(笑)
そしてこっちのいったことは全く覚えていません。(相手に伝えたことは”覚えてくれているだろう”とは期待せず、大切なことは必要な時にその場で伝えるようにしています)
このことに気が付いてから話すこと自体がとても楽になりました。

■ こっちが間違って話していることにほとんど相手は気が付いていない(きいてないから)

そして、聞いていないのでこっちがちょっと文法を間違えたり、単語を言い間違えてもおそらく気が付いていないです。
語学学校以外の場所でそこまで注意深くこちらの言っていることを聞いてくれるスペイン人にいまだにあったことがありません(笑)

■ ネイティブでも間違える

そして私たちもときどき”てにおは”を間違えたりするように、ネイティブだって間違えます。”あれ、この動詞のConfiguracionなんだったっけ?”とか言ってる場合もありますし、スペルにかんしては、”ローマ字でそのままかくだけやのになんで間違ってんの”とつっこみたくなるくらい間違いが多い人もいます。

■ スペイン人はスペイン語をはなしてくれることをうれしく思っている

かつてに比べるとスペインでも英語がだいぶ通じるようになってきたように思えます。
それでもスペイン人の知り合いはみな”日本語とは全く何も似通ったところのないスペイン語を学んで話してくれることはとてもうれしく思う”と、
言ってくれます。(スペインで何年くらしても全く言葉を学ぼうとしない某国の方々がたくさんいらっしゃるせいもあるのかもしれませんが・・・個人的にはとくにそれを悪いとは思いません、ひとつのサバイバル方法ではあるので。ただスペインの人にしてみれば、”じゃあなんでスペインで暮らしているんだ”と感じるのかなとも思ったりします。)

■ コミュニケーションにおいて話の内容が占める割合は最大でも40%、

これ一つで会話力20%アップ!?‘伝えるために言葉と同じくらい大切なこと

でも触れましたが、
”コミュニケーションにおいて実際の言語が占める割合は多く見積もって4割。残りの6割は、表情やジェスチャー、声のトーン”
実際、”自信をもって堂々と話す”ことは”話そのもの”よりも大事なのです。”話しているスペイン語の文法の正しさ”の重要度は会話においてはかなり優先順位が低いです。
だから動詞の活用を間違えようが、男性名詞と女性名詞を使い間違えようが、根拠はなくても”自信”をもって話すことのほうが大切なのです。

間違っても大丈夫、それよりも”これが私のスペイン語!”と堂々と話すことが上達への最短距離です^^
Animo!

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スペイン語を話せるようになる人とそうでない人の5つの違いとは

スペイン語のレッスンを何年つづけてもほとんど話せるようにならない・・という方は実際に存在します。(私自身も、ドイツ語は4年間学んだにもかからわず、簡単な挨拶しかできるようになりませんでした・・汗)一方で当レッスンの受講生の方にも数名いらっしゃいますが、全くゼロから始めて一年後には、会話のコースを受講していらっしゃる方も。
”スペイン語を話せるようになる人とそうでない人の違いとは?”、自らの経験も踏まえつつまとめてみました。

■ ”話せるようになる”という自信

卵が先か鶏が先か・・のような問いになってしまいそうですが、スペイン語が話せるようになるにはまず”自分はスペイン語が話せるようになる”という自信をもつことが必要です。
すでにほかの外国語を話すことができる人はもう一つ別の外国語を学ぶのが早い傾向があるのも、”自分は外国語を習得することができる”という自信があることも深く関係しているといえます。

■ スペイン語圏に対する興味があるかないか

スペイン語のみならず、語学学習のネックとなるのが”継続”です。継続することができずに外国語を習得することはできません。”スペイン語そのもの”に対する興味だけでなく、スペイン語圏の文化に対する強い興味や”スペイン語圏の人といつか話したい”という強いモチベーションがないと、学習で躓いたときに(”習得”までの道のり、だれもが必ず躓きます)”何のためにスペイン語を学んでいるんだろう…”となり、最悪、学習をやめてしまうことになりかねません

■ 自分にあった勉強方法をもっているかどうか

レッスンひとつにとっても、グループレッスン、個人レッスン、オンラインレッスン、対面レッスンといろいろなタイプの受講方法が存在しますし、テキストに関してはたくさんあるのではっきりいってアドバイスなしで選ぶのが困難なほどです。それぞれ、スペイン語学習にかけることのできる時間や費用は異なりますし、得て不得手も違います。レッスンは本格的に開始する前に無料体験レッスンができるところがほとんどですし、テキストも実際に書店に行って目を通すだけでなく、オンライン上で一部無料で”立ち読み”できるコンテンツがあるものも多いので、本格的に始める前にじっくり吟味することが必要です。自分に合わないテキストをつかっていると効率がわるいだけでなく学習自体が嫌になりかねません。

■ ”間違える”ことに慣れることができるかどうか

いくら文法を完璧に勉強して、実際に口にする前に頭の中に完璧な文章ができていたとしても、口にだすと間違えます。(本当の意味で流暢に話せるようになるとわざわざ話す前に頭の中で文章を考える必要はなくなります)”スペイン語の上達は間違いの数に比例する”といっても言い過ぎではないほど。たくさん間違えるということはその分実践練習をしているということです。最初から完璧に話せる人は存在しません。間違いだらけの会話でも間違いを気にせずにたくさん話している人ほど習得が早いです。

■ おおざっぱかどうか

”間違えることに対する慣れ”に共通している部分がありますが、スペイン語に限らず語学習得においては”大雑把であること”はプラスです。
会話をするにしても、読解をするにしてもコミュニケーションで求められるのは一字一句の意味を正確にとらえることではなく、相手や文章が伝えようとしていることの”意味”を理解することです。大げさにいえば会話や文章に登場する単語の50%が知らない単語であったとしても、残りの50%で全体の意味が把握できていればそれでコミュニケーションは成り立ちます。
普段からスペイン語で聞き取りや読書をする際、一字一句の意味を理解しようとするのではなく、”何を伝えたいのか”をまずは理解することを目標にするべきです。(もちろん新しい単語を見つけたのであれば、ちゃんと意味を調べてボキャブラリーリストに追加することもお忘れなく!)

とくにスペイン語学習で躓いてしまった場合・・・上記の5つのうちでクリアできていないことがあるかも?
逆にこの5つをクリアできていれば、あとは前進あるのみ!です。^^

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スペイン語を習慣にするコツ

スペイン語の上達には、(スペイン語に限らずすべての言語の上達についてもいえることですが)まず何よりも”継続すること”が大前提になってきます。
そして”一週間に一日だけ4時間勉強する”よりも、”毎日30分勉強する”ほうが、合計で勉強した時間数は少なくても、上達が早いです。

”毎日続ける”ための一つの方法として”スペイン語の勉強を習慣に取り入れる”、があります。
普段日本語でやっていることをスペイン語に置き換えてみるのです。

たとえば

■ インターネット検索をスペイン語でやってみる

インターネットでの調べ事、頻度に個人差はあるかとは思いますが、ほとんどの方が一日に数回はなさるかと思います。
そのうちの一回をスペイン語でやってみる、調べ事の内容は自分のスペイン語のレベルに合わせてみます。
初心者の方はまずは”スペイン語の単語の意味をスペイン語で調べる”でもいいかと思います。

スペイン語の単語の意味を調べる場合は”Que significa (調べたい単語)”と検索すれば、
スペイン語の同義語、あるいは英語での意味を見つけることができます。
そのほか、料理の方法や日曜大工の方法など、検索結果にビデオが表示される場合も多いのでリスニングの練習にもなります。

■ 寝る前の読書タイムはスペイン語の本を読んでみる

寝る前に、寝床にほんを持ちこんで”プチ読書タイム”を楽しまれる方は意外と多いのでは。その際の本を”スペイン語の本”に変えてみる。意外と日本語の本よりも寝つきがよくなるかも(笑)寝る前以外でも、読書の際に、日本語の本以外にスペイン語の本も取り入れてみる。最初ははっきりいって全然楽しくないですし、よくわからない場合がほとんどなので苦痛です。ただ内容が頭に入らずとも無理して字を追っているとだんだんと理解できるようになってきます。これは私自身が英語で行ってみて実際に効果があった方法です。(スペイン語では、いつかやろうと思っています・・・汗)

■ 映画や動画をスペイン語でみるようにしてみる

インターネットのおかげで映画館に行かずともいろいろな映画や動画が好きな時間に楽しめるようになりました。また映画やドラマに関しては吹き替えで見るかオリジナルでみるかを選択できたり、字幕の言語を選択できるものもの多いと思います。オリジナルがスペイン語のものはできる限りスペイン語で視聴するようにし、字幕もスペイン語にするようにします。だだスペイン語の勉強にはなっても、映画やドラマを楽しめないのは本末転倒なので^^;
初心者の方は初回は日本語字幕で視聴し、2回目はスペイン語字幕で見るという方法をとれば、ボキャブラリーを増やすのに役立ちます。

そして、”スペイン語の習慣化”でインプットした知識の実践するために”定期的にスペイン語を話す場所”をもつことを強くお勧めします。
”実践”、アウトプットなしには、知識として身に着けたことが本当の意味で自分のものにならないからです。
スペイン語のレッスンひとつにしても少し前に比べると、選択肢も多くなりましたし。若干宣伝にはなりますが^^;オンラインのレッスンであれば時間の融通が利くものがほとんどです。
またレッスン以外でも、たとえば、スペイン在住で日本語を勉強しているスペイン人とオンラインでラングエージエクスチェンジをするのも、以前に比べるとずっと簡単になりました。
(ただ初心者の方はまずはラングエージエクスチェンジではなくレッスンをお勧めします。)

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”スペイン語を勉強してよかったな”と思ったこと

まったくスペイン語ゼロの状態でスペインにやってきて、まさか話せるようになるとは思っていませんでした。が、気が付けばスペイン語歴15年。
ほかにもいろいろと外国語は試してみましたが、ここまで長く続いたのは、英語とスペイン語のみ。英語は義務教育でしたが、特に身に着ける必要のなかったスペイン語、気が付いたら話せるようになっていたのは、たくさん”スペイン語を勉強していてよかったなー”と思えることがあったからです。

スペイン語をある程度の期間学習していらっしゃる方であれば思い当たるとは思います。
そしていまスペイン語と格闘中の方も・・きっとこれから”スペイン語やっててよかったなー”と思うことはたくさんあるので、くじけずに(笑)!


■ 発音がしやすく、簡単に話せるような気分にさせてくれる。

英語の発音には相当苦労させられましたし(アメリカに行った時に全く英語が通じなくて授業の合間を縫って専門の先生のもとに発音矯正のレッスンを受けていました)そのほかの言語もまず”発音を覚えなければならない”時点で挫折。その点、スペイン語の発音は覚える必要もなくただローマ字読みだけすればよく、発音コンプレックスに悩まされずすぐに正しい発音ができることは自信とモチベーションアップにつながりました。ちなみにこれは日本語とスペイン語の音が似ていることによるもので、英語のネイティブやほかの言語のネイティブが話すと母国語のアクセントが強く残ることが多いです。

■ ネイティブが協力的

おしゃべりずきでのんびりなスペイン人気質のおかげか、クラス以外でもつたないスペイン語をネイティブの人たちは一生懸命理解してくれ、スペイン語を実践練習していくうえで大きな励みになりました。とにかくこちらの人たちはおしゃべりずきで、知らない人同士でも気軽に会話をしたりと、いたるところにスペイン語が練習できるチャンスがあったのもとてもよかったです。

■ 思ったより早く話せるようになった
“スペインにいたから”というのが一番大きな理由ではあるかとは思いますが、全くゼロの状態からスペイン語を始めて、なんとなく会話ができるようになったのは約半年後。その半年後には
スペインの会社でインターンとして働いていました。(働いている人はスペイン人のみ)。当初一年の留学予定で、もともとはスペイン語を習得する意図はなかったのですが(マーケティングの勉強のためにインターナショナルスクールに通っていたので)自分が思っていたよりもずっと短い期間でスペイン語の”日常会話・ビジネスレベル”に到達することができました。

■ 意外といろんなところで通じる
”世界で2番目に母国語者が多い言語”だけあって、思わぬところでスペイン語が通じた…という経験をよくすることがあります。イギリスで乗り合わせた地下鉄の車両ではスペイン語が飛び交っていたり(イギリスはスペインから出稼ぎに行っている人たちが多かったりします)、ニューヨークでは当然のことながらほとんどの場所でスペイン語が通じました。

■ ポルトガル語やイタリア語がなんとなくわかる。

同じラテン系の言語なので、スペイン語が分かると、ポルトガル語やイタリア語もなんとなくおおまかに意味を理解することができます。ちなみにネイティブ同士だと、それぞれの言葉で話していても要件の疎通はできるそうです。

■ 意外とつぶしの聞く言語

世界的な需要はあるのに英語に比べるとスペイン語は日本ではまだまだ話せる人が少ないので思わぬチャンスがめぐってくることも。”スペイン語を求められる仕事”に応募した際の合格率は、英語を必要とされる言葉のそれよりもずっと高いです。

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スペイン語を始めるのは遅いほうがよい?

スペイン語に限らず、外国語の習得は。早く始めれば始めるほど、短期間に習得できること短いことはある程度事実です。

スペイン語を大人になってから学ぶために抑えるべき3つのポイント

の記事でも触れさせていただきましたが、大人になってからスペイン語を習得する方法は子供が習得する方法とアプローチはかなり異なります。
しかしながら、”時間と労力が子供より少しかかる”という以外は逆に大人になってからのほうが、”スペイン語マスター”は有利なことのほうが多い気がします。

なぜなら
■ レッスンへの集中度の違い

全体的に、小学生以下の場合は、”集中力”にかなりのムラがあります。興味を持っているうちはレッスンに耳を傾けることができるかもしれませんが、興味を失ったり勉強への意欲がない日はレッスンを行うのが難しい場合も。また自分の意志でスペイン語を勉強している場合はレッスンへのモチベーションも高く集中力も続くようですが、そうでない場合は”単に聞いているだけ”の状態になり何年続けても全く上達しない場合は多々あります。

■ 自分で投資するからがんばれる

やはり”自分の身銭を切って”行っていることは大なり小なり”無駄にしたくない”と思うものです。ちなみに、スペイン語に限らずですが語学は身に着けるのは大変ですが、いったん身に着けたら一生もののスキルです。(使わないと忘れる・・・説もありますが、しばらく使わなくてもまた使い始めるとすぐに戻ります。←個人的に経験・実証済みです)

■ 3つ目の言葉は2つ目の言葉より習得しやすい。

日本の場合は英語は義務教育なので、スペイン語はほとんどの学習者にとって”第3か国語”に当たります。ある程度英語を身に着け、”語学習得のコツ”を体得している場合第3か国語の習得は第2語の時よりずっと早いです。また気が付かれた方も多いかと思いますが、スペイン語の単語には英語の単語と似ているものが多くみられます。

■ 講師とのコミュニケーションの取りやすさ

小学生以下の受講生の場合、人見知りをなさるかたや、講師にわからないことをわからないと(おそらく恥ずかしいのかと思います)となかなか言えない方がいらっしゃるようです。
キッズレッスンの場合は講師側もこれらのことを考慮の上、レッスンを行っていますが、一般的に大人の受講生の方のほうがコミュニケーションはスムーズでより効率よくレッスンを進められるようです。

■ レッスン外の学習を自主的に行うことができる

スペイン語の上達・習得のためにはレッスン以外での自主的な学習は必須です。子供の場合は、自ら進んでやってくれることはまれなので保護者などはスケジュールを決めたり、時間をとって自習を行うことが求められます。大人になってからの場合はその点は自分でコントロールできるので上達に有利といえます。

スペイン語の習得、始めるのに遅すぎることは決してないですし、大人になってから始めるほうが実はメリットが多かったりします。(とくに英語と違ってスペイン語は日本語と発音が似ているので、大人になってからでもネイティブ並みのアクセントや発音を身に着けることは可能です)
なぜなら子供にとっても大人にとっても習得するには”地道にコツコツ学習を続けること”が絶対必要になってくるからです。

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スペイン語の文法をマスターしたい!と思ったらやるべきこと

スペイン語は日本人にとっては比較的習得しやすい外国語です、が、
はっきりいってスペイン語の文法はかなり難解です。

スペイン語文法が、スペイン語の習得を困難にしている原因のひとつといっても言い過ぎではないくらいです。
個人的にはスペイン語が使えるようになるには、細かい文法の知識は必ずしも必要ないとは思っていますが、使い方そのものは習得しなくてはなりません。
(車の運転と同様、運転ができるようになるには、エンジンの仕組みを理解する必要はないですが、どのように使うかは体で覚えなければならず、ただ両者の習得方法は全く異なります)

スペイン語文法を使いこなせるようになる、しかもなるべく”効率よい方法で(笑)以下の方法を試してみてください。

1.マスターしたい文法のレベルを明確にする
”スペイン語の文法を習得する”といっても、当然のことながら目指すレベルによって、かかる時間も難易度も異なります。”日常会話を話せるようになる”ために必要な文法のレベルと”DELEに合格するために文法を習得する”は学習方法もことなります。DELEに関しては、レベルにもよりますがかなり細かい文法の知識が求められる傾向があり、もちろんそれらは”スペイン語を話す”という観点のみから考慮すると必ずしも必要ではないです。(”書く”場合は話す時よりも正しい文法の知識が求められます)
ですので、最終的に”どのレベルを目指すのか”これは文法のみに限ったことではないですが、特に文法においては目指すレベルによってアプローチ方法がかなり異なるので学習に取り掛かる前にしっかりと目標を設定することが習得のための第一歩といえます。

2.スペイン語のみで書かれているテキストを使用する
スペイン語をきけば聞くほど、耳がスペイン語に慣れて、音源がだんだんと理解できるようになるのと同じ理屈で、スペイン語も読めば読むほど、視覚から入った”よく使われる単語”(同じ意味を表す単語でもよくつかわれる単語とそうでない単語があります。)や実際の動詞の活用を脳が記憶に蓄積していくため、個人差はあるものの、自然と記憶されていきます。
スペイン語のみで書かれているテキストは、はっきりいって日本語で説明があるものより、最初は難しく感じられますし時間もかかりますが、長い目でみると圧倒的に学習効果を期待できます。

3.スペイン語を読む
母国語においても同様ですが、文章を読めば読むほど、ボキャブラリーが身につきますし、表現の幅も広がります。ポイント2と同じ原理で、”読む”ことによって新しい情報を記録し、繰り返すことによって意識せずに記憶するようになるからです。テキスト以外でも、スペイン語で本を読んだり、インターネットの記事を読んだりするのはスペイン語の文法の習得にはかなり効果のある方法であるといえます。

4.声に出して読む
単に”読む”だけれも効果は得られますが”声に出して読む”ことによって、さらに記憶が強化される効果があります。また声に出して読むことによって、”スペイン語を話す”ための口の動きを練習できますし、自分の発音の癖なども確認できるので一石二鳥です。

5.物語を読む
これは文法のみに限らず、単語を覚える際にも言えることですが、なんらかのストーリーに組み込まれた文章や単語は、脳が実際にその情景を描く傾向があるので理解しやすくまた記憶に定着しやすい傾向があります。動詞の活用などでも単に、活用法だけ並べて暗記しようとするよりも、短めの物語を使って主人公になり切りスペイン語でいろいろと行動したつもりになると習得しやすいです。

まず、”はじめの一歩”にぴったりな一冊。

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”スペイン語燃えつき症候群”の防ぎ方

新しい年を迎えて、年明けとともに、”今年こそはスペイン語をマスター”と張り切って始めたものはよかったものの・・・、スタートダッシュをしすぎて息切れしてしまったり、
目標を高く掲げすぎてすぐに挫折してしまったり。”燃えつき症候群”はスペイン語に限らず新しいことを始めるときにはハマりがちです。
”今年こそはスペイン語をマスター”を目指すなら、”スペイン語燃えつき症候群”にならないように次のポイントを抑えつつ、スタートはあえてゆるーく2019年、年間通じてのながーいお付き合いをまずは目標にしてみてください。

■ 無理強いはしない
”一か月後にスペイン語圏に赴任がきまっていてスペイン語を覚えないとクビになる”、とか”スペイン語の単位が足りないと卒業できない”など”どうしても速攻でスペイン語を身に着けないといけない”状況でない以外はまずは”自分の無理のない範囲”の時間での学習計画を立てるようにしましょう。一日15分であれば一日15分ずつ毎日づづけるように、慣れてくると学習時間を15分の学習時間を30分にすることはそれほど大変ではないはずです。
また、週に一度まとめて勉強するよりも、毎日少しづつ勉強するほうが、学習効果は期待できます。

■ 興味がわくことを優先してやってみる
“スペイン語を学びたい”とおもったきっかけは、それぞれの方で違うはずです。”サッカーに興味をもったから”であれはサッカーのスペイン語から取り掛かってみる。”いつか本場のスペインでタパスを堪能したいと思ったから”であれば、食べ物の名前を覚えることから始めてみる。興味を持った分野からスペイン語を始めると、学習するのも楽しいですし、また一つの分野でのスペイン語ボキャブラリーを身に着けたことが自信となります。
学校の勉強でも仕事でもないので”興味がわくこと””楽しめること”を優先してスペイン語学習を進めてください。

■ いろいろな教材を使う

”読む””書く””聞く””話す”。一つのスキルにこだわってそればかりやっていると、上達が感じられているうちはいいのですがいったんつまずくとそのまま放置してしまいがちです。
普段から4つのスキルをバランスよく練習できるいろいろな教材を用いることをお勧めします。また教材との相性もあるので、一つの問題集でつまずいても、別の参考書はすっと頭に入ってくる、ということは多々あります。またいろいろな教材を使うことで学習にメリハリもできるので”飽き防止”にもなります。

■ 計画通りにいかなくても気にしない
思うように上達しないからといって、決してスペイン語が向いていない、というわけではないです。
マスターするペースはひとそれぞれ、また”計画”は狂うもの、です。思うように進まなくても、”継続は力なり”で楽しみながら少しづつ学習をづづけてみてください!
興味を持ち続けている限りスペイン語は習得可能です。

■ 燃えつきても大丈夫、あきらめずにチャレンジ!
たとえ習得の道のりで息切れしてしまっても、No hay problema!
いったん休憩してから、またチャレンジ!
語学の習得は”旅”と同じです。目的地(習得することそのもの)よりも道のり(習得の過程)が楽しかったりするのです。
なので、”楽しむこと”と”自分の心地の良いペース”で再スタート。再スタートも何回もできるのでご心配なく!

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保存版!絵と写真で覚えるスペイン語単語

記憶術の専門家吉野邦明先生によれば、

以下の3つのポイントを抑えると脳がなにかを記憶しやすくなるそうです。

①イメージできたとき=視覚情報(絵や写真)でとらえられたとき

②『快』を感じているとき(面白い!、楽しい!、わかった!など)

③反復回数が多いとき

この脳の癖を活用しつつ、かつ効率よく(日本語を介しないので)スペイン語のボキャブラリーを増やすことができるのが
”イラストや写真からそのまま覚える”というやり方。

以前、当ブログでも紹介させていただきましたが、テキストなら
”いっそイラストスペイン語”

でも、テキストを使わなくても、インターネットを大活用!
”ボキャブラリー増強”に役立つサイトをまとめてみました。


■ 色の名前を覚えるのに役立つサイト

基本となる色はこちら
https://listas.20minutos.es/lista/el-nombre-de-los-colores-311075/

少し詳しく色の名前を覚えたい場合はこちらが使えます 
https://proinf.net/permalink/lista_de_nombres_de_colores

■ 動物の名前を覚えるのに役立つサイト

動物の写真と単語がセットになっています。
おそらくネイティブの子供が動物の名前を覚えるように作られたサイトです。動物の名前はこちらでマスター

https://www.anipedia.net/

■ 果物や野菜の名前を覚えるのに役立つサイト

フルーツ
https://www.spanish.cl/vocabulario/frutas.htm

野菜 
https://www.spanish.cl/vocabulario/verduras.htm

そしてもっと食材の名前を覚えたい!という方向け
http://www.frutaseloy.com/es-ES/frutipedia.html?p=1

■ そしてオールマイティーにボキャブラリー増強に役立つのはこのサイト!

もともとは本の販売から始まったアマゾン、今や国によっては生鮮食品を購入することも可能。品揃えが豊富=ボキャブラリーの宝庫”。
写真のよこに商品名が来ているので、すぐにものと名前を結びつけることができます。

www.amazon.es をクリックし、まず”Todos los departamentos(すべてのカテゴリー)をクリック。プルダウン式でカテゴリーが表示されます。

カテゴリーは、Amazon独自のものを除くと
Libros (本)
Cine, TV y Musica(映画。テレビと音楽)
Electronica (電気製品)
Informatica y oficina (通信機器とオフィス)
Video juegos (ビデオゲーム)
Jugetes y bebe (おもちゃと赤ちゃん用品)
Hogar, jardin, bricolaje y mascotas (家庭用品、ガーデニング、DIYとペット)
Alimentacion y bebidas (食品と飲料)
Belleza y salud (美容と健康)
Moda (ファッション)
Deportes y aire libre (スポーツと野外)
Coche y moto (車とバイク)

わかりやすいのが商品ページに行く前のカテゴリー内の小カテゴリーのページ。
たとえばModa(ファッション)の Bolso(バッグ)のパートだとこんな感じです。

Bolsos bandelora (メッセンジャーバッグ)
Cartera de mano y clutch ( セカンドバッグとクラッチ)
Bolsos de hombro (ショルダーバッグ)
Bolsos tote (トートバッグ)
Bolsos mochira (リュック)
Carteras y Monederos(財布と小銭入れ)

個々の商品ページにいくと、ブランド名など情報がタイトルに入っていることが多く写真のもがタイトルに並ぶ単語のうちどれに該当するのかがわかりにくくなる傾向があります。
カテゴリーページだと、ブランド名はまだ登場せず、消費者に分かりやすいように単語と写真がすぐに一致するようになっています。
アマゾンの中だけでもかなりたくさんのカテゴリーがあり、見ていて飽きません(笑)し、いろいろ見ているとなかなか楽しいです。
繰り返し見ているうちに単語と写真が結びついてくるようになります。

日本語を介さないでボキャブラリーを増やす、日本語で辞書をいちいち引く手間もないですし、意外と楽しみながらできる!?
特に”単語がなかなか覚えられない…”とお悩みの場合、上記の方法ぜひお試しください♪

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