最もシンプルで効果的なスペイン語学習方法とは

語学留学あるいは、試験のための勉強といった特別な状況を除いて、ほとんどの学習者にとって、スペイン語学習にあてることのできる時間は
一日最長1-2時間といったところではないかと思います。なので”限られた時間最も効率よくスペイン語を学習する”ことは上達には欠かせないポイントです。

巷には”XX日間で話せるようになる””XXXするだけでマスターできる”などの宣伝文句で、また、”●●メソッド”のような参考書一見”効率よく”スペイン語(やそのほかの外国語)を身につけられそうな方法が巷にはあふれています。
しかしながら”効果的”といわれる方法でスペイン語学習をするにしても、”効果が上がらない”場合はあるようです。

■ 学習方法の効率に大きな影響を与えるのは・・・

東北大学の医学部の瀧教授によれば

「嫌だという気持ちがあるとストレスホルモンが分泌され、記憶を司(つかさど)る海馬や前頭前野の脳細胞が萎縮。」つまり、ストレスを感じたりすこしでも”やりたくない”と感じると、
記憶力をつかさどる脳の部分の機能が低下するので、効率が下がるのです。

つまり巷でいくら”効果抜群”といわれていどのような学習方法でも、やっている側に少しでも”やらされている感”や”楽しくないな”と感じることがあれば、その人にとっては”効果的な学習方法”ではなくなってしまうのです。

反対に、「好きだと思うとストレスが減り、脳は本来の機能を伸び伸びと発揮する。また、海馬の近くに位置して感情を司る扁桃体(へんとうたい)が、海馬の脳細胞に影響を与え、記憶の定着を強める」。

一見退屈そうに見える(私はできませんんが^^;)単語帳をひたすらめくって暗記したり、文法書を読んだりという学習方法も、やっている本人が楽しんでさえいれば、記憶に定着しやすい状態で学習を行っていることになるので効果がでやすいといえます。
”リスニング力を延ばす方法”にしても巷では”同じ音源を繰り返し聞いて理解できるようにするのが効果的な練習法”といわれていますが、”同じ方法を繰り返し聞くのは退屈”と少しでも感じるのであれば、毎回違う音源を聞くようにしてみます。毎回違う音源を聞いていても、たくさん量をこなせば、繰り返されるフレーズや単語は意識しないうちに身についていきますし、楽しく続けられるのであればその方法がその人にとって一番効果的なやり方です。

つまり、一人一人が”義務感、やらされている感を感じることなく楽しみながらできるやり方”がその人にとって”一番効果のある学習方法”である、ということが脳の働きからも言えるのです。

■ 自分の目的を達成するために一番近道

自分にとって”最適の学習法”を見つけた後は、その方法を用いて”自分が最も伸ばしたいスキルを最短で延ばす”。たとえば”リスニングを短期間で伸ばしたい、”いろいろな音源を聞くのが自分に合ったやり方”なのであれば、一定の期間ただひたすらそれをやります。
もちろん、コツコツと続けることは”スペイン語習得”には欠かせませんが、”一気に得意分野を伸ばしたい”のであれば、”短期間に自分の楽しめるやり方でひたすらやる”が一番手ごたえの感じられるやり方です。


■ まずは”自分が楽しめるスキル”を徹底してマスターすると・・・

脳にはある1つの能力を徹底的に磨くことで新たな得意分野もひらけるという”「汎化(はんか)」という性質があります。
なので”短期間に自分の楽しめるやりかたで得意分野を徹底的にマスターした”あと、そのほかのスキルも伸びている、あるいは伸ばしやすくなっている可能性は大です。

聞き取りの練習を徹底的に行って、スペイン語の映画がほぼ字幕なしでみれるようになった→ 
スペイン語を話してみたら、前より多くのボキャブラリーが会話の際に浮かんでくるようになった→
スペイン語で話すのが楽しくなった、

モチベーションの観点からも”できるようになるとさらに学習が楽しくなり、習得のペースが上がる”ということも当てはまります。

”自分が楽しめる方法”でスペイン語を学習することは”いいことづくめ”ですね^^。
まだ”自分に合った方法がはっきりわからないと感じる場合は、まずは”嫌なこと”をやめてみる、から始めるもの良いかもしれないです。

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