スペイン語ペラペラを目指すならまずはコレを極める!

■ スペイン語ペラペラになれるかなれないかを決定づけるのは・・

いまスペイン語を学習中の方も、これからスペイン語にチャレンジしようとお考えの方も、
まず何よりも先に、自分自身に問いかけていただきたい質問があります。

”あなたは自分がスペイン語をペラペラに話せるようになると思いますか?”

たとえスペイン語の勉強を何年も続けていたとしても、この質問に対する答えが”No”であれば、”ペラペラに話せる可能性”は極めて低いです。

逆に現時点でスペイン語が全く話せなくても”YES”であれば、あとは学習を開始するのみ!遠くない将来スペイン語を流ちょうに話せるようになっている可能性は高いです。
ちなみに”No”の方も”YES”と答えられるようになる方法は極めて簡単です。”絶対話せるようになる!”と決意するだけです。
(そして決意できない方は、冷たい言い方をするかもしれませんが、やるだけ時間とお金の無駄なので、今すぐスペイン語の学習はやめてほかのことに取り組んだほうがいいです)

スペイン語習得に才能は関係なし?!

の記事でも少し触れさせていただきましたが、すでに外国語を習得している方が第3外国語、第4外国語をスムーズに習得できるようにみえるのも、
”外国語を流ちょうに話せるようになる”経験をすでにしているので、”できるようになる”と自信を持ちやすいからとも言えます。

■ 今の”スペイン語学習方法”でだいじょうぶ?

しかしながら、何年も勉強を続けているにも関わらず”スペイン語を話せるようになると思えない”場合、そこまで自信が持てない原因は”学習方法”にある場合もあります。
一人一人に合った学習方法はもちろん異なりますし、あまりコロコロかえるのはおすすめできませんが、数年やってみても自信が持てないようであればやり方を変えるべきです。
自分に合った方法を見つけるため、学習を始める段階で、いろいろな教材やレッスンを試してみるのもよいかもしれません。
ちなみに、私自信も、スペインに来てから当初はいくつ語学学校を転々としたかすら覚えていないくらい変えました。入門編のテキストも数冊持っていました・・。
最終的には自分には、一般的により効果的といわれている少人数のクラスよりも、大人数のクラスのレッスンのほうが合っていました。おそらくスペインにきてスペイン語に囲まれて暮らしていたのである程度単語などのインプットはできていたにも関わらず、アウトプットをする機会が絶対的に足りていなかったので、大人数のクラスでできた友達とクラス外でもへたくそなスペイン語でやり取りする機会を持てたことが上達のきっかけになったように思います。

少し時間や費用が掛かっても最初の段階で”これならペラペラになれそうな気がする”と思える学習法を見つけるほうが、
だらだらと自分に合わない方法を続けて、何年たっても思うような結果が得られないよりも最終的には時間もお金も無駄にせずに済みます。

■ まずはスペイン語を聞きまくる!

一方レッスンのメソッドにかかわらず、”ペラペラになるため”に共通する土台は

-豊富なボキャブラリー
-高い理解力

です。
”ボキャブラリー”というと、”単語の暗記”を連想してしまいがちになりますが、まず豊富なボキャブラリーは、たくさんスペイン語に触れることなしには習得することはできません。
スペイン語に触れれば触れるほど、たとえ全く理解できていなくても音や単語の造りになじみ深くなりますし、結果として覚えやすくなります。
私自身はスペイン語の音楽が好きなあまり、聞きすぎて意味も分からないのに歌詞を覚えてしまっていました(笑)

歌詞を暗記してから歌詞カードで辞書を使って意味を調べてみると、別にスペイン語を勉強しようとはその時は全く思っていませんでしたが、
すんなりと単語を覚えてしまっていたのを覚えています。

そしてそのことがきっかけでなんとなく”スペイン語が話せるようになるんじゃないか”と錯覚してしまったのは事実です。(笑)

何年やっても自信が持てない、という方は学習は続けられていても”スペイン語に触れている時間”がまだ足りていない可能性があります。
レッスンの傍ら、”スペイン語をとにかく聞きまくる”、→聞きまくると自然と覚える→。意味は分からずともスペイン語が口から出てくるようになります。
→スペイン語の単語そのものは覚えてしまっているのであとは日本語で意味を確認するだけ。

これを続けることによってボキャブラリーは必死に暗記することなく少しづつ増えてきます。
ボキャブラリーが増えれば増えるほど、理解力も高まってきます。

何年たっても”自分がスペイン語ペラペラになるとは思えない”方は、まず数日間、スペイン語を聞きまくってみてください。
音楽でもインターネットラジオでも自分が気に入っている音源でよいですし、最初は気に入ったものを何度も繰り返しでも効果があります。
気軽にかつどこでもできる方法なので、まずは試してみてくださいね!
(これで挫折してしまうようであれば、スペイン語習得はあきらめたほうがよいかもしれないです)

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久保選手のレアル移籍、スペインメディアの反応は

先週の金曜に発表されたfc東京の久保選手のレアル・マドリード移籍。
日本では一大ニュースとしてメディアで取り上げられました。

そしてもちろんスペインメディアでも話題になりました。
日本のニュースでは”スペインのメディアによれば・・”という引用をちらほらとみかけましたが、さて真相はいかに?

■ スペインのテレビ局の反応は…

スペイン国営放送は・・
(そもそもスペイン国営放送のニュースで取り上げられること自体がすごいですが…)

Takefusa Kubo, nuevo jugador del Real Madrid
(久保建英、レアルマドリッドの新しい選手)
El centrocampista japonés, de 18 años, se convierte en el cuarto fichaje blanco de este verano
Considerado “uno de los jóvenes más prometedores del fútbol mundial” llega para jugar en el Casitlla
(18歳の日本人ミッドフィールダーはレアルマドリードの今年の夏の4番目の指名になった。
”もっとも世界のサッカーで活躍を期待される若者の一人””がカスティージャでプレーするためにやってきた。)
ちなみに”blanco(白)は”レアルマドリード”の隠語として使われているようです。

続きはこちらからどうぞ

スペインの民放”Antena3″では

La curiosa historia detrás del fichaje de Takefusa Kubo por el Real Madrid
(レアルマドリッドによる久保建英獲得の裏にある不思議なストーリー)

Mal hicieron Barcelona y PSG al fiarse de los que creían que Kubo acababa contrato en enero de 2020. El japonés ha llegado gratis al Real Madrid para convertirse en el primer nipón en vestir de blanco.
(バルサとPSGは久保の契約が2020年に終了すると思い、失敗した。その日本人(選手)はレアルマドリッドに白いユニフォームを着る最初の日本人になるために無料でやってきた)

続きはこちらからどうぞ
バルサとPSGが本当に勘違いしていたかどうかは??(あり得ないとは思いますが、スペインだと”あるかも”とおもってしまうところがなんともいえません・・・)
記事の中の久保君の小さなころのビデオがなんともかわいらしい^^。


■ スペインの雑誌、新聞でも

スペインの主要紙”La vanguardia”でも取り上げられました。
Take Kubo, excanterano del Barcelona, ficha por el Real Madrid
(久保 タケ、バルサの元”カンテラ選手”、レアルマドリッドが獲得。)

El Madrid ha pagado por el fichaje dos millones y el jugador cobrará un millón por temporada.
マドリッドは獲得に200万ユーロ払い、その選手はシーズンごとに100万ユーロをもらう。
記事自体は短いですが続きはこちらからどうぞ

その他主要サッカー誌は以下のような取り上げ方でした、

AS(アズ)
Takefusa Kubo, japonés y ex del Barça, ficha por el Real Madrid
(久保建英、日本人で”元”バルサの選手、レアルマドリッドに指名される。)

El club anunció en su página web que el jugador de 18 años jugará la próxima temporada en el Castilla. También lo pretendía el Barça.
(クラブは来シーズン18歳の選手がカスティーリャでプレーすることをウェブサイトで告知した。バルサも(久保選手の獲得を)しようとした。

続きはこちらからどうぞ
ちなみに”Messi Japones(日本のメッシ)”と呼ばれています。

MARCA(マルカ)
Kubo acabó contrato con el Tokyo el 1 de junio… y le sale gratis al Real Madrid
(久保はFC東京と6月1日に契約を終了し、リアルマドリッドには無料となる。)

El Real Madrid ha sido el más rápido de todos los clubes interesados en fichar a Takefusa Kubo y por eso ha podido anunciar al futbolista japonés tras una operación relámpago que ha dejado helados al Barcelona y al PSG, los dos equipos que más fuerte estaban peleando por hacerse con sus servicios.
(レアルマドリッドはほかのどのクラブよりも早く久保建英の獲得に興味を示していた。だからこそ、獲得にむけて喧嘩をしていたバルセロナとPSGを凍り付かせるような閃光のごときやり方でその日本人選手の獲得を告知することができた。)
続きはこちらからどうぞ

Mundo deportivo(ムンド デポルティーボ)
El Madrid ficha a Take Kubo, ex canterano del Barça
マドリッドが久保建英を獲得、バルサの元カンテラ選手。

El club blanco ha hecho oficial la incorporación del jugador después de que el Barça no accediese a las altas pretensiones económicas y contractuales del jugador japonés
(白いクラブは、バルサが高い報酬と契約を提示することができなかった後に、その選手の加入を公式に告知した。)
Cobrará más de un millón de euros por cada una de las cinco temporadas y empezará en el filial
(5シーズン、それぞれのシーズンごとに100万ユーロ以上を受け取る、Bチームから開始する。)

記事中には久保選手の年俸は高いや安いかのアンケートも
続きはこちらからどうぞ

バルサよりのメディアは”久保選手が高い報酬”のせいでマドリッドにいったという印象の記事を書いている気がします。
しかしながら、これだけメディアに取り上げられるのも大したものです。

これからも今回以上にスペインメディアを賑わせてくれるよう・・大期待!です。

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スペイン語習得に才能は関係なし?!

数か国語が流暢に話せる人は”もともと語学学習の才能がある”、”自分はそんな能力はないから無理”と思ってしまいそうになりますが、実際”語学習得能力”は練習によって伸ばすことが可能な能力です。訓練次第でスペイン語をはじめとして数か国語を話せるマルチリンガルになることはできます(きっぱり!)

■ 語学の才能は鍛えて身につけるもの

脳の関連部分は練習や必要に応じて発達していくとは多くの研究で明らかになっています。
たとえばバイオリニストは、練習すればするほど脳がバイオリンを弾くためにさらに伸ばせるように指の動きをコントールしていきます。つまり脳が”バイオリンを弾くこと”に適応していくのです。ロンドンのタクシードライバーたちは通りの名前の詳細を記憶したり、現在地の感覚を把握することに関連する脳の部位が発達していることもよく知られています。

■ ”環境”に大きく作用される”語学習得能力”

語学習得能力の発達には環境が大きく作用しています。
事実上”公用語”が存在せず、各州ごとに使用言語が異なりエチオピアには4-5か国語に流暢な人はめずらしくありません、”いろいろな言語が交わされている”のが日常なので人々の脳、多言語を学ぶことに適応しているのでs。ヨーロッパの一部の地域、ベルギーなどでも、ドイツ語、フランス語、オランダ語を話す地区が隣り合っているため3か国語を操る人は多くみられます。
日本は全く逆で、日本で暮らしていると日本語以外の言語ははっきり言って必要がなく、外国語に触れる機会も日常生活ではほとんどない・・・ので日本人の多くの人が”語学があまり得意でない”と感じてしまうのもある意味自然なことではあります。

単一言語の環境で日常生活の99.9%を過ごすといっても過言でない日本人の私たちにとっては、一番のハードルは”最初に学ぶ外国語の習得”です。一番最初に学んだ外国語の習得がうまくいくと、まず脳の”外国語習得”部分が発達し適応します。多くの方2番目に学ぶ言葉は一番最初に学んだ言葉よりも”スムーズに習得できる”ような気がするのはこのせいです。(個人的な経験からいうと3番目、4番目はもっと楽です。3番目あるいは4番目に学ぶ言語が、すでに習得済みの言語と似ている場合はほとんど学習しなくても、読んだり聞いたりの理解はできるようになると思います。)

ただ多くの方にとって、一番最初に取り組んだ言語は”英語”、しかも義務教育の英語は、”試験のための暗記”に重点が置かれており、実用的なものではないというのが現実です。(今はもしかすると少し変わったのかもしれませんが)義務教育だと最低6年、大学を入れると10年学んでも、学校の授業だけで”英語が話せる”ようにはなりません。これは単に”カリキュラム”に原因があるのですが、学校教育の方法では”語学習得”脳は発達しませんし(おそらく暗記力は鍛えられると思います)それどころか数年勉強してもコミュニケーションできるようにならなかったので”外国語習得は難しい”という思い込みを植え付けられることにもなりかねません。

■ ”スペイン語を絶対に習得する”という決意に勝るものはなし!

しかしながら、”環境が大きく作用する”ということを考慮すると”語学習得能力”はもって生まれた才能ではなく、だれでも訓練によって身につ着け、強化していくことができるものだといえます。なので、たとえ英語でうまくいかなかったとしても、”スペイン語を絶対習得する!”と決心してコミュニケーションの実践を促す適切な方法でレッスンを進めていけば、脳も”スペイン語を学ぶため”に必要な部分を発達させてくれます。(スペイン語の勉強を続ければ続けるほど、単語や文法の覚えが早くなるのはこのためです)、

結論として・・・
もともと、語学習得能力が優れている人というのはいません。やる気と根気で”達人”になることはだれでも可能です。なので決意して、前進あるのみ!です。

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スペイン語習得 ステージ別攻略方法

学び始めるときは”どれくらいの時間勉強をすればスペイン語が話せるようになるのか”は気になるものです。
以前、スペイン語の習得のためにかかるだいたいの時間を下記の記事で紹介させていただきました

スペイン語を習得するのにかかるのはXXX時間

この720時間は、大まかに3つのステージにわけることができます。

スペイン語習得までの3つのステージ

記事で紹介したのはあくまでも”目安”であり、第一ステージクリアはすぐにクリアできても
なかなか第2ステージから進めない・・あるいはその逆の場合も当然ながらあります。

なので目安はあくまで”基準”ととらえ、自分はどの段階かは常に意識をすると、
”いつまでたっても話せるようにならないんじゃないか・・・”という不安は若干和らぐはずです。

■ 第一ステージ(目安 60-90時間;毎日一時間の勉強を3か月)

”スペイン語になれ、スペイン語の感覚をつかむ”がこのステージのポイントになります。
第一ステージなので、もちろん文法などの基礎を学習することも大切ですが、同時に
意味はわからなくても、聞き取れなくてももちろん構わないのでできるだけスペイン語を耳にしてください。
またできれば難易度の低いテキストも読む練習をしてみてください。
第一段階は”スペイン語とお知り合いになる”がまずは目標です。
聞いたり、読んだりを続けていくうちに”スペイン語感覚”が必ず養われてきます。
なんとなく、スペイン語の音が耳に慣れてきた、聞き流している内容がつかめるようになってきた、ら、ステージクリアは近いです。

■ 第2ステージ(目安 約360時間まで)
この段階はある程度スペイン語の学習が進み、ボキャブラリーなども蓄えができてきている時期です。
”スペイン語のインプット”の蓄えができた段階でもあるので”アウトプット”になれることにポイントを置きます。
リスニングもただ聞き流すだけでなく、どれくらい理解できているか確認してみるなど、内容に意識して聞いてみるようにします。
またアウトプットに慣れるにしたがって、文法に関してもブラッシュアップに気を配ってみます。(あくまで”話すこと””書くこと”にある程度なれてからで全く問題ないです。)

”スペイン語で表現することに慣れる”を目標に学んだことをどんどんアウトプットする機会をすすんで持つようにします。
機会が多ければ多いほど上達も早くなるはずです。
スペイン語の文法を大まかにマスターし、スペイン語でのやりとりが、完全にスムーズとまではいかなくても、辞書の助けを借りずにできるようになってきたら
このステージクリアです。

■ 第三ステージ (目安 第2ステージを終えてから~永遠に)

第2ステージでスペイン語で表現することにもなれ、会話を成り立たせるためのボキャブラリーや文法の知識もかなりの程度までついたら”第三ステージ”に突入です。
ここまでたどり着くと”どのレベルをめざすか”は学習者次第です。そして、当然のことながら”練習しないと忘れる”ので、目指すレベルにかかわらず、スペイン語の学習は定期的に行うことが必須です。定期的に学習を行うことによって忘れないだけでなくもちろん永遠に上達し続けます。
ちなみに私自身、スペイン語と付き合い始めて15年目になりますが、いまだに”去年よりも上達した”と思うときがあります(笑)

”永遠にブラッシュアップできる”のは外国語学習の深さ、面白さの一つかもしれないですね。

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