一風変わったスペイン語単語

スペイン人の日常会話は、レッスンで使用するテキストにはのっていない口語表現であふれています。
テキストには登場することがないので、映画や本、雑誌、インターネットなど”生きたスペイン語の情報”に触れて少しづつ学んでいくしか
習得方法はないのですが、折をみて、”頻出する口語表現まとめ”を掲載していく予定でおります。
今回は、雑誌や新聞などでよく見かけた少し変わった響きの単語表現をまとめてみました。

■ pipiolo
発音は”ピピオロ”でなんだかひよこの鳴き声のようなかわいらしい響きの単語、口語表現ですが、”Principiante”なにかを始めたばかりの人、や”Novato”新人経験が少ない人を意味します。特にネガティブなトーンはなく日本語の口語でいえば”新人くん”のような感じです。

■ troglodita
“トログロディ-タ”なんだかおしゃれなお菓子の名前にも聞こえるこの単語、意味は”原始人”と全く対極のものを意味しています。
会話の中で使われる場合は”やぼったい、洗練されていない、行儀が悪い”というような意味で用いられます。

■ Cantamanana
”Cantar(歌う)”と”Manana(明日)”をつなげた”Cantamanana”、一見ポジティブに見える表現ですが、意味は”いい加減なことを言う人”
”責任感のない人”という意味で使われます。たとえば”No confies en su palabra,el es el tipico de cantamanana(彼の言葉は信用しないほうがいいよ、彼は典型的な”無責任”だから)という風に使われます。あるいは親しい間柄だと”冗談ばかりいう人、ふざけた人”というような意味でもつかわれることがあります。

■ Botarate
“ボタラテ”、お料理の名前?のようなこの単語、意味は”あまり深く物事を考えていない人”“常識を欠いている人”また特に”何も考えずにお金を水のように浪費する人”のことも指します。言葉の由来は”Botar”、跳ねるという意味の単語から派生して”衝動的な行動をする人”という意味で”Botarate”が使われるようになりました。

■ Aguafiesta
言葉の意味だけとると”水のお祭り”となりますが、使われ方はまったく違っており”(物事に)水を差す人”の意味です。お祭り騒ぎに水を注ぐと確かにお祭りは中断されてしまいますね。水ではなくとも、盛り上がっている場の雰囲気を壊すような行動をしたり、順調に進んでいる物事の邪魔になるような行動をする人のことを”Aguafiesta”と呼びます。

他にもこのような単語は、探せば探すほど出てきます。テキストに登場する単語ではないので、使うことができなくてもコミュニケーションに支障がでることはないのですが、ネイティブの会話にはよく出てくるので雑誌や新聞、インターネットなどでスペイン語を読む際に見つけた”不思議な単語”は意味は確認するようにしておくことをお勧めします。

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スペイン語を完璧にマスターするなら:その2

以前スペイン語を完璧にマスターするならまずここからの記事で”スペイン語を完璧にする”ポイントをいくつか紹介させていただきましたが、まだまだ続きます・・・。
とはいえ、細かい文法事項はネイティブでも間違えることはありますので、余力があれば^^;気をつけてみてください。
(ちなみに下記のような細かい文法のポイントはDELEでは設問されがちなのでDELEの受験を予定なさっている方にとっては必須です。)

■ Mejor/Peor、比較形容詞の使い方

”Mejor(よりよい)””Peor(劣っている)”は比較形として使用される形容詞で、たとえ複数形の名詞の前に使用されてもこれらの形容詞は複数形にはなりません。
一番解りやすい使われ方は日本の雑誌でも話題になる、色々なイベントでの”ベストドレッサー””ワーストドレッサー”は
ベストドレッサーが”Las mejor vestidas”ワーストドレッサーが”Las peor vestidas”となります。

■ テクノロジーガジェット系単語の速すぎる進化

新しい商品の名前がスペイン語で決定するのが、海外から新しい商品の入ってくる速さに追い付いていないという現象が起こりつつある今日この頃…、たとえばTabletという呼び名がすっかり定着してるタブレットPCですが、スペイン語での正式名称はTableta(板という意味の単語)となります。

■ 繰り返し表現

スペイン語の会話によく登場する意味の重なる単語を使った表現たとえば”Subir arriva(上に上がる)””Los vuelos aereos(空を経由する飛行機)”。思わずツッコミをいれたくなりますが、文法的には間違いではないそうです。注意して聞いてみると”
expresión redundante(重複する表現)”とよばれるこれらの言い回しはスペイン人の会話に頻繁に登場します。

■ 複数形の不規則

アクセントがついていて”En”で終わっている単語の場合複数形は”S”ではなく”ES”をつける必要があります。
巷で話題になっているビットコイン、スペイン語では”BITCÓIN”、複数形はBITCOINESとなります。

■ 動詞 PreverとProveer

ほぼ同じなのに意味が全く異なるのが動詞の”Prever”と”Preveer”です。
”Prever”は”Pre”前もって、の意味をあらわす前置詞と”Ver”(見る)の組み合わせで“予測する、予言する”の意味の動詞、一方”Proveer”は“供給する”という意味です。また動詞の活用はPreverは動詞”Ver”と同じように活用(Pre-veo/vees/ve) “Proveer”ha
“Proveyo-Proveyes-proveye..”と全く異なる活用の仕方をします。

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真似してみたい!バレンシアならではの習慣

スペイン三大祭りのうちの一つである”Fallas(火祭り)”の開催地、パエリア、オルチャータの発祥地でもありスペインの中でも”食文化が豊かな場所”のうちの一つであるバレンシア。

バルセロナやマドリッドのように”観光地”として注目されることはいささか少ないものの、まだまだスペインならでは、そしてバレンシアならではの”古き良き習慣”が生活にしっかり根付いています。

バレンシアの習慣とは・・・

El almuerzo
”スペイン人は一日に5回食事をする”のはどの土地もほぼ共通です。朝仕事に出かける前の”DESAYUNO”、軽い朝食、バルセロナではコーヒーとクロワッサンが主流です。11時から12時ごろまでの昼休み前の休憩にとる”Almuerzo”こちらは小さなサンドイッチやトルティーヤ(スパニッシュオムレツ)を昼ごはん前に軽く。そしてComida(昼食)、Merienda(おやつ)Cena(夕食)と続きます。
朝食と昼食の間のAlmuerzoは通常は約30分くらいの休憩で軽くすませるのが習慣ですが、バレンシアではあたたかいサンドイッチ、オリーブ、ソーセージとたっぷり一時間かけてしっかり取ります。そのあと昼ごはんを食べられるのか心配になりますが^^;朝の時間帯にしっかりパワーチャージすることは大切ですね^^

A la fresca
バレンシア州の郊外の村でよく見かける風景です。気候のよい5月から10月、夕食が終わった後に道に机をだして夕涼みしながら御近所さんとのおしゃべりに花を咲かせます。時には広場などに大きな机をだして町内会あげての食事会も行われます。スペイン人の尋常でない”テラス好き”(笑)の原点ココにあり、です。

La paella dominical

”日曜のパエリア”(ちなみにバルセロナでは多くのレストランがなぜか木曜にパエリアのメニューを出します)の習慣はもはやスペイン全土のものとなりつつありますが、発祥地はバレンシア。日曜の昼ごはんは家族大集合で、薪で直接料理したパエリアをいただきます。大きなパエリア鍋から直接食べるのが”バレンシア流”のパエリアのいただき方です。

La picaeta
お店のオープニング、ウエディングドレスのお披露目などちょっとした家族や地域の集まりの際にバレンシアの人たちは決まってハムやチーズ、Coca(スペイン風のピザ)、ピーナツやチップスなど軽くつまめる”Picaeta”を用意します。バレンシアでは御祝い事は必ず”食べ物”と一緒にの習慣が根付いています。

La mocaorà
バレンシアには独自のバレンタインデ-があり10月9日にあたります。”San dionisio”の日と呼ばれ、農業が盛んで豊かな土地に恵まれたバレンシアでは、この日男性は女性にフルーツや野菜を布に包んで送る習慣があったのですが、現代ではフルーツや野菜の形をしたカラフルでかわいらしいマザパンを綺麗な布で包んで送る習慣に変わりました。かわいらしいマザパンは女性にとっても嬉しいプレゼントです^^

Caminar por en medio de la calle
バレンシアの人はなぜか”道の真ん中”を歩くのが好きです。本人たちも意識しないでやってしまうそうで・・・、時には歩道があるにも関わらず車道のど真ん中を歩いていることもあるそうです。

Comprar en el mercado

バルセロナでは、失われつつある文化である”市場での買い物”、(バルセロナのいくつかの市場は観光地と化してしまい、地元の人は買い物をゆっくりすることすらできなくなってしまいました・・)新鮮な野菜、果物、お肉などをお店の人やときには出くわした近所のひとたちとおしゃべりしながらの買い物wを楽しむ習慣はまだまだバレンシアには根強く残っています。

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Fallas (バレンシアの火祭り)のスペイン語

3月15日から3月19日まで、スペインの三大祭りの一つであり、無形世界遺産にも指定されているバレンシアの火祭り、スペイン語で”Fallas”が始まります。

お祭りの様子は下記のリンクからビデオの実況中継などでみることもできます(もちろん、実際にみるのとは迫力は比べ物になりませんが
便利な時代になったものです)

http://www.fallas.com/

実況中継を楽しむためにも、抑えておきたい”Fallasに関するスペイン語”はこちらです。

■ Fallas
バレンシア語ではFalle、スペイン語でFallaの複数形です。バレンシアとその周辺のバレンシア自治体で行われるお祭りとモニュメントを燃やす行事をさすのが”Fallas”です。19世紀に始まったお祭りとされています。

■ San Jose
大工(Carpintero)の守護神で、Fallasのお祭りはもともとはこのSan Joseを祝う事が起源とされており、お祭りは”Fiesta de San Jose”と呼ばれることもあります。もともとはバレンシア地方の大工たちが、冬の終わりと春の訪れを祝う”浄化の儀式”として古くなった木材などを燃やしたことから始まったといういわれがあります。

■ Falleras
お祭りの期間中、バレンシアの女性たちは中世の美しいドレスで着飾り”Falleras”と呼ばれます。

■ El Ninot
火祭りの主役ともいえるモニュメントで、それぞれの地域でこのお祭りのために任命される委員会が中心となって約一年がかりで作成されます。現代風刺をテーマにしたものが中心で大きさはかなり大きく、歴代で一番大きなものは33メートルにもなります。お祭りの最後の日にその年の”最優秀作品”の発表があり、最優秀作品は美術館で保管され残りのNinotは燃やされます。

■ La Crida
スペイン語(Castellano)で”El Pregon”と呼ばれる2月の一番最後の日曜に行われる”Fallas”の開始を告げるイベントです。
バレンシア州知事がバレンシアの火祭り委員会の代表にバレンシア市の鍵を渡す儀式が行われ、お祭りが始まります。

■ La mascletà
3月1日から3月19日までの期間中、毎日14時にバレンシアの市長前広場にて爆竹が打ち上げられます。6-7分の短い時間の間にかなり多数Mascletaと呼ばれる爆竹が打ち上げられその爆発音はかなり大きなものとなります。

■ La despertà
火祭りの期間中、お祭りの実行委員の人たちが”tro de bac”, と呼ばれる床に投げつけると大きな音のする爆竹で地域の人たちをおこします。(Despertaは”Despertar(起こす、目を覚まさせるの言葉からきています)。

■ La Cabalgata del Fuego
3月19日の夕方、Fallasのお祭りのモニュメントに火をともすために行われるイベントです。バレンシアの街を悪魔のコスチュームを身につけた人たちによるCorre Foc(花火を振りかざすパレード)が行われます。

■ La Noche de la Cremà
Fallasの”トリ”となる行事です。バレンシア州全てのFallasのモニュメントに火がともされ、お祭りが終了します。22’00に子供たちが作ったモニュメントに火がともり、夜中の一時までモニュメントを燃やす火は燃え続けます。

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スペイン人が”戸惑う”7つの習慣

所変われば…で当然のことながら日本ではごく当たり前、あるいは他の欧米の国ではあたりまえなので”スペインでも当たり前だろう”と思いこんでいる習慣が、スペインでは”マナー違反”にあたることも。スペイン人はもともとかなり寛容な人たちなので”マナー違反”したところで
それほど気にかけることはあまりありませんが・・・誤解はできれば避けたいもの。

下記いくつかスペイン人が”え?!”と思ってしまう7つの習慣をあげてみました。

■ 仕事をしながらの食事
日本にいたころは、昼休みもデスクで電話番やメールをしながら食事…というのは珍しくもなくもちろん”マナー違反”などでは決してなかったのですが、”食事の時間”をとても大切にするスペイン人にとっては”ありえないこと”のようです。以前のように”シエスタ込みの2時間の昼休み”は減りつつあるものの、食事の時間はきっちりとり(最低でも勤務時間中に2回)、移動しながらなどの”ながら食い”はどちらかといえば”マナー違反”ととらえられるようです。(ただ何事においてもゆるい人たちなので、別に道でものを歩きながら食べていてもとくに白い目で見られるということなどはありません。気にも留めません・・・)

■ チップの習慣
他の欧米諸国と異なり、スペインには基本的にチップの習慣はありません(受けるサービスの質があまり良くないということも関係しているのかもしれませんが^^;)”チップは置かない”が基本で、自分が良いサービスを受けたと思えばお釣りのうちの小銭を少し残す、が通常なので多めのチップを残すとスペイン人にびっくりされることも。(もちろんお店の人は喜びますが・・・)

■ 丁寧過ぎる態度
スペイン人は基本的に”雑”な人たちです(苦笑)。話し方も、目上の人や年がかなり離れた人(年上)、上司に対してすら2人称(Tu)で話すので当初若干戸惑いました。(日本では上司や先輩にため口は、よほど親しくない限り失礼にあたりますし気分を害する人もいます。)
なので、ことあるごとに”すいません”といってしまう日本人、たまたまちょっとぶつかってしまったり、ほんの少しだけ遅刻したり・・・の行動は不思議に映るようです。

■ お酒を飲みすぎる
ランチのときに”ワインか水”の選択肢が基本となっているスペイン人にとって”アルコール”は水同然。なので”飲みすぎる”こともあまり
ありません。バルセロナでもだいたいのばあいよって大騒ぎしてるのは地元の人というよりは観光客が多いです。

■ 時間をきっちり守る
ほとんどのスペイン人にとって”20分前後の遅刻”は”遅刻”とはカウントされません。なので少々の遅刻で遅れた相手の謝罪がなくとも流しましょう。逆にこちらが少々遅れても相手は気にすることはありません。文化的に”時間を守ること”の優先順位が低いので、”時間のルーズさ”に関しては話題にしないのが一番です。

■ 誕生日は散在の日!?
スペインでは”誕生日の人”が招待した人にごちそうするのが基本です(日本とは逆です。)なので、友達が誕生日会を開いてくれることは期待せず(笑)自分で開催して、お代も基本は自分もちです。招待された人は代わりに誕生日プレゼントを持ち寄ります。

■ シエスタの習慣
スペインというと”食後の昼寝”のシエスタが結び付けられることはまだまだあるようですが・・・実際のところここ数年、”シエスタ”の習慣は姿を消しつつあります。10年前に比べると昼休みの時間帯(午後2時から4時)に開いているお店も多くなりましたし、企業などでは昼休みの休憩時間は1時間半のところがほとんどです。実際OECDのレポートによればスペイン人はドイツ人よりも職場で過ごす時間が長く、生産性の低下の関係が疑われており、勤務時間中の休憩時間を短縮する(昼休みを短くする)動きが手出てきているようです。”古き良き?!”習慣がなくなっていくのはさみしい気もしますが、シエスタは徐々になくなりつつある習慣なのかも知れません。

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スペイン語を”完璧にマスターする”ならまずここから!

スペイン語を話せるようになることと”スペイン語を完璧に習得すること”、前者は実はそれほど難しいことではありません(コツコツと根気よく続けていれば話せるようにはなります)、しかしながら後者はなかなか曲者です。

またある程度話せるようになってくると規則に全く添っていない文法事項に、スペイン語の場合は特に出くわすことが多いです。

言語学の専門家たちによって立ち上げられた”スペイン語の文法の疑問を解決する”ためのウェブサイトFundeu
に最も多く寄せられた質問の中から’スペイン語のブラッシュアップ”に役立ちそうな回答をまとめてみました。

ある程度の会話のレベルに達してきたら少しつづ文法の細かい点をブラッシュアップしつつ”スペイン語マスター”に
一歩一歩近づいていきましょう^^
ちなみに、回答の中にはスペイン語歴約15年の私自身も知らないことがありました・・・^^;

■ 単語”El Agua(水)”
Aで終わっているので女性名詞なのですが、一番最初の母音にアクセントが来る単語は単数形の場合、男性名詞に使用する”El”の冠詞が用いられ”El Agua”となります。ただ本来は女性名詞なので複数形は”Las aguas’また”Este agua”ではなく”Esta agua”となります。同じ使用方法が用いられる単語にáguila(わし), área(地区), aula(教室)などがあります。

■ LOS MILES DE PERSONASそれともLAS MILES DE PERSONAS?
数字の塊を表す”Mil(千)””Millon(百万)”は”男性名詞”にあたります。なので動詞の前につけて使用する場合、後に来る動詞が女性計でも使用される冠詞は男性名詞の冠詞となります。たとえば”Los Miles de mujeres”(何千人もの女性)というように使用します。

■ Los rodorigez あるいはLas rodoriguez?
苗字に関してはいろいろな規則があり、たとえば、”XX家の人々”という用にある家族の複数のメンバーをさす場合は、冠詞は複数で名字は
単数形を用います。また冠詞は男性名詞用の冠詞です。たとえばガリシア家の人たちはLos Galiciaとなります。
メンバーは女性名詞のときのみ女性名詞用の冠詞(Las)を用います。
同じ名字の人が複数いる場合は名字自体にも複数形を用います。たとえばガリシアさんたちはLos Galiciasとなります。

■ イージージェットは特別扱い?
スペイン語の発音は原則ローマ字読みです。たとえばWifiはスペインでは”ウィフィ”と発音されます。(元の英語の発音は”ワィファイ”に近いです)
ただスペインにもたくさん便の出ているイギリスのLLC”EasyJet”は例外のようで本来ならば”エーシィジェット”と発音されるべきなのですが”I”の発音が用いられスペインでも”イージージェット”と呼ばれています。

■ 通訳は”Interprete”それとも”Traductor”?
InterpreteとTraductorはどちらも”通訳”として用いられることがありますが正しくはInterpreteは会話の際に行われる仕事、”通訳”で一方”Traductor”は”書かれているもの”を対象に仕事をする”翻訳家”です。どちらの仕事も”Traducir(翻訳する)”ことなのでごっちゃにして使われがちな単語ではあります。

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スペイン語学習を加速する”絶対失敗しない”7つの小技

スペイン語学習をやめてしまう理由のひとつに”なかなか上達を感じられない”があります。
学習方法はたくさん存在しますし、究極、”ひとりひとり適している学習方法は異なる”ことは事実なのですが
しかしながら、確実に”学習の速度を上げる”ことに役立つ方法は存在します。

スペイン語を長年続けているけれど上達がなかなか感じられない・・という方は
以下の方法を学習に取り入れてみてください。

1. できる限りスペイン語だけを使って学習する。
特に始めたころは難しいのですが、学習する際は、学んだことを日本語に直さずにできる限りスペイン語で理解するよう、別のいい方をすれば脳がスペイン語の情報はスペイン語で受ける事を心がけます。バイリンガルの人などは、それぞれの言葉を使う際に、脳の違う部分が働いています。(使う言語が変わると人格が変わるなどといわれるのはそのせいです)”スペイン語のみでスペイン語を学ぶ”は”スペイン語脳”の発達に役立つからです。

2,スペイン語を日常生活に取り入れる
スペイン語のレッスンのときのみでなく、毎日スペイン語に触れる機会を作ることを心がけるようにすることは大切です。
スペイン語で映画を見たり、音楽を聞いたり、特に”スペイン語を勉強する”ことを意識する必要はないです。意識せずともスペイン語の発音やアクセントに耳を慣らすことはできますし、映画ではスペインの文化や生活習慣にふれ、スペイン語学習へのモチベーションをあげることができます。

3,定期的にスペイン語で会話ができる相手を持つ

学んだことはアウトプットしないと本当の意味で身につけることができません。並行してレッスンを受けているのであれば会話の相手は特にネイティブでなくてもよいかと思います。ただ、不定期ではなく”定期的に”スペイン語会話のアウトプットをできる機会をもつようにします。

4.スマホのスペイン語学習アプリを活用する。
すきま時間にゲーム感覚でできる”スペイン語学習アプリ”はたくさんあるので、すくなくとも一つはスマホやタブレットにインストールしておきましょう。たとえ5分でも毎日続ければ確実にスペイン語力アップに貢献しています。

5.日本語との共通点をみつける
スペイン語の文法は日本語とは全く異なるので難しくはあるのですが、発音や単語など”共通点”を見つけるたびにスペイン語の習得がすこし”易しく”なったように感じられます。

6.”基本単語”をマスターする。

スペイン語を”話す”という目的を達成するのであれば、特に広大な数のボキャブラリーを蓄えている必要はないです。
まずはおおよそ100の基本単語、どの会話でも絶対に登場する動詞”Ser””Estar””Tener”や名詞”Cosa”など、おそらく3カ月も学習すれば習得しているボキャブラリーです。これらの”基本単語”を身につけたらあとは”思いきって話す”のみ。まずは知っている単語を使って”相手に解ってもらうよう”話します。数を踏めば、次第にボキャブラリーも増え、上達していること間違いなしです。

7.スペイン語ネイティブのまねをする。
以前にも”シャドーイング”として紹介をさせていただきましたが、
スペイン語と日本語の発音は基本的には同じですが、アクセントやイントネーションは流暢に話すためには練習が必要です。
まずはお手本になるネイティブの会話をしっかりと聞き、似たアクセントやイントネーションになるように同じフレーズを声に出して読んでみます。
自分の声を録音するなどして、特にスペイン語特有の”R”や日本語にはない”R”と”L”の発音、そのほか”どこがうまく真似できていないか”を確認しつつ練習してみます。

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