夏休みボケ解消のためのスペイン語テキスト

8月ものこすところあと数日。
今週あたりから一気に長い夏休みを終えて帰ってきた人たちでにぎやかになり始めます。
(8月のバルセロナは一気に地元の人の人口密度が低くなるのです・・)

この時期ほとんどのスペイン人は”夏休みボケ”(長い休暇を取った挙句夏休みボケかい!とつっこみたくなりますが・・)

日本で普通に働いていらっしゃる方は”夏休みボケ”はないかもしれないですが、
夏休みで普段家にいない家族がいたり、長めの休暇をとったりでスペイン語の学習ペースを崩された方もいらっしゃるのでは
と思い、スペイン語の”夏休みボケ”解消、におすすめの本やテキストをまとめてみました。

キーワードは”モチベーション”と”手と口を動かす!”です。
9月になると暑さも和らぎ学習しやすくなるかと思いますので(笑)ウォームアップにご活用ください!

■ NHKテレビ 旅するスペイン語 2018年 9月号

この番組をみただけではスペイン語は話せるようになりませんが^^;
”スペインに行きたい!”という気持ちにさせてくれる語学番組です。
さすがNHKさんスペイン語学習のためのモチベーション維持の大切さをしっかり心得ていらっしゃいます(笑)

10月からは”後半”のエピソードが始まります。
9月は前半のエピソードの最終月。10月からスタートするエピソードを理解するために、おさらいの意味で見ておくといいかもしれません。

■ スペイン語の世界

スペイン語の成り立ちがつづられた読み物。読めばスペイン語が上達するわけではないのですが(苦笑)、”スペイン語”の世界の奥深い魅力が満載で、スペイン語を学ぶことへの興味をかきたててくれます。
スペイン語学習をちょっと挫折しそうになっている・・そんなときに読むと、あらためてスペイン語の魅力に気が付かせてくれる一冊です。

■ CD2枚付 改訂版 口が覚えるスペイン語 スピーキング体得トレーニング
ちょっとめずらしい”スピーキングを一人で練習できる参考書”です。日本語の例文をスペイン語に訳すというエクササイズが600問。文法書ではないので丁寧な文法の説明はされていせんが、”スペイン語を口に出すこと”に慣れるトレーニングやまた通訳を目指される方のトレーニングに適しています。

■ 極める! スペイン語の基本文法ドリル

文法事項を一通り網羅しているので、一冊仕上げると自分の文法の弱点を知ることができます。
今後の学習計画のポイントをつかむために役立つ一冊です。

■ 極める! スペイン語の動詞ドリル《CD付》
スペイン語の最難関の一つとされている”動詞の活用”。克服するにはひたすら練習する以外方法はありません。
”動詞”だけに特化したドリルで集中的に学ぶことによって、最難関の克服を可能にしてくれます。”動詞が苦手”と感じる方は参考書など読まず、ごちゃごちゃ考えずに
まずこのドリルをひたすら解いてみましょう

■ CD付きオールカラー 超入門! 書いて覚えるスペイン語ドリル

スペイン語からしばらく離れていた人や、またスペイン語を始めたばかりの人の”ウォームアップ”に適した参考書です。
オールカラーでとっつきやすく、また内容もわかりやすく書かれているのでスペイン語が身近に感じられます。
まずはこの一冊を終えてからレッスンに取り組むのもよいかもしれません。

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国籍を用いたスペイン語表現

スペイン語会話にはよく独特の表現が登場します。これらの表現のうちの中に日本語には似たようなものがない”国籍を用いた表現”があります。
国どおしが隣り合っているヨーロッパならでは?(表現の中にはもちろんヨーロッパ以外のものもありますが)
それぞれの表現の起源もなかなか興味深いものもあるので、いくつか紹介させていただきますね。

■ Hacerse el sueco
”el sueco”は”スゥエーデン人”のことです。”スゥエーデン人になる”はスペイン語では”ぼーっとしている、(物事の)飲み込みが遅い”を意味しています。
この表現はもともとスゥエーデン人ではなくSuecoの代わりに”Zueco”(サボ、木でできたサンダル)を用いた表現でローマ時代のお笑い芸人がこの”Zueco”をはいていたことから
”ぼーっとしていて、ドジな人”の代名詞が”Zueco”となったそうです。その後発音が類似している”Zueco”と”Sueco”が入れ替わってこの表現が出来上がったそう。
決してスペイン人がスウェーデン人のことを”ぼーっとしている”と思っているわけではありません^^;

■ Ser un cabeza de turco
”Truco”はトルコ人のことです。”Ser cabeza de truco”は”スケープゴートになる”、悪い出来事の責任をなすりつけられる、という意味です。
この表現の由来は十字軍が、トルコ軍と戦っていた時代にさかのぼります。十字軍がトルコ軍の首を仕留めた際に戦士たちが、その首に向かってこれまでのトルコ軍の悪行の責任をその首に向かってぶちまけていた習慣からきているそうです。(若干おどろおどろしい起源ではあります・・・)

■ Despedirse de la francesa
“La fransesa”は”フランス人の女性”のことです。直訳をすると”フランス人の女性に別れの挨拶をする”という意味の表現になりますが、意味は”あいさつをせずに去る”です。
”あいさつをせずに去る”は一見、礼儀を欠いた行動に思われますが、もともとこの表現の由来となった中世のフランスでは逆に場の雰囲気を壊さないために”挨拶をせずに去る”ことがよくあったそうです。

■ contar un cuento chino
, Chinoは”中国の、中国人”という意味ですが、”un cuento chino”は”(相手をだまそうとする)デタラメ”という意味になります。
この表現の由来はかつてシルクロードを旅したヨーロッパの商人たちが、信じがたいような素晴らしい(中国の)話をしていたことに由来しています。
時を経てなぜかネガティブな表現になってしまい、”Contar un cuento chino “は”デタラメをいう”という意味になってしまいました。

■ Tener puntualidad britanica
Britanicaは”イギリスの”という意味です。スペイン人にとってのイギリス人のステレオタイプは”時間にきっちりしている”だそうです。このことから”イギリス人の時間の正確さ”を持っているということは”時間にかなりきっちりしている”という意味を表します。

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新講師スサナがレッスンをスタートしました

8月、夏休みも終わりに近づきつつあります。スペインでは9月から新年度スタート。
また11月のDELEの試験に備えて本格準備を始められるかたも多いかと思います。

受講生、そしてこれからスペイン語を始められる方の心強いサポートとなってくれる講師スサナがレッスンを開始しましたのでお知らせさせていただきます。

スペイン北部、アストゥリアス出身のスサナ。 大阪に約三年間滞在し、関西外国語専門学校で日本語を学びました。大阪にはたくさんのいい思い出があるそうです。
  サラマンカの大手語学学校でELE(外国人のためのスペイン語講師養成コース)を修了後、日本やドイツなどでスペイン語講師としての経験を積んできました。 日本人スペイン語学習者へのレッスン経験が豊富で、日本人ならではの”つまずきやすい”ポイントもしっかり把握。またキッズレッスンもこれまで数多くこなしてきました。 入門者の心強い味方です。現在は台湾の生徒さん達にもスカイプレッスンを行っているとのことで、オンラインレッスンの経験も豊富です。

レッスンにおいては”受講生のペースを最重視”をまず第一に心がけているそう。ゆっくりと解りやすい話し方で、必要な場合は日本語での説明もしてくれるので入門レベルの方や年齢の低い受講生の方も安心してレッスンをお受けいただけます。(もちろん、それ以外のレベルの方も!)

【ごあいさつ】
(スサナ本人が記入しました) こんにちは Hola
私の名前はスサナです。初めまして!Me llamo Susana, ¡encantada!

スペイン北部のアストゥリアス県にあるヒホン⎡Gijón⎦という町に住んでいます。日本に約三年間住んでいました。梅干と抹茶、日本酒が大好きです。 美味しいですよ!¡Muy rico!
10年前からスペイン語の教師で関西外語専門学校で二年間日本語を勉強しました。
私は英語、日本語、ドイツ語が話せます。そのことで、私は外国語習得の困難さが理解できるので、生徒さんの立場に自らを置くことができるのです。

レッスンは100%生徒さん重視です。また私は非常に融通の効く教師ですので、いかなるご要望にもお答えします: 初心者のためのスペイン語、DELE試験対策、旅行のためのスペイン語、会話、何でもいいですよ! 皆さんとレッスンでお会いできるのをとても楽しみにしています! スペイン語の勉強一緒に頑張りましょう!¡Hasta luego!

日本で主に滞在していたのが大阪、同郷出身なので思わず話が弾みました^^。
大阪にいたころは日本語のレッスンのあとにみなで居酒屋に行くのが楽しみだったそうで、”大阪の人もスペイン人の人と同じでバル(居酒屋)に行くのがすきだよね”といっていました。
日本語が堪能なだけでなく、日本文化にも精通していて日本の話を始めると話が尽きないスサナ。

通訳ガイドやボランティア通訳を目指されている方の会話のレッスンにもきっとお役に立てるはずです。
どうぞよろしくお願いいたします!

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ありえないくらい暑すぎる…をスペイン語でいってみると

今年は世界各国暑さが厳しく、スペインではやっと少しひと段落しましたが、
ピーク時は40度を超える地区もありました。

ちなみにスペイン語で‘暑い‘は “Hace calor”, ”とても暑い”は”Hace MUCHO Calor”
が標準的な表現ですが、
“暑いー”で言い切れないほどの気温の日々が続いていました。そんな”あり得ないくらいの暑さ”を表現するフレーズは…

■¡Qué horno!

“Horno”は“オーブン”を意味する単語です。Que hornoは意訳すると“オーブンに入っているよう(に暑い)”という表現です。
確かにオーブンの中は想像したくないくらい暑そうです…。

■ Me estoy asando
Asarは”焼く”という意味です。Me estoy asando は直訳すると“自分自身を焼く”という意味になりますが、この場合“焼かれていると思えるほど暑い”
ということを表現するフレーズです。

■ Estoy cocido(a)
“Me estoy asando ”と似た表現で、CocidoはCocinar(料理する)の受動態で“料理された”の意味、“料理された(と思えるほど暑い)”という意味です。

■ Me muero de calor!
スペイン人は何事も大げさにいう人たちではありますが、Me muero de calor(暑死にする!)と言っているうちは大丈夫…、耐え難い暑さの時にかなりよくつかわれる表現です。

■ ¡Me achicharro!
“Achicharrar”は“焦がす”という意味の単語です。”焦げ付きそうなほど暑い!”太陽の日差しが強く、気温かかなり高くなった状態のときに使う表現です。

■ ¡Estoy sudando como un pollo!
”pollo(鶏)”はスペイン語にはよく登場する表現で、どちらかというとネガティブさを大げさに言うときに用いられることが多いです。
直訳すると”鶏のように汗をかいている”で、”ものすごい汗をかいている”ということを意味する表現になります。

また湿気に関しては(スペインの夏はどちらかといえば、乾燥しているので、あまり耳にしない表現ではありますが)

■ Hace muy bochorno
Borchornoは”湿気が高い”という意味の単語です。

■ el aire esta muy pegajoso
”Pegajoso”は動詞”Pegar”は”くっつける”の動詞からできた形容詞で”べとべとする”という意味です。
上記の表現は”空気がべたべたしている”で湿気が高い”となります。

などの表現があります。

少し暑さは和らいでいるようですが、油断せず!?暑さが戻ってきたらすかさず上記のフレーズを使ってみてください!

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スペイン語会話力を”話さずに”劇的にアップさせる方法

’スペイン語を流暢に話せるようになること”はスペイン語をまなんでいらっしゃるほとんどの方にとっての目標かと思います。

”実際に話す”練習はもちろん、会話がスムーズにできるようになるには必須ですが、日常会話がある程度できるようになってくると
”実際に話す”こと以外にも、会話力をさらにアップするために”話さずに”できる方法があります。

その1.スペイン語をできるだけたくさん聞く
すきま時間を使って簡単にでき、かつ効果があるのが”ただひたすらスペイン語を聞く”エクササイズです。
”聞く”ことそのものが脳に”新しい言語”を定着する働きをし、また聞いている内容が興味深いものだったり、声が聞いていて心地よいものだったりすると
感情的にポジティブな結びつきができ新しい言語の定着を促します。
また”聞く訓練”は”会話における理解力”を高めてくれる練習にもなります。聞いているコンテンツのスクリプトを手に入れることができれば、新しいボキャブラリーの獲得にも役立ちます。

その2.スペイン語をたくさん読む
”読む”ことによって、それぞれの単語が前後の文脈で実際どのように使われているかを知ることができ、また新しいボキャブラリーを増やしていくことにも役に立ちます。
話すことをレベルアップしていくためにはボキャブラリーを増やすことは欠かせません。”読む”といっても最初はテキストなどに限られてしまうかもしれませんが、徐々に会話力をあげる”ボキャブラリー増強”のためにまずは興味のある分野の短めの記事などから始めてみるのがお勧めです。

その3.スペイン語ネイティブの真似をする
”聞く”ことと”読む”ことを繰り返すことによって、”スペイン語脳”へのインプットがどんどん蓄積されていき、スペイン語を発することに徐々に抵抗がなくなってくるのを実感することができるようになるはずです。この段階で効果的なのが”真似をすること”

スペイン語の発音を効果的に練習する方法

の記事でも紹介させていただきましたが、”真似をすること”と体系的に行う方法が”シャドーイング”です。
もちろんある程度の時間を確保してしっかり”シャドーイング”の練習を行えるに越したことはないのですが・・
単にリスニングを行っているときに聞こえてきた、知っている単語が含まれたフレーズを”真似をしてみること”発音の練習になるだけでなく、覚えた単語が実際に使われているフレーズを真似してみることは、実際に自分が使うときの予行演習にもなります。

その4.スペイン語を書く
”書く”ことは”話す”ことと同じように、これまでインプットしてきたスペイン語のボキャブラリーや文法の知識をフル活用するアウドプットの作業なので、
実際”書けば書くほど会話力の向上に効果が出る”ことは事実です。
話す場合と違い書く作業には考える時間がありますし、またあとから間違いを見直したりもすることができますので、スムーズに話せるようになるためのスペイン語の組み立て方を訓練するのにはぴったりの練習方法であるといえます。

ある程度スペイン語を話せるようになってきたけれど、上達に行き詰まりを感じた場合は、いったん立ち止まって”聞く””読む””書く”の練習を普段より多く行ってみると、”会話力”のレベルアップが実感できることは間違いなさそうです^^

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スペイン語習得までの3つのステージ

『スペイン語をある程度話せるようになるまでにどれくらい時間がかかるのか』

スペイン語を習得するのにかかるのはXXX時間

をアメリカで実際行われた調査をもとにすると習得までにはだいた720時間。

720時間に達し”スペイン語が話せるようになる”までには以下の3つのステージを通過することになります。
さて今どのステージ攻略中でしょうか?
それぞれのステージの攻略ポイントもまとめてみました。

■ 第一ステージ
費やした時間の目安 60時間から90時間

”スペイン語になじみ始める”段階です。約1000語前後の単語を認識することができ短いフレーズなら繰り返し聴くことによって理解できるレベルです。
まだ話すことはできませんが、脳が母国語とは違う言語体系を継続的に新しい言語(スペイン語)に触れることによって徐々に記録していきます。

新しい単語は最初はどれも同じに見えてしまってなかなか覚えられないというのもこの段階ではよくあることです。
この段階で効果的なのは単語をまる覚えしようとせず、文章やフレーズなど”前後のコンテクスト”のあるかたまりで理解することです。

またこの段階では会話らしい会話はまだできないので、会話の練習としては大きな声を出しての”音読”が役に立ちます。まだ脳がスペイン語特有の音を識別できていない段階ですので”正しい発音”を試みる必要はあえてないです。

この段階は独学でも到達することが可能です。

■ 第2ステージ
費やした時間の目安 180時間から360時間

徐々にネイティブの日常会話が理解できるようになり始め、このステージの最終段階では約90%の会話にでてくる単語の意味が理解できるようになっています。
いろいろな教材に触れてボキャブラリーを増やしたりスペイン語そのものにどんどんなじんでいくことにフォーカスをして学習を進める時期です。”興味の持てる教材”を見つけることがポイントとなってきます。

早いと感じられるネイティブの会話も少しづつ理解できるようになってくる段階です。
とにかくいろいろな教材にふれ、聞いたり読んだりしながらボキャブラリーを増やすことが効果をそうするステージです。またこの段階では上達が目に見えて感じられ”新しい単語を覚えれば覚えるだけ使えるようになっている”ことを体感できるステージでもあります。

■ 第3ステージ
費やした時間の目安 360時間から

ネイティブの速度の速い会話もほぼ90%理解できる段階です。スペイン語学習者にとっては一番”スペイン語をやっていてよかった!”と感じることができる段階です。スペイン語圏に旅行しても、時々間違ったりすることはありあすが特に困ることもなくスムーズに旅先のネイティブとコミュニケーションができます。

”スペイン語脳’が形成されているので、少しくらいスペイン語を話さない期間があっても忘れてしまうということはありません。
また”スペイン語を使ったスキル”たとえば、スペイン語でのプレゼンテーションスキルやビジネスレポートを書くスキルを磨き始めるのにも適した段階です。
さらに”流暢さ”を磨くために、ネイティブの言葉の選び方やネイティブ特有のフレーズなどもどんどん新しく吸収していくべきです。

正直なところ”3つのステージ”を説明するのは比較的簡単なのですが、クリアするのはなかなか難しい・・です。
ステージの段階を上がっていくためにまず常に心がけておくべきなのは

”モチベーションの維持” と”スペイン語を学ぶことを楽しむこと”です。

スペイン語の習得に取り組む際には、モチベーションを保てるように、常に”目標を意識できる”工夫と、自分なりに楽しめる学習方法を見つけておくことも
”学習そのもの”と同じくらい大切といえます。

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イ二エスタが日本を選んだ本当の理由とは?スペインのバラエティ番組のインタビュー

今シーズンから神戸ヴィッセルでプレーする、元バルサキャプテンでありレジェンド、イ二エスタ選手。
ご家族のビザの手続きのために(と巷ではいわれていますが)スペインに一時帰国していたようですが、あらためてチーム合流ももうまもなくかと思います。
(しかしながら、8月スペインはシーズンオフ、でさらに暑い日本での試合はきついだろうなぁ・・と個人的に思ってしまいます。一時帰国、実は日本が暑すぎたから帰ったのでは・・と思わずにいられませんでした)

日本のメディアでは試合のみならず、入団記者会見なども大々的に取り上げられました。(もちろんスペインでも多くのメディアに取り上げられました)
中国のチームやグアルディオラ監督の在籍するマンチェスターからもオファーがあったといわれており、もちろんバルサに残る選択肢もあったのに、なぜ
日本でプレーすることを選んだのか?

移籍決定直後に放送されたスペインのバラエティ番組でのインタビューで心境を詳しく語っています。
さすが、イ二エスタ選手、カスティーリャ地方出身だけあり、解りやすい綺麗なスペイン語、スペイン語のリスニング教材としても理想的!と思えたのでぜひ
ご覧になってみてください。

ちなみにイ二エスタ選手は、”カステリャーノ”(スペインのスペイン語)の発祥地である”カスティーリャ地方出身”、癖のないきれいな発音です。速さは若干早いですが、癖のない綺麗な発音と言葉選びも標準的なので理解しやすいです。

インタビューはこちらから

【インタビューのハイライト】
Al final te convence pues el proyecto final lo que te transmite, lo que te llegan a transmitir espero que no haberme equivocado en la decisión
(結局、総合的なプロジェクト、(彼らから)伝わってくるもの、(彼らが)伝えることができたことに納得がいったんだ。自分の決定が間違っていないことを望んでいる、

No hay algo más bonito de que ser feliz con las decisiones que tomas , entonces, es una decision que me apetece , me apetece a nivel familiar me apetece a nivel de crecer como persona enriquecerme culturalmente y todos los sentidos, sinceramente creo que es algo positivo para mi futuro y bueno esperemos que todo sea bueno como todos estos anos que he estado aquí

(自分の決めたことに対して満足ができるということ以上に、美しいことはないよ。”やりたい”と思った決断だった、家族の事を考えたうえでも、人間的な成長の上でも、文化的にも学ぶことが多いと思ったし、全てにおいて、自分の将来にプラスになることだと思っている。ここ(バルセロナ)にいたこの数年と同じようによい(経験)になることを望んでいる。

ha sido siempre todo muy muy consultado, visionar lo que puede ser nuestro futuro , nuestro nuevo destino
(いつも、全てにおいて相談に相談を重ねてきたし、僕たちの将来、新しい行き先がどのようになるかを想像してきた)

mi padre realmente lo tiene complicado avión no coge o sea que..horas horas de coche de se lo va a tener que hacer…
intentaremos hacer algo, pero en linea general es mas allá del el hecho de decir te vas muy lejos en realidad..
(父親はちょっと難しいかもしれない・・飛行機には乗れないし、車に何時間も何時間も乗らないといけないしね。(それについては)なんとかするつもりではある。でも、話していく過程においては、”単にとても遠くに行く”ということ以上だった。

神戸は綺麗だしね
普通に街を歩けるしね、とプレゼンテーターは茶化していますが(笑)

年俸もさることながら、神戸ヴィッセルが提示したプロジェクトに、将来性を感じたことと、あとは家族の同意を得られたことが大きいようです。
(お父さんは飛行機に乗れないので、他の方法を考えないととは言っていますが)

イ二エスたの日本の滞在、”最高の選択だった”と思ってもらえるよう、サポーターの方(そしてバルサファンのかたも!)しっかりと日本でのイ二エスタの応援よろしくお願いします!(そしてスペイン語で応援してもらえるともっと喜びます^^)

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スペイン語を習得するのにかかるのはXXX時間

スペイン語を大人になってから学ぶために抑えるべき3つのポイント

の記事で、”スペイン語の習得は年齢に関係なく、学習法が大切”でその学習方法のポイントについてふれさせていただきましたが、・

では大人になってからスペイン語の習得を試みた場合、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?

実際は、それぞれの学習が費やせる時間、やる気やモチベーションをどれだけ維持することが
できるかということが深くかかわってくるので一概には言えないのですが

アメリカのForeign Service Istituteが480人の語学学習者を対象に
興味深い調査を行ったので紹介させていただきますね。

FSIの調査によれば、各言葉を習得の難易度で分けると
英語が母国語の人にとっては以下のようになるそうです。

1、易しい言葉
フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、スペイン語、スワヒリ語

2 ,少し難しい言葉
ブルガリア語、ビルマ語、ギリシア語、ヒンドゥ語

3.難しい言葉
チェコ語、ロシア語、タイ語、ベトナム語

4、大変難しい言葉
アラビア語、中国語、韓国語、日本語。

これを日本人向けバージョンにしたものが
(千葉栄一さんの外国語上達法 (1986/1/20)による)

1.易しい言語
韓国語、トルコ語、インドネシア語、スワヒリ語

2.少し難しい言語
イタリア語、スペイン語、ベトナム語、中国語

3.難しい言語
フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、チェコ語

4.大変難しい言語
アラビア語 ヒンディ語 ロシア語 英語

またFSIのレベル分けによると語学には5つのレベルがあり
レベル1 初級レベル:たまに行く旅行などで要件を伝えることができるレベル。最低限のあいさつができる
レベル2 初級ビジネスレベル:最低限の日常会話とビジネスに関するやり取りができる
レベル3:中級ビジネスレベル;日常生活やビジネスのやり取りに必要なほとんどの要件を正しい単語と文法を使って伝えることができる
レベル4;上級ビジネスレベル:ほとんどの場面とくにビジネスに関連することにおいて流暢に会話を成立させることができる
レベル5;ネイティブレベル:ネイティブと同等の会話力を持つ

調査対象の受講生に2-4人の少人数のグループレッスンを受講してもらったところ
グループ1の”易しい言語”をレベル2の”初級ビジネスレベル”まで習得するのに平均で480時間、
難易度2-4の言語を同等のレベルまで習得するのには720時間かかったとの結果が出ました。
つまり一日10時間勉強すれば難易度の低い言語では約1カ月半、高い言語だと約2カ月半である程度の会話ができるようになるということです。

上記は英語を話すネイティブによって行われた調査なので、これを”日本語話者”と”スペイン語”のケースにあてはめてみると、
日本人にとって、スペイン語は難易度”2”の”少し難しい言語”にあたるので、
一日10時間勉強すれば約2カ月半、一日5時間勉強すればその倍なので約5カ月ほどである程度習得できるということになります。

実際私自身がスペイン留学当初、大学の長い夏休みを利用して語学学校に通い、宿題の時間を含めると一日10時間ほどはスペイン語を勉強・・長い夏休みが終わるころにはある程度会話ができるようになっていたので上記の調査の結果はある程度信憑性があるように思えます。

ということで、スペイン語が”ある程度流暢にはなせるようになるのは720時間”という結論が出せそうです。
意外と短い??

さてみなさんは今何時間目でしょうか・・・まずは720時間突破!をめざしてくださいね!

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スペイン流酷暑のしのぎ方

今年は日本各地厳しい暑さが続いているようです。
スペインもバルセロナは6月末までは例年になく涼しかったものの、単に夏の訪れが遅れただけだったようです。

毎日の気温の高い日が続いています。日本に比べると湿度は低いので(といってもバルセロナはスペインの中では湿度が高い方なので比較的日本と似ています)
特に太陽の日差しがスペインでは日本より強いのか…日差しが一番強い時間帯は外出もはばかられるほどです。
逆に太陽が沈むとかなり涼しくなるのはありがたいのですが…。

日本にも負けず劣らずの暑さのスペイン、
スペイン人流”酷暑のしのぎ方”とは?色々なスペインの雑誌で紹介されていた”Como combatir el calor(どうやって暑さとたたかうか)”を集めてみました。

■ ブラインドを下ろす
スペインでは昼間なのに窓のブラインドを下ろしている家を結構見かけます。こちらで暮らし始めた当初は不思議だったのですが、(防犯の面でも逆に泥棒に”内は留守にしています”と言っているようなものなので)特に夏の間はブラインドを下ろしておくと太陽の光が家の中に入ってこないので気温が上がりません。
昼間から家の中がうすぐらーくはなってしまいますが、暑さには変えられず…です。

■ 公園で過ごす
バルセロナには市内に、旧市街近くのシウタデリャ公園、サンツ駅すぐ横の繊維工場の跡地が公園になったパルケ・インドゥトリアル、そしてモンジュイックの丘など、少し歩けば木陰を見つけられる場所にあふれています。またマドリッドにも中心街にレティーロ公園があり、スペインは都市部にも必ずいくつかの公園があります。実際真夏日でも森に入ると涼しいのと同様、猛暑日でも公園の芝生の上はひんやりして、大きな木の下は長時間いても暑さを感じません。

■ ひんやりとしたものを食べる。
そうめんやざるそばはスペインにはないので…(笑)サラダやフルーツ、水分の多い野菜など。また夏はスペイン料理ではガスパチョ、も有名ですね。色々な野菜が取れる冷たいスープ、オリーブオイルやパン粉もはいっていてカロリーもしっかりとれるので夏バテ防止に効果がありそうです。
バレンシア発祥のオルチャータ、もお芋をベースにしたミルクのようなドリンクで栄養がしっかりとれます。気温が上がり始めると青汁スタンドのごとく、街のあちこちでオルチャータスタンドを見かけるようになります。

■ ショッピングセンター、デパートに行く
買い物を誌に行くのではなく単に”涼みに行く”だけの場合も多いようです(笑)。お店には人はまばらでもカフェはフードコートは大混雑はよく見かける風景です。

■ 何もしない(シエスタ・・・)
バルセロナでは次第に見かけなくなりつつある習慣ですが、夏の時期気温がかなり高くなる南部のアンダルシア地方では、暑さのため物理的に外にでるのが危険だったり、仕事の効率が極端に悪くなるのでこの時間は休憩時間にせざるを得ないという場合もあります。

■ 水のある場所で涼をとる
気をつけてみるとスペインの街には日本の街に比べて噴水が設置されている場所があちこちあったり、ある程度の大きさの公園であれば池や水場があります。
暑い日は子供たちは水辺で遊んだり、(いちおう”入るな”とは書いてありますが…^^;)木陰に座って噴水を眺めながら涼をとったり。街のあちこちにある”水のある場所”は夏の暑さ対策の一つのようです。

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