スペイン語で振り返る2月

スポーツ、政治、経済、そして話題になった珍事件!?などスペインで注目された出来事の新聞記事やニュースのビデオを教材としてピックアップしてみました。

2月を振り返りつつ、読解・ボキャブラリーの増強にお役にたてば幸いです!

まずはオリンピックの話題から。
もともとあまり寒さの厳しくないスペイン、なのでウィンタースポーツはあまり人気がなくメダルも26年間獲得していなかったのですが
今年は、銅メダルが2つ!
一つは多くの皆様もご存じのフィギュアスケートのハビエルフェルナンデス選手。もうひとつの銅メダルは・・・


Regino Hernández gana el bronce en snowboard cross, la primera medalla española en 26 años

El malagueño toma el relevo de Blanca Fernández Ochoa y su hermano Paquito y logra el tercer podio de la historia para España en unos Juegos de Invierno

https://elpais.com/deportes/2018/02/15/actualidad/1518669728_838540.html
(レジノ ヘルナンデス、クロススノーボードで銅メダルを獲得、スペイン26年ぶりのメダル:マラゲーニョ(マラガ出身の人)はブランカ フェルナンデス オチョアと彼の弟パキートの代わりとなって歴代3位を冬季ゲームのスペインのために成し遂げた)

そして、日本でも人気のフィギュアスケーター、フェルナンデス選手。今回のオリンピックが最後のオリンピックともコメントしていましたが・・・

Javier Fernández regresará a España tras nueve años entrenándose en el extranjero
El patinador anuncia su vuelta a casa en una entrevista en vídeo con EL PAÍS y confirma que no competirá en el próximo Mundial
https://elpais.com/deportes/2018/02/20/actualidad/1519144033_344653.html
(ハビエルフェルナンデスは9年間の海外での訓練を経てスペインに戻る:スケーターは”El Pais”のビデオインタビューで彼の帰郷を発表し、次の世界大会では競技をしないと確認した)

スペインで彼の滑りを見られる日も近い!?

そしてこちらでもお祭りが・・・とやらかしてしまった人が^^;あまりにも衝撃的過ぎたようで、Youtubeで世界中にニュースがあっという間に広まりました。
YouTube: Abre una botella de champán de 34.000 euros en Ibiza y se le cae al suelo

El hombre se lleva las manos a la cara mientras los demás no pueden creer lo que acaba de suceder

http://www.lavanguardia.com/vida/20180128/44362596502/youtube-video-botella-champan-34000-euros-suelo-ibiza.html

(”Youtube”:イビザで34000ユーロのシャンパンボトルを開け、床に落としてしまった:その男性は顔にてを当てて、周りにいた人たちは起こったことが信じられなかった)

お祭り騒ぎの一方で、いくつになっても真面目に勉学に励む人も・・・80歳のおじいちゃんが”エラスムス(ヨーロッパの大学間の交換プログラム)に参加しました。

El “abuelo” Miguel se va de Erasmus a los 80: “Mis compañeros me preguntan cómo se hace el testamento”

Estudia tercer curso de Historia en la Universidad de Valencia. Va a la discoteca con sus amigos y marcha en varias manifestaciones. El lunes viajará a Verona, donde escuchó cantar a Callas hace treinta años.

https://www.elespanol.com/reportajes/20180213/abuelo-miguel-erasmus-companeros-preguntan-hace-testamento/284722733_0.html
(ミゲル”おじいちゃん”は80歳でエラスムスに参加する:”僕の同級生はどうやって遺言を行うのか尋ねるんだ”。(ミゲルは)バレンシア大学で歴史のコースを勉強し、同級生とクラブに行き、デモに参加している。月曜には(エラスムスに参加するために)ベローナ、彼が30年前にマリア・カラスの歌を聞いたベローナに30年ぶりに旅をする。

少し長いのですがインタビューを中心としたルポルタージュで口語も多く使用されており読みやすいです。

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スペイン語で楽しむ冬季オリンピックハイライト

日本では現在冬季オリンピックの話題で持ちきりのようですが・・かなしいかなスペインでは盛り上がりはいまいち^^;
しかしながら、スペインチーム今年は1992年以来のメダル獲得も達成ということもあり連日ニュースには登場しております。

開催中、興味のある試合の記事をスペイン語でおさらいすれば読解力ボキャブラリーアップ^^
下記スペイン語で2018年冬季オリンピックが楽しめるスペイン語の”オリンピック特集”紹介させていただきますね。

■ 主要紙”El pais”のオリンピック特集

https://elpais.com/tag/juegos_olimpicos_invierno/a#

”Los españoles que quieren acabar con 26 años de sequía en los Juegos de Invierno”
(冬季オリンピックの26年間の干ばつを終わらせたいスペイン人たち)
オリンピックが本格的に開始する前の記事、26年ぶりのメダル獲得となるか・・・

”La odisea de Javier Fernández, ‘el Lagartija’”
El bronce culmina la aventura de un talento al que costó domar y que emigró para triunfar en el hielo
(ハビエルフェルナンデスの長い旅”とあるとかげ”:銅メダルは手名づけるのが難しく氷上で勝つために外国に移リ住んだ才能の冒険にピリオドを打つ)

記事中には2016年に収録されたフェルナンデス選手のインタビュービデオも。癖のない綺麗なききとりやすいスペイン語です。

■ ビデオで日ごとのハイライトがチェックできる”Eurosports”のオリンピック特集
https://www.eurosport.es/juegos-olimpicos/

一つ一つのビデオが短いので字幕はないのですが繰り返して聞いたり、下記取りをするのにはぴったりです。
字幕付きのインタビューもあるのでご活用ください!
”Las actuaciones de los tres medallistas con el polémico resbalón de Shoma Uno”
(問題視される宇野の転倒と3人のメダリストの演技)
フィギュアスケート男子上位三人の演技のハイライト。宇野選手はなぜか転倒シーンが中心。スペイン人的には納得がいかなかったのでしょうか・・・

Kodaira hace historia para Japón en el 500m de patinaje de velocidad
(小平(選手)は日本へ500メートルのスピードスケートで歴史を作る)
スペイン語での実況中継付きのビデオで臨場感たっぷりです。

普段はサッカーの話題で一色ですが…主要スポーツ誌もオリンピックの特集を組んでいます。
スポーツ誌なので、一つ一つの記事が比較的短く読みやすいです。

■ Mundo deportivo
http://www.mundodeportivo.com/juegos-olimpicos

”Juegos Olímpicos de Invierno 2018: Calendario, horarios y dónde ver”
Trece españoles competirán en los Juegos Olímpicos de PyeongChang 2018 que se disputarán entre el 9 y el 25 de febrero en esta ciudad de Corea del Sur
(2018年冬季オリンピック、カレンダー、時間、どこで見るか:13人のスペイン人たちが2018年平昌オリンピックで韓国の街で2月9日から15日まで競技を行います。)
スペイン人選手が参加する競技、時間帯をまとめたカレンダーです。

■ Marca
日々のオリンピックのニュースに加えて、スペイン代表選手たちのインタビュー記事も。
http://www.marca.com/juegos-olimpicos-invierno.html?intcmp=MENUDEST&s_kw=juegos-olimpicos-invierno

”Así es el bicampeón olímpico:Hanyu, el campeón olímpico al que le tranquiliza ver la cara de Winnie the Pooh”
(オリンピックの2冠選手はこんな風です:羽生、プーさんの顔をみると落ち着くオリンピックチャンピオン)
羽生選手の”プーさん”好きはここでも話題に…。

スペインのメディアだけあって、ハビエルフェルナンデス選手のインタビューがあちこちで見られます。マドリッド出身のフェルナンデス選手、もちろんネイティブなので話す速度は速いですが、それを除けば癖のない聞き取り易いきれいなスペイン語。リスニング教材としてもぴったりです(発音のまねをするのにも!)

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スペイン流コーヒーの頼み方

スペイン人の生活に欠かせない”Cafe”。あまりに日常の一部と化しているため、スペインのカフェやバルではカフェのメニューはおいておらず、自分で好きなタイプのカフェを頼みます。

ちなみに、メニューは存在しないものの通常バルやカフェで頼むことができるカフェの種類は以下・・・かなりたくさんの種類があります。

■ Cafe solo
別名”Espresso”(エスプレッソ)、ミルクもなにもはいっていないコーヒーです。味と香りの特徴が一番出ているカフェです。

■ Cafe Americano
Cafe soloをお湯で割ったもの。あまりスペインでは一般的ではありませんが、もちろん頼めはでてきます。

■ Cafe espresso doble
通常のCAFE SOLOコーヒーの量の2倍(カフェ約14グラム 40ミリリットル)。コーヒーの苦みが好きな方向け。

■ Café solo largo
Cafe soloを通常の2倍の量のお湯(40ミリリットル)で淹れたもの。

■ Cortado
Cafe soloにほんの少しだけ(10-15ミリリットル)ミルクを加えたものです。ミルクは好みでcaliente (暖かい)か fría(つめたい)かどちらかの希望を伝えると応じてもらえます。

■ Cafe con leche
スペインでは一番一般的で人気のある種類のカフェです。通常は半分がコーヒーで半分が牛乳です。牛乳は、Natural (常温)かCaliente(温かい)か聞かれることもありますが好みがあればオ-ダ-するときに伝えると応じてくれます。200mlから250mlの大きめのカップででてきます。

■ Cafe con leche en vaso
マグカップに入れるよりもCana(カーニャ、小さめのグラスに入ったビール)用のグラスにいれたほうが”コーヒーが冷めるのが早い”ため、熱いものが苦手なスペイン人向けです。猫舌の人は”Vaso”でのオ-ダーをお勧めします。バルなどでは頼まずともVasoに入って出てくる場合もあります。

■ Cafe con leche con hiero
スペインのほとんどのバルやカフェでは”アイスコーヒー”がメニューにないので、夏など暑い時期にはCafe con lecheを頼む際に一緒に”Hiero(氷)”を頼むとグラスに入った氷を持ってきてくれます。まずは暖かいCafe con lecheにお砂糖を溶かしてから氷の入ったグラスに移し替えて、アイスコーヒーの出来上がり!です。

■ Cafe con leche corto de cafe (Lagrima)
夕方の遅い時間帯などでカフェインの影響がちょっと気になるけど、カフェがのみたい・・という時の選択肢”Cafe con leche corto de cafe”。カフェ3分の一、ミルクが3分の2の割合の”ミルクの多めのカフェ”です。

■ Cafe descafeinado
健康上の理由などでカフェインをとることができない人向けのコーヒーがCafe descafeinadoです。お店によっては
Cafe descafeinado maquina(カフェマシーンで淹れたもの)とCafe descafeinado sobre(一緒に溶かすタイプのティーパック状のもので暖かいミルクで溶かしたもの)と尋ねられることがありますが、機械で作ったものは、多くの場合他のコーヒーと同じ機械で淹れるためカフェインが混じってしまうことがあるそうです。なので”絶対にカフェインをとりたくない”場合はCafe descafeinadoを頼むのが正解です。

以上”コーヒーとミルク”の組み合わせのバリエーションのコーヒーのみを紹介させていただきましたが、このほかにもチョコレートシロップやクリーム、アルコールを合わせたコーヒーなどもっとたくさんの種類のコーヒーを頼むことができるのでまた別の機会に紹介させていただきます。

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スペイン語”自然に聞こえる”会話のコツ:動詞”Meter”を使い倒す

どの言語にもいえることですが、スペイン語にも”この言葉を使いこなせば会話がさらに自然にこなれた感じに聞こえる”という単語がいくつかあります。そのうちのひとつが動詞”Meter”です。Meterは日本語に直訳すると”中に(ものを)入れる”という意味。日本語ではあまり出番のない単語ですが、スペイン語においてはHacer等に並んで最も会話に登場する割合のおおい動詞です。
なお、単体ではなく熟語として使われる場合がほとんどですので、ネイティブっぽく聞こえる”Meter”を使った言い回しをいくつか紹介させていただきますね。

まずは
■ Meterse:
まずは再帰表現の形にすることによって“ちょっかいを出す、邪魔をする”の意味をもつようになります。
”El se mete con todos”(彼はみんなにちょっかいを出す)
”No te metas conmigo!”(邪魔しないで!)
という感じで用います。

■ Meter las narizes
直訳すると”鼻をつっこむ”。”関係のないところにまで口出しする””余計なちょっかいを出す”という意味で使われる表現です。
まったく知識がないのに的外れなアドバイスをする知り合いや、野次馬根性でいろいろなことに口出ししてくるご近所さんなど
スペインで”Gente que se mentan las narizes para todo”(何にでも首を突っ込んでくる人)はよく見かけます。
もちろんあまり好意的な意味で使われる表現ではありません・・。

■ Meter la pata
そのままの意味だと”足を入れる”ですが、これは”失敗する、過ちを犯す”という意味の表現です。もともとは動物たちが猟師の仕掛けた罠に足(la pata)をひっかけて(Meter)しまう=過ちを犯す、ことから派生した表現です。

”Acabo de meter la pata con Pablo preguntandole sobre su plan de boda. No sabia que habia roto con su novia”
(結婚式の予定をきくなんて、パブロに失礼なことをしてしまった。婚約者と別れたなんてしらなかったよ)

という風な使い方をします。

■ Meter la gamba
今度はエビ”La gamba”の登場です。”Meter la gamba”は”Meter la pata”と同様に”間違える、過ちを犯す”という意味です。
なぜ”エビ?”なのかはスペイン語表現アルアルの由来なのですが…もともとは”Meter la camba”、”Camba”はラテン語で”ウマの足”
として使用されていたものが時をへて音が似ていてなじみやすい”Gamba”に入れ替わってしまった・・・そうです。なので使い方は上記の”Meter la pata”と全く同じです。

■ Meter cizaña

Cizañaは”どく麦”と呼ばれる麦とよく似た雑草です。麦の成長に悪影響を及ぼす雑草としてしられており、このことから”Meter cizaña”は”悪い影響を及ぼす、偏見をもたらす”という意味で使われます。スペイン語の同義語は”Manipular”です。

”No le hagas mucho caso a Maria, esta intentando meter cizaña con sus ideas extranas”
(マリアのいうことはあまり聞かない方がいいよ、かなり変わった考えで悪影響をもたらそうとしてるから)

どちらかといえばあまりよい意味で使われることのない動詞”Meter”ですが^^;
会話にはかなり登場しますので気をつけてみてください!

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スペインでしか通じない!?スペイン語表現

これまでも何度か、スペインで話されているスペイン語と南米で話されているスペイン語が、いろいろな面で異なることは
これまでもいくつかの記事でお伝えしてきました。

同じ単語でも違う意味で使われていたり、文法も若干違ったりと違いは多岐にわたるのですが、
”この単語を会話に使えばスペインのスペイン語っぽく聞こえる”、スペインのみで使われている口語表現、単語をいくつか紹介させていただきたいと思います。

■ Chungo
別のいい方をすれは”Muy mal” “Muy dificil’、状態がよくなかったり、困難だったりするときに使う表現です。日常会話ではかなりの頻度で使われる単語です
たとえばだと雨がかなり降っていて外にでるのに憚られるような時”El tiempo esta Chungo”. あるいは試験が難し買った時などは
”El eaxamen ha sido chungo”(試験は難しかった)などというように使います。

■ Coña
Coñaにはよくつかわれる使い方として2種類あります。
皮肉を込めた表現として使われる”de coña” 、この場合は’冗談”の意味として使われ、”Ni de coña! “は”ni de broma”と同じ意味で”冗談じゃない”。”estas de coña”(estas de broma) “本気でいってるの?”のような意味の使われ方です。

もうひとつは”面倒なもの””邪魔くさい”の意味で使われる場合。この場合は意味を強調する”Zo”を語尾につけて用いられることが多いです。
”Es una coñazo de tener que escribirlo todo “(”全て書かなければならないのはとても面倒くさい)の用に用います。

■ Pilarse ( irse)
”Irse””Marcharse”と同じで”去る”を意味します。もともとはどちらかといえば”何も言わずにいなくなる”という意味なのですが、他の2つの単語とまったく同じ意味で使われるようになりました。

■ Rollo
この表現も会話の状況によって二つの意味で用いられます。ひとつめはAburrido, Pesado ”手間がかかる、面倒、退屈”など”あまり気乗りのしないもの”に対する表現で”Que Rollo!”や”Es un rollo”という形で”あーもうめんどくさい””あーやりたくない”というような使われ方。

もうひとつは”Mal Rollo””Buen rollo”のような言い回しで”関係”や”機嫌”に類似する意味で使われる場合です。
たとえば”Hay mal rollo en el trabajo”だと”職場の雰囲気が悪い”。”Jose es de buen rollo”は”ホセはいい人だ”になります。

”Rollo”自体はもともとは”ロール”の意味なのでなぜこのような形で派生した意味をもつようになったのかは不思議ですが(笑)

この4つの表現、会話に取り入れるとかなりこなれた感じになるのでぜひお使いください!

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スペイン語学習の都市伝説を検証してみる

”スペイン語を手っ取り早くペラペラに話せるようになりたい”はスペイン語学習者であればだれでも”妄想(笑)してしまうことかと思います。

ゆえに、こんな”スペイン語学習に関する都市伝説”に惑わされがちではないでしょうか・・・

■ 子供のほうがスペイン語を早く覚えられる

子供のほうが物覚えが速いのはある意味真実なのですが、あまり努力なしにおぼる分、忘れてしまうのも早いそうです。また幼いころはあまり興味のないことに対して集中させることが難しいこともあるため、子供がスペイン語学習に興味をもってくれれば大人よりずっと早いスピードでスペイン語を習得することも可能かもしれませんが、そうでない場合は大人よりずっと時間がかかってしまう(あるいは全く身につかない)こともあり得ます。


■ 1000単語(あるいは他の数字)でスペイン語を話せるようになる。

キャッチーなコピーはスペイン語学習者の目をひきますが・・・実際のところある特定の数の単語を覚えたからといってスペイン語がは話せるようになるわけではありません。単語を覚えると同時にその単語がどのような状況で使われるかも学んでやっと会話で使うことができるようになります。また”話せるよう”になるためには会話の実践練習は欠かせません、単語だけ3000、5000覚えたところで話せるようにはなりません。


■ XX時間でスペイン語が話せるようになる。

学習の速度は人それぞれによってかなり違ってきます。スペイン語と似た言語の知識が既にある程度ある人は、全くない人よりも学習の速度が速い傾向にありますし、学習の頻度、一週間に一時間学習する人と毎日1時間学習する人とでも異なってきます。

■ ある程度のレベルまで達したらスペイン語のレッスンを受ける必要はなくなる
文法の知識がある程度身につき、会話もそこそこできるようになったらレッスンを受けることをやめてしまう人もいますが、スペイン語圏で暮らし毎日スペイン語を話す機会があるという場合を除いては、レベル維持のために継続して会話のレッスンを続けないと確実に忘れていきます。少しの上達に甘んじることなく^^;継続的なレベルアップが求められます。

■ 先生はネイティブでなくてもよい。
ネイティブでないとスペイン語を教えられないというわけではありませんが、やはり正しい発音や自然な言葉遣いはネイティブからしか学ぶことができません。またネイティブでも、できる限りスペイン語の講師としての正しい知識、技術と経験を積んだ人たちから学ぶことをお勧めします。


■ 年をとればとるほどスペイン語の習得が難しくなる。

記憶力の優れている子供の時期を過ぎると、”年齢と語学習得の難しさ”に関してはほとんど相関関係が見られなくなります。20歳でも50歳でも、どちらでも”スペイン語習得への意欲”が高ければ高いほど学習のスピードもあがります。

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スペイン語の独学ではまりやすい間違い

スペイン語レッスンのビデオやアプリ、Eブックなどほんの数年前と比較してもインターネットでスペイン語の教材をわりと容易にみつけることができるのでまずは”独学”でスペイン語にチャレンジをなさる方もいらっしゃるかと思います。(私自身は何度やっても独学は続かず挫折してしまいましたが・・・)もちろん、独学でスペイン語を習得することが不可能であるとは思いません。レッスンを受けるのと違い、経済的にも負担は少ないですしとりあえず始めて見られるのもよいかとは思います。

そして独学を”継続”することができるようになったら(それだけでも称賛に値することなのですが)学習を進めていくうえで次の点に気をつけてみてください。

■ 単語の意味をしっかりと確認する

日本語の場合はスペイン語とは全く違う言語なので、”単語のつづりや響きが似ているので意味を間違って覚える”ということは考えられませんが、スペイン語には英語の単語と似ている単語がかなりあります。ただ”英語と同じように見えて”使われ方や意味が微妙に違うのできちんと実際の使われ方を確認しましょう。


■ ちゃんと通じる発音を身につける

スペイン語は日本語と音が似ているので日本人にとってはかなり発音がやさしい言語です。ただ日本語にない音として”R”と”L”があり、これらの音を区別して発音するのが少し難しいです。この二つの音の発音に限らずレッスンを受けていれば正しく発音できているかどうかを第三者が確認してくれますが、くれぐれも間違った発音が身についてしまわないように、お手本になる音源などを使ったシャドーイングでの練習などを取り入れて”正しい発音”を身につける訓練も忘れずに。


■ 学んだ単語の実用性の確認

新しい単語の意味を辞書で確認することができても実際その言葉がどのような状況で使われているのか、カジュアル/フォーマルな使われ方をするのか、どのようなを確認できるのはやはり生の会話に触れてこそ、身につけられる感覚です。Youtubeなどでスペイン語のドラマやテレビ番組をみるなどして”実際の単語の使われ方”の感覚を養っておくことをこころがけましょう。


■区切り区切りで自分の上達を確認できる場に参加する

”独学”とはいえ、全く一人でスペイン語を習得するのはやはり不可能に近いといえます。なぜなら一人では会話の練習ができないからです。
なんらかの理由でレッスンに通うのは難しいという場合は、休日などでも参加できるスペイン語の語学サークルや、最近はオンラインでもラングエージエクスチェンジができるようなので、活用して”実際に話す”練習が不可欠です。また自分の上達の度合いも確認できるのでモチベーションの維持にも役立つはずです。

独学で何度も挫折したからと言って必ずしもその言語を習得できないというわけではないことは、独学のチャレンジでなんどもくじけでも最終的にスペイン語を習得したものとして断言させていただきます^^

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スペイン語学習で躓きやすいポイント

スペイン語は、発音のしやすさなどからも他の言語と比較すると習得しやすい言語であるとはいわれています。
とはいえ、日本語とは全く異なる文法、豊富すぎる表現(とくに口語表現)などもありだれでもが簡単にスペイン語を話せるようになるというわけでは決してありませんし、他の言語の習得同様継続して学習していくことが鍵となります。

”学習の継続”と言葉にすれば易しいですが、”言うは易し行うは難し”。ただ、事前に”スペイン語を学んでいくうえでスペイン語学習者がどういうポイントで躓きやすいか”を知っておくと、”躓き”にはまってしまいスペイン語の勉強をやめてしまった・・という最悪!?の自体は回避できるかと思います。

スペインのいくつかの語学学校へのアンケートのまとめによれば、スペイン語学習者が躓くポイントは以下の8つだそうです。

1.動詞 Serとestar の使い分け方。
この二つの動詞は日本語に訳するととても意味が似てしまうため、(どちらも”・・・です”となります。)使い方の区別が難しくつまづいてしまうことが多いようです。たとえば、Soy Japones と Estoy Japonesは日本語にそのまま訳すれば”私は日本人です”となります。(文法的には二つ目のものは”Estoy de Japones”となるべきです。)”Soy Japones”は私は日本人です、で国籍を述べており、”Estoy de Japones”は”私は(仮装などをして?)一時的に日本人です”というような意味です。

2.スペイン語を”書く”事の難しさ
スペイン語は日本語とにて口語体と文語体にかなり差がみられる言語です。(昨今はメールなどの普及により文章でのやり取りもかなりカジュアルな口語体に近いものでも認められるようになりつつはあります)使われる単語や言い回しが話し言葉とは違ってくるため難しく感じる人が多いようです。

3.”E”で終わる名詞
el presidente, la mente…など”E”で終わっているので男性名詞なのか女性名詞なのかわからず、つけるべき冠詞も迷ってしまうことが多いです。

4.スペイン語独特の文法事項El famoso”Subjuntivo”
他の言語ではみられないスペイン語独特の文法事項なので、概念が理解しがたくそれゆえに身につきにくい・・という悪循環なのですが、Subjuntivoに関しては使いながら覚えていくしかなさそうです。

5. j, g, rの音
意識して力をいれて発音しないといけないので(特に日本人にとっては”R”の音)発音が難しく感じる人が多いようです。

6.hの存在
スペイン語ではhの音は発音しません。ただ日本語には存在する音なので発音の際に若干戸惑いがちです。

7.口語体
語学学校でならうスペイン語と実際語学学校の外でネイティブの話すスペイン語はかなり違います^^;
最初は戸惑い、”自分のしてきた勉強って一体・・・”と落ち込むことも・・・。基礎さえしっかりできていれば慣れれば理解できるようになりますのでご心配なく!

8.会話によく登場することわざや独特の言い回し
refranとよばれる独特の言い回し、日本語でいうところ”ことわざ”のようなものなのですがスペイン人の会話にはよく登場します。言葉通りにとっても意味が理解できないので、スペイン語会話のレベルがある程度までに達してくるとRefranも一通り身につける必要がでてきます。

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