スペイン語を使って地元を応援!?特区通訳案内士

先だって触れさせていただいた
スペイン語が使える国家資格”通訳案内士”
スペイン語の資格保持者はまだまだ少ないため
”即戦力”になれる可能性が高い資格ではあるのですが、

試験そのものの難易度がかなり高いこと、
試験が年に一回しか行われないこと加えて、

必須科目である”口述試験”がスペイン語に関しては
受験することができるのは東京近郊のみ。
関東以外の受験希望者の方にとっては
若干不利な状況ではあります。
(逆をとれば、首都圏以外の資格保持者にとっては
かなり有利な状況であるといえるかと思います)

そのため合格者が首都圏内に集中し過ぎている
という問題も生じてきておるようで、
解決策として政府によって”特区”に認定された自治体で
特区通訳案内士”という制度が設けられています。

この特区内で活動することができる特区通訳案内士は、
それぞれの自治体で資格の規定や試験内容などが定められ
有償でガイドができるのも該当する特区のみとなりますが、
通訳案内士の資格ほどの難易度ではありません。

将来的に通訳案内士の資格をとることを視野に入れたうえでの
ステップとしてもちょうど
ちょうどよい資格かと思います。

ちなみに日本国内で”特区”として指定されている地区は以下の通りです。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/sogotoc/pdf/sogotoc_gaiyo.pdf

特区通訳案内士になるためにも語学力はもちろん必要ですが、
求められるレベルは
国家試験である通訳案内士よりはかなり低めであると言えます。

たとえば京都市の特区通訳案内士の場合、
英語で”TOEIC730点、英検準一級”となっています。

(京都ではスペイン語の募集は現時点ではありませんが
DELEのレベルですとB1からB2レベルに相当するかと思います。)

初心者の方でも”現実味を持って(笑)目標にできるレベル”
の語学力かと思います。

参考までに、京都市の特区通訳案内士の募集要項です。
これまでは英語・中国語のみでしたが、
平成28年度よりフランス語が加わっています。
次はスペイン語!^0^/

http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000191255.html

受験形式も 国家試験の”通訳案内士”と異なり、
まず研修が行われその後に試験という形式をとるところが多く
その意味でも修得しやすい資格であるといえるかと思います。

現時点ではそれぞれの特区により募集の言語が異なり、
スペイン語を募集しているところはまだまだ少ないようですが

自治体ごとの活動であるので、
担当の公的機関などへ問い合わせなどによって
募集してもらえる可能性もあるかと思います。
(スペイン語で街の案内がきちんとできるガイドがいることは
スペイン語ネイティブにとっても心強いですし^^)

しかしながら…
英語、中国語の次に世界で話されている言葉であり
(確かスペイン語ネイティブの数が中国語についで世界2番目だったはず・・・)
アメリカの大都市ではほぼ”公用語”と認識されつつあるスペイン語…
にもかかわらずまだまだ日本語では”マイナーな言語”であることを痛感。

ただその分これからまだまだ伸びしろもある!
ということで、もりあげていきましょう♪

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