スペイン語動詞”Dar”をマスターする(1)

スペイン語には他の単語を合わせると全く違った意味になる”VERBOS MAGICOS”が存在します。
ほとんどが日常会話に頻出する動詞で、これまでも数回にわたって使い方を紹介させていただきました。

スペイン語動詞”Hacer”をもっとマスターする

スペイン語動詞”Tomar”をマスターする

スペイン語の動詞”Echar”をマスターする(1)

今回は”Dar(与える)”の使い方です。

■ Dar en el clavo

表現の起源は”Martillo”(とんかち)と”Clavo(くぎ)”から来ています。
トンカチで釘をさすが”Dar golpe al clavo con martillo”この言い回しから派生してDar el clavoは”(ちょうどとんかちで)釘のあるところを打つ”=(問題に対して)適切な解決策を提案する、や(問いかけに対して)正しい答えをだす。という意味の表現です。、

■ dar gato por liebre

直訳すると”野兎(Liebre)の代わりにネコを与える”、この表現は、”いいものと偽って質の悪いものを渡す””だますこと”を意味します。
もともとの表現はかつて(現在でもスペインではウサギを食べる習慣がありますが)肉屋でネコの肉を野兎の肉だと偽って出していたことから来ているそうです。

■ Dar largas

Largaは”長い”、長いものを渡す?は”(期限を)伸ばす””(相手を)待たせる”といった意味です。同じ意味を持つ動詞に”Posponer(期限を延ばす)がありますが、会話では”Dar largas”
のほうがよくつかわれます。

■ Dar carta blanca

”Carta blanca”はなんでも自由に書くことができる”白紙の手紙”。白紙の手紙を与えるということは”自由を与える”という意味です。似たような表現に”Dar cheque blanco”がありこの”cheque”は銀行のチェックのことを意味します。ゆえに”お金を自由に使う権限を与えられている”という意味です。

■ dar la espalda

この表現は文字通り”背を向ける/背を向けている”の意味でつかわれる場合と、”相手にしない(Ignorar)”裏切る”という意味でつかわれることもあります。会話の前後でどちらの意味でつかわれているか判断することが必要です。

■ dar la lata

“lata”はスペイン語では”アルミ缶”という意味ですが、この表現で用いられている”lata”は形容詞”Lataso”(しつこい、じゃまになる、イライラさせられる”)から来ています。
ゆえに意味は”邪魔をする、いらいらさせる、怒らせる”スペイン語で同義語は”Molestar(邪魔をする)””fastidiar(腹を立てられる)”Estresar(イライラさせられる)”です。
すこしげさな言い方として”lata”のかわりに”latazo”が使われることもあります。名詞の最後に”Zo”をつける言い方は誇張表現として会話でよく用いられます。

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スペイン人の好物?!”たまご”を使った表現

スペイン人のソウルフードといえば”トルティーヤデパタタ”(スパニッシュオムレツ)”
そのほかにも卵をたっぷり使った自家製プリンはスペインの定番デザートですし、アンダルシアの代表的な一品
チョリソに目玉焼きを添えた”Huevos flamencas”やタパスには必ず登場する卵サラダの”Ensalada rusa”
ちなみにスーパーでも”目玉焼き味”のポテトチップスを見かけたりとスペイン人が卵好きなことは間違いないです(笑)

卵好きが高じてか否か、スペイン語のスラングにはやたらと卵が登場します。
あまりしょっちゅう使うと会話に品がなくなってしまいますが、
スペイン人の言っていることを理解するには必須の使える”卵”表現、こんな感じです。

■ Pesar un huevo
トルティーヤを作るために”卵を測る”のではなく…Pesar un huevo は”軽そうに見えたものが実際はずっしりと重かった”というちょっと大げさな言い方をするための表現です。
確かに”卵”そのものも小さいのに持ってみたらずっしりと重いので、そのことから生まれた表現だといえます。

■ pisar huevos
”Pisar”は踏みつける、という意味。卵をふみつけたら大変なことになりますが・・・この場合は卵を踏みつけているようにゆっくり歩いている(caminar demasiado lento)。
のろのろと歩いているという表現で、”Va pisando huevo”と動詞の”ir(行く)”と合わせて使われることが多いです。

■ cuesta un huevo
”卵の値段”と直訳すると???となってしまう表現ですが、”(あるものの値段が)とても高いこと(Muy caro/demasiado caro)”を意味します。

■ Tocarse los huevos
“Tocarse las narices”(はなにつく)”ponerse de los nervios” とほぼ同意義の表現です。”イライラさせられる”という意味です。

■ tener huevos
”ser valiente”勇気がある、という意味の言い回しです。少し品のない言い方ではあるので、あまり使用はおすすめしませんが^^;会話にはよく登場するので意味は覚えておくことをお勧めします。

■ estar /quedarse/ponerse a huevo
”ser facil”(簡単)と同義語で、課題や仕事などに対して用いられるときは”成し遂げることが簡単である”また支払い方法などに対して用いられるときは”支払いやすい方法である”という意味です。

組み合わせる言葉によって 重くなったり、邪魔にされたりあるいは勇気の象徴にされたり・・・ところころと意味が変わる”卵”ですが、それだけスペイン人の生活に深く結びついているからかもしれないですね。
”Huevo(卵)”の同じ単語を用いていてもそれぞれ全く違った意味でつかわれるのでひとつひとつ覚えるしかなさそうです…(苦笑)

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スペインでスペイン語を学ぶ!お勧めの留学先はこちら

スペイン語の上達を加速するためには、スペイン留学が一番の近道です。
かつては”留学”といえばハードルが高いように思えましたが、最近は超短期から通える語学学校なども増え
”旅をする感覚”で留学することも可能です。

ただひとことで”スペイン”とはいえ、それぞれの都市の個性がとても豊かなであるのもスペインの興味深いところであり
旅先としての魅力でもあります。

スペイン語を学ぶための留学先、お勧めはこちらです。

■ マドリッド
日本からは直行便もあり、また欧州各国からの飛行機の便もよいので特に短期間の留学先としてのメリットのおおいマドリッド。
スペインの首都であるので交通網もかなり発達しており(バルセロナと比較してもマドリッドの交通網はかなり便利に感じます)また
世界中から観光客の訪れる観光都市なので他のスペインの都市にくらべると英語も通じます。(が、ヨーロッパ全体で見ると残念ながらスペインではまだまだ英語は通じにくい…です。)物価は他の都市に比べると高いといえます
語学学校の数も豊富ですし、スペインのトップ校もたくさんあるので、良質のスペイン語コースを見つけることは比較的容易です。またマドリッドのスペイン語はスペインのスペイン語の中でももっとも標準に近い”カスティーリャ”地方の発音です。

■ バルセロナ
世界遺産にあふれ、スペインでもっとも人気の高い観光都市バルセロナ。日本からの直行便はありませんが、ヨーロッパ各地からの飛行機が充実しておりマドリッド同様訪れ易い場所です。公用語はスペイン語(カステリャーノ)とカタラン語で、街の標識は二つの公用語で表示されています。また公立の学校での教育はカタラン語で行われます。ただ実際のところスペインの他の都市や、周辺からの移民が多く暮らす街であり、スペイン語が通じないことはないですし、街の人たちもスペイン語を話している人の方が多い印象です(おそらくバルセロナ以外のカタルーニャ地方の他の都市では状況は異なるとは思います)。大学や語学学校もかなりの数あり、世界中からの留学生が学んでいるため質の高いスペイン語コースも簡単にみつけることができます。

■ セビリア
スペインの中でももっとも”スペインらしい”場所の一つであるセビリア。現在トラムや地下鉄も建設中とのことで市内の交通の便も近年中にかなり便利になることが期待されます。セビリアのスペイン語はアンダルシアアクセントが強いので、セビリアでスペイン語を学ぶとどうしてもこのアクセントは避けて通れないです。(最終的にはそれぞれの受講生の方の好みかと思います。)7月から9月にかけてはかなり暑くなるので、暑さに弱い方にはこの時期はあまりお勧めできませんが、都市全体に見どころが多くまたマドリッドやバルセロナに比べると物価も安いです。

■ サラマンカ
スペイン一の”学園都市”。人口の半分以上が18歳から35歳までとスペインの他の年に比べるとかなり若く、学生が多いので留学に適している場所といえます。またカスティーリャ地方に位置し、スペイン語の発音も綺麗です。だ多くの大学でスペイン語コースが開催され、また学生同士でも語学交流会などのイベントが盛んに催されています。どちらかというと長期留学により適している場所といえます。
日本からの飛行機便はほとんど出ていませんが、マドリッドやサンセバスチャン、バルセロナから列車がでています。

■ サンセバスチャン
バスク地方に位置するスペイン一の美食の街サンセバスチャン。特にスペインの食に興味がある方にぴったりの留学先です。街自体は比較的小さいですが、大手の語学学校がスペイン語コースを開催しています。スペイン北部に位置しスペインの他の都市と比べると夏は比較的過ごしやすいです。また”ビスケーの真珠”と呼ばれる美しい海岸もありサーフィンも楽しめます。

■ バレンシア
地中海沿いに位置するバレンシアは、”パエリア”発祥の地。バルセロナと同様地中海気候のため一年を通じで天気もよく過ごしやすいです。公用語はスペイン語以外にバレンシア-ノと呼ばれるカタルーニャ語から派生した言語があります。(ただバルセロナと同様に、だからといってスペイン語が学べないというわけでは全くないです。)近年観光地としても人気が出てきているため、スペイン語のコースを提供する語学学校も増えてきています。またマドリッドやバルセロナよりまだまだ物価も安く、のんびりとスペインを満喫するにはぴったりの留学先です。

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ワールドカップのスペイン語フレーズ

ワールドカップ前半戦、日本チームも健闘中で大いに盛り上がっていますね!
時差の関係でどうしても試合が夜中になってしまうので、体調管理だけはくれぐれもご注意を・・・。

前回の記事でワールドカップのニュース(とくにスペインチームのニュース)をスペイン語で追いかけることができるメディアを紹介させていただきましたが、

スペイン語で楽しむワールドカップ2018

サッカーが国民スポーツのスペイン(そしておそらく南米も)には日常会話で用いられるサッカーにちなんだスペイン語表現も数多くあります。
そのうち代表的なものをいくつか紹介させていただきますね。ワールドカップを楽しみつつ一緒に覚えてしまってください(若干こじつけ・・・)

■ No meter un gol ni al arcoiris
”Arcoiris”は”にじ”のことです。ご覧のように空一面にかかるにじは大きく、サッカーのゴールに例えるとかなりシュートをいれるのが簡単なゴールに見えます。その”にじのコール”にもゴールをきめられないというのは”ありえない、不可能”な状態や状況を意味している表現です。

■ No da pie con bola
”足にボールが届かない”、ボールをけり損ねてしまうと、敵にボールを奪われ、挙句の果てにはゴールを決められてしまうことも…。日常会話でこの表現が使われる場合は”運の悪いことが立て続けに起こる”という意味の表現です。
todo sale mal

■ dar un bano
”Dar un bano”、シャワーを浴びる?お風呂に入る?と意味を取り違えてしまいそうな表現ですが、意味は”Ganar mostrando una clara superidad(圧倒的優位に相手を負かすこと”です。”、敵に水をぶっかける・・的な意味があるのかも知れません。
またどのチームのサポータも試合の際は、”Que de un bano a los rivales(敵を大差で負かしますように)”と思っているに違いありません。

■ Salir a por uvas
これは特にPortero(ゴールキーパー)に対する表現です。”El portero ha salido a por uvas”は”ゴールキーパーが危険を承知でゴールを開けてしまうこと”です。”Salir a por uvas”はかつてのワイン畑のぶどうの盗難に由来する言い回しで泥棒たちは危険を覚悟で”Salir a por uvas”(ブドウを盗みにでかけた)”ことから”大きな危険を冒して行動を起こす”の意味です。

■ Lo importante es participar
日本にも同じ言い回しがありますね(笑)”参加することに意義がある”。競技型のスポーツではなく参加型のスポーツでよく言われます。実際2008年のユーロカップ、2010年のワールドカップ以前のスペインチームは今のように強くはなかったので”Lo importante es participar”はサポーターたちのお決まりの文句だったそうです(笑)

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スペイン人の想像力に脱帽^^;なスペイン語表現

スペイン人の想像力の豊かさ、表現力の豊かさ…^^;が表れている”なんでそうなるの?”と元の意味とは全く結びつかない
スペイン語の口語表現を紹介させていただきますね。ちなみにこれらの表現も会話によく登場しますので意味を覚えておくと、???とならずにすみます。

Le da palo/Se queda corto
スペイン人が恥ずかしい、面目丸つぶれのときは ”Le da palo ”(細い棒をもらった)あるいはSe queda corto(短くなった)と感じるそうです。うーん、日本人には理解しがたい感覚です。

como una cabra and como una regadera
スペイン人が”ヤギ(como una cabra)か“じょうろ(como una regadera)になった時は近づかない方がいいかも知れません…”常軌を逸脱する振る舞いをする”状態のことを”Esta como una cabra”あるいは”Esta como una regadera”といいます。ヤギとじょうろはスペイン人にとっては”Loco”の代名詞のようです。


le caes gordo

”太っていること”は”食べることが大好きな”スペイン人にとってもあまり喜ばしく受け入れられるわけではないようで・・・
”Le caes gordo”(彼/彼女はあなたのことをよく思っていない)という意味です。まずはダイエットが必要!?


te da la lata

”缶を渡される・・”のは”邪魔される”という意味で使います。ビールの缶?コーラの缶?、飲み物の缶を渡されるなら”邪魔”もそんなに気にならないかも!?

la caga
スペイン語の”Cagar”は日本語に訳すると”くそっ!”というニュアンスのスラングです。(英語でいうところの”Shit”です。)
この意味をうけて、Cagarは本来の意味よりも”失敗する””へま”などという意味で使われることの方が日常会話においては多いです。
”La caga”は”失敗する”の意味で使われます。

se ralla/se come la olla
物事を”ややこしくする/難しく考えすぎる”ことを”Se ralla(みずからをこする)”Se come la olla(鍋を食べる)”といいます。
お鍋を食べるほど考え込む…ことがスペイン人にもあるんだ、と別の意味で驚きの表現です(笑)

te canta las cuarenta
”las cuarentas”は”40の数”という意味です。”40の数を(あなたに数える)”は、実際に数を数えるのではなく”お小言をいう”という意味にあたります。

cae del burro
直訳すると”ロバから落ちる”ですが、”(いままできがついていなかった)あることに気がつく”という意味です。ロバから落ちても大した怪我にはならなさそう、ショック療法的に”目が覚めた”というような感じなのかも知れません。

se queda frito
”フライになる”、一見食べ物に関する表現のようですが、”眠りに落ちる”という意味です。フライになると動かなくなるから!?なのか、食べ物を使った表現はスペイン語にはよく見られます。

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スペイン流”新年の7つの習慣”

スペインには新しい年を迎えるための”お正月”はなく、とくに日本のように新しい年を迎えるために家を飾り付けたり…という習慣も”初詣”的なイベントもないのですが(あえていえば12月31日、大みそかに新年を迎えるための盛大なパーティーを行うのが一般的です。)新しい年をさらに良いものにするために”幸運を呼ぶ”といわれる習慣はいくつかあるようで…その効果は如何に?!

せっかくなので、2018年にむけてぜひ”スペイン流の新年のゲン担ぎ”お試しください^_-☆

まずはスペイン国民のほとんどが大みそかに同じことをするこちらから・・・

1.12月31日の大みそかの12回の鐘の音にあわせて12このぶどうを食べる。

年が明ける直前に、12回鐘がなりひびき(あるいはテレビで実況中継をされるのをみつつ)その鐘の音とともに12個のぶどうを食べると
来るべき年には幸運がやってくるとされています。が、この習慣ははっきりいってなんの根拠もなく、(苦笑)1909年に、取れ過ぎてしまったぶどうを売るためにレバンテ地方の農家が思いついて広めた習慣だそうです。

2,新しい赤い下着を身につけて新年を迎えると幸運がやってくる。
赤は幸運や豊かさをもたらしてくれる色であるといういわれがありますが、同時に中世では”血”や”悪魔””魔女”を連想させる
色として表だって身につけることはタブーだったそうです。そのために下着として身につける習慣ができたようです。

3.元旦にレンズ豆の料理を食べる
”Lenteja(レンズ豆)は”豊かさ”のシンボルとされ、元旦にレンズ豆を食べると成功と幸福を手に入れることができるといういわれがあります。

4.一年間にあった悪い出来事をすべて紙に書き出して燃やす
火でもやすことは”浄化”の意味をもつとされています。(古い家具を燃やす夏至のお祭りサン・ファンや、バレンシアの火祭りなどスペインのお祭りには”火”を用いるものが多いです。)こうすることによって、ネガティブなエネルギーが浄化され新しい年にひきずらないように悪い出来事を本当の意味で終えることができるとされています。

5.新年の金運をよくするためには
大きめの額のお札(100ユーロ、200ユーロあるいは500ユーロ札)を右靴にいれ、元旦が始まるときに手にもつと一年中お金に困らないといわれています。また別のバージョンとして乾杯をするカヴァやシャンパン、シードルに金色の指輪を入れるというものもあります。
一年のはじめをお金とともに迎えると一年中お金に困らないといういわれから来ているそうです。

6. 元旦にトランクを持って家の周辺を回る
この儀式をすると新しくやってくる年に旅行をたくさんする機会に恵まれるそうです。新年の鐘が鳴っているときに
トランクを家の外に出すという別のバージョンもあります。スペインだけでなく南米でもよく行われる新年の”ゲン担ぎ”だそうです。

7.新年第一日目は”機嫌良く”過ごす
元旦の日だけは言い争ったり誰かに腹を立てたりせずにいい気分で過ごすことによってネガティブなエネルギーの流れをたち、新年にやってくるよい出来事を迎えることができるといわれています。

日本に居ながらにしてできる”ゲン担ぎ”もあるのでぜひお試しを!

2018年が皆様にとってさらに飛躍の年となりますよう、来る年もどうぞよろしくお願いいたします。

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フラメンコに魅了されること間違いなし!なスペイン映画5選

世界中にフラメンコブームを巻き起こしたスペインを代表するカルロス・サウラ 監督。
彼の作品”フラメンコ・フラメンコ”は以前もこのブログで紹介させていただきましたが、今年秋より最新作の
”J(ホタ)-ビヨンド・フラメンコ”も日本各地の劇場で年末から年始にかけて上映されるようです。

実は日本は”スペインについでフラメンコを習っている人口が多い”ほど根強いフラメンコ人気の国。
きっとフラメンコは私たち日本人を引き付ける”何か”を持っているに違いありません。

スペインの”無形世界遺産”でもあるフラメンコその魅力をあますところなく描き出す映画5本、
ピックアップしてみました。
見終わったころにはきっとフラメンコを習いたくなっているはず!?

■ Vengo(ベンゴ)

スペインのトップフラメンコダンサー、アントニオ・カナーレス主演のフラメンコミュージカル映画。アンダルシア地方を舞台として繰り広げられる復讐劇(Vengo)をフラメンコ音楽とともに描いた作品。通常の”綺麗な衣装を着飾って踊る華やかなフラメンコ”のイメージをアントニオ・カナーレスの力づよく生命感に満ちたフラメンコが覆してくれます。トップフラメンコギタリストのトマティートも出演。
フラメンコの”真髄”を垣間見ることのできる作品です。

■ カルメン

フラメンコの歴史を塗り替えたといわれる伝説のダンサーアントニオ・ガデスとカルロス・サウラ監督によるコラボレーション。
『舞台「カルメン」を上演する劇団』を演じる劇団をモチーフにした”劇中劇”のスタイルをとっている凝った作りの作品。アントニオ・ガデスが日本でブレークするきっかけを作った作品で、アントニオ・ガデスの意志を告ぐアントニオ・ガデス舞踏団は現在でも来日公演をおこなっています。

■ サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ

今年の初旬、日本の各地で上映された、フラメンコのルーツを探るドキュメンタリー映画。かつて迫害されたロマ族がつどいイスラム文化と融合して独自の文化が生まれていったアンダルシア、グラナダのサクロモンテ。この地の歴史を刻んできたダンサー、歌い手やギタリストたちを交えたドキュメンタリー。フラメンコは単なる踊りや歌ではなく文化であるということを認識させてくれる作品です。

■ Bodas de Sangre (血の婚礼)

カルロス・サウラ監督とアントニオ・ガデス氏によるコラボレーションでカルロス・サウラ監督のフラメンコ三部作の第一作。
前出の”カルメン”と同様に劇中劇のスタイルをとっており舞台のダイナミックさが余すところなく伝わってくる映画です。フラメンコを満喫できる作品です。

■ イベリア 魂のフラメンコ

ストーリーがなくショーをみているような構成の作品。フラメンコとバレエやジャズなど他のジャンルのダンスとのコラボレーションのドキュメンタリーで、ストーリーがないからこそ本来のフラメンコのもつ動きの生命力や美しさが際立っています。スペインのトップといわれるフラメンコダンサー、サラ・バラスが出演しています。

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”月”を使ったスペイン語の表現

今日からいよいよ9月。空が特に美しく晴れ渡って住んで見えるのが9月中旬から10月上旬といわれ”十五夜”のお月見もこの時期ですね。
”月が一年で一番美しい季節にちなんで、スペイン語で”月(Luna)”をつかった表現をまとめてみました。
ぜひ、お月見しながら覚えてしまってください^^

■ Estar en la luna
直訳すると”月にいる”、となりますが、実際に月にいるわけではなく、(対象となる人物が)”ぼーっとしている、あるいは他の事を考えていたりして気持ちがその場所にない状態”を表します。

たとえば、家を出てからしばらくして他の事に気を取られていて鍵をかけたかどうか覚えていないので、すぐに確認して戻ったときは家をでたとき”Estaba en la luna”といえます。
また質問をされたけれど、他の事をかんがえていて質問が理解できないときも”Esta en la luna”の状態です。
同じ意味の表現に”Estar despistado”カジュアルな口語表現だと”Estar empanado”があります。

■ Perdir la luna
“月を頼む、オ-ダ-する”。ピザや値は張りますが、車でも、オ-ダ-しで代金を払えば調達可能です。ただ”月”はいくらお金をはらったところで調達してもらうことは不可能です。このことから”手に入れることが不可能なもの”を意味します。
特に恋愛関係でよく使われる表現で、片方が相手に無理なお願いばかりするようなときに”le está pidiendo la luna”といわれることが多いです。

■ Quedarse a la luna de Valencia
”バレンシアの月とともに過ごす”聞いただけだと全くなにを意味するのか分からない表現ですが、”期待していたものが、達成できなかった/手に入らなかった”ことを意味します。
なぜバレンシアの月なのか、は歴史に基づいているようです。中世のころバレンシアの町は塀で囲まれていて、塀のドアは決まった時間に閉じられていました。なので、ドアが閉まる時間に間に合わなかった住人は家に戻ることができず月明かりとともに夜を過ごす羽目になります。”入れると思っていたけれど、間に合わなくては入れなかった”ことから”月と夜を過ごすことになった”から由来して”期待したものが達成できなかった”という表現になりました。

■ estar de buena luna/estar de mala luna
毎日満ち欠けをし、変化が激しい月の様子は、変わりやすい人間の感情と共通する点があると、きっと誰かがおもいついて出来上がった表現が”estar de buena luna/estar de mala luna”です。”Esta de buena luna”は”機嫌が良い状態”(同意語は”Estar de buen humor”
”Estar de mala luna”は”機嫌が悪い状態”(同意語は”Estar de mal humor”となります)

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スペイン語学習を加速するちょっとしたコツ

巷には”毎日30分聞き流すだけで話せるようになる…”とか”3週間でペラペラに話せるようになる”といった
”努力をせずに語学を習得できる”ことを謳った方法もいろいろあるようですが・・・。

(毎日聞いていれば聞き取りはできるようになるかも知れません、ただ”聞く”能力と”話す”能力”は別なので聞いているだけでは絶対話せるようになりません。なぜなら、私自身が毎日カタラン語を耳にする環境に置かれていて理解はできるようになったものの、話すことを練習していないので13年間たっても全く話せないからです。)

モチベーションを落とす言い方になってしまうかも知れませんが(ウソはつきたくないので)やはり、”使えるレベル”のスペイン語会話を習得したいと思うのであれば日々の学習と練習は必須です。語学の習得はよほど語学習得能力に長けている人以外はコツコツ”積み重ね”以外の方法ではあり得ません。
ただ、”積み重ね方”も”効率のよい”方法はもちろん存在しますので”スペイン語の習得”の速度を少し上げてくれる方法をいくつか紹介させていただきますね。

■ スペイン語の単語を覚えるときのコツ

私たちの脳はひとつのことを覚えるよりも、均一性(共通点)を持った5-7つの事を覚える方が効率よくできるそうです。
なので単語を覚える際、分類してグループ分けをしてみましょう。

たとえば”Profession(職業)”
-Camarero/Camarera(ウェイター/ウェイトレス)
-Profesor/Profesora(教師)
-Medico/Medica(医師)
-Abogado/Abogada(弁護士)
-Secretario/Secretaria(秘書)
-Cocinero/Cocinera(調理人)

といった感じで一つのテーマを決め、単語のグループを作ります。
一単語を覚えるのにかける時間は45秒から一分。少し休んでから次のグループへ。一日に覚えようとする適切な単語の数は35から40だそうです。

■ スペイン語の単語を覚えるコツ2

”絵””イラスト”を使って覚えると、頭に入りやすいです。なぜなら日本語を介せずイラストを認識することでダイレクトにスペイン語が頭に入ってくるからです。
少し古いテキストではあるのですが、イラストでスペイン語単語が覚えられる参考書などもあるので一冊持っておくと便利です。(改訂版がでることを祈りつつ・・)

いっそイラストスペイン語

■ 単語を覚えるコツ3

まずポストイットを用意します。ポストイットの表面に覚えたい単語の説明を書き、裏面に単語を書いておきます。そのポストイットを目に付きやすい場所たとえばスマホケースの上などにはっておき、みるたびに単語を思い出そうとしてみてください。一日の終わりには、きっと単語が頭に入っているはずです。”コツ1”と合わせていくつかの単語でやってみると効果的です。

■ スペイン語の動詞をマスターするコツ

単語を覚えるコツ1と少し共通する部分もありますが、動詞を一つ一つ覚える代わりに、反対の意味の動詞をセットにして覚えると覚えやすくなります。たとえば
-ir / Venir (行く/来る)
-buscar/ Encontrar (探す/見つかる)
-Subir/Bajar(のぼる/降りる)
-Encender/ Apagar(電気をつける/消す)
などです。新しい動詞に遭遇したらその逆の意味を持つ動詞を探して一緒に覚えてしまいましょう。

■ スペイン語の動詞をマスターするコツ2

不規則動詞を除き、動詞の活用はある一定の規則があります。たとえば一人称(Yo)に続く動詞は”O”で終わることが多いです。
Yo camino(私はあるく)/Leo(読む)/Como(たべる)など。規則性にもいくつか種類があります。まずは規則性を持った動詞からマスターしてしまいましょう。スペイン語にははっきりいって不規則動詞が多すぎるのですが(苦笑)これはネイティブですら間違えることもあるので焦らずその都度覚えていけばよいです。まずは規則のある動詞からマスターして”動詞の活用”に免疫ができると不規則動詞も頭に入りやすくなります。

■ スペイン語の読解力を上げるコツ

スペイン語の文章を読んだ際に必ず¿Quién?(誰が) /¿Dónde? (どこで)/¿Cuándo?(いつ) /¿Qué? (何をしたか)の要点を自分なりにまとめる癖をつけること。とくにDELEを受験なさる方の読解の訓練にはぴったりです

以前紹介させていただいた”スペイン語の習得を確実に加速する、最強の独学方法”を合わせると学習も大幅スピードアップ!?
ぜひお試しください!^_-☆

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スペイン料理についての7つの誤解

日本でも、以前に比べるとスペイン料理を食べられる場所が増えているようで、ところどころに”バル”の表示をみかけるので
スペイン料理も市民権を得てきているようでうれしく思います。
その反面、スペイン料理やスペインの食習慣に関しての実際とは違うステレオタイプもあるようで、いろいろなところで耳にする
”スペイン料理に関する7つの誤解”をまとめてみました。

1.”タパス”は”料理の一種”である
レストランの表示にも”タパスレストラン”と使われることが多いので誤解されがちではあるのですが、”タパス”は”料理の種類”(たとえば、カタルーニャ料理、魚料理…など)ではなくてどちらかといえば”料理の量”を意味します。
もともと”タパス”が意味するのは魚、肉、パスタ…どんなお料理でも、飲み物と一緒に出てくる小皿料理のことです。(アンダルシア地方などでは飲み物を頼むと”おまけ”として一品タパスがついてきます。)

2.パエリアはスペインを代表する食べ物である。
パエリアは”バレンシア地方”の郷土料理です。もちろんスペインのどの地方でも食べることはできますが、元祖の”バレンシア風パエリア”は魚介類が使われていません。

ではスペインを代表する食べ物は?”トルティーヤデパタタ(スパニッシュオムレツ)”です。トルティーヤ デ パタタは、マドリッドでもバルセロナでもセビリアでも作り方は同じ。全てのスペイン人が子供のころから親しんでいるスペインの”国民食”です。

3.スペイン人はランチでいつもアルコールを飲む
ランチセットにワインやビールなどのアルコールがついてくるので、”スペイン人は普段からランチの時もアルコールを飲んでいる”と
のステレオタイプもあるようですが・・・。もちろん、平日でもランチのときにワインを飲む人やビールを飲む人もいますが(そして午後に通常通り仕事をしていれば、そのことで特に仕事に戻った際にとがめられることはありません。)ほとんどの人が水やその他の清涼飲料を飲んでいるのが普通です。金曜(スペインの会社は金曜は午前中で終わることが多いです)やバケーション中は例外でお昼からアルコールとともにゆっくりランチの時間を取る場合が多いようです。(やっぱりアルコール好きなのですね…^^)

4.スペイン人はサングリア好き。
スペインで一番飲まれているアルコール飲料はワインとビールです。もちろんサングリアは’観光客専用の飲み物”というわけではなくスペイン人も時々飲むことはありますが、スペインでは必ずしも人気のあるのみものではありません。実際のところ、ジントニックのほうがサングリアより人気があるほどです。
スペインの”十八番”的なのみものといえばやはりcañas(一気に飲み干せるぐらいのグラスに入ったビール)かワインです。

5.昼食は長い時間をかけてたくさん食べる。
スペインに来られた方は”Menu del dia(本日の定食)”の量の多さに驚かれた方もいらっしゃるかも知れません…。実際のところ週末はゆっくり(2-3時間)かけてたっぷりの昼ごはんを食べる習慣はまだまだ残っていますが、平日においてはかつての長い昼休みの習慣は急速になくなってきています。サンドイッチを軽く食べて一時間で仕事に戻る、という日本でよく見られるような昼食スタイルもだんだん増えてきているようです。

6.スペイン料理はスパイシー?
”スペイン語つながり”で”スペイン”と”メキシコ”がよくごちゃまぜにされるようで…。バルセロナのおみやげ屋さんでもよくメキシコのマリアッチがかぶっているカラフルな帽子を売っているのを見かけます(し、実際にかぶってい歩いている観光客もみかけます^^;)
が、ほとんどのスペイン人はあまり辛いものがすきではありません。スペイン料理で唯一辛いものといえば”ときどき辛いししとうが混ざっている”Pimientos de Padrón”(ししとうの唐揚げ)のみです。

7.スペイン料理はヘルシーな地中海料理
スペイン料理はオリーブオイルを多用し、農業大国なので常に新鮮な素材で調理されているのことは事実ですが…。
一般的に揚げ物が多かったり、高カロリーな煮込み料理もたくさんあるので必ずしもヘルシーかどうかは疑問符がつきます。
ただ素材に恵まれているので食文化が豊かで、それぞれの地域がその土地の郷土料理にとても誇りをもっているので、”スペイン料理を食すること”が訪れる人にとって旅の醍醐味になっていることは間違いない事実です。(ただくれぐれも食べ過ぎには注意…してください)

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