色を使ったスペイン語の表現

基本単語の一つである”色”。スペイン語の学び始めに、数字やあいさつとともにマスターする”基礎の基礎”に当たる単語です。
そんな基本単語の”色”と、こちらもまた”基本動詞”を組み合わせた表現をいくつか紹介させていただきます。
見慣れた単語で覚えやすく、表現の幅も広がります。日本語で使われている意味と共通することも多く簡単にマスターできそうです^^

Verde(緑)
スペインでは緑は”希望”の意味を持つ色だそうです。
緑を使った表現”Estar Verde”は”初心者”を意味します。この表現は、多くの果物は熟する前は緑色のものが多(バナナやリンゴなど)いことに語源があるそうです。なので誰かが”Estar Verde”の場合は、まだ初期の段階でこれから練習を積む必要がある状態を意味します。

Morado(紫)
”Ponerse morado”は”(ある食べ物を)食べすぎる”という意味です。
この表現は”酸欠状態”からきているそうで、酸欠状態になると(体の一部が)紫色になることから、”酸欠になるほど食べすぎてしまう”ような状態を意味します。

Blanco (白)

“Pasar la noche en blanco “は”徹夜する、眠らずに夜を過ごすという意味です。この表現の元は中世にさかのぼり、闘いに出る前の馬に武器をつける前の夜の儀式の一環として白い服を着て夜が明けることを待ったことからきているそうです。”白”を使ったもう一つの表現としては”Quedarse en blanco ”(なにをいったらいいかわからなくなる)があります。これは日本語の”頭が真っ白になる”という表現と同じ使い方と考えて問題ないです。また”Estar blanco”は”顔色が悪い”という意味で日本語で体調が悪い時に使う”顔が青い”と同じ意味です。

Marrón(茶色)
”Comerse un marrón” あまり望ましくない状態や難しい問題を解決しないといけないことを意味します。
¡Menudo marrón se comió ayer!(きのうは大変な目にあったみたいだよ)のように使います。

Negro(黒)
スペイン語の表現においてはネガティブな意味に使われることが多いです。
”Ponerse negro” は”怒ること”(日本語では”真っ赤になって怒る”という風に同じ意味の表現に赤が使われるのでコントラストが興味部会です。)”Tenerse negro”は”tenerse harto”と同義語で”イライラさせられる”という意味です。
また別の表現としては”Ver negro” は”不可能だと思いこむ”という意味です。

Rojo(赤)

”Ponerse rojo ”は”恥ずかしい/てれくさい思いをする”日本語でも”顔を赤くする”は恥ずかしいことを意味する表現なので同じシチュエーションで使うことができます。
その他赤を使った表現は”Estar al rojo vivo ”(何か、食べ物などが暑い状態/興奮状態)。たとえば
El debate está el rojo vivo.(ディスカッションはかなり盛り上がっている)という風に使います。

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