スペイン語学習における”読む”ことの大切さ

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

スペイン語を学び続けて15年、そ(いまもまだまだ学び続けている最中ではあります。)スペイン語歴15年で最も後悔しているのが”スペイン語を読む練習を怠ったこと”です。
今ではすっかり、スペインで暮らしながらも”難しいスペイン語は読まずに暮らす方法”をすっかり身に着けてしまいました。
もう少し早い段階から、あるいはスペイン語を学んでいるときにちょっと大変な思いをしてもきちんとリーディングの練習もしておくべきだったとかなり後悔しています。
スペインで暮らしていると、会話を練習する機会は、とくに意識せずとも日常生活に溢れています。なので会話は普通に生活をしていれば自然と上達していきます。(よほど日本人コミュニティにどっぷりつかっていない限り)また”話すスキル”は上達が可視化しやすいこともあり、モチベーションを維持しやすかった一方、”読む”ことは、上達が感じにくいうえに
インターネットのおかげ(や、”せい”)で、必要な情報がスペイン語でなくてもほかの言語で容易にみつけることができてしまったので、練習と実践をあまりすることなく、15年過ぎてしまいました。

なのでいまだに

-日常会話はできるけれど、スペイン語できちんと筋だった議論をすることがまだまだできない
-文章を日常会話のボキャブラリーでしかかけない:読み手にとってかなりカジュアルな印象を与える、仕事の面不利になる場合もある。
-ボキャブラリーの少なさをひしひしと感じる。;自分で話しながらいつも同じ言葉ばっかり使っているなと思います。

もうこれは一生治ることはないだろうと、激しく後悔しております。定年退職して、時間ができたらまた一からやり直しとかするしかないような‥スペイン語を学校に通って勉強しているときに無理やりDELEとか受けて勉強しとくべきだったような気さえするほどです(苦笑)

個人的な”取り返しのつかないスペイン語学習における過ち(大げさ?でもそれくらい後悔しております)”を踏まえて、現在スペイン語を学んでいらっしゃる方には、もちろん会話の練習も
大切ですし、なによりも”話せるようになる”ことは実感できるので楽しくもあるのですが、同時に”読む”練習も同時進行なさることを強くお勧めします。

スペイン語を読むことで得られるメリット

-会話の際のボキャブラリが増える:“2000単語身に着ければ会話ができるようになる”、といわれることもあるように、実際の日常会話では使用される単語の数はかなり限られています。またボキャブラリーそのものを増やすためにはスペイン語を学ぶのではなく、”スペイン語で学ぶ”ことが必要になってきます。”読書”は”スペイン語で学ぶ”ことを最も手軽にできる方法の一つです。

-いろいろな表現方法を学ぶことができる;ボキャブラリと同様に、”読む”ことを通じて、日常会話ではあまり耳にすることのない、どちらかといえばフォーマルな表現方法を身に着けることができます。これらを少し会話にとりいれると、”教養のあるスペイン語”に聞こえるので、とくにビジネスのシーンにおいては有利になることも^^

-文章を書くのがうまくなる。;口語体と文語体がかなり違いのあるスペイン語においては、”上手な文章”ははっきりと違いがわかります。”流暢に会話ができること”と”文章をきちんと書けること”は異なるスキルです。後者においては会話ではあまり使用されないボキャブラリーを身につける必要があります。

■ 自分の得意分野からチャレンジしてみる。

しかし正直なところ”外国語で文章を読む”のは、まず第一に”全然楽しくない”のです。(個人的に”本を読むことが大好きなので、これが一番のネックでした。楽しいはずの読書が苦痛にしか感じられなかったので)特に、スペイン語を学び始めた頃は、ボキャブラリーの少なさもあってチンプンカンプン・・・が当たり前です。
そんな時おすすめなのが”自分がよく知っていることに関しての文章を読む”。日本に関する記事、どっぷりはまっている趣味に関する本などは、”もともと持っている知識”があるので、言葉そのものがわからなくてもなんとなく理解できるはずです。内容はすでにわかっているので、”スペイン語でこれはこういう風にしていうんだな”とボキャブラリも身に着けやすいです。そしてなんといっても”スペイン語が(ちょっとでも)読めた!”というプチ達成感は大切です。
私のように手遅れになる前に・・・読む練習大事です!やってくださいね(笑)

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

www.123esp.com
オンラインスペイン語会話

LINEで送る
Pocket
[`evernote` not found]

コメント