スペイン語会話”会話レッスン”上達のルール

”まずはスペイン語をとにかく話せるようになりたい!”という場合は、基礎レベルのテキストを終えた段階で、会話のレッスンに切り替えるなど、なるべく早い段階で”テキストなし”のレッスンを取り入れることをお勧めします。会話のレッスンでは”習ったことを自分の頭で管変えて使う”ことをせざるを得ないので、テキストのみのレッスンよりもテキストの吸収が早くなります。(一般的に、”外国語を身に着けたいのならば、その国に行って習うのが一番早い”のはこのためです。習ったことをすぐに実践できる環境にいるからです)

これまでテキストに沿ってレッスンを進めることに慣れている場合、”会話のみ”のレッスンは特にマニュアルがあるわけでもないので、
進め方があっているのか、少し頼りなく感じられる場合もあるかもしれないです。
会話のレッスンを行う場合は以下のポイントに沿いつつ進めてみてください

■ 講師に自分の興味の持てるトピックを伝える

特に会話のレッスンを始めたばかりのころは、まだスペイン語を話すこと自体になれていないので、”言いたいことはあるのにうまく言えない”という状態に陥りがちです。(これは当然なので全く気にする必要はないです。)なので少なくとも、”言いたいこと”がすぐに思い浮かぶ、自分の興味を持っているトピックについてのディスカッションを講師に依頼します。でないと、”言いたいことすらも思い浮かばない”状態になってしまいます。
トピックについては特に難しく考える必要はなく、趣味のこと、ペットのこと、好きな食べ物のこと・・・など日常のトピックで十分です。

■ ”間違い直し”は忘れてまず”スペイン語を口に出す”
DELEの口頭試験でもない限り”正しく話すこと”はそれほど重要ではないです。大切なのは”言いたいことを伝えること”です。会話のレッスンの目的は”自分が思っていることを表現する
ための練習”ですので、まず”正しく話す”ことはいったん忘れてください。最初は講師にも間違いの訂正は依頼する必要はないです。(余力がある方は講師にチャットボックスに記入してもらい、レッスン後に時間があれば見直しをしてみてください)。一番避けたいのは、講師が会話中に間違いを直すことです。講師が会話を止めると、いいたかったことを忘れてしまうことは多々ありますし、まず”話す時間”そのものが削られてしまいます。またしょっちゅう間違いを話している最中に直されると、会話そのものが楽しくなくなってしまいます。
”スペイン語がスムーズに出てくる”ようになるまで間違い直しは忘れてください。

■ イディオムや口語表現はあえて気にする必要なし
イディオムや口語表現も、最初はあえて覚える必要はないです。(その前にやるべきことがいっぱいあります)
とくに口語表現などは、文化的な背景や使われる状況などを理解せず、意味だけ取って使用するととても不自然ですので、たくさんリスニングをしてスペイン語そのものへの馴染みが深まると自然と口からでてくるようになりますので、焦らずに!

■ 焦って覚えようとせず、”スペイン語を話すことに慣れる”
”せっかく会話の練習をするのだから、早くちゃんと、たくさん表現も覚えてネイティブみたいに話せるようになりたい”という気持ちは理解できます。
しかし、会話のレッスンで最初に取り組むべきは、(そしてこれができないといつまでたっても上達しません)”スペイン語が話せる”という感覚を身に着けること。
そのためにはまず、講師に聞き役に徹してもらい、レッスンの時間中最大限にスペイン語を声に出してみてください。
”スペイン語が話せる”という実感がつかめたら、練習の回を重ねるごとに自分自身で自分の間違いにも気が付くようになりますし(修正は講師がしてくれます)新しい表現も覚えやすくなっていることに気が付きます。

”会話のレッスン”では、思いっきり”会話する”、が基本の基本、で上達への近道です♪

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コスパで選ぶスペイン語学習用グッズ

スペイン語を習得するためには当然のことながら”投資”が必要です。
”金銭と時間”余るほどあれば、苦労はなし、なのですが学習する立場としては”できるだけ時間も金銭的なコストも最小限で”が本音かと思います。
”スペイン語学習へ投資”の効率をよくするためのグッズ、”コスパ重視”で厳選してみました。

■ MP3

昨今はスマホやタブレットにいろいろな機能が付いているので、代用できないこともないのですが、スペイン語学習用に一台持っておくと学習速度のスピードアップに貢献してくれるのがMP3. 持ち歩いて隙間時間の学習用にぴったりです。
完全に”スペイン語学習専用”と決め、手持ちの音源をまとめて保存したり、録音機能も付いているので、気に入ったインターネットの音源を録音保存しリスニング用の教材にしたりも可能です。機能たっぷりでお値段も3000円前後のものが中心なので、もっておいて損はないです(万が一スペイン語学習をあきらめてしまった場合でも^^;ほかの言語用として使えます・・)

使用頻度 ★★★★★
値段 ★★★★★
使用期間の長さ ★★★★★

■ ブルートゥースイヤホン
”たかがイヤホン、されどイヤホン”。当然のことながら、高品質(=少しお値段が張ります・・・)のほうが音がクリアで発音の聞き取りもしやすいです。なので特に初心者の方はイヤホンはある程度のクオリティのものを購入なさることをお勧めします。また”ながら勉強”などをする場合は、長時間耳に着ける場合もあることも考慮し、”着け心地”も重要なポイントです。

マイク機能つきのものを購入すれば普段のレッスン用としても使えますし、奮発して高品質のものを購入しておけば末長ーく使えるので逆にコスパよし!です。
(とは言え、ある程度のクオリティのものは3000円台から購入できるようです…)

使用頻度 ★★★★★
値段 ★★★
使用期間の長さ ★★★★★

『まいにちスペイン語』テキスト

15分の短い語学番組ですが、毎日欠かさずやるとスペイン語力アップは間違いなし!初級・中級編に分かれていて、内容も楽しめるようなものになっており、テキストの解説もとても丁寧。
番組自体は無料で視聴できますし、テキストも数百円と、コスパ最強のスペイン語教材です。
テキストそのものは、番組が終了しても、文法書として活用できます。
スペイン語をやるか迷っていらっしゃる方は試してみる価値ありです

使用頻度 ★★★★
値段 ★★★★★
使用期間の長さ ★★★★

■ 動詞の活用ハンドブック

スペイン語学習には欠かせない一冊です。
動詞の活用に迷ったら、辞書代わりに確認する、を繰り返すことによって動詞の活用が身につきます。ネイティブも”九九”を覚えるように、この動詞の活用ハンドブックを使いながら動詞の活用を覚えるそうです。
私自身はスペイン留学中に、数百円で購入したものをずっと使用していました。

日本のアマゾンで購入できるものはこんな感じです。

■ Spanish Verbs (Barron’s Verb Series)
”英語⇔スペイン語”なので英語が得意な人向き、です。英語とスペイン語は似ている単語も多いので、英語がある程度できるのであればこちらをお勧めします。

Verbos Espanoles Conjugados
スペイン語のみバージョン。スペイン語のネイティブも使う”動詞の辞書”です。

■ スペイン語動詞変化表
昭和32年に出版された由緒あるスペイン語の動詞専門書。掲載されている動詞数が83と若干少なくはありますが、日本語なのはありがたい限り。
スペイン語のみの書籍だと少し不安、という方にお勧めです。

使用頻度 ★★★★
値段 ★★★
使用期間の長さ ★★★★

■ 文法書NHK出版 これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで
”文法の辞書”として幅広いレベルに使える一冊。とくに”文法の説明がないと気になって前に進めない”傾向がある方にお勧めです。
参考書としてはちょっとお値段がはりますが、たいていの文法の疑問はこの一冊が解決してくれるので価値ありです。

使用頻度 ★★★★
値段 ★★
使用期間の長さ ★★★★★

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スペイン語の上達を加速する、”間違い”との上手な付き合い方

スペイン語を学んでいく過程で”間違い”はどのレベルでもつきものです。何度もいいますがネイティブだって、間違えます。
特に学び始めたばかりの時は、”間違わない=実践していない”です。
実際の会話をするときは、テキストで学習して、文法のルールもいったん理解したつもりだけれど、うまく話せない、は当たり前です。最初からうまくはなせるのであればレッスンいらないです。
一旦、レッスンを開始されたにも関わらず、短期間でやめてしまわれる方で”これまで独学でやっていたけれど、思ったよりも間違ってばかりで話せない。もう少し勉強してからレッスンを再開します”とおっしゃる方がいらっしゃり、正直”もったいないなー”と思うことがあります。ほとんどの場合、上達に必要なのは独学ではなくて”実践してもっとたくさん間違うこと”だからです。

■ ”間違う=勉強が足りない”ではない

スペイン語に限らず、どの言語にもいえることですが”インプット”すること”と”アウトプットすること”は別々です。もちろん”インプット”(学習)することは”アウトプット(実践)には欠かせませんが、学習した知識を実際に自分のものとして使えるようになるためには練習が必要です。”文法書を読んで理解すれば、スペイン語ペラペラ・・”だといいのですが^^;残念ながらそういうわけにはいきません。なので、いくら理解して暗記ばっちりでも、いざ使うとなると間違っても当たり前なのです。決して”勉強が足りない”のではなくたんに”練習が足りない”だけです。なので、”まだまだ勉強が必要”と気にする必要も、文法書をまた引っ張り出してくる必要もありません。ひたすら練習して、どんどん間違ってください。やればやるほど間違いは減ってきます。

■ 間違いはあえてほったらかしにしてみる。後で直せば問題なし!

とくに”間違いが気になって前に進めない”傾向のある人は、会話のレッスンをするときは”間違いを直してもらう”を忘れてみてください。講師には”もし間違いなどがある場合は、チャットボックスに記入してレッスン後に送ってほしい”とお願いしておきます。
まずは間違いだらけでもいいので、会話の練習をしてみます。そうすることによって”たとえまちがいだらけでもなんとなく会話が成立する”ことを感覚でつかむことができますし、
”間違いだらけの話し方でもコミュニケーションは成立する”感覚がつかめれば、”間違うこと”そのものにたいするイライラも少し軽減されるはずです。”間違っても全然大丈夫!”であることを実践を通じて身に着けることは上達するためには欠かせません。(いつまでも”間違える”ことが怖いと、練習もおっくうになりそれでは全く上達せず、テキストで学んだことは全部”机上の空論”で終わってしまいます・・)
上達するにしたがって、自分で間違いに気が付くようになりますし、講師から指摘された間違いも次第に短期間で身につくようになってきます。

■ ”間違えれば間違えただけ上達

”失敗は成功の母”といいますが、”間違いは上達の母”と言い換えられるように思います。スペイン語習得においては学校の試験と違って最初から100点満点は(よっぽど語学の天才でない限り)あり得ないと心得てください。
あえて採点するとすれば、最初は5点、10点・・・・で間違いながら低空飛行を繰り返していくうちに、一気に50-60点に”レベルアップ”を自分自身で感じられる時期がやってきます。

あせらず、慌てず、できるだけたくさん間違って、どんどん上達してしまいましょう♪
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結局スペイン語の文法はどうやって勉強すればいいの?

スペイン語の学習を進めていくにあたって、文法に重点を置くか置かないか、は意見が分かれるテーマです。
ただ”文法を学ぶことが大好き”な方はまだしも、とくにスペイン語の文法は英語の文法に比べるとカオスですし^^;(不規則が多すぎます・・・)、文法でつまずかれる方も多いかと思います。なのでなおさら”文法はしっかりとやらないと、と思われる方は多いかもしれないです。
ただ、私自身は”文法は勉強しすぎなくてもよい”派です。自分自身がかなり文法をすっとばしたやり方で、スペイン語を習得したので(現実問題として、”文法をきちんと習得してから”と優雅にいっている時間はなくとにかくわからなくてもなんでも話すしかない状況だったので)、文法の心配はさほどしなくてもスペイン語でのコミュニケーションはできるようになると思っています

特にDELEやその他の検定を受験する予定がなく、”スペイン語でコミュニケーションができるようになりたい”が目的であれば、”文法を使えるようなればいいだけ”です。
採点されるわけでもないので”ゆるーく”使えれコミュニケーションには十分ですし、使いつつブラッシュアップしていけばいいのです。

■ ”使えるようになる”ためのスペイン語の文法の学び方とは

1.”覚える”のではなく、”コンテクストの中で確認する”
文法に重点を置きすぎる必要なし、といっても全く文法を学ばなくてもよい、というわけではありません。
もちろん、文法の基本的な説明に目を通しておく必要はあります。ただその際に文法のルールをがむしゃらに暗記しようとしたり、説明を完全に理解したり使用とする必要はないです。もちろん、やりたい方はやってくださっても結構ですが、暗記や理解に時間をかけたからといって話せるようになるとは限りません。(多くの方が英語学習で経験済みかと思います)
むしろ、文法の基本をざっくりと理解したうえで、レベルに合わせた教材などを用いて、学んだ文法事項が”実際どのように用いられているか”、使い方を文法書や参考書を用いて確認していくことのほうが”実際使えるようになる”ためには効果的なやり方であるといえます。

2. 例文を使って覚える
1)を踏まえたうえで、参考書などは、説明は短くてもなるべく例文が多く掲載されているものを使うようにします。多くの学習者にとって実際に使われている文章を覚えるほうが、単に文法の活用のみを覚えようとするよりも記憶に残りやすいはずです。

3. 体系化された表を使用する
とくに”動詞の活用”をマスターするのに役立つのが”体系化された表を用いること”です。
(↓ こんな感じの表です)

文章を読んでいくうえで、見慣れない活用に当たったらすぐに表で確認してみる。この癖をつけると、何度も繰り返すうちに、いつの間にかその活用を覚えていることに気が付くはずです。また確認をする際にそのほかの活用にも目を通すことになり、”ある動詞の一種類だけの活用”としての断片的な知識としてではなく、”活用形全体の中の一種類”として体系的な知識として身に着きます。

なぜこれらのやり方が”がむしゃらに暗記する”方法よりも効果的かというと、実際に使われている文章の中でパターンを確認していくことによって”文法の仕組み”を学ぶことができるからです。生きたスペイン語をお手本にして、つど引っかかった部分は文法書や文法の表などで確認するやり方は、暗記するやり方よりもずっと取り掛かりやすいですし、継続もしやすいと思います。
とくに”文法が理解できなくて躓きがち”な方は、読みたいと思ったスペイン語の記事でも本でもなんでもいいので、文法書を”困った時の辞書”がわりにしつつ(でもあまり頼りすぎることなく)、自分のペースで読み進めていくことをお勧めします。

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スペイン語の上達が早い人の共通点とは?

当サービスも開始してから約8年目に突入。”日本に居ながらにしてスペイン語が話せるようになるはずなんてない”という私自身の思い込みを見事に裏切ってくださる受講生の方がたくさんいらっしゃって、サービスを提供している側としてもとてもうれしく、やりがいを感じる限りです。
中でも、通常コース、週に1-2度のレッスンのみにも関わらず、スペイン語ゼロから始めて一年から一年半ほどで、会話がある程度できるようになる強者もいらっしゃるようで…。
必ずしもレッスンの回数がおおければ多いほど上達が早い、というわけではなさそうです。

超特急でスペイン語を話せるようになった方に共通している点とは

■ 普段からスペイン語とレッスン以外で接する機会がある

スペイン語の習得が早い方に比較的共通しているのは。”スペインに関する趣味などがあり、普段からレッスン以外でもスペイン語に接していらっしゃる”ことです。
これらが”スペイン語学習のモチベーション”になっているとも言えます。でも、スペインに関連する趣味を持たずとも、スペイン語の音楽を聴いたりビデオをみたり、インターネットで記事を読んだり…。”レッスン外でスペイン語にできるだけ接すること”は上達のスピードアップに大きく貢献しているようです。

■ テキストで学ぶのは”基礎の基礎”のみ

また多くの方に共通しているのが、テキストでの学習から会話のみのレッスンへの切り替えを比較的早い段階でなさっていることです。
早い方だとA2でテキストを使用するのをやめて会話のコースに切り替え、実践をしつつ文法を学ばれているようです。
ちなみに、私自信はスペインでは語学学校ではB1コースまでしか受けていないです。ある程度文法を学ぶと、実践をしつつ、自分でテキストを使いながら文法は学ぶことができるようになりますし、そのほうがレッスンそのものを活用できるとも言えます。(テキストの学習は独学でもできるので)

■ レッスンでは”会話の練習”に集中

2つ目の点に少し関係しているところはありますが、上達の早い方は、週に1-2回のレッスンを”話すこと”に重点を置いていらっしゃいます。
独学で最も難しいのは”アウトプットの機会を持つこと”。テキストやその他の教材でのインプットは一人でもいくらでもできますが、相手あっての”会話”です。
上達が早い受講生の方は、いろいろな講師と会話のコースを行うことで、レッスンを”アウトプットの機会”として最大限に活用していらっしゃいます。

鍵は”スペイン語を好きかどうか”

結論として、スペイン語が早く話せるようになるためには”たくさんレッスンをうけること”ではなくむしろ、”レッスン以外でたくさんスペイン語に触れ、独学をすること”のようです。
”独学”は確かに、いろいろと”できないいいわけ”を作ってしまいがちになりますが(苦笑、私はまさにそうでした・・)、言い換えれば”独学”の習慣さえ作れれば、スペインに留学せずとも、週に一度のレッスンでもスペイン語を最速で話せるようになる!のです。
もちろん、レッスンをたくさん受けることは絶対逆効果ではないですし、(たくさん受けていただければサービス提供側としてはとてもうれしいのですが笑)、最初は一人で学習を進める自信がない・・という場合独学のペースをつかめるようになるまではまずはたくさんレッスンうけて学習の基礎をつくるのも効果的です。でも最終的にはレッスンだけに頼るのではなく、”スペイン語を好きになって、できるだけ長くスペイン語に触れていたい!”という気持ちになれるかどうかが、”習得の速さ”を決めているように思えます(や、確信します)
なのでまずは、”スペイン語を好きになる!”、そしてスペイン語を好きになれたら、速攻でスペイン語を習得できることはほぼ確実なのでご心配なく!^^

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