スペインサッカーの今をダイレクトに聞ける”El transistor”

これでリスニング力大幅アップ!スペインのラジオを大活用

でも紹介させていただきましたが、インターネットを通してスペインのスペイン語をダイレクトに聞くことができるラジオは
リスニング教材にはぴったり。

中でも”興味のある分野”の音源を聞くことは、趣味とスペイン語学習を兼ねていて”楽しみながら続けられる”方法の一つです。
受講生の間でもたくさんいらっしゃるサッカーファンにおすすめなのが、Onda zeroの”El transistor”という番組です。

Onda Ceroはバルセロナにあるラジオ局で、通称”Radio Esoanyola”、
おそらく番組が主にカタルーニャ語ではなくスペイン語で行われているためこのような呼ばれ方をしているのだとおもいます。
”El transistor”は”スポーツの今”をテーマにした番組です。なので、もちろんサッカー以外の話題、
テニスやモータースポーツが取り上げられることもありますが、多くの場合はサッカーの話題で場所がらバルサの選手の話題が多く、インタビューなども頻繁に行われています。

もちろん、サイトからインターネットで聞くことができますし(月曜から金曜の夜23;30分から1;30分放送のため日本時間の早朝にあたります)オンタイムでなくてもポッドキャストや過去の放送としてサイトを通じて聞くことができ、また繰り返し聞くこともできるので、リスニングの練習用としてはぴったりです。またインタビューに関してはインタビューの内容が要約されているものもあり、聞き終わった後に、自分がどれくらい聞き取れていたのかを確認する意味でも役に立ちます。
短いセンテンスに分かれた読みやすいまとめなので、読解の練習にも適しており一石二鳥。ぜひ活用しましょう。

例えば、つい先日放送されたイニエスタのインタビュー
サッカーのことでなく、パーソナリティの質問にこたえつつ日本での生活について多く語っています。(若干イニエスタが眠そうです笑)

Andrés Iniesta: “Tengo muy buena relación con Lopetegui, se portó muy bien conmigo e hizo que me sintiera importante”
『ロペテギ氏とはの関係はよかったし、僕にはとてもよく接して、尊重してくれた』

イニエスタのスペイン語は速さもそれほど早くなく(スペイン人にしては彼の話かたはゆっくりなほうです)
癖がないので、”スペインのスペイン語”に慣れるためにはぴったりかと思います。

またなかなか日本には届かないバルサ選手のインタビューの音源の紹介も。
Busquets: “Se nos ha ido un partido que se empañó en esa jugada en la que pude despejar mejor”『ブスケッツ;しくじって同点になってしまった試合、もっと差をつけることができた』
セルヒオ・ブスケッツ選手への試合後のインタビューの音声です。スペインのメディア向けの音声なので速さはかなり早く感じられるかもしれませんが(ただスペインでは比較的普通の会話の早さです)インタビュー自体の長さは4分なので、繰り返しきいてみると速さになれ、少しづづ聞き取れるようになるはずです。

そして、スペインサッカーのことをもっとよく知りたい!という方におすすめなのは
Historias de fútbol con Esteban: El despido de los entrenadores en el fútbol
『エステバンとともに振り返るサッカー;サッカー監督の解雇』
パーソナリティが元サッカー選手のEsteban Suárezとともにスペインサッカーで話題になっているテーマについて語る約15分のプログラム。
今回のテーマはレアルマドリッドの監督辞任劇を受けて”サッカーの監督の解雇”について語っています。
毎週違ったテーマについて”スペインサッカー業界経験者”の視点から少し深読みした意見を聞くことができる、サッカーファンにとっては興味深い番組です。

番組をきくことができるページはこちら

https://www.ondacero.es/programas/transistor/

またフェイスブックやツイッターなどでは番組の見どころが定期的にアップされているので、
サッカーファンはとりあえずリスニングの練習教材にこまることはなさそうですね(笑)

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もっとネイティブに近づくスペイン語4つのテクニック

ボキャブラリーの数はネイティブとの会話に困らないくらい豊富、文法もしっかり学習したので自信はある、でもなんとなく会話がまだこなれていないような気がする…は、レッスンや教科書のみで学んだ”学習者”の多くの方がときどき感じられることかと思います。会話の流れを自然に、もっと”ネイティブ”っぽく聞こえるようにする、5つのテクニック。すぐに取り入れることができるものもあるので、ご参考いただけると幸いです!

■ 接続語を取り入れてみる。
会話において二つの文章をスムーズにつなげるための”接続語”、いろいろなものがありますがよく使われるものをいくつか紹介しますね。

‐Entonces(それなら、なら)
Si no te gusta, entonces no vayas
(気に入らないなら、いかなければいい)

-Asi que (だから、なので)
Estoy demasiado cansada, así que no puedo terminarlo.
(疲れすぎているので、終えることができない)

-Dado (…だと、…なら)
Dado que sabes cómo llegar, podrás ir tú.
(行き方を知っているなら、君はいくことができるね)

■ イディオムや表現をいろいろと使ってみる
これまでもなんどかイディオムや、表現(文字通りではなく別の意味がある特別な言い回し)を紹介させていただきましたが、スペイン人の会話には始終これらが登場しますので
こちらもどんどん会話において使いましょう。

■ つなぎ言葉を使う

会話の間を埋めるためや、会話の際に文章と文章をつなぐのに用いられる”つなぎ言葉”。接続語と似ていますが、接続語と異なり、これらのつなぎ言葉はあってもなくても、基本的には文章の意味は変わらないです。ただ、スペイン人が会話の際にかなり(使いすぎなくらい)これらの”つなぎ言葉”を用います。
具体的には

”Bueno”, ”pues”, “O sea”, “es decir”, “a ver”

などがあります。

‐Bueno, Pues(うーん、じゃあなどの軽い相槌のような感じです。)

Bueno, primero vamos a tomar cafe y luego hablamos de trabajo
(うーん、まずはコーヒーを飲んでから、そのあと仕事について話そう)

Vas a tomar una cerveza, pues yo tambien!
(ビールのむ?じゃあ私もそうするわ!)

‐ O sea/ Es decir (つまり,
言い換えると)
Tengo que entregar este trabajo el jueves que viene o sea en 5 dias.
(この仕事を来週の木曜に提出しなければならない、つまり5日以内に)

Puedo trabajar con Paco, es decir, si el quiere trabajar conmigo.
(パコと一緒に働いけるよ、つまり、彼はぼくとはたらきたいなら)

– a ver (ちょっと、え?のような少し否定のニュアンスのあるあいずち)
No has pedido esto? A ver… es lo que esta en la lista

(頼んだものはこれじゃないって?え、でもこれがリストにあるものだよ)

■ イディオムや表現を会話に取り入れる。

いくつかの単語を組み合わせたイディオムや、直訳とは異なる解釈をする表現はスペイン人の会話でよく使われます。
これまでも当ブログにて何度か紹介をさせていただきましたので、いくつか記事を下記に紹介させていただきますね。

スペイン語習得を邪魔するのは実は”文法”だった?!

スペイン語動詞”Dar”をマスターする(1)

数字を使ったスペイン語の表現

スペイン語会話でよく使われる食べ物を使った表現(1)

■ スペイン人の 言い訳定番フレーズ”Es que”を使う

”Por que”(なぜなら)と似た言葉なのですが、”言い訳”限定でつかわれるのが(笑)”Es que…”です。…だから、・・・だったから、というような意味で、
スペイン人は会話にかなり多用します。
たとえば

Perdon por llegar tarde, es que estaba lloviendo mucho.
(”遅くついてごめんなさい、雨がすごく降ってたから・・・”)

Perdon por no llamarte es que estaba muy ocupada toda la semana.
(電話しなくてごめんなさい、今週はずっとすごく忙しかったから…)

Es que hay mucha gente el la cola, no tengo ganas de esperar.
(列にたくさんひとがいるから・・、待ちたくないんだけど)

どれも比較的短い言葉ばかりなので、覚えやすいと思います。ある程度会話に自信がついてきたら、練習もかねてどんどん使ってみてください!
会話がよりネイティブっぽく聞こえることお墨付きです!

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食欲の秋!食べ物に関するスペイン語の表現(3)

多くのスペイン人が最も情熱を注いでいるもののうちの一つ”食べ物”。
日本では”食欲の秋”という表現がありますが、彼らにとっては一年中が”食欲の秋”のようです(笑)
なので”食べ物”を用いた会話表現もたくさんあります。

以前2回にわたって会話に頻出する”食べ物を用いた表現”を紹介させていただきましたが
今回は第三弾です

スペイン語会話でよく使われる食べ物を使った表現(1)

スペイン語会話でよく使われる食べ物を使った表現(2)

■ Estar como un queso

”チーズのよう”は”かっこいい/綺麗、とても魅力的である”という意味で,男性に対してつかわれることが多い表現だそうです。
なぜチーズ?なのかは出どころははっきりしないようなのですが、スペイン人は一般的にチーズが好きなことからきているようです。
また同じ使われ方をする表現に”Estar como un tren(電車のようだ)”があります。

■ Dar calabazas (a alguien)

実りの秋の代表的な野菜であるカボチャ。スペインでもカボチャを使った料理は多くみられますが、表現においてはあまり良い意味では使われないようです。
Dar calabazas は”(試験などに)落ちる、不合格になる”またDar calabazas (a alguien)は”(目的となっている人物)を拒否する”という意味です。


■ importar un pepito

以前似た表現で”Importar un pimiento”で”Pimiento”ピーマン、が登場しましたが、今回は”Pepino*きゅうりです。ただ野菜が変わっても意味は変わらず
ピーマンでもキュウリでも”まったく気にしない、重要性がない”という意味になります・

■ Sacar las castallas en el fuego

日本でも秋の味覚として親しまれている”栗”。スペインも同様で特に*焼き栗”は秋になると街にスタントが立ち、人気の食べ物です。この”焼き栗”から生まれた表現が
”Sacar las castanas del fuego”で”助ける”なかでもトラブルや困った状況にある人や物事に救いの手を差し伸べる、といった意味の表現です。

■ Estar hasta en la sopa

”スープの中にまではいってる”というこの表現は”(ある物や事が)しつこいくらい繰り返し現れること”を意味します。スペインでは食事の前菜としてスープがでることが多いので
毎日口にするような食事にまで出てきたという意味でしつこさが表現されているようです。

■ Comerse el coco

Comer el coco(ココナツを食べる)ではなく”Comerse el coco”となると”考えすぎる”という意味になります。
同じ意味の表現に”Comerse la cabeza”があり、丸いココナッツ(Coco)は頭(Cabeza)と形が似ていることからこの表現が生まれたのかもしれません。

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国籍を用いたスペイン語表現

スペイン語会話にはよく独特の表現が登場します。これらの表現のうちの中に日本語には似たようなものがない”国籍を用いた表現”があります。
国どおしが隣り合っているヨーロッパならでは?(表現の中にはもちろんヨーロッパ以外のものもありますが)
それぞれの表現の起源もなかなか興味深いものもあるので、いくつか紹介させていただきますね。

■ Hacerse el sueco
”el sueco”は”スゥエーデン人”のことです。”スゥエーデン人になる”はスペイン語では”ぼーっとしている、(物事の)飲み込みが遅い”を意味しています。
この表現はもともとスゥエーデン人ではなくSuecoの代わりに”Zueco”(サボ、木でできたサンダル)を用いた表現でローマ時代のお笑い芸人がこの”Zueco”をはいていたことから
”ぼーっとしていて、ドジな人”の代名詞が”Zueco”となったそうです。その後発音が類似している”Zueco”と”Sueco”が入れ替わってこの表現が出来上がったそう。
決してスペイン人がスウェーデン人のことを”ぼーっとしている”と思っているわけではありません^^;

■ Ser un cabeza de turco
”Truco”はトルコ人のことです。”Ser cabeza de truco”は”スケープゴートになる”、悪い出来事の責任をなすりつけられる、という意味です。
この表現の由来は十字軍が、トルコ軍と戦っていた時代にさかのぼります。十字軍がトルコ軍の首を仕留めた際に戦士たちが、その首に向かってこれまでのトルコ軍の悪行の責任をその首に向かってぶちまけていた習慣からきているそうです。(若干おどろおどろしい起源ではあります・・・)

■ Despedirse de la francesa
“La fransesa”は”フランス人の女性”のことです。直訳をすると”フランス人の女性に別れの挨拶をする”という意味の表現になりますが、意味は”あいさつをせずに去る”です。
”あいさつをせずに去る”は一見、礼儀を欠いた行動に思われますが、もともとこの表現の由来となった中世のフランスでは逆に場の雰囲気を壊さないために”挨拶をせずに去る”ことがよくあったそうです。

■ contar un cuento chino
, Chinoは”中国の、中国人”という意味ですが、”un cuento chino”は”(相手をだまそうとする)デタラメ”という意味になります。
この表現の由来はかつてシルクロードを旅したヨーロッパの商人たちが、信じがたいような素晴らしい(中国の)話をしていたことに由来しています。
時を経てなぜかネガティブな表現になってしまい、”Contar un cuento chino “は”デタラメをいう”という意味になってしまいました。

■ Tener puntualidad britanica
Britanicaは”イギリスの”という意味です。スペイン人にとってのイギリス人のステレオタイプは”時間にきっちりしている”だそうです。このことから”イギリス人の時間の正確さ”を持っているということは”時間にかなりきっちりしている”という意味を表します。

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ありえないくらい暑すぎる…をスペイン語でいってみると

今年は世界各国暑さが厳しく、スペインではやっと少しひと段落しましたが、
ピーク時は40度を超える地区もありました。

ちなみにスペイン語で‘暑い‘は “Hace calor”, ”とても暑い”は”Hace MUCHO Calor”
が標準的な表現ですが、
“暑いー”で言い切れないほどの気温の日々が続いていました。そんな”あり得ないくらいの暑さ”を表現するフレーズは…

■¡Qué horno!

“Horno”は“オーブン”を意味する単語です。Que hornoは意訳すると“オーブンに入っているよう(に暑い)”という表現です。
確かにオーブンの中は想像したくないくらい暑そうです…。

■ Me estoy asando
Asarは”焼く”という意味です。Me estoy asando は直訳すると“自分自身を焼く”という意味になりますが、この場合“焼かれていると思えるほど暑い”
ということを表現するフレーズです。

■ Estoy cocido(a)
“Me estoy asando ”と似た表現で、CocidoはCocinar(料理する)の受動態で“料理された”の意味、“料理された(と思えるほど暑い)”という意味です。

■ Me muero de calor!
スペイン人は何事も大げさにいう人たちではありますが、Me muero de calor(暑死にする!)と言っているうちは大丈夫…、耐え難い暑さの時にかなりよくつかわれる表現です。

■ ¡Me achicharro!
“Achicharrar”は“焦がす”という意味の単語です。”焦げ付きそうなほど暑い!”太陽の日差しが強く、気温かかなり高くなった状態のときに使う表現です。

■ ¡Estoy sudando como un pollo!
”pollo(鶏)”はスペイン語にはよく登場する表現で、どちらかというとネガティブさを大げさに言うときに用いられることが多いです。
直訳すると”鶏のように汗をかいている”で、”ものすごい汗をかいている”ということを意味する表現になります。

また湿気に関しては(スペインの夏はどちらかといえば、乾燥しているので、あまり耳にしない表現ではありますが)

■ Hace muy bochorno
Borchornoは”湿気が高い”という意味の単語です。

■ el aire esta muy pegajoso
”Pegajoso”は動詞”Pegar”は”くっつける”の動詞からできた形容詞で”べとべとする”という意味です。
上記の表現は”空気がべたべたしている”で湿気が高い”となります。

などの表現があります。

少し暑さは和らいでいるようですが、油断せず!?暑さが戻ってきたらすかさず上記のフレーズを使ってみてください!

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スペイン語前置詞PorとParaの使い分け方

綴りは似ており、同じ使い方ができる場合もあれば、どちらを使うかによって全く意味が異なってしまうこともある
かなーりややこしい前置詞’Por’と”Para”。スペイン語学習の過程でつまづきやすいポイントのひとつといえます。

それぞれの主な使い方は
-Por: 原因や理由、など”過去に起こったこと”に関わること

-Para: 目的や結果など”未来に起こること”に関わること

を表すために使われます。

たとえば
1.Estoy estudiando espanol por haber suspendido dele ultima vez
(私は前回DELEで不合格になったのでスペイン語を勉強しています)

2.Estoy estudiando espanol para aprobar DELE
(私はDELEに受かるために勉強しています)

という風に同じ”Estoy estudiando espanol(私はスペイン語を勉強しています)でも、学習している理由が過去の経験に基づいているときは”Por”、未来の目標に基づいているときは”Para”となります。

para/por どちらも使える時
Paraとporの使い分けを少し複雑にしているのは、両方を使うことができる場合です。
”(なにかを行うための)動機”を表す時は、ParaとPorのいずれも用いることができます。

-Por que estas aprendiendo espanol?
-Para que estas aprendiendo espanol?

はどちらも”何のためにスペイン語を学んでいるの?”という意味になります。

また、”Por”と”Para”がそれぞれ使われる場合は以下のようになります。

■ ”Por”のみを使うことができる場合
-理由や原因を示す;he perdido autobus por levantarme tarde (寝坊をしたのでバスに乗り遅れた)
-場所を示す:Este autobus pasa por valencia (このバスはバレンシアを通過します)
-期間を示す:Voy a viajar por 3 dias (3日間旅行する予定です)
-作者を示す;Esta obra esta realizado por gaudi ( この作品がガウディによるものです)
-”手段”を表す:hay que contactar por telefono(電話で連絡をする必要があります)
-値段や交換するものを表す:Te cambio mi bocadillo por tu postre (私のサンドイッチとあなたのデザートを交換します)

■ ”Para”のみを使うことができる場合
-目的や提案を表す:Estudio espanol para poder hablar con amigos espanoles (スペイン人の友達と話せるようになるためにスペイン語を学んでいます)
-行き先を表す:Este tren es para Madrid( この電車はマドリッド行きです)
-自分の意見を表す:Para mi estudiar espanol es divertido (私にとってスペイン語を話すことは楽しいです)
-期限を示す:Debe entregar el documento para el lunes que viene (その書類は月曜までに提出しなければいけない)
-行き先を表す:Voy para centro (中心街に行きます)

おおまかに”Por”は過去に関すること、”Para”は未来に関することと覚えておくとよいかも知れません。

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音楽に関するスペイン語表現

スペインときけば”フラメンコ”を思い浮かべる人は圧倒的に多いと思います。世界的に有名となった音楽のジャンルを生み出すほど
”音楽”はスペイン人、スペインの生活に欠かせないものです。
なのでもちろん^^音楽に関連するスペイン語表現も様々なものがあります。
知らないと会話が続かなくなってしまう(笑)スペイン語口語表現シリーズ、今回は”音楽に関するスペイン語表現”です。
”Doble Sentido”(直訳とはまた違った意味を持つ単語や表現)は、スペイン語では日常的に使われていますし、また自分自身でも使えるようになると会話がこなれた感じに聞こえるので、少しづつ覚えマスターしていってください。

■ irse con la música a otra parte.
“音楽と一緒に違う場所に行く”は、直訳からもある程度想像できるように”邪魔に感じていた存在がどこかに行ってしまう””しつこかった誘いや勧誘がやむ”という意味です。スペイン語での別のいい方をすれば”Dejar de molestar”です。命令形”Vete con la musica a otra parte”はきつめの表現ですが、しつこい勧誘などには効果があります。

■ Estar siempre con la misma cancion
直訳すると”いつも同じ曲のところにいる”は”いつも同じテーマの話しばかりしている””同じ話しばかりいつも繰り返す”の意味です。
いいかえると”Siempre habla de lo mismo”。そのままでも意味が通じかねない言い回しなので文脈によって理解する必要があります。

■ Quedarse con la copla
”Copla”は”歌詞の塊”の意味で、スペイン語の詩を音楽に合わせやすいようにまとめた塊です。(ゆえに日本語に訳後が存在しません)
”Quedarse con la copla”は”歌詞を覚える”という意味に近く、表現としては”(ある物事に対して)深い理解を持つ”という意味で使われます。

■ Llevar la voz cantante
”Cantante(歌い手)”はいつも曲においては一番鍵となる存在です。その意味から”Llevar la voz de cantante(歌い手の声を持っていく)”は”状況をコントロールする””リーダーシップをとる”というような意味で用いられます。

■ Dar la nota
”Nota”は””音符”という意味です。”Dar la nota”は”周りと違ったことをして目立つ”という意味で、良い意味でも悪い意味でも使われます。

スペイン語の会話には比喩や隠喩を使った表現があふれていますので新しい表現に出会うたびに書き留めたりまとめたりして少しづつ(一度に覚えるのは大変ですので・・)マスターしていきましょう。
上記の表現もぜひ、レッスンでまずは実際に使ってみてください!

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旅行に役立つスペイン語 その1:バル編

スペインにきたら、訪れずには帰れない!?スポット”バル”ですが、レストランと異なり多くの場合きちんとしたメニューがあるわけでもなく、しかも”自分の食べたい量”も注文の際に伝える必要がある場合が多いです。

以下、バルで食べ物や飲み物を頼むときに”必須”の単語をあげてみました。


■ pincho/ pinchitos

くしにささった”Pinchos(ピンチョス)”がよくしられていますが、”Pincho”自体は串に刺さっているささっていない関係なくひとくちでいただくようなアペリティフを意味します。またスペインではTortilla de Patata(スパニッシュオムレツ)を頼む時も”Pincho de tortilla, por favor”と(実際はク市には刺さっていませんが)”スパニッシュオムレツを一切れお願いします)”のようにいうことがよくあります。(バルセロナではよく耳にします)

■ Tapa
REA(スペイン王立アカデミー)の辞書の定義によればTapaは”la porción pequeña de comida que se toma, por lo general, para acompañar una bebida.(一般的にのみものについてくる、少量の食べ物)と定義されています。スペインの多くの地域では(ちなみにバルセロナでは残念ながらあまり見かけません・・・)飲み物を頼むと一口サイズのタパスがついてくるためこのように定義されています。
”Tapa”はタパスバルなどではオ-ダーの単位のうちの一つです。いろいろ試したい場合は”Tapa”のサイズを選んで頼むのが正解です。

■Media racion

Media Racionはだいたい”スペイン人一人がお腹いっぱいになるくらいの量”を想定しています。(それだけでもかなりの量がありそうですが・・・)他の人と分けて食べることを想定しないで出される一皿料理が”Media Racion”に相当する量です。
セビリアのバルではオ-ダ-の単位が”Media Racion”からのバルも多いので、その場合はグループで何皿かとって分けるのがお勧めです。

■ Ración
だいたい8名位のグループ向けの量を想定している料理の量です。なので8人以上の第人数のグループで食事をするときは”Racion”を頼むのが一番お得です。ちなみに”8人分のスペイン人”向けなので、山もりのタパスが出てくることも…^^;

■ Porcion
日本語に直訳すると”一切れ”でピザやケーキ(Tarta)を頼むときに使う単位です。ちなみに同じデザートでもアイスクリームはCopa(カップ)を使い”Una copa de Herado”となります。

飲み物編

飲み物は種類によって、使う容器が変わってきます。

■ Vaso
日本語に訳すると”コップ”が一番訳が近いかと思います。”コップ”を使って飲むのは(そしてオ-ダ-するときに”Vaso”を使うのは)
Agua(水)、Leche(牛乳)その他のノンアルコールの飲み物。コカコーラやファンタ、ジュースなどは”Vaso”で頼まなくてもそのままコップをつけて出してくれます。
またHortacha (オルチャータ)、Cafe con leche(カフェ コン レチェ)は通常はコーヒーカップででてきますが、猫舌の人は早く覚ますために”Vaso”で頼む場合も。

ちなみにビールを頼むときにつかう”Media(半分)”もVasoで出てくる場合が多いです。Cana(カーニャ)を頼むと小さいVasoで出てきます。

■ Copa
日本語に訳すると”グラス”で、Copaを使って飲む、オ-ダ-するのは
Vino (ワイン):Vino tinto(赤ワイン)、Vino blanco(白ワイン)、Rosado(ロゼ)
Cava(カヴァ):スペイン産のスパークリングワイン、ちなみにシャンパンももちろん”Copa”です。
Sherry (シェリー):へレス産のものが有名です。お店によってはシェリー専用のCopaで出してくれるところもあります。

■ Jarra
日本語訳は”ジョッキ”です。主にCerveza(ビール)を頼むときに使います。

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”家族”に関するスペイン語表現

スペイン人は家族を大切にする、とはよく言われます・・し、事実です。

なにか行事があれば必ず家族で集まりますし、仕事よりも”家庭の事情”が必然的に優先されます。
(やや”働かないためのいいわけ?”と突っ込みたくなる時もありますが)以前、日本の”単身赴任”の話をしたときに”スペインではあり得ない”といわれました。転勤もしかり、です。

そんな”家族愛”のせい?!か”家族”に関する色々なスペイン語表現が存在し、もちろん日常会話で頻出するものも。
下記、ぜひとも覚えておきたい”家族に関する表現”を紹介させていただきますね。

320. Expresiones familiares

Ser el primo 
”Primo”は”いとこ(男性形)という意味ですが、冠詞が変わると意味が変わります。
本来の”従兄”という意味で使いたい場合は”Mi primo”や”Tu primo”など単語の前に所有を意味する冠詞をつけます。
”El primo””Ser el primo”の場合は意味が全く異なる”だまされやすい””なんでも信用する人”の意味となります。

ser un hijo de papa
直訳すれば”父親の息子”ですが、あえて”Papa”を加えたことによって”甘やかされている人”あるいは仕事などにおいては”コネを使って
仕事や地位を手に入れたので実力が追い付いていない人”と少し皮肉を込めた意味で使われます。

tio bueno / tia buena

Tio/Tiaはそれぞれ”おじさん””おばさん”の意味ですが、スペインではおじさん、おばさんでない人も”Tio””Tia”と呼びます。特に親しい間柄の場合は”Amigo(友達)”の意味で、”Que tal? tio!”のように使われることが頻繁にあるので、”Tio/Tia”という呼び方をされても、おじさん/おばさん扱いされているわけでは決してないのでご心配なく。
同様に Tio bueno は”かっこいい、ハンサム”、Tia buenaは”綺麗、スタイルがいい”というほめ言葉です。
ただBuenoを前に持ってきた”Buen tio’は”性格の良い人”という意味になり使われ方が全く異なってくるので注意です。

No tener abuela
”自分のことを過大評価している人”を意味します。Abuela(おばあちゃん)はスペインも日本もかわらず、孫かかわいくてほめちぎり甘やかす存在です。”そのような存在がいないので自分で自分をほめている”という解釈からきた表現です。

Sacar de madre
日本語に直訳すると???と意味をなさない表現ですが、意味は”邪魔をする、疲れさせる、問題を生じさせる”状況や人物を意味する表現です。たとえば ”Al aprender espanol, a mi me sacan de madre las congugacion de verbos”(スペイン語を勉強するのに動詞の変換であきらめそうになる)といった感じです。

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勘違いに注意!国によって意味が変わるスペイン語単語

世界で6億人もの人が母国語として話しているスペイン語、もちろん同じ言語なので基本的な文法やほとんどの単語は同じ意味で用いられているのですが、年月を経て、それぞれの話されている場所で特有の使われ方や違う意味で用いられるようになった単語
特にスペインと南米の間ではそのような単語が多く存在します。

”意味を取り違えると会話の意味がわからなくなってしまう単語”をいくつか紹介させていただきますね。

■ Coche(スペインでは”車”を意味します)
スペイン語のレッスンでも一番よく指摘されるのがこの”車”の単語の国による違いです。スペインでは車は”Coche”ですが、南米の多くの国では”Carro”と呼ばれています。ただスペインで”Carro”というと”買い物カート”や”馬車”を意味していると取られてしまいます。
またグアテマラでは車は”Cerdo”といわれることも・・、スペインでは”Cerdo”は”豚”を意味するので、”Voy a aparcar cerdo”なんて言ってしまった日には思い切り変な顔をされそうです…。

■ Autobus(スペインでは”バス”を意味します。)
“バス”はメキシコでは”Camion”という単語が使われますが、スペインでは”Camion”は”トラック(運送用の)”を意味するため、”Estoy esperando un camnion”というとスペインでは”ヒッチハイクをするのか”とでも思われてしまいます…。アルゼンチンでは”Colectivo”となるそうです。
スペインでは”Autobus”または”Bus”という単語を使います。

■ Plata (スペインでは”銀”という意味)
スペインではPlataは”銀”という意味で使われ、それ以上の意味はありません。ペルーでは”銀”という意味意外に”Plata”は”お金”全般を意味します。

■ Tomar(スペイン語では後に続く単語によって”乗る””飲む”など意味が変わります。)
”Tomar taxi(タクシーに乗る)””Tomar foto(写真を撮る)””Tomar un cafe(コーヒーを飲む)”などとしてスペインでは日常会話によく登場する動詞”Tomar”。南米では”Tomar”は一つの単語だけで”アルコールを飲む”と解釈され”Van tomado(スペインのスペイン語では同意義はVan borrado”酔っ払っている”)や”Esta tomado(Esta borrado”酔っ払い”)のように使われます。

■ Piña (スペインのスペイン語では”パイナップル”)
Piña はスペインではフルーツの”パイナップル”ですが、アルゼンチンでは”Golpe(ゲンコツ)”を意味します。またドミニカ共和国では
Piña は”Pelea”、喧嘩を意味し、Peruでは”Mala suerte”(不幸)を意味するそうです。スペイン以外の国では”Me gusta la piña
!”というのは控えたほうがよさそうです…

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