病気にかかったときのスペイン語

日本もインフルエンザが猛威を振るっているようですが、
スペインも急激に気温が下がったせいで、同様にインフルエンザ( El gripe)が大流行中です。
みなさんもくれぐれもお気を付けください・・。

せっかく練習する機会が多くなりそうなので、”病気にかかった時のスペイン語”まとめてみました!

■ 風邪のいろいろな症状

風邪そのものはスペイン語では”El resfriado”です。
”風邪を引いた”はスペイン語では一般的に

1. Estoy con el resfriado
2. Estoy resfriado/resfriada

の2種類の表現が使われます。2は”風邪をひいている状態”という意味で形容詞的な使い方になっています。

なお、風邪の症状に関しては動詞”Tener”を使って
Tengo fiebre (熱があります;Fiebre は熱)
Tengo tos(咳が出ます;Tos は咳)
Tengo dolor de cabeza (頭痛がします;Dolor は痛みでCabezaは頭)

のように”Tener+(病気の症状)”で表現します。

病気の症状の表現にかんしては上記のほかに “Estar+con “を用いて表現することもできます。

Estoy con el dolor de garganta (喉が痛い)
Esta con el fiebre alto ( 高い熱を出している)

のようになります。

■ 痛みを説明したいとき

”….が痛い”と言いたいときは再帰動詞の”Dolerse”あるいは ”tengo dolor de (痛む体の箇所)で表現します。

Me duele el cuello
Tengo dolor de cuelllo
(いずれも”首が痛い”)

■ そのほかのよく使用される病状の表現

Estoy constipado/a (風邪で鼻がくずぐずしています、詰まっています。:Constipado/aはそれほど深刻でない軽い風邪の状態を表す表現で、”鼻づまり”を意味することが多いです。)
Estoy enfermo/a (私は調子が悪いです。:Enfermo/a そのものは”病気の状態”という意味の形容詞です)
Estoy mareado/a (めまいがします;再帰動詞のMarearseは”目が回る”という意味です)
Tengo ganas de vomitar ( 吐き気がします)
No me encuetro bien (気分が悪いです ; 再帰動詞の”Encontrarse”を用いた表現です)
Me encuentro mal (気分が悪いです ; 再帰動詞の”Encontrarse”を用いた表現です)

■ 使えそうで使えない表現
”風邪を引いている”は、症状であるFiebre(熱)やTos(咳)と同様に動詞 Tenerを用いて”Tengo resfriado”と表現できそうな気もしますが文法的には正しくありません。
また”気分が悪い”というとき、Estar を使って”No estoy bien”も直訳的には間違ってはいないのですが,ニュアンス的にどちらかといえば”機嫌がわるい、気分的に乗り気がしない”の意味に近くなってしまいます。”体の具合が悪い”と言いたいときは”No me encuentro bien” ” Me encuentro mal”を使うほうが通じやすいです。

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スペイン語を始めるのは遅いほうがよい?

スペイン語に限らず、外国語の習得は。早く始めれば始めるほど、短期間に習得できること短いことはある程度事実です。

スペイン語を大人になってから学ぶために抑えるべき3つのポイント

の記事でも触れさせていただきましたが、大人になってからスペイン語を習得する方法は子供が習得する方法とアプローチはかなり異なります。
しかしながら、”時間と労力が子供より少しかかる”という以外は逆に大人になってからのほうが、”スペイン語マスター”は有利なことのほうが多い気がします。

なぜなら
■ レッスンへの集中度の違い

全体的に、小学生以下の場合は、”集中力”にかなりのムラがあります。興味を持っているうちはレッスンに耳を傾けることができるかもしれませんが、興味を失ったり勉強への意欲がない日はレッスンを行うのが難しい場合も。また自分の意志でスペイン語を勉強している場合はレッスンへのモチベーションも高く集中力も続くようですが、そうでない場合は”単に聞いているだけ”の状態になり何年続けても全く上達しない場合は多々あります。

■ 自分で投資するからがんばれる

やはり”自分の身銭を切って”行っていることは大なり小なり”無駄にしたくない”と思うものです。ちなみに、スペイン語に限らずですが語学は身に着けるのは大変ですが、いったん身に着けたら一生もののスキルです。(使わないと忘れる・・・説もありますが、しばらく使わなくてもまた使い始めるとすぐに戻ります。←個人的に経験・実証済みです)

■ 3つ目の言葉は2つ目の言葉より習得しやすい。

日本の場合は英語は義務教育なので、スペイン語はほとんどの学習者にとって”第3か国語”に当たります。ある程度英語を身に着け、”語学習得のコツ”を体得している場合第3か国語の習得は第2語の時よりずっと早いです。また気が付かれた方も多いかと思いますが、スペイン語の単語には英語の単語と似ているものが多くみられます。

■ 講師とのコミュニケーションの取りやすさ

小学生以下の受講生の場合、人見知りをなさるかたや、講師にわからないことをわからないと(おそらく恥ずかしいのかと思います)となかなか言えない方がいらっしゃるようです。
キッズレッスンの場合は講師側もこれらのことを考慮の上、レッスンを行っていますが、一般的に大人の受講生の方のほうがコミュニケーションはスムーズでより効率よくレッスンを進められるようです。

■ レッスン外の学習を自主的に行うことができる

スペイン語の上達・習得のためにはレッスン以外での自主的な学習は必須です。子供の場合は、自ら進んでやってくれることはまれなので保護者などはスケジュールを決めたり、時間をとって自習を行うことが求められます。大人になってからの場合はその点は自分でコントロールできるので上達に有利といえます。

スペイン語の習得、始めるのに遅すぎることは決してないですし、大人になってから始めるほうが実はメリットが多かったりします。(とくに英語と違ってスペイン語は日本語と発音が似ているので、大人になってからでもネイティブ並みのアクセントや発音を身に着けることは可能です)
なぜなら子供にとっても大人にとっても習得するには”地道にコツコツ学習を続けること”が絶対必要になってくるからです。

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スペイン語の文法をマスターしたい!と思ったらやるべきこと

スペイン語は日本人にとっては比較的習得しやすい外国語です、が、
はっきりいってスペイン語の文法はかなり難解です。

スペイン語文法が、スペイン語の習得を困難にしている原因のひとつといっても言い過ぎではないくらいです。
個人的にはスペイン語が使えるようになるには、細かい文法の知識は必ずしも必要ないとは思っていますが、使い方そのものは習得しなくてはなりません。
(車の運転と同様、運転ができるようになるには、エンジンの仕組みを理解する必要はないですが、どのように使うかは体で覚えなければならず、ただ両者の習得方法は全く異なります)

スペイン語文法を使いこなせるようになる、しかもなるべく”効率よい方法で(笑)以下の方法を試してみてください。

1.マスターしたい文法のレベルを明確にする
”スペイン語の文法を習得する”といっても、当然のことながら目指すレベルによって、かかる時間も難易度も異なります。”日常会話を話せるようになる”ために必要な文法のレベルと”DELEに合格するために文法を習得する”は学習方法もことなります。DELEに関しては、レベルにもよりますがかなり細かい文法の知識が求められる傾向があり、もちろんそれらは”スペイン語を話す”という観点のみから考慮すると必ずしも必要ではないです。(”書く”場合は話す時よりも正しい文法の知識が求められます)
ですので、最終的に”どのレベルを目指すのか”これは文法のみに限ったことではないですが、特に文法においては目指すレベルによってアプローチ方法がかなり異なるので学習に取り掛かる前にしっかりと目標を設定することが習得のための第一歩といえます。

2.スペイン語のみで書かれているテキストを使用する
スペイン語をきけば聞くほど、耳がスペイン語に慣れて、音源がだんだんと理解できるようになるのと同じ理屈で、スペイン語も読めば読むほど、視覚から入った”よく使われる単語”(同じ意味を表す単語でもよくつかわれる単語とそうでない単語があります。)や実際の動詞の活用を脳が記憶に蓄積していくため、個人差はあるものの、自然と記憶されていきます。
スペイン語のみで書かれているテキストは、はっきりいって日本語で説明があるものより、最初は難しく感じられますし時間もかかりますが、長い目でみると圧倒的に学習効果を期待できます。

3.スペイン語を読む
母国語においても同様ですが、文章を読めば読むほど、ボキャブラリーが身につきますし、表現の幅も広がります。ポイント2と同じ原理で、”読む”ことによって新しい情報を記録し、繰り返すことによって意識せずに記憶するようになるからです。テキスト以外でも、スペイン語で本を読んだり、インターネットの記事を読んだりするのはスペイン語の文法の習得にはかなり効果のある方法であるといえます。

4.声に出して読む
単に”読む”だけれも効果は得られますが”声に出して読む”ことによって、さらに記憶が強化される効果があります。また声に出して読むことによって、”スペイン語を話す”ための口の動きを練習できますし、自分の発音の癖なども確認できるので一石二鳥です。

5.物語を読む
これは文法のみに限らず、単語を覚える際にも言えることですが、なんらかのストーリーに組み込まれた文章や単語は、脳が実際にその情景を描く傾向があるので理解しやすくまた記憶に定着しやすい傾向があります。動詞の活用などでも単に、活用法だけ並べて暗記しようとするよりも、短めの物語を使って主人公になり切りスペイン語でいろいろと行動したつもりになると習得しやすいです。

まず、”はじめの一歩”にぴったりな一冊。

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新講師モイセースがレッスンを開始いたしました

講師アイタナが出産による長期休暇を5月までいただくことになりご不便をおかけいたしましてたいへん申し訳ございません。

アイタナの補充かつ、かねてから男性講師を増やしたいという意向もあり、新たに講師モイーセスがウノドストレスの講師としてレッスンを開始する運びとなりました。
現在はバルセロナに暮らしていますが出身は、サンティアゴでコンポステーラなどが位置する北部のガリシア地方。スペイン北部出身の講師はウノドストレスの講師では少数派なのでバランス的にもよくなりました。それぞれの講師にレッスンの際に出身地の話題で会話のレッスンをすれば、スペインにも詳しくなれますね^^。
(ちなみに発音に関してはマドリッド、バルセロナに長く暮らしていることもあり、モイセースのスペイン語は北部独特のアクセントはあまり感じられないかなり標準に近いスペイン語の発音です)

マドリッド自治大学でアジア地域研究の学位を習得後(専攻は日本語と日本文化)、マドリッドコンプルテンセ大学で”外国人のためのスペイン語教授法(ELE)” のコースを終了しスペイン語講師としての資格を習得、英語講師としての資格も持っているモイセース。
日本には2年間京都に語学留学をし、傍らスペイン語の個人レッスンを行っていました。現在もバルセロナで英語とスペイン語の個人レッスンを行っています。
ちなみに日本語検定2級に挑戦中で日本語の会話はかなりのレベルです。日常会話は全く問題なく流暢にこなします。本人曰く”日本語は書くことがとても難しい、特に漢字”だそうです。
大学で専攻しただけのこともあり、日本文化にも詳しいので通訳ガイド試験対策に心強いサポートとなってくれること間違いなしです。

【ごあいさつ】(本人が記述しました)
こんいちは。私の名前はモイセース・ヒールです。スペイン人です。
バルセロナに住んでいますが、出身地はガリシアです。

大学で日本学を卒業した時から、日本やスペインなどでスペイン語と英語の授業をやっています。私も昔から外国語の学生です。 それから、外国語教員をやってみたら、同じ状態で頑張っている学生さんたちを助けることは大好きだと納得出来ました。 ということで、スペイン語を勉強している時、困る所があれば、お気持ちが分かると思い、本当に役立ちたいものです。
私の趣味は音楽や料理やゲームなどです。
日本と日本文化はもちろん好きですが、 自分の国を紹介し、両方の国が近づかして、プラスな影響を与えてほしいです。
それから、憧れの仕事はスペイン人と日本人に関わる仕事です。 どうぞよろしくお願いいたします。

みなさまとレッスンでお会いできることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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大寒波到来中!”寒さ”に関するスペイン語表現

日本では1月2月は一年で一番寒い時期、厳しい寒さが続いているようですが…。

スペインでは今年は比較的12月は温かかったので、今年の冬は暖冬で終わるのかな・・と淡い期待を抱いておりました。
が、年を明けてからスペインにも”大寒波”が到来中。

寒さに関する表現は下記の記事でも少し紹介させていただきましたが、

冬に関するスペイン語の表現

これからやってくる”大寒波”に備えて、”寒さ”に関する表現のポイントをまとめてみました。

■ 氷点下の場合の気温の表現

スペインでは一部の地域を除いてはあまりないことですが、気温が0度以下になった”氷点下”になった場合。
たとえば”氷点下マイナス10度”は”Menos 10 grados “あるいは”10grados bajo cero”となります。
日本語をそのまま直訳した”menos x grados bajo cero”は文法的にも間違いになります。

■ ネイティブも混乱、気温が下がる場合の表現。

実際、天気予報の番組でも時々耳にする表現でネイティブでも間違って使用している場合がある”気温が…以下になる”の表現。

-気温が0度以下に下がる予定です、は
誤;las temperaturas bajarán por debajo de los cero grados 
正;las temperaturas bajarán de los cero grados

動詞”bajar”はもともと”下の方向に行く”という意味なのでわざわざ”por debajo de “(–以下)の表現を繰り返す必要はないです。

■ 降ってきたのは雪?それとも氷?
雪が降るの動詞は”Nevar”,雹が降るは”Glanizar”そのほか、天気予報でよく使われる表現に動詞”Precipitar”があります。
この動詞は”降る”という意味で雨、雪、雹のどの場合にも用いられます。

La lluvia precipitará desde primera hora (早朝から雨が降るでしょう)

のように用いられます。

■ ”Nieve”が複数形でつかわれるのは
“Nieve(雪)”は、数を数えることができるものではないので通常は単数形でもちいられます。しかし雪かきの場合は、その雪の量?から例外なのか
雪かき車は”Quitanieve”ではなく”Quitanieves”となります。

■ 寒さはいつも北極からやってくる?
寒さを表現するのによく使われる”Frio polar(北極から来た寒さ)”。本来なら”北極からきた寒波によって引き起こされた寒さ”飲みに用いられる表現ですが、”極端な寒さ”を表す表現としてよく用いられるようになっています。(厳密にいえば文法、意味的には間違いです)

■ スペイン語での温度の正しい書き方
スペイン語で温度を表現するときに用いられるのは正式には”°C”、ただ多くの場合省略して、数字の右上端に小さな丸を付けた”°”が用いられます。

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”スペイン語燃えつき症候群”の防ぎ方

新しい年を迎えて、年明けとともに、”今年こそはスペイン語をマスター”と張り切って始めたものはよかったものの・・・、スタートダッシュをしすぎて息切れしてしまったり、
目標を高く掲げすぎてすぐに挫折してしまったり。”燃えつき症候群”はスペイン語に限らず新しいことを始めるときにはハマりがちです。
”今年こそはスペイン語をマスター”を目指すなら、”スペイン語燃えつき症候群”にならないように次のポイントを抑えつつ、スタートはあえてゆるーく2019年、年間通じてのながーいお付き合いをまずは目標にしてみてください。

■ 無理強いはしない
”一か月後にスペイン語圏に赴任がきまっていてスペイン語を覚えないとクビになる”、とか”スペイン語の単位が足りないと卒業できない”など”どうしても速攻でスペイン語を身に着けないといけない”状況でない以外はまずは”自分の無理のない範囲”の時間での学習計画を立てるようにしましょう。一日15分であれば一日15分ずつ毎日づづけるように、慣れてくると学習時間を15分の学習時間を30分にすることはそれほど大変ではないはずです。
また、週に一度まとめて勉強するよりも、毎日少しづつ勉強するほうが、学習効果は期待できます。

■ 興味がわくことを優先してやってみる
“スペイン語を学びたい”とおもったきっかけは、それぞれの方で違うはずです。”サッカーに興味をもったから”であれはサッカーのスペイン語から取り掛かってみる。”いつか本場のスペインでタパスを堪能したいと思ったから”であれば、食べ物の名前を覚えることから始めてみる。興味を持った分野からスペイン語を始めると、学習するのも楽しいですし、また一つの分野でのスペイン語ボキャブラリーを身に着けたことが自信となります。
学校の勉強でも仕事でもないので”興味がわくこと””楽しめること”を優先してスペイン語学習を進めてください。

■ いろいろな教材を使う

”読む””書く””聞く””話す”。一つのスキルにこだわってそればかりやっていると、上達が感じられているうちはいいのですがいったんつまずくとそのまま放置してしまいがちです。
普段から4つのスキルをバランスよく練習できるいろいろな教材を用いることをお勧めします。また教材との相性もあるので、一つの問題集でつまずいても、別の参考書はすっと頭に入ってくる、ということは多々あります。またいろいろな教材を使うことで学習にメリハリもできるので”飽き防止”にもなります。

■ 計画通りにいかなくても気にしない
思うように上達しないからといって、決してスペイン語が向いていない、というわけではないです。
マスターするペースはひとそれぞれ、また”計画”は狂うもの、です。思うように進まなくても、”継続は力なり”で楽しみながら少しづつ学習をづづけてみてください!
興味を持ち続けている限りスペイン語は習得可能です。

■ 燃えつきても大丈夫、あきらめずにチャレンジ!
たとえ習得の道のりで息切れしてしまっても、No hay problema!
いったん休憩してから、またチャレンジ!
語学の習得は”旅”と同じです。目的地(習得することそのもの)よりも道のり(習得の過程)が楽しかったりするのです。
なので、”楽しむこと”と”自分の心地の良いペース”で再スタート。再スタートも何回もできるのでご心配なく!

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もっとスペイン人らしく発音するコツ

スペイン語の発音はいくつかの限られた特徴的な音を除いては、基本的にはローマ字読みと同じ発音なので、日本人にとっては発音しやすいです。
基本の発音は日本語にはない”L”と”R”、とくにRの巻き舌をマスターしてしまえばほぼ通じます。

基本はマスターしたので”もっとスペイン人ぽい発音をめざしたい”ならばこちらの音に注意してみてください。

■ Dの発音

発音そのものは全く難しくない”D”ですが、”発音のされ方”に若干バリエーションがあります。
Dの音が単語の最後や単語のシラバスの最後に来る時に、Dの音自体の発音が別の弱い音にすり替えられることがあります。”Z”や”T”にすり替えられることが多いです…
たとえば
‐Madrid(マドリッド):通常は”マドリッド”ですが、”マドりッツ”と”Z(セタ)や”T(テ)”の音に近い発音をするネイティブは多いです。。
‐Davud (ダビット);通常の発音は”ダビッド”ですが、”ダビス””ダビッツ”のように発音する人は多いです。

また”ado/ada”で終わる単語の場合”D”の音が発音されない場合があります。
よく使われる単語の一つ、Cansado (疲れた);通常はローマ字読みそのものの”カンサード”ですが、ネイティブは”カンサーオ”と”D”の発音を省略することがよくあります。
Ocupado (忙しい)Tomado(飲んだ、とった)なども同様でず。

しかしながら上記の二つの発音は、”カジュアルな場面”限定でもあるので、状況をみつつ”ネイティブっぽい発音

■ Xの発音

Xの文字を含む単語には”topónimos”と呼ばれる昔からの発音方法をそのまま受け継いでいるものがあります。
代表的なものが
Mexijo (メヒコ)
Texas  (テハス)
でこれらの言葉は“X”を”J”として発音します。

■ 二つの音が並んだ場合の特別な発音の仕方
音の並び方によっては、連続する二つのシラバスを一つの音として発音する場合もあります。スペイン語が”世界で最も早く話される言葉のひとつ”である理由の一つはこの”まとめて発音!?”にあるともいわれています。

たとえば、母音の音同士が続いた場合;

Que has hecho?(なにをやったの?)は
実際発音すると”ケ アセチョ”とSとEの音がつながって”セ”の音のように発音されます。

Va a venir un amigo (友達がやってくる)
実際発音すると‶バァ ベニール ウン アミーゴ)で“a”の音のうちの一つが省略されているように聞こえます。

もう一つのパターンとして、子音で終わる単語と母音で始まる単語が続いている場合

las amigas de mi madre (お母さんの友人)
はひとつひとつ発音すると”ラス アミ―ガス デ ミ マドレ”は実際は”ラ サミーガス デ ミ マドレ”とSとAが一つの音のように発音されることが多いです。

Por ahora no necesito nada (いまのところ何も必要ない)
は単語をひとつひとつ発音すると (ポル アオラ ノ ネセシタ ナダ)ですが、実際は Por とAhoraを重ねて ”ポラオラ”のように発音されます。

ちなみにこれらの発音はあくまで”基本的な発音をマスターしていること”が前提ですので、まずは基本の発音をしっかり習得してくださいね。

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