スペインの教育システム

9月に入って、スペインの子供たちも新学年のスタートです。
日本の新学年が4月に始まるのとは異なり、スペインでは9月に新学年が始まります。
学年度の開始が異なるのと同様、教育システムも日本のものとは少し異なるようです。

■ スペインの義務教育
まずスペインの義務教育は6歳から16歳。義務教育は基本的にはスペインにおいては無料です。
教科書などの費用が別途必要になってきますが、購入が困難な家庭には政府からの援助があります。
16歳で義務教育を終了した時点で、Bachillerato(高校)あるいはFormacion Prfessional(専門学校)
に行くかの選択が与えられます。

■ スペインの教育システム
スペインの教育システムは大きく次の5つの段階にわけることができます。
Educación infantil
Educación primaria
Educación Secundaria Obligatoria
Bachillerato
Educación superior

Educación infantilは日本の保育園、幼稚園にあたるもので義務教育には当たりませんが近年はほとんどの子供たちが義務教育が始まる前に該当する保育園や幼稚園に通っています。
6歳に達すると義務教育であるEducación primariaが始まります。日本の小学校に相当するもので12歳までの6年間続きます。内容も日本の小学校の教育と類似しており、読み書きや日常生活に必要な基礎学力や常識を身につけるためのカリキュラムが行われます。

次の段階にあたるのがEducación Secundaria Obligatoria (ESO)で日本の中学教育にあたりますが、スペインの場合は12歳から16歳の4年間にわたります。
Esoを終えるとスペインの場合は3つの選択肢があります。

1.大学教育をめざすために高校に当たるBachilleratoに行く。
2. 特定の職業に就くためにFormacion Professional(専門学校にいく)
3・学校に行かずに働く

3のオプションは10-15年ほど前は就職口もたくさんあり選択をする学生も多かったのですが、現在は失業率の高さもありほとんどの学生が進学を志します。

高校に当たるBachilleratoは16歳から18歳までの2年間にあたり共通の必須科目と”Modalidad”とよばれる、選択可能な科目からなります。
進学を目指す大学で学びたいことによって選択する”Modalidad”が異なってきます。日本でいうところの”文系・理系”に当たるものです。

スペインの大学教育はGrado(通常の大学教育)/Master(修士)/doctorado(博士)に分かれます。
通常Gradoは4年間、(医学部や建築学部はそれより長い時間を必要とします)Masterは1年から2年でDoctoradoは3年間とされています。

ちなみに義務教育以降の学費はBachiellarto(高校)は無料、Gradoは州にもよりますがだいたい年間1000から2000ユーロで奨学金もたくさん用意されており”学ぶ意思”をもった学生にとっては、スペインの教育制度はとても寛容であるといえます。
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スペイン語の方言:アンダルシアのスペイン語 その2

アンダルシアのスペイン語にチャレンジ!
の記事でも紹介させていただきましたが、スペイン語の方言の中でも特に癖の強い”Andaluz(アンダルース;アンダルシアの方言)
今回は第2段で”アンダルシア地方独特の単語”を紹介させていただきます。

■ Acarajotao
注意散漫なこと、ボーっとしていることで、同じ意味でスペインの他の地域では”Despistado””Distraido”という言葉を使います。

■ Agonias

“Agonia”という単語は”激しい痛み”を意味する単語としてスペインの他の地域でも用います。ただこの”Agonia”にSを加えて”Agonias”とするとアンダルシアでは全く別の意味を持つ単語となります。”Agonias”は”悲観的で文句ばかりいっているひと”を意味します。

■ Miarma
アンダルシアでもとくにセビリアの人がよく使う表現で、親しい人たちに愛情をこめて呼ぶ時の呼び方です。もともとは”Mi alma”が短縮されて”Miarma”となったようです。

■ Mijita
スペインの他の地域では”mijita”は”量が少ないこと””ほんの少しだけ”を意味する単語ですが、アンダルシア地方では”mijita”は”いろいろなことに細かい人”のことを意味します。スペインの他の地域では”Meticuloso” “Demasiado detalista”の単語に相当します。

■ Chuminá
Chuminada(取るに足らないこと)のアンダルシアバージョンです。アンダルシアの方言ではよく単語の語尾を省略するのですがそのうちの一つです。スペイン語に相当する言葉はtontería 、una estupidez です。

■ Cansino
おそらく、単語”Cansar(疲れさせる)”から発生したと思われるアンダルシアの方言。”Cansino”は”一緒にいると疲れる人”を意味します。
標準のスペイン語では”Pesado”が同意義です。

■ Perita
マラガ特有の表現で”素晴らしいもの””特別なもの”や人に対して使う時は”とても感じがいい人”を意味します。
スペイン語の表現ですと”Lujo””Agradable”が同意語になります。

■ Quillo/a
もともとの単語は”Chillo/Chilla”愛情を持って相手を呼ぶ呼び方で口語の小さいを意味する”Chillito””Chillita”をアンダルシア風にアレンジした言葉です。

リストにしだすと終わりがないのですが(笑)テキストには決して載ることのない”アンダルシアのスペイン語”。
いつかアンダルシアを訪れられた際にお役にたちますと幸いです!
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柴崎のバルサゴール、スペインメディアの反応は…

soccer_score

9月16日、ヘタフェ-バルサ戦でバルサの今シーズン”初失点”となるゴールを決めた柴崎選手。
最終的にはけがのため途中交代となり、ヘタフェもバルサに2-1で負けてしまいましたが、”リアルマドリッドとバルサにゴールを決めた日本人選手”としてスペインのマスメディア主に主要サッカー誌から注目を受け、ウェブ版で多くのメディアが取り上げました。

各メディアの称賛はこんな感じです^^記事へのリンクも添付しておきますので
ぜひチャレンジしてみてください!
(”センセーショナル”を狙ったスポーツ誌のタイトルの訳はいつもながら難易度高し・・・(汗)

■ ”Marca(マルカ)”誌より
El nipón, que ya sabe lo que es marcarle al Real Madrid, pone la mira en los de Valverde
リアルマドリッドにゴールを決めることはどういうことかを知っている日本人が、バルべルデ(監督)の選手に目を向ける。

Gaku Shibasaki, ahora el Barça
柴崎岳、今度はバルサ

↓ 元記事はこちらから

http://www.marca.com/futbol/getafe/2017/09/16/59bcfb75468aeb9e6f8b45d9.html

■As(アス)誌より
Gaku Shibasaki es el sexto japonés que marca en Primera
柴崎岳、一部リーグでゴールを決めた6番目の日本人。

Su golazo en el Getafe-Barcelona le convirtió en el sexto jugador nacido en Japón que celebra un tanto en Primera División. Se retiró lesionado en el 52′.
彼のヘタフェ-バルサ戦でのゴールで第一部でゴールを決めた6番目の日本国籍の選手となった。52分で負傷のため(試合から)抜けた。

↓ 元記事はこちらから

https://as.com/futbol/2017/09/16/primera/1505574847_908393.html

■ Mundo deportivo(ムンドデポルティーボ)誌より

Shibasaki rompe la imbatibilidad de Ter Stegen
柴崎がテ-ル・ステーゲンの打倒不可能性を破る

El portero alemán encaja en Getafe el primer gol de la temporada en Liga y Champions
ドイツ人ゴールキーパーはヘタフェでリーガ・チャンピオンズリーグのシーズン初のゴールを受け入れる。

↓ 元記事はこちらから

http://www.mundodeportivo.com/futbol/fc-barcelona/20170916/431329294516/shibasaki-rompe-la-imbatibilidad-de-ter-stegen.html

■ ”Goal”(ゴール)誌から

GAKU SHIBASAKI, EL JAPONÉS QUE ANOTÓ A REAL MADRID Y BARCELONA
柴崎岳、レアルマドリッドとバルサに点を入れた日本人

El actual jugador del Getafe puede presumir de haber marcado a los dos grandes de la Liga española.
現ヘタフェの選手はスペインリーグの2大競合にゴールに点数をいれたことを誇りできる。

http://www.goal.com/es-ar/noticias/gaku-shibasaki-el-japones-que-anoto-a-real-madrid-y/6rr14j0w450x14owa7zun425c

■ ”Sport.es”(スポーツ・エス)誌
El golazo de volea de ‘San Gaku’ Shibasaki al Barça
柴崎”ソンガク(おそらく孫悟空とかけて)のバルサに向けたボレーのゴール

El japonés Gaku Shibasaki adelantó al Getafe con una volea impresionante desde la frontal
Rompió la racha de imbatibilidad de Ter Stegen
日本人選手柴崎学はフロントからの素晴らしいボレーでヘタフェを全身させた。ステーゲンの打倒不可能な介入を破った。

↓元記事のリンクはこちらです。
http://www.sport.es/es/noticias/barca/video-gol-gaku-shibasaki-barca-6290408

そしてスポーツ誌のみならず、カタルーニャの有力一般誌である”La Vanguardia”(ラバングアルディア)も

GETAFE – BARÇA:Tras el Madrid, Shibasaki también golea al Barça
(ヘタフェ-バルサ:マドリッドの次、柴崎はバルサにもゴールを決めた)

El japonés le marcó un doblete a los blancos y abre el marcador con un golazo ante los azulgranas
(この)日本人は白い選手たち(マドリードの選手を隠喩)に2点入れ、青真紅(”バルサ”を意味する”Azulgrana”を日本語訳するとダサいですね^^;)の選手を前に一つのゴールで点数マークを開いた(”初失点”を意味するかと思います。)

http://www.lavanguardia.com/deportes/futbol/20170916/431333509650/shibasaki-getafe-barcelona-liga-santander.html

一日も早い怪我の回復と今シーズンますますの活躍、期待したいですね!

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レストランで使えるスペイン語フレーズ2

レストランで使えるスペイン語フレーズ:その1
では、”レストランに予約をいれる”から”レストランでオーダーを入れる”までの定番のスペインフレーズを紹介させていただきました。

さて、いよいよオ-ダ-を終えて一安心、いよいよ食事が運ばれてきます。
食事の途中、ウェイターに尋ねたいことがあるときは、まず

– ¡Perdone!/ ¡Disculpa!(すいません:どちらのフレーズでもよいです)
と声をかけてみましょう。

追加で何かを頼みたいときは
– ¿Podrías traer más (ここに pan, agua, vino…など持ってきてほしいものの名前をいれます), por favor?

また、メインを食べ終わってデザートを頼みたいときは
-¿Me puede traer el menú de los postres? (デザートのメニュー表をもってきてもらえますか?)

■ 食事が終わった後のフレーズ

レストランにもよりますが、ある程度のレベルのレストランであればお会計は食事をしたテーブルで行うのが通常です。(レストランによっては食事のあとにレジに自分で出向いて払わないといけない場所もあります。)

– ¿Me puede traer la cuenta, por favor? あるいは ¿la cuenta, por favor?(お勘定をもってきてもらえますか?/お勘定をお願いします。)
とウェイターに告げ、レシートを持ってきてもらいましょう。

カードで払いたい場合は

– ¿Se puede pagar con tarjeta?(カードではらえますか?)

また支払いを別々にしたい場合は
-¿Se puede pagar por separado?(それぞれで支払うことはできますか?)

とたずねます。

またお店を出るときは、

– ¡La comida estaba muy buena!(とてもおいしい食事でした)

– Muchas gracias, muy amable. (親切にどうもありがとう)

と一声かけてレストランをでましょう。

■ 番外編:万が一レストランでトラブルがあった時のフレーズ

ないに越したことはないですが、万が一レストランでちょっとしたトラブルにあったときのフレーズ。

食事がなかなか出てこない時、スペインでは日本よりも待ち時間が長いのが一般的ですがあまりにも時間がかかり過ぎている場合
忘れられている可能性もあるのでウェイターに

– Llevo mucho rato esperando (長い間まっているのですが・・・)

と伝えてみましょう。

また、頼んだものと違うものが出てきた場合は

– Perdone, esto no es lo que he pedido (すいません、これは頼んだものではないのですが)

食事が冷たすぎるときは

– ¡La comida está fría! (食事が冷たいです。)

と伝えましょう。

また最後の最後の手段にはなりますが、ウェイターの態度に問題がある場合は

– ¿Puedo hablar con el encargado?(ホール責任者の方と話せますか?)と申しでてみてください。そのような状況にならないのが一番のぞましいのですが、スペインのレストランはウェイターのサービスの質にもばらつきがあることが多いので念のため。

最低限、以上のフレーズを頭に入れておけばレストランはサバイバルできるかと思います!

Espero haber ayudado y que aproveche!
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レストランで使えるスペイン語フレーズ:その1

旅行の際の楽しみの一つが”食事”。最近バルセロナでは以前に比べると英語が通じる場所が多くなってはきていますが、
やはり現地の言葉でひとこと添えるとお店の人も嬉しいようです。
また大都市以外の場所ではおそらくレストランではスペイン語しか通じないと覚悟を決めたほうがよさそうです^^;
ということで万が一のときのための”レストランでのサバイバルフレーズ”
覚えられそうになければ、メモをしてレストランのお供に^^

■ 予約を入れる際
近頃はインターネットで予約ができるレストランも増えてきていますし、ホテルのレセプションでお願すれば予約の代行
をしてもらえることも多いですがたとえば直前に予約を入れたいときなどの場合に使えるフレーズです。

-¿Tienen alguna mesa libre?
(空いている席はありますか?)

回答が”Si”であれば

– Me gustaría reservar una mesa para X personas.:Xの部分には予約を希望する人数を入れてください。
(X人分にテーブルを一つ予約したいのですが)

最後に予約を希望する時間と自分の名前(あるいは代表者の名前)を伝えます。

-La reserva sería para este a las(時間) . La reserva va a nombre de (名前)
(予約は今日の…時のためのものです。予約者の名前は…です。)

で完了です。

レストランに時間についたら
-Tengo una reserva con el nombre de (名前)
(…の名前で予約をしています。)
と伝えれば席に案内してもらえます。

■ オ-ダ-をする際
さて、レストランに到着し、着席したらいよいよオ-ダ-です。
まずはウェイターに

– ¿Puede traer la carta, por favor?
(メニュー表をもってきてもらえますか?)と伝えてメニューをもってきてもらいましょう。

あるいはお昼の時間帯(おおよそ13時30分から3時30分くらいまで)であればほとんどのレストランで”el menú del día”というランチセットがあります。
-¿ Tienes el menú del día?
(お昼の定食はありますか?)
– ¿Puede decirme cuál es el menú del día?
(どれがお昼の定食か教えてもらえますか?)

とたずねると、別でランチセットのメニューがある場合は持ってきてくれます。

またその他の場合でお勧めを訪ねたいときは

– ¿Me recomienda algún plato?:(なにかお勧めはありますか?)とたずねてみましょう。

オ-ダ-するものがきまったら
– ¿Perdone, me puede tomar nota?(オ-ダ-を取ってもらえますか?)とお願いします。

スペインのレストランでは通常 飲み物(bebida)/前菜(Primero Plato)/メイン(Segundo plato)/をオ-ダ-します。
-De primero tomaré…(前菜は…をお願いします)
-De segundo tomaré…(メインは…をお願いします)
-Para beber tomaré…(飲み物は…をお願いします)
のフレーズを使います。
ちなみに飲み物のメニューはワインリスト以外にはないレストランもありますので、アルコール以外の飲み物がメニュー表に書かれていない場合でも頼んでみましょう。メニューに書かれていなくても水(Agua)/炭酸水(Agua con Gas)/コカコーラ(Coca cola)/コカコーラライト(Coca cola light)/ファンタオレンジ(Fanta naranja)はおいてあります。

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信じる者は救われる?スペインの迷信 その2

”茶柱が立つといいことがある””雷がなったらおへそを隠す”、
”ごはんを残したら目がつぶれる・・・”

ちいさなころ、おじいちゃんやおばあちゃんになにかあればいわれたような記憶がある迷信。
日本には本当にいろいろな迷信がありますし、よっぽど非合理なものを除いて意外と信じている人も多いような気がします。
(いまだにクローバーがたくさんある場所にいくと四葉のクローバーを探してしまうのは私だけでしょうか…)

ちなみにスペインでは”5人に一人が迷信を信じている”といわれています。
(あまり普段は話題に上らないので、意外に多いのでびっくりでした^^)
以前も少しスペインの迷信を紹介させていただきましたが、
実はまだまだありました!

日常生活でときどき遭遇するシチュエーションでもあるので、真偽のほどはいかに??

■ 幸運をよぶとされているスペインの迷信

-まつげにねがいごとをするとかなう
顔におちているまつげを見つけたときにお願い事をするとかなうといわれています。

- 指をクロスすると幸運がやってくる:
人差し指と中指をクロスするポーズは”悪運からみを守る”とされており、なにかがうまくいくことを祈るときに使います。
”Cruzando los dedos”は”幸運を祈っているんだ”という意味のフレーズで会話にもよく使用されます。

- 道でコインを見つける
道で落ちているコインをみつけると、とくに金運に関連した幸運がやってくるとされています。

- 洋服を表裏反対に着る
あわてて洋服を表裏反対に着て出かけてしまった・・・おっちょこちょいの人であれば経験したことがあるかもしれませんがスペインでは、
”洋服を表裏反対に着て出かけた日は運がいい日”とされています。

■ 運が悪くなるとされている迷信

-13日の火曜日
キリスト教徒の間では縁起の悪いのは13日の金曜とされていますが、スペインと南米では13日の火曜日も”縁起が悪い”と取られることが多いようです。13という数字は”縁起の悪い数字”という認識があるようで、飛行機には13番の列がない場合もあるそうです。

-階段の下を通ると幸運が逃げてします。
スペインではかなり信じている人が多い迷信だそうで、階段の下をくぐることを躊躇する人は多いようです。
”階段の下をくぐってしまうとしばらくの間運が逃げてしまう”といわれています。

-しおをこぼすと人にだまされる
これは上記のふたつほどはよく知られていませんが、塩入れをひっくりかえして塩をばらまいてしまうと、人にだまされたり、失望させらたりするような目にあうといわれています。

- 左足から立ち上がる
なにかの拍子に左足から立ち上がってしまうとその日一日は悪運がついて回る、そうです。”左足から建物にはいると縁起が悪い”という迷信もあるので”左足”は運を落としてしまう部位なのかも知れません…。

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スペイン語をもう一度やろうと思った時に読む本

9月にはいり、気候もだいぶ秋らしくなりすごしやすくなってきました。
スペインでは新学年度の開始の月です。夏のながーいバケーションでたっぷりエネルギーチャージして
新しい年に臨む…という意味合いもあるのかも知れません。

日本はスペインほど夏休みは長くないものの、8月のお休みで少しペースをくずされたり、スペイン語から離れてしまったりなさった方もいるかもしれないかと思い、涼しくなって学習にも適した気候になった9月(笑)、スペイン語に再チャレンジにぴったりの季節です。
しばらくご無沙汰で”もう一度スペイン語をやろう!”と思われた方は以下の方法を試してみてください!

スペイン語からしばらく離れていた場合…特に日本にいると、普段はほぼ使う機会がないので数カ月やらないだけで
すっかり忘れてしまうこともあります。なのでまず

1.スペイン語を少し思いだす

まずはぼちぼちでいいので、”スペイン語を思いだすきっかけづくり”、です。
”手軽に気負わずはじめられる”のがNHKのスペイン語講座です。月500円前後のテキストでテレビの場合は週一回、ラジオの場合は2-3回(
初級は月曜から水曜まで、中級は木曜と金曜)内容も気負わずに取り組めるように構成されています。テレビのほうは約30分、ラジオのほうは約15分と短めのプログラムなのも取り組みやすさの理由の一つです。

ちなみにテレビのほうは毎回ストーリー構成になっており、去年はバスク地方。
10月から開始する新シリーズはマドリッド、バレンシア、アリカンテが舞台なので、見ているうちに”スペインを訪れたくなりモチベーションもアップ^^

NHKテレビ 旅するスペイン語

まいにちスペイン語
月から水 初級編/木金 中級編 毎回 15分

またそのほかDuolingoなどの語学アプリを使ってスペイン語をゲーム感覚で思いだすのもよい方法だと言えます。

2.”上達”を気にせずに”スペイン語を楽しむ

語学習得の秘訣は”長く続けられること”、つまるところしんどいことは長続きしません^^;
本格的に学習に取り掛かる前に
”スペイン語を学ぶことは楽しい”を思えるような一冊で感覚をとりもどしてみることをお勧めします。

■ ジョークで楽しく学ぶスペイン語 (CD BOOK)
スペイン人の笑いのツボが分かる一冊です^^。お堅い参考書とは少し異なりますが、
スペイン語のフレーズと日本語訳がついているので、ゆくゆくは会話のためのフレーズ集としても役立ちます。

■ おいしいスペイン語
”スペイン料理通”になれる一冊です。スペイン料理ファンなら、料理関係の単語はきっとすぐにマスターできるはず^^。

3.”達成感”でモチベーションアップ。
”長く続かない”理由の一つに”上達が感じられない”ことがあります。
なのでまずはやさしめ”のテキストを一冊しあげて”達成感”、書き込み式などのほうが”達成”を可視化できるのでモチベーションアップには効果があります。薄くてイラストも多く、ただ読むだけではなくCDなどもついていてメリハリのある学習ができるものがお勧めです。

たとえば、

■ 書いて覚える いちばんやさしい スペイン語レッスンノート CD付

CD付きオールカラー 超入門! 書いて覚えるスペイン語ドリル

一冊仕上げればスペイン語の感覚がだいぶと戻ってきているはずです。

そのままペースをくずさず、それぞれが一番楽しめるやり方で
”スペイン語”をつづけてみましょう。”学習する”というよりまずは”楽しくスペイン語を使う”時間を、毎日すこしでいいので取り入れてみる。これができれば”スペイン語再チャレンジ”はひとまず成功です^_-☆

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ガリシアのスペイン語

一言で”スペインのスペイン語’といっても、地方によってかなりバリエーションがあります。
(ちなみにスペインで標準とされているのはマドリッド周辺のカスティージャ地方で話されているスペイン語です。

以前にもアンダルシアのスペイン語カタルーニャ地方特有の”catanol(カタニョール)を紹介させていただきましたが、今回はガリシア編です。
日本でも人気のある”サンティアゴ巡礼”参加する前にぜひマスターしてみてください!

1. Arroutada
予想もしない、突拍子もない行動(ほとんどの場合かっとなって、感情的になってとった)のことで”動詞 Dar”とともに使います。

例: Le dio una arroutada y dejó el trabajo.
(突然の思いつきで仕事をやめてしまった)

2. Rosmar
スペイン語で一番近い言葉が”Murmurar(しどろもどろになる)”、意味は”怒ったり反感を表すために、理解できない言葉を発したりぶつぶついったりすること”です。
¿Qué andas rosmando? Si no querías venir podías haberlo dicho.
(なにぶつぶついってるんだい?もしきたくなかったら言うべきだったのに)

3. Fozar
スペイン語の”Forzar”(無理矢理、ちからごなしになにかをやらせること)と少し似た意味を持つガリシア地方特有の単語で”動かす、興味本位でさわる、ぐちゃぐちゃにする”という意味です。

例:Deja de fozar en el ordenador, que me lo vas a estropear.(私のパソコンをいじるのやめてくれる?壊れてしまうわ)

4.Esmorga
“Salir de esmorga” “Estar de esmorga”のような使い方をします。”羽目をはずして大騒ぎする”の意味です。
例: Estuvo toda la noche de esmorga y ahora, claro, se encuentra mal.
(昨日一晩中大騒ぎしていたからね、当然のことながら今は気分がすぐれないみたいだね)

5.Escarallar
スペイン語の同意語は”Estropear(壊す)”に当たりますが、”Estropear”より破壊力が強いのが”Escarallar”です。
”Escallar de risa”はスペイン語の”Partir de risa”と同意語で”おなかが痛くなるほど笑う”という意味です。

例: Se me escaralló el ordenador de tanto fozar en él.

6. Chafallada
スペイン語の同意語は”Chapza”(適当に仕上げたもの、つくりがちゃちなもの)。Chafalladaはたとえばあきらかに間違いだらけで期限ぎりぎりに提出された課題”のように”できの悪いもの”を意味します。

Ejemplo: ¿Que qué me parecen los presupuestos? Una chafallada.
(予算についての感想?いい加減な仕事にしか見えないね)

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動物をつかった表現 その2

flag_animals

動物を使ったスペイン語の口語表現
を以前の記事でいくつか紹介させていただきましたが、今回は第2弾、4種類の動物に関しての表現を紹介します。

少し長めの中上級編です。

■ Estar en la edad del pavo
La edad de Pavo, ”七面鳥の年齢”。日本ではあまりなじみのない鳥なので、若干理解しにくいですが、アメリカの感謝祭、スペインではクリスマスの料理に欠かせない鳥です。七面鳥は活動的で気が荒い性質から、”Edad de Pavo”、思春期前の10歳前後のちょうど子供たちがわがままといいだしたり、親のいうことを素直に効かなくなったりという態度を見せる時期のことをいいます。
ただこの表現は、突然奇妙な行動をとったり口走ったりするような態度に対して、年齢に関係なく使われる表現です。

■ Hablar como una cotorra
cotorraは”オキナインコ”でスペインでよくみかける種類の緑色のインコです。このインコの特徴は”よくしゃべる”事、オウムのように人間の言葉を真似することができよく話す鳥です。なのでHablar como una cotorra(オキナインコのように話す)は、一旦しゃべりだすと話が止まらない人、休みなく話続ける人のことを意味します。実際スペインでは Hay mucha gente que habla como cotorra…です。

■ Estar hecho como un toro
Toro(雄牛)は”闘牛”のイメージからスペインを象徴する動物としても知られており、スペインでは”雄牛”というと”強さ”が連想されるようです。日本では”牛”はどちらかといえばゆっくりしたイメージなので所変われば動物に対するイメージもかなり異なりますね。

Estar hecho como un toro(雄牛のようになっている)はこのことから、身体的に”強そうに見える”(がっしりしている、筋肉質である)”ような状態の人のことを意味する表現です。またSerではなくEstarが使われていることから性質ではなく”状態”を表す表現となります。
たとえば、しばらく見ない間に体を鍛え以前よりもがっしりした体形になっている友人に対してなどに
”Estas hecho como un toro!”
という風に使います。

■ Llevarse como el perro y el gato
Llevarse bien は”仲が良い” Llevarse mal は”仲が悪い”…では LLevarse como el gato y perro は・・・。
日本では”犬猿の仲”といわれるように犬のと猿の相性はあまり良くないようですが、スペインでは犬と相性が悪いのは猫らしく、
“Llvearse como el gato y perro”は”仲が悪い”という意味の表現です。日本のことわざのスペインバージョンは”犬猿の仲”ではなく”犬猫の仲”のようです。

■ Cortar el bacalao
Bacalao( タラ)はスペイン料理によく使用され、スペインの食卓には欠かせない食材です。”cortar el bacalao”、タラを切るという言い回しは、直訳以外に”決定権を握る”という意味ももっています。
この表現の起源にはいろいろな説があるのですが、そのひとつが、”タラを切るためには長くて尖鋭なナイフが必要だったため、魚屋さんや調理場では、見習いではなく責任者しか切ることを許可されなかった”というものがあります。
使い方としては、誰かになにか頼みごとをしたときに” Lo siento no puedo porque no soy yo el que corta el bacalao” (
ごめんなさい、受けることができないんだ。自分は決定権をもっていないんだ”のように使われます。

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日本に持って帰りたいスペインの7つの習慣

7habitos

日本とはあまりにも違いすぎて最初はとまどったものの、
慣れてしまうと”日本でもこうだといいのにな”と思う習慣もたくさんあります。

もともとスペイン人は”あまり仕事が好きな人たちではない”イメージがあるように思いますが裏を返せば、そのおかげで
仕事の合間の休憩がしっかり取れたり(しかも長い)、休みがとりやすかったりします。
また家族との時間をとても大切にします。

これからこのままであってほしい、そして日本にも持って帰りたい!と思うスペインの7つの習慣は・・・

1.Sobremesa
食事とくに昼食の後のながーいおしゃべりの時間には実は名称があり”Sobremesa”と呼ばれています。デザートを食べ終わった後でもすぐに席を立たず30分から時には数時間(週末や祝日など)、デザートワインやお茶、コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみます。
会社などでも通常昼休みは一時間30分から2時間なので平日でもゆっくり食事をたのしみ、食事の後のおしゃべりを楽しめます。

2.Siesta
スペイン人にとって昼食は一日で一番大切な食事なので、家に帰って食事をする人もいます。特に夏においては昼の2時から3時は一番暑い時間帯で何をやっても効率があまり上がらないので、食事のあとに20分ほどの軽い昼寝をしてから仕事に戻る人もいます。
実際食後の時間帯はだれにとっても眠くて仕事の効率が悪い時間帯でもあるので、思いきって寝てしまい、リフレッシュして仕事に戻と逆に生産性もあがるような気がします。

3.Asuntos Personales
Asuntos Personalesは訳すると”個人の事情”。スペインの会社では、仕事の前に子供を学校に送っていかなければならなかったり、また家族が病気になったりした…などの”家庭の事情”に職場はかなり寛容です。”家庭の事情”のために始業時間をずらしたり、または一日お休みを取らなければならない場合も”後ろめたさ”のようなものは感じていないようで、周りの人たちも協力的です。

4.時間に寛容
“スペイン人は時間にルーズ”というのは耳にされたことがあるかと思います。最近は前ほど気にならなくなりましたが、この国では”約束の時間はあってないようなもの”です。ただ感じるのは”時間にルーズ”というよりは”時間を守る”がスペイン人にとって優先順位が低いのかなという気がします。”時間を遅れないように”とストレスを感じることはないですし、こちらが時間におくれても”だらしがない””礼儀がない”という風に思われることもないので、とても楽です。

5.日曜の午後は家族の時間。
典型的なスペインの家庭では日曜に家族、(多くの場合親戚一同)集まってながーい昼ごはんを食べるのが習慣です。スペイン人にとって”日曜の午後”は”家族のためにとっておく時間のようです。

6.えんえんと続くご近所さんたちの夕暮れ時の会話
スペインにはところどころに小さな広場(Plaza)や道に並んだベンチをよく見かけるのですが、夕方になるとご近所さんたちが広場やベンチに集まって延々と長話が始まります。スペインでは地域の人たちとの結びつきが強く、アパートなどでは隣に住んでいる人はもちろん、ほとんどの場合は同じ建物に住んでいる人たちはみな顔見知りです。

7.お休みはしっかり取る
日本ではほとんどもお店が年中無休ですが、スペインでは基本的にお店は日曜日は閉めなければならないことが法律で決められています。(日曜お店を開きたい場合は別途許可を得る必要があります。)レストランは例外で日曜も営業の許可があるのですが多くのレストランが日曜の夜から月曜にかけて休みを取ります。またスペインの会社では有給休暇が3週間あり、みな例外なくきっちりと取得します。

もちろん、”スペイン人が日本から持ってきてほしい習慣”も逆にありますので、またあらためて紹介させていただきます^^

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