スペインがもっと解って生きたスペイン語も学べる4つのTVプログラム

スペインといえば真っ先に思いつくのが”フラメンコ””パエリア””世界遺産”…気候がよく食べ物もおいしいく
ヨーロッパでも最も人気のある観光地でもあるスペイン。
ただ日本のメディアを通じてあるいは短期間の旅でみえるのはどちらかといえば”スペインのよいところ”のみ
。旅行などで、スペイン人と知り合う機会はあるかもしれませんが、”実際のスペイン人の生活”はなかなかみることができません。

私自身もスペインで暮らし始めて今年で13年目、暮らし始める前に思い描いていたと実際の暮らしには大きな隔たりがあります。

そんな、日本にいては知ることのできない”スペインの現実”を映しスペイン社会への理解を深めてくれ、かつドキュメンタリーなので生のスペイン語を学ぶことができる4つのTVプログラムを紹介させていただきますね。
(ちなみに、スペイン語は、アクセント早さがそのままなのでどちらかといえば上級者向きになります。)

■ Comando Actualidad
さまざまなテーマを扱った”現代のスペイン”のテーマを扱うドキュメンタリープログラム。
それぞれのテーマに関して深く切り込んでおりそれぞれの回が興味深い番組に仕上がっています。

番組のサイトから過去の放映をビデオで視聴することもでき、それぞれのページに簡単な内容説明がされています。
またビデオなので、聞き取りにくかった部分は巻き戻し(?)あるいは再視聴できるので便利です。また”Subtitulo(字幕つき)”を選ぶとスペイン語で字幕が表示されるのでリスニングに自信がない人はまず字幕にチャレンジしてみましょう。

http://www.rtve.es/alacarta/videos/comando-actualidad/

■ Salvados
スペインでもっとも影響力のあるジャーナリストそしてオピニオンリーダーの一人Jordi Evoleが、スペインの時事問題の”渦中の人物(Salvados)”にインタビューを行ったり、スペインの社会問題に切り込んだりしていくスペインの人気TVプログラム

http://www.lasexta.com/programas/salvados/mejores-momentos/
youtubeで”Salvados programa completo”で検索するとその他の回も視聴することができます。

■ Españoles por el mundo
スペインを出て異国でくらすスペイン人のドキュメンタリー。スペイン人の視線で訪れるさまざまな国は言葉が理解できなくても、
見ているだけでも楽しめます。もちろん日本の回もあります。

過去の番組は、番組のサイトからビデオで視聴することができ、スペイン語字幕オプションもあるので教材としても活用できます。
http://www.rtve.es/television/espanoles-en-el-mundo/

■ Un pais para comersela

”スペインの食文化”に焦点を当てたドキュメンタリー。スペインの俳優たちがさまざまな地方を訪れ、それぞれの土地の”名物料理”を紹介する番組です。

過去の番組を視聴できるページは下記のリンクです。最近放映されたものにはスペイン語字幕オプションがあります。
http://www.rtve.es/alacarta/videos/un-pais-para-comerselo/

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スペイン映画入門にぴったりの”不朽の名作”7選

”映画を見ること”は立派な語学学習の一環です。
リスニング力を鍛える、ボキャブラリーを増やす、発音の練習のためシャドーイングのお手本にするなど色々な方法で活用することができます。
DVDなどで見る場合はスペイン語字幕モードにできるのでさらに学習用としては便利です。

ただ”スペイン映画”といってもかなりの種類のものがあり、かつ日本の映画館では上映されないものがほとんどなので
なかなか”どれを見るか”決めるのが難しいところ。

好きな女優さんや俳優さんで選ぶというのも一つの方法ですが、
スペイン国内外で高い評価や映画賞を受賞した”不朽の名作”を数点紹介させていただきますね。
映画選びの参考になれば幸いです^^

■ Abre los Ojos(Open Your Eyes)/1997年: 国際的にも高い評価を得、ハリウッドで”バニラ スカイ(2001年)”としてリメイクされたサスペインス映画。女優ぺネロぺ・クルスはオリジナルでもリメイク版でもヒロインを演じています。

■ Todo Sobre Mi Madre(All About My Mother)/1999年:アカデミーの最優秀外国映画賞を獲得したスペインの巨匠ペドロアルモドバル監督による作品。舞台はマドリッドとバルセロナ。アルモドバル監督の独特の世界観が顕著に表れている名作です。

■ El Espíritu de la Colmena(The Spirit of the Beehive)/1973年:日本でも1999年に上映され、邦題は”ミツバチのささやき”。舞台となるのは1940年代のカスティーリャ地方内戦直後のスペイン。フランコの独裁政治が終わりを告げる数年前に制作されたこの映画には、フランコの独裁政治に対する批判的なメタファーがちりばめられているとも言われています。

■ Los lunes al sol(Mondays in the Sun)2002年:“この映画は一つの真実の物語に基づいているのではなく1000の真実の物語に元ズいています”と始まる映画。産業構造の変化についていけず大量に解雇された人たちの暮らしにスポットライトを当てたコメディドラマ。舞台はガリシア地方のVigo(ビゴ)。2003年にスペインのオスカーであるGoya賞を受賞。主演のハビエル・バルデムもGoyaの主演男優賞を受賞しました。

■ Hable Con Ella(Talk to Her)/2002年:ペドロアルモドバル氏が2度目のアカデミー賞を受賞した作品。ゴールデングローブ賞も受賞。国内外の多くの映画評論家から高い評価を受けるサスペンスドラマ

■ El Laberinto del Fauno(Pan’s Labyrinth)/2006年:邦題は”パンス・ラビリンス”。スペイン・メキシコ・アメリカ合作のダーク・ファンタジー映画。日本のマンガや特撮映画、ロボットアニメに影響を受けたといわれるギエルモ・デル・トロ監督の作品。2006年アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴヤ賞(スペインのアカデミー賞)をはじめとし67の映画賞を受賞し、その他に58の賞にノミネート。2006年のトップ10映画にも多数の批評で選ばれている作品です。

■ Los Santos Inocentes(The Holy Innocents)/1984年:スペインの”古典の名作映画”のうちの一つに挙げられる作品。
フランコの独裁政治下のスペインの田舎町(エクストラマデューラ)での厳しい現実を描いたドキュメンタリータッチの映画。

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スペイン語は書きやすい…でも紛らわしい綴りを練習するならこのアプリ!

英語と異なり、スペイン語の綴りは基本ローマ字読みなので、聞こえた音をそのままローマ字に落とすだけ。
時には外来語の音のままの綴りとして”RAE(Real Academia Espanyol、スペイン語の標準化を司る公的機関)の定める辞書に正式に登録されることもあります。
たとえば”fútbol”(英語のFootballの発音からできた綴り)や”cruasán”(フランス語のcroissantの音をそのまま綴りにしたもの)
や“güisqui”(元の綴りとは似ても似つきませんが・・Whiskyです)など。

単語の綴りは暗記するなく書くことができるので、比較的”スペイン語を書くこと”をマスターするのは他の言語に比べると優しいです。

しかしながら、”同じ発音になのに綴りが異なる単語が結構あり、音のみを頼りにして書いていると綴りを間違える場合があり”正しく書く”ためにはこれらの単語には注意が必要です。

たとえば、
Hola(あいさつ)とOla(波)

Botar(跳ねる)とVotar〔投票する)

Cocer(料理をする)とCoser(縫う)

など、数自体はそれほど多くはないので、全て暗記することもできますが、せっかくなので楽しみつつ、そして隙間時間も活用しつつゲーム感覚で”正しい綴りをマスターできる”アプリが¿CÓMO DICE QUE DIJO?(日本語にすると”何を言ったかをどう言うの?とでもなるのでしょうか・・・)

http://www.comodicequedijo.com/

同じ発音で異なる綴りが存在する単語を使用した62のフレーズから構成され、それぞれのフレーズに適した単語を2托で選んでいく仕組みです。間違えたら最初に戻ってやり直し、ただやり直すたびに出題されるフレーズの順番はことなるのでゲーム感覚で繰り返しつつ徐々に覚えていくことができます。

また間違えた場合は、次回は間違えないように二つの単語の意味が説明され違いをしっかりと学ぶことができます。自分だけの”間違えやすい単語リスト”も作成することができ、もちろん出てくる単語の中には今まで知らなかった単語もあるはず。

”正しい綴りを学びつつ、ボキャブラリーの増強にも役立つ”
一石二鳥のアプリです。

二者択一のクイズ形式で進めていくので、気軽に取り組めるので、継続にもハードルは低そう?!
設問数もすくないので、ちょっとした空き時間に繰り返しているうちにすぐにマスターできてしまうはずです。

特にDELEの受験などを視野に入れていらっしゃる方には重要な”綴り”。
このアプリでさくっとマスターしてしまいましょう♪

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年の瀬の忙しい時期のながら勉強のおともに♪2016年スペインで注目されたシンガーはこの人!

年の瀬も近づきなにかと忙しくなってくるこの時期。
なかなかスペイン語の学習にまとまった時間を取ることが難しくなる時期でもあります>-<。

忙しさにつられて、全くスペイン語に触れない期間を作ってしまうと学習を再開するモチベーションを上げるのがなかなか難しくなってしまうので、せめて隙間時間といわずとも、なにかしながら気軽にスペイン語に触れる機会を保つこと、一見語学力アップに直接つながっていないように見えても効果があったりします。

その中でも最もかんたんにできるのが”音楽を聴くこと”。
音楽だと、なにか作業をしているとき(掃除や料理など家事をしているときなんかはぴったりのタイミングかもしれませんね。)
にBGMとして使うことができ、かつスペイン語の曲はアップテンポのものが多いので気分転換にもなりますね。

スペインのメディアの情報などをもとに2016年スペインで注目、あるいは変わらぬ人気のアーティストをピックアップしてみました。
BGM選びのお役にたてますと幸いです♪

1.Alvaro Soler(アルバロ ソレール)
スペイン・バルセロナ出身のシンガーソングライター。10歳から17歳まで父親の仕事のため日本で過ごしたというめずらしい経歴を持っています。
2015年に発表したシングル”el mismo sol”がスイス・イタリアでセールスNo.1を記録。そのほかのヨーロッパの国でもヒットし
ジェニファーロペスとのコラボレーションで、新たな英語版・スペイン語版を発表しました。
日本でのブレイクも近い?これからが楽しみなスペインの若手シンガ-です。

2.Malu
マドリッド出身のシンガー。ギタリスト、パコ デ ルシアの姪にあたり、ラテングラミーをはじめとする国際的な賞に何度もノミネート・受賞されている実力派です。

3.Melendi
オビエド出身のシンガーソングライター。学生時代は世界的に有名なF1ドライバー、フェルナンド・アロンソのクラスメートでもありアロンソへのオマージュとして”Magic Alonso”という曲を作成しています。ジャンルは、ルンバのアレンジを利かせたポップ・ロックです。

4.Enrique Iglesias
マドリッド出身のシンガー。父親は「史上最も多くのレコードを売ったアーティスト」としてギネスブックにも載ったフリオ・イグレしアス。日本では西條秀樹が彼の”Bailamos”をカバーし、トヨタなどのCMソングとして使用されました。

5.Ruth Lorenzo
ムルシア出身のシンガーソングライター。2008年にイギリスのタレント番組「Xファクター」で5位となったことで有名に。2014年のユーロビジョンコンテスト2014ではスペイン代表も務めました。もともとはオペラ歌手を目指し、イギリスでブレイクした実力派アーティストです。

聞き流しているだけでも、スペイン語の音に耳を慣らすことに大いに役立つので、リスニング力アップに貢献します。
忙しいこの時期、スペイン語のアップテンポな曲とともにスペイン語力も強化しつつ、リズムカルにのりきってしまいましょう♪

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スペイン語をやめたくなった時に読む本

スペイン語のみならず、語学の習得は、その言葉を話す国でくらしていてどうしても話さないと生きていけないという切羽詰まった状況(←かつての私です)にない限り、”やめてしまいそうになる誘惑”との戦いです。

仕事が忙しいので、家に帰ってゆっくりしていたらスペイン語のレッスンの予約を忘れてしまった。
休日の予定がだいたい決まってからレッスンの予約をいれよう・・

と”いつかレッスンを受けよう”と思っているうちにその”いつか”がどんどん先に延びてしまうのは
よくあることかと思います。

先延ばし、先延ばししているうちにモチベーションもどんどん下がり…となってしまう前に、
モチベーションのリセットを行いましょう。

”モチベーションのリセット”で一番効果があるのはもちろんスペインに来ることかとは思うのですが
なかなか難しいかとは思うので、

手っ取り早くできるプチリセットは

”文法や単語など細かいことから離れ、純粋に”スペイン語を学ぶのって実は楽しいかも?”という妄想?錯覚?
をさせてくれる本に目をとおしてみること”

学習意欲が下向きのときに、細かいことにこだわってしまうとさらに下がるので(苦笑)あえて
そんなときはテキストや文法の本などは触れずに(笑)

スペイン語、スペインの魅力を満喫できるこんな本を読んでみてください

■ おいしいスペイン語


”マドリードやバルセロナで食べ歩くためのスペイン語”だそうです。
スペインの食に関するコラムも。
この本をよみつついつかスペインのバルでスペイン語でいろいろな食べ物を注文しおなかいっぱいな様子を妄想すれば
モチベーションアップ間違いなし^^

■ NHKテレビ 旅するスペイン語

今年はスペイン北部が舞台。大河ドラマに出演している平岳大さんが”北スペインの各地を訪ね、旅をしながらスペイン語を学ぶ”
という設定。スペイン語抜きにしても、楽しめそうでNHKなかなかやってくださいます(^_-)☆
番組はそれだけでも楽しめそうですが、せっかくなのでテキストも購入してみてください!(番組にはないスペインのコラムなどもあり読み物としても面白いです。)

そして少しモチベーションが上がったら、

■ スペイン語の贈り物

日本でいちばん有名なスペイン語の先生であり、NHKラジオ「スペイン語講座」の講師を務める福嶌先生の名講義を一冊にまとめた本。
過去10年間に語学講座のテキストに執筆してきたコラムを中心に構成した一冊で、スペイン語学習者の疑問に応えてくれるコラムもあります。

番外編。

直接スペイン語に関連する書籍ではありませんが、


物語 スペインの歴史―海洋帝国の黄金時代 (中公新書)

スペインの歴史をハイライト調でまとめた一冊です。この国がどのようにできたのか、文化に対する理解も深まり、さらにスペインへの興味をかきたててくれる本です。

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スペイン語オンラインレッスンの効果をさらに高める「5つの鍵」

スカイプを使ったオンラインレッスン、従来の通学スタイルの語学学校や
グループレッスンと比較すると時間の自由も聞きますし、自宅から気軽に受けられることも
特に忙しい方にとっては便利かと思います。

そんな”語学習得の心強い味方”のスカイプレッスンの効果をさらに
上げるためのちょっとしたコツをまとめてみました。

一度レッスンでぜひお試しください(^_-)☆

1.「自己紹介」は、学びたい内容に関連づける

貴重な25分、自己紹介といった前置きを省略すれば、もっとレッスン時間が確保できるじゃないか?と思われるかもしれませんが、意外とレッスンの成否に重要な役割を果たすのが”自己紹介”
特に講師にとってはレッスンの方向性を決めるのに重要な役割を持っています。
レッスンをさらに自分の目的にあったものにするためいも、自己紹介の際に自分の学びたい内容に関連したことを加えた挨拶をしてみましょう。
たとえば、スペイン留学を控えていて基本的な会話を学びたいという目的の場合には

”voy a espana para estudiar en la universidad y me gustaria aprender conversacion diaria”
(大学で勉強するためにスペインに行くので、日常会話を学びたい)
と自己紹介すれば、日常会話中心のレッスンが行われます。それぞれの目的にあわせた自己紹介をレッスンの前に行いましょう。

2.「チャットボックス」を最大限に活用する
オンラインレッスンはマンツーマンでも講師が目の前にいるというわけではないので、そのスタイルになれるのに少しコツがいる場合があります。
特に聞き取りに関しては、面と向かって話すより若干音が拾いにくくなる場合が。
そんなときは、チャットボックスを活用しましょう。聞き取りにくい音があれば焦らず
”Me puedes escribir lo que has dicho?”
(今言ったことを書いてもらえますか?)と伝え、フレーズを確認、新しい単語やフレーズであればその場で意味を調べることができます。
またチャットボックスをワードなどにコピー・ペーストすれば自分だけのオリジナルのフレーズ集の出来上がりです。

3.レッスン前後の10分で効果倍増
自宅で手軽にレッスンを受けることができるメリットを最大限に活用するため、
本来であれば”通学”にかかるだろうとされるレッスンの前後の時間を”予習・復習”にあてるように心がけてみましょう。
予習においては使用するテキストに目を通し分からない単語は調べておく、新しいフレーズがあれば文章を作ってみてレッスン中に講師に添削をしてもらう
復習はチャットボックスのメモなども活用し、新しい単語・フレーズを声に出したり書いたりしてみる。
ほんの5分から10分準備することで、レッスン中に調べ物をする時間や講師への質問が減るので本来のレッスンに集中できより効率のよいものとなります。

4.ディスカッション教材・会話のテーマは自分で選ぶ
会話力を高めるためにディスカッションやフリーの会話のレッスンを受けていらっしゃる場合、トピックや教材は自分であらかじめ選んでおきましょう。
そうすれば、自分の実生活や仕事に関連するトピックをあらかじめ用意することできます。
さらに、自分のレベルに的確にあった教材でレッスンを受けることができるメリットもあります。
自分で教材を選ぶことによって余裕を持って予習もできます。

5.レッスンの目的、やりたいことを講師に伝えレッスンの主導権を握る。
オンライン英会話の講師は専属制ではないので、毎回同じ講師はレッスンを担当するというわけではありません。
講師にとっても、初めて出会った生徒がどんな目的でレッスンを受け、どのような形でレッスンを進めてほしいかは伝えないことなしには分かりません。
レッスンが終わってから「本当は違うことがしたかったんだけどな」と思うことがないように、遠慮なく希望は講師に伝えましょう。
「せっかく進行してくれているのに、さえぎるようで失礼かな?」と遠慮する必要は全くありません。

このほかにもレッスンを重ねていくうえで”レッスンをうまく活用する方法”はたくさんあるかと思います。
いろいろと試行錯誤を重ねてレッスンを120%活用してください!

スペイン語学習挫の主犯、”動詞の活用”との付き合い方

発音はローマ字読みだし、
単語も英語の単語と似通ったものが意外と多いスペイン語。
他の言語と比べると比較的”とっつきやすい”外国語かと思います。

ただ、よくいわれるのが”文法”のややこしさ。
特に動詞に関しては活用形が多く
不規則動詞のオンパレード。
ここで躓いて、挫折なさる方が結構多いようです。

残念?!ながらこの動詞をマスターするのには、”聞くだけで話せるようになる(
この手の広告をみるたび”そんなわけない!”といつも心の中でつっこみを入れていますが)
ような近道はなく

”覚える”しかありません。

規則に従って活用する動詞はその規則性を覚えてしまえばよいだけなので比較的易しいのですが、

スペイン語で圧倒的に多いのが、不規則動詞…
不規則なのでその変化の仕方には”規則性・理屈はまったくありません”

身につける唯一の方法はごちゃごちゃ考えず(なぜこうなるか説明が必要…と思っても誰もできません)
ひたすらひとつひとつ暗記すること

”終わりが見えない”ので、”もうスペイン語を話せなくてもいい”と思ってしまいそうになりますね…

不規則動詞とうまくつきあっていくコツは
まず最初は”覚えること”を意識しすぎないこと。

あまり”すぐに覚える”ことにこだわらず
とりあえず、活用に迷ったり分からないものに遭遇したら”調べる”
最初は同じ動詞の同じ活用を何度も調べることになりますが、
調べる癖を積み重ねていくうちに、いつのまにか使えるようになっています。

”調べる”というと、辞書を引っ張り出してきて・・・
とやっぱり”めんどくさい”作業を思い浮かべてしまいがちですが、

-携帯できるハンドブック
-ウェブサイト
-スマホアプリ

など身近で手軽に使える小道具(笑)で”分からない時、迷った時は即調べる”こと習慣化する。
小道具を使えば”調べる”こと自体には一分もかかりません。

お勧め小道具をいくつか紹介させていただきますね。

‐ウェブサイト

調べたい動詞をタイプすると、それぞれの活用形が表示されて便利です。

日本語版

http://www.verbojp.com/

スペイン語版
http://www.esfacil.eu/es/verbos/conjugacion.html

http://conjugador.reverso.net/conjugacion-espanol.html

アプリ
el conjugador gratis

spanish verbs

(アンドロイドですと、Playストアで上記の単語で検索すると表示されます。おそらくIphoneでも同様かと思います。)

など、いろいろなアプリ(無料、有料ともに)があるので使いやすいものをスマートフォンにインストールしておくと
手軽に調べることができて便利です。
ちなみに私自身は、最初の一年はいつも”Conjugacion de los verbos”という小さなハンドブックを
常に携帯していました。(その当時はご丁寧に動詞の活用を教えてくれウェブサイトはなく、スマホは
まだ存在していなかったので・・・それを考えると今は本当に役立つツールが増えたと思います。

その他、気持ちに余裕ができて”動詞の活用って楽しいかも?”と思えたら(笑)

学んだ動詞のおさらいができるサイトはこちら

スペイン語にはなってしまいますが、(ただ使い方はとてもシンプルですので入門・初級レベルの方もぜひ!)

動詞の練習に役立つウェブサイト

http://www.esfacil.eu/es/verbos/practicar/tiempos.html

それぞれの動詞の活用形を書き込み”Controlar”のボタンを押すと正しい活用形が横に表示されるので
一目で間違いが(ある場合)は分かります。

クイズ形式で動詞の活用をおさらいするサイト

http://www.esfacil.eu/es/verbos/practicar/formas-aleatorias.html

表示された動詞の指定された活用形を書き込むと、正しい形式が横に表示されるようになっています。
結構レベル高め…(>-<)

レッスンでは新しい動詞の活用をとどんどん使う。
間違えるのは当たり前でそのためのレッスンですので、まずは少し覚えたと思えたら使ってください。

またレッスン以外の場所で動詞の活用を気にしすぎて、
スペイン語を話すことが楽しくなくなってしまったらそれは本末転倒なので、
究極”動詞の活用はできなくてもいいたいことは言える!”
ことも忘れずに^^
(もちろん文法的には正しくありませんが、そんなことをいっていたらいつまでたっても話せるようになりません…。
動詞の活用で悩むためにスペイン語を学んでいるのではないので、まずは会話を楽しんでください)

動詞の活用もある程度を覚えるとあとはすぐに覚えることができるようになります。
そうなってくると逆に活用を覚えるのも楽しくなってきたり!?(ならないですがね・・^^:)

スペインで暮らしてから12年たったいまでも、新しい活用形に遭遇することもありますし
ネイティブの友達でも、”あれ、これってどう活用するんだっけ?”という状況もあったりします。

”動詞の活用”とのお付き合いはスペイン語を学ぶ上では終わりのないながーいお付き合いです。
なのであせらず、へこまず、それぞれのペースで楽しくマスターしていきましょう!

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スペイン語学習、グループvs個人レッスン。向いているのはどっち?

スペイン語をマスターするための方法としては
独学、グループレッスン、マンツーマンレッスン
の3種類があるかと思います。

ちなみに、独学は文法の知識は修得することはできても、
独学のみでは会話力をつけるのは少し難しいかもしれません。

どの方法でやるのが一番効率よくスペイン語を習得できるのか、
それぞれの方法のメリット、デメリットを上げてみました。

■ グループレッスン
【メリット】
同じ目的をもった人々との交流がもてる。(モチベーションの継続)
マンツーマンレッスンに比べて受講費用が比較的安い。
受講生の間で習ったことの練習が気軽にできる。

【デメリット】
受講生間の上達のスピードにかなりの差が生じる場合がある。
一人一人の生徒が英語を話せる時間は限られるため、スピーキングの上達にはある程度の時間が必要。
時間の制約がある; レッスンの時間が決められているのでスケジュールに合わないことも。
個人的な疑問点の解決に割いてもらえる時間が限られている。

当然のことながらグループレッスンの場合、”同じグループの受講生”にかなり影響されます。
私自身はスペインの語学学校でグループレッスンから開始したのですが、
初心者でもフランス人やイタリア人などのクラスメートは数倍のスピードでスペイン語をマスターしていくので正直焦りました・・・。
でも、同時にクラスメート同士、間違えることを気にせずクラスの外で会話の練習をすることができたのはとても役に立ちました。

■ 個人レッスン
【メリット】
自分の学習ペースに合わせてレッスンを進められる
レッスン時間内に自分が話す時間が圧倒的に長いので会話の上達を早めることができる。
生徒一人一人の立場にあわせた学習上のアドバイスを受けることができる

【デメリット】
通常、授業料がグループ方式の英会話のレッスンより高い。
一人なので、モチベーションの継続が難しいと感じられる場合も。
講師の質の見極めが難しい場合がある。

私の場合は、費用がネックとなりプライベートレッスンを受けることはありませんでしたが、
とくに初心者のころは、個人レッスンを受けておけばもう少し上達も早かったかなと思っています。
(途中でついていけなくなり、初心者クラスを2回繰り返し受講しているので)

それぞれのおかれた環境などにもよりますが、
特に学習を始めたばかりのころは、もしお財布が許すのであれば^^
個人レッスンのほうが効率的にスペイン語の学習を進めていけるのかなと思います。

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スペイン旅行まで一ヶ月!”サバイバルのためのスペイン語”ならこれをおさえよう

一年もほぼ半ばにさしかかり、長期のお休みの計画を具体的にたてられる方も
いらっしゃるのではないかと、

近頃、”スペイン旅行にいくので、少しくらい話せるようになりたいのでレッスンを”
というお問い合わせを時々いただくことがあり

スペイン旅行まで一カ月、現地でもコミュニケーションのための
”サバイバルのためのスペイン語学習”のポイントを押さえてみました。
(ちなみにレベルは”初心者”を想定しています)

まず、スペインでどれくらい英語が通じるかといえば・・・
ヨーロッパの国の中では”もっとも英語が通じない国の一つ”(汗)
ではないかと思います。

ただみんな親切なので、尋ねるとスペイン語で一生けん命教えてくれようとする
でもわからない、なんだか申し訳なくなってくる・・のジレンマです。

出発まであまり時間がない、でも少しでもなんとかしたい!というのであれば
まず”話すこと”はあきらめましょう。

”指さしスペイン語”など、お手軽価格でかなりのフレーズを網羅している
”通訳替わりになってくれる”強力な助っ人は比較的簡単に見つかります。

たとえば

スペイン語 (ひとり歩きの会話集)

旅の指さし会話帳12スペイン第四版 (旅の指さし会話帳シリーズ)

一番の問題が・・(当たり前といえば当たり前なのですが)
上記の物を使って”尋ねられたいことを尋ねることができたとしても
帰ってくるのはスペイン語での回答です。

なので旅行までの期間、
あまり時間がないのであれば
できるだけたくさンスペイン語を聞いて”リスニング力”を
強化しておくことをお勧めします。
(リスニングの訓練は究極”ながら”でもすることが可能なので
隙間時間を大いに活用してください^^

何冊かリスニング強化に役立つであろうCDつきの
スペインのスペイン語で収録されている
テキストを紹介しておきますね。

スペイン語リスニング CD付

ステップ30 1か月速習スペイン語 (CDブック)

CDレッスン 驚くほど身につくスペイン語

余力があれば、
数字を覚える、聞き取れるようにしておく。

飛行機や電車の発車時刻のアナウンス、住所、値段・・・、
旅をしていると普段よりもいろいろな場面で数字
を確認しなければならない状況に遭遇します。
最低限数字だけでも理解することができていれば、
旅もかなりスムーズになるかと思います。
とりあえず一から100までマスターを目指しましょう。
(そのあとは基本的には数字の組み合わせの場合がほとんどです)

じゃあ、会話なんて勉強する必要ないと思われるかもしれませんが・・・
きっと旅行から戻ったら、スペインが大好きになって
次の旅行では少しくらい話せるようになりたい!と思うこと間違いなしですので、ご心配なく^_-☆

スペイン人講師とオンラインでマンツーマンレッスン♪

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スペイン語学習のブランクの埋めたいときにするべきこと”独断と偏見”による3つのお勧め法

”スペイン語をマスターしたい”と張り切ってレッスンを始めてみたものの
日々の忙しさにつられ”明日こそは!”と思っていると一カ月、2カ月がたち・・・・。
いつのまにかフェードアウト…。
でもやっぱりもう一度チャレンジしてみたい!
そう思い立ったなら、
少しづつこんな風にウォーミングアップしてモチベーションアップはどうでしょう?

■なぜスペイン語を勉強しようとおもったか、のきっかけを思い出してみる。

こんなマイナー(実はグローバルにみれば英語、中国語の次に話されている言語なのですが、なぜか
日本ではかなりマイナー扱いされている感が・・)な言語を”学ぼう!”と思い立ち
レッスンを始めるまでに至ったからにはなにか強い!?動機があったはず。
そして”やっぱりまた始めたい”と思っているということは”スペイン語を学ぶことは実は大好きなはず(笑)

まずは”自分はなぜスペイン語を学ぼうと思ったんだろう”と思いだしてみる。
サッカー、食べ物、音楽・・しばらくどっぷり大好きな”スペインのもの”にひたってみると
”やっぱりスペイン語はあきらめきれない!”と思えるようになるはずです^_-☆

■ かんたんで楽しめる、少し自分のかつてのレベルより低めの教材に触れてみる

以前、紹介させていただいたゲーム感覚で楽しめるアプリ”Duolingo“や
テキストであれば”文字が大きい””絵が多い””CDつき”
など”気軽にできそう”で”自分の今のレベルより下のもの”から始める。
(→”自分って結構できる!”と思えてやっぱりやろう!という気になれるので)

いくつか、お役に立つかもしれないテキストを紹介させていただきますね。

ゼロから始める 書き込み式スペイン語BOOK

”手を動かすこと”は言語をマスターすることにおいてはとても大切だったりします。
CDつきなので聞いたことを書く、の繰り返しですこしつづ
スペイン語がもどってくることが実感できるはずです。
(初心者の方の独学用にもぴったりです。)
テキストの”文字が大きい”のも、とっつきやすくてよいです。

スペイン語のしくみ《新版》
日本語でスペイン語の”しくみ”を理解できる”スペイン語入門書”
文法の細かい規則などでつまずいてしまった方は読んでみると断片的な知識が整理されて
”あーそういうことだったのか”と新たな発見があるはず。
何事も”全体像”がみえると細かい部分の応用や把握もしやすくなりますね^^

はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)
何度が紹介させていただいているスペイン語の入門書
従来のテキストとは異なる新書版で 丁寧に、スペイン語文法の”なぜ?”を解説してくれている レッスンの補助としてもぴったりの一冊です

やさしく読めるスペイン語の昔話
スペインやスペイン語圏中南米に伝わる昔話を集めた本。
スペイン語と日本語訳が対になっています。
(まずは日本語でスペイン語圏の昔話を楽しむのも良いかも?!)
ページ下には単語や表現の解説があり、楽しめてかつ使い勝手の良い
教材です。

■スペイン語関連のテキストやグッズに散在投資する。

これは個人的な持論でもあるのですが、”無料で語学を身につけよう”というのはよほどせっぱつまっているか、
意思の強い人でないとできない気がします。
(タダでてにいれたものって、よっぽど思い入れがないとないがしろにしてしまいがち・・は身に覚えのある方もいらっしゃるのでは・・・)

レッスンやテキストに費やすものは”消費’ではなくて自分の身になる”投資”スキルアップとして必ず戻ってきます^^

まずはテキストを大量に買い込む、
辞書を買う。(できれば電子辞書)

自分にとって少しつぎ込みすぎたかな、と感じられるくらいの額の
”スペイン語マスターグッズ”をそろえます。

レッスンを止めたくなったとき”あーでもあんなに高いテキストかってしまったし、
もったいないからもうちょっとがんばろう”と、
あまり前向きとは言えませんが(笑)続けるきっかけはくれるのではないかと。
(実際スペイン語のテキストを日本で購入すると結構高いですし^^;使わないと
もったいないですよね・・・)

ちなみに少し高価ではありますが、電子辞書を購入というのもかなりお勧めです。
スペイン語をマスターしていくうえで、遅かれ早かれ必要となってきますし、
本気で身につけたいと思うなら”今は必要ない”と思わず
購入してください。学習がスピードアップすることは保証します!

ちなみに私はこちらをつかっておりました(旧バージョンですが)

カシオEXワード。

(肌身離さず持ち歩いていてある日コーヒーをこぼしてしまい即死(涙)。
即効で日本から同じものを送ってもらった苦い記憶が・・。)

モチベーションを維持するため、効率的に学習をすすめるためにも、
今度こそは絶対マスターしてやる!の決意として’投資”をお勧めします。

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